Z団とは、ナック制作のアニメ『透明少年探偵アキラ』に登場する架空の団体である。
キサマナニヲミニキタ、ココヲゼットダンノキジトシッテノコトカ
100年後の日本、いや。透明少年探偵アキラの世界で活躍する犯罪集団。アニメには団長と下っ端数人が登場している。肉食の怪奇鳥が生息する奇怪岬にある山荘風の建物がアジト。近寄る車は消える魔球に似た罠によって捕まえられ、その後レーザー光線の餌食か鳥葬(ナックバージョン)にされてしまう、まさに絶対防御である。
上野の国立博物館に展示中であった名画「モナリザの微笑」を本物の田中総理に変装して盗り、日本政府に1,000億円を要求するところを見る限り、かなりのワルであることが、わかるだろう?
次の3つを見てもらえれば、Z団の完全犯罪っぷりがわかるんだ。お願いだから、ネネ、いいだろう?
- 物語は田中総理が上野の国立博物館に「モナリザの微笑(以下モナリザ)」を見物しにくるところから始まる。
「何回見てもモナリザは、まさに傑作DA☆Y」 - しかしこの田中総理、実はZ団団長の変装である。鬼刑事と呼ばれていた男でさえ見破れない程レベルの高い変装であり、突如ガスマスクを装備してもすこししか違和感を感じさせないほど完璧であった。
「おや?どうしたんだろう?(無能)」 - そして館内に催眠ガス的な物をまき散らし、抵抗してきた警備員1人を銃殺、地球の科学の500年は進んでいるであろう全自動の機械(絵画専用)を駆使してモナリザを奪取。多数の税関警官達が見ている中、空を飛ぶ車に乗って高笑いと共に華麗に逃走。同時に視聴者には「アキラって悪い奴だなー」という誤解をさせる演出までする周到さである。
「アキラって悪い奴だなー」
「なんで総理大臣に変装してバレないの?」とか「鬼刑事(笑)が警備してるからだろww」などのツッコミはあるが、これだけ大胆な犯罪を真っ昼間に行ったのである。犯罪組織としては同じ探偵アニメに登場する黒っぽい組織に匹敵する程であることが推測できる。
また、犯行の際に団長命令である「とれ!」を数段活用したことでも有名。こういう娯楽に全力をつくすのが我々Z団だ。
- 撮る (カメラでモナリザを撮る)
- 取る (便所のスッポンのようなもので切断したガラスを取る)
- 盗る (モナリザを盗る)
- 取る (団長がマスクを取る)
- 取る (鬼刑事(笑)がアキラからモナリザを受け取る)
- 捕る (団長を捕る)
しかし、現場に鳥の羽根を落としてしまった事が原因でアキラにアジトの場所がバレてしまう。その羽根が奇怪岬にしか生息していない怪奇鳥の羽根だった事も、アキラの推理(猿でもわかる)を助けてしまった。その後、車でアジトに向かってきたアキラを前述の消える魔球の罠で捕獲、Z団式の答える時間を与えない拷問にかけた後で鳥葬(ナックバージョン)にしようとした。
この時の拷問のやりとりが非常にキチガイじみており、Z団側は最初からヤる気満々である。
団長「キサマナニヲシニキタ、ココヲゼットダンノキチトシッテノコトカ。ナニヲシニキタ、ヨーシ、コタエラレナイノナラコタエサセテヤル!」(答えさせる時間なし)
アキラ「・・・・・・(答える時間くらいくれよ・・・)」
この時、罪無き鶏がレーザー光線の犠牲になる。鶏、お許しください!
団長「いよし、ヤれい!」
アキラのアレに向けてレーザー光線。団長のドSが覚醒する。
団長「早く発情しろ♪」
余談だがチャージマン研!本編でも行ったナック式鳥葬のシーンであるが、アキラがボルガ式で落下した際の落下距離をかわいそうなおともだちが計算してみたところ、100メートルくらい落下しているようだ。アキラは「うw」ですんだが普通は落下地点で死んでしまう。
そして、透明となる事で鳥葬の危機を脱したアキラ(全裸)にアジトに侵入され、激闘の末に団長はアキラ(全裸)に捕まる事となった。この時団長が2回も拳銃を向けられて人質にされたり(しかも同じセリフで)、全裸のアキラを不思議光線で見破ったりなど、かなりカオスな戦いとなっている。
アキラに捕まり、応援に来た警察に手錠をかけられ(ほとんど手錠の意味無し)Z団も一巻の終わりかと思われたが、突如襲撃してきた飛行機のミサイル攻撃によって隙を作る事に成功。靴から出るジェット噴射で上空に舞い上がり、悪役らしい比較的かっこいいセリフと共に団長は逃走。しかし1人EXILEと呼ばれる謎の演出が全てを台無しにしてしまう。腹筋崩壊注意。
団員紹介
- Z団団長
- その名の通りZ団の団長。本名不明。黒い肌や言動などがどうみても人間に見えない。ドS。
本物の田中総理に変装していたのも彼。この変装は特殊能力などではなく普通にマスクである。しかし、声までそっくりだったのでその辺は特殊能力かもしれない。イスに座った状態から「ばー!」のかけ声で数メートルジャンプしたり、靴底からのジェット噴射で空を飛んだり(普通はバランスを崩す)など、運動神経も非常に優れている。また、拷問をする際には相手に答える隙を3秒も与えずに質問タイム終了。そしてあそこに向けてレーザー光線。理不尽にも程がある。
部下から信頼されているようで、主人公に拳銃を突きつけられた際には皆が大人しく銃を捨てていた。意外と人望があるようだ。最後は逮捕されたが、ミサイル攻撃と無意味な手錠のおかげで逃走に成功した。
得意技は敵を見破る光線(透明人間限定)と1人EXILEE。1人EXILEは特に必見。どちらも状況が相まって視聴者の腹筋を破壊する威力がある。 - 団員1(ナイフ使い)
- Z団の団員の1人。本名不明。というかこの先団員しかでてきません。
透明人間状態のアキラに投げナイフを命中させた凄腕のナイフ使い。白目でケツAGO。透明となっている人間にナイフをヒットさせたのだから、相当な実力を持っていると見て間違いは無いだろう。
掲示板のかわいそうなお友達からの情報によれば、この人は盲目という設定のようだ。それが本当なら目が見えない状態で透明人間に投げナイフを当てた事になる。どこかの宇宙人や自称1000万馬力のキチロボより強いんじゃないかこの人。 - 団員2(慌てているアッー!)
- Z団が日本政府に1,000億円を要求してきたというニュースを見て「慌てているアッー!」と叫んだ。MADではかなりの人気と汎用性を誇る。字幕の際にはひらがなで「あわてているアッー!」でもおk。
- 団員3(リンゴのお兄さん)
- リンゴが空中で食べられるように消え(正確には消えるように食べられだが)、その芯が自分に向けて飛んできた時に「リ、リ、リンゴが・・・、リ、リ、リ、リ、リ・・・」と慌てていた。慌てているアッー!
その後、団長に透明人間出現を報告したのもおそらくこの人だと思われる。 - 団員4(透明人間超速理解男)
- リンゴが空中に浮かんでいるのを見て「透明人間だ!」と超速で理解した凄い人。Z団の頭脳かも知れない。
- 団員5(アキラにナイフ投げられた人)
- アキラにナイフを投げられ「いやぁん!」という叫び声を上げた団員。頭頂部の髪が無くなってしまった。MADでは妙に出番が多い。
- 団員6(アキラに目つぶしされた人)
- Z団団員とアキラの戦闘中にアキラに目つぶし(砂かけとかではなくリアルな意味で)をされた人。この目つぶしシーンでナック特有の暴力描写が発揮されてしまっているので、両目が潰れるシーンが妙にリアルに描写されている。アキラのかけ声「キエエエエエエエエ!!」と相まって凄まじくカオス。グロ注意。南無三。
- 特徴無き団員たち
- マシンガンや拳銃を装備してアキラと戦ったが、悉く倒されてしまった。なぜか戦闘終盤では銃器を使わず素手で飛びかかっている。弾切れだろうか?団長がアキラの人質となった時には大人しく銃を捨てる団長思いの優しい人たちでもある。
関連動画
なお、団員紹介のところで少々触れたが、チャージマン研!のMADに出演することが最近多くなっている。中でも「きちれこ!」シリーズには団長が準レギュラーキャラになっていたり、Z団という名の団活らしきものが存在するほどである。だがその他一切の事はわかりません!
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