L'Arc~en~Cielとは、日本のバンドである。所属プロダクションはMAVERICK(マーヴェリック)、レコード会社はKi/oon Music(キューンミュージック)。
メンバー
- hyde(ハイド) Vocal, Chorus, Guitar
- ken(ケン) Guitar, Chorus
- tetsuya(テツヤ) Bass, Chorus (リーダー) ※2009年11月までの名義は「tetsu」
- yukihiro(ユキヒロ) Drums ※ラルク以前はZi:Kill,DIE IN CRIESのドラムとして活動。
元メンバー
- hiro(ヒロ) 初代G 1992年6月12日に脱退
- pero(ペロ) 初代Dr 1992年12月30日の大阪ミューズホールでのライブをもって脱退
- sakura(サクラ) 2代目Dr 1997年2月24日に覚醒剤取締法違反で逮捕後、同年11月4日に正式脱退
(脱退理由は音楽性の違いとなっている。)
概要
リーダーのtetsuyaを中心に1991年に結成し、アルバム『DUNE』でインディーズデビュー(それ以前にも限定リリースの作品があったが、公式リリースとしてはこれが初)。その後ビデオシングル『眠りによせて』でメジャーデビュー。
ちなみに、キューンレコードを選んだ理由は、当時tetsuyaがバイトしていたCDショップに来ていた担当者を気に入ったからだという話がある。
メジャーにフィールドを移し、運営もバンド外で行う事が増える中、メジャー初のライブツアーでチケットが余るという事態が発生してしまう(バンドの人気とプロモーション具合に見合った会場を押さえないとチケットが余る。大きな会場を押さえればいいというものではない)。その経験以降、会場決めやプロモーションなど、バンド運営の多くを自分たちも参加するスタイルにしたという。
以降順調な活動を行い、バンドも上り調子となる中、ドラムのsakuraが逮捕される事態が発生、活動が全て白紙状態となる。その後リフレッシュと曲作りの為渡英。そこで同じ事務所に所属していたyukihiroがセッションに参加し、後に正式メンバーとして加わる。そして復活後、バンドは商業的にも爆発的な人気を得る。
2001年頃から、メンバーがソロ活動を活発に行うようになり、実質的な活動休止状態となる。それまでの活動が派手だったためか、バンド活動の沈静化により一部では解散説も囁かれる様になる。
そんな中、2003年に国立代々木競技場でライブ「Shibuya Seven days 2003」を開催。最終日には2004年3月のアルバム発売と、ツアー開催を発表して解散説を一蹴。
現在は、バンド活動とソロ活動を交互に行うスタイルになっている。
2011年にはバンド結成20周年を迎え、更に活動が活発化。元旦に開催された年明けライブ「20th L'Anniversary Starting Live "L'A HAPPY NEW YEAR!"」を皮切りに、20周年記念イヤーがスタートした。
20th記念ライブ、国内ツアーを経て、2012年3月よりラルク史上最大規模となるワールドツアーを決行。日本人初単独公演となるMadison Square Gardenでのライブ、更に追加公演として行われた国立競技場(バンド初の快挙&史上4組目)でのライブが成功するなど、まさに記念イヤーと呼ぶにふさわしい1年となった。
音楽性
ポップな曲からハードロック、バラード、打ち込みを多用した楽曲などジャンルに囚われない曲作りが特徴。全員が個々に作詞作曲を行い、今なお様々な楽曲を生み出している。
作曲数に関してはkenが圧倒的であり、次点でhydeとtetsuya、そしてyukihiroとなっている。作詞は基本的にhydeが行っているが、アルバム曲については他メンバーが作詞を行うことがある。
各メンバー曲の傾向
- hyde
- 基本的にロック色が強いが、驚くほど実験的な曲を作ることがある。ほとんどの楽曲の作詞を担当しており、特に初期~中期にかけての詞は"比喩に比喩を重ねた"とも評される程。近年、アニメ等のタイアップが来た際は監督・制作側へ出向くなどして歌詞を書いている。
- ken
- 様々なジャンルの曲を作っているが、哀愁・切なさが漂う暗い曲などに定評がある。実は最も作曲数が多く、いわばラルクの世界観を作ってきた中心人物ともいえる。作詞数は少ないが、知的さを垣間見れるような詞となっている。
- tetsuya
- ラルクのメロディーメーカー。かなりポップ色が強いが、疾走感溢れる楽曲、美メロのバラードに定評がある。たまに暗く退廃的な曲を作ることも。少ないながらに作詞も行う。メッセージ性の強い歌詞が特徴。
- yukihiro
- ラルクの打ち込み番長。打ち込みを多用したハードな曲が多い。主にリミックスを担当しているが、それらを除くと実は曲数が物凄く少なく、本当に数えられるほどしかない。稀に作詞もする。
ディスコグラフィー
最新作
12th album 「BUTTERFLY」 |
発売日 | 2012年2月8日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
41st single 「Don’t be Afraid」 |
発売日 | 2016年12月21日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
LIVE DVD 「25th L'Anniversary 」 |
発売日 | 2018年05月30日 |
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定価 | BD初回生産盤:10,800円 BD初回仕様限定盤:9,504円 DVD初回仕様限定盤:8,208円 |
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収録内容 | ||
2017年4月8〜9日に東京ドームにて開催した結成25周年記念ライヴ「25th L'Anniversary LIVE」をパッケージ化。 単独公演としては約1年7カ月ぶり、13回目の東京ドーム公演となり、60万におよぶチケットの申し込みが殺到したプレミアムなライヴ。 |
シングル
オリジナルアルバム
1st album 「DUNE」 |
発売日 | 1993年4月10日(初回) 1993年4月27日(通常) 2004年4月21日(10th) | |
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収録曲 | (初回=1~9 通常=1~10 10th=1~13) | 作詞 / 作曲 | |
2nd album 「Tierra」 |
発売日 | 1994年7月14日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
3rd album 「heavenly」 |
発売日 | 1995年9月01日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
4th album 「True」 |
発売日 | 1996年12月12日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
5th album 「HEART」 |
発売日 | 1998年2月25日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
6th album 「ark」 |
発売日 | 1999年7月1日 2008年11月26日(15th) | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
7th album 「ray」 |
発売日 | 1999年7月1日 2008年11月26日(15th) | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
8th album 「REAL」 |
発売日 | 2000年8月30日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
9th album 「SMILE」 |
発売日 | 2004年3月31日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
10th album 「AWAKE」 |
発売日 | 2005年6月22日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
11th album 「KISS」 |
発売日 | 2007年11月21日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
12th album 「BUTTERFLY」 |
発売日 | 2012年2月8日 | |
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収録曲 | 作詞 / 作曲 | ||
ベスト・リミックスアルバム
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関連商品
関連動画
関連生放送
2011年6月26日~27日、ニコ生にてL'Arc~en~Ciel20周年記念24時間特番「Nico Nico L'Arc Station」が行われた。ラルクとしてはこれがニコ生初登場である。(※hydeはVAMPSとして出演済み)
メンバーが出演する27日19時まで、全アルバム曲(「予感」「夜想花」、カップリング・リミックス除く)を2周分、PVやライブDVD「TOUR 2008 L'7-TRANS ASIA VIA PARIS-」の映像を流すというものだったにも関わらず、ニコ生の音楽アーティスト番組史上最多記録となる総来場者数90万人、総コメント数約300万という記録を打ち立て、大盛況のうちに幕を閉じた。
一方、1周目で「虹」が流れた際、「1997 REINCARNATION」のライブ映像が流れるも、最初から音ずれ&曲後半からスタートするという事態が発生。再度映像を流すも音ズレが直っただけで映像は後半から流れ、直後に運営側から謝罪コメントが出された。(2周目はPVを放映)
関連コミュニティ
関連項目
- ニコニコ大百科に記事がある楽曲(独立した楽曲の記事になっているもののみ)
- P'UNK~EN~CIEL
- 激突トマラルク
- FLYING~L'Arc~ATTACK
- OH! DAIBA TO BLUE
- MAVERICK DC GROUP
- ミュージシャン一覧
関連リンク
- L'Arc~en~Ciel Official Web Site(日・英・中・韓)
- Larcom.net(レーベルサイト)
- MAVERICK DC GROUP(事務所サイト)
- L'Arc~en~Ciel 公式twitter
- L'Arc~en~Ciel 公式Facebook
- L'Arc~en~Ciel 公式Myspace
- L'Arc~en~Ciel - wikipedia
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