ブイズとは、ポケットモンスターにおいて ①.イーブイとその進化系の通称、または②.その総称 の事である。
ブイズの基礎知識
種族名 | 姿 | タイプ | 初登場作品 |
---|---|---|---|
イーブイ | ノーマル | 赤・緑(第1世代・GB) | |
シャワーズ | みず | ||
サンダース | でんき | ||
ブースター | ほのお | ||
エーフィ | エスパー | 金・銀(第2世代・GB) | |
ブラッキー | あく | ||
リーフィア | くさ | ダイアモンド・パール(第4世代・DS) | |
グレイシア | こおり | ||
ニンフィア | フェアリー | X・Y(第6世代・3DS) |
イーブイとその進化系→イーブイズ→省略してブイズ。あの増田順一氏も普通に使う、公式認定(?)の略称である。ちなみに英語圏でも“eeveelution(eevee+evolution)”という呼び名で定着している。
その容姿から老若男女問わず人気が高く、また熱烈なファンを持つ。グッズ等の販売はもちろんの事、公式で『ピカチュウとイーブイフレンズ』というブイズ主役の短編映画が作られたり、ブイズ限定でのバトル大会が催されたりもしている。
イーブイはいちポケモンからの分岐進化としては、現時点では最も多い8つもの進化先を持つ。さすがは『しんかポケモン』。・・・あれ?メガシンカは? これから先もポケモンが続いていく限り、新たな進化先が追加されていく・・・はずである。されて欲しい。して下s(ry
ちなみに分岐進化の進化条件を複数同時に満たした場合には、その優先順位は
①.リーフィアorグレイシア、②.ニンフィア、③.エーフィorブラッキー
の順となる。
偶数世代毎に新たな進化先が追加されてきた。また攻撃技の依存するステータスが、技毎にではなくタイプ毎に『こうげき』『とくこう』に分かれていた第3世代以前の『とくこう』依存タイプに進化してきた。
第4世代までは2種類ずつ追加されてきたのだが、第6世代では1種類のみ(フェアリーのニンフィア)。フェアリーは第6世代で初登場のタイプだったが、もし第3世代以前に存在していたとしたら『とくこう』依存タイプだった、という事なのであろう(?)。
ちなみに余談ではあるが、第6世代で既存ポケモンの新たな進化系が追加されたのは、唯一イーブイ(ニンフィア)だけである。
第5世代において、公式ファンクラブ『ポケモンだいすきクラブ』で催された企画『ポケモンラビリンス~真夏の大調査団~』への参加者全員プレゼントとして夢特性(隠れ特性)のイーブイ♂の進化系が解禁され、その後PDWの期間限定のポケモンカフェから行ける特別な“ゆめしま”『ポケモンカフェの森』にて夢特性のイーブイ♀も解禁された。BW2では本編でもクリア後に1個体だけ入手する事が出来る(♂)。
第6世代において夢特性はフレンドサファリにて解禁され、普通の野生と同じ様に(性別による大きな偏りはあるが)♂♀共に出現する。第6世代以降は♂×メタモンによる孵化でも夢特性が遺伝する様になった為に厳選難易度は下がり、また♀からはボールが遺伝する様になった為に厳選の幅は拡がった。
イーブイには第3世代で通常特性『にげあし』が当てられ、第4世代では第2特性『てきおうりょく』が、第5世代では夢特性『きけんよち』が追加された。・・・のだが、その進化先には通常特性1種と夢特性、2種類の特性しか与えられていない。その為、進化先への第2特性の追加が心待ちにされている。
第8世代では新タイプの登場こそないものの、新システム「ダイマックス」のうち「キョダイマックス」が可能なイーブイが前作「Let's GO イーブイ」のプレイヤーに配布された。
対戦におけるブイズ
ブイズは進化前のイーブイを除き、種族値が全て130・110・95・65・65・60(合計525)を入れ替えたものになっている(=必ず何かに特化した能力を持つ)。頼むからシャワーズ、サンダース、エーフィのこうげき(65)⇔ぼうぎょ(60)を入れ替えて下さいお願いしm(ry
ブイズの特長の1つとして、その補助技の多彩さが挙げられる。その反面攻撃技のラインナップは本当に貧相で、その貧相さたるやめざパがサブウェポンの第1候補として挙がってしまう程。現時点ではメガシンカもなく、他のポケモンとの殴り合いでは火力や範囲で劣ってしまう事がほとんどな為、その多彩な補助技をいかに活かすかがブイズを使いこなすキーとなる。
性別比率が7:1(87.5%:12.5%)、孵化歩数が8960歩(ドラゴン系統等に続き2番目に多い)、その上前述した理由によりめざパを粘る必要性も高いetc・・・厳選が大変なポケモンの代名詞的な存在である。更に進化系それぞれに似合ったオシャボにしたい、なんて思ってしまったら・・・
最後に
ブイズのみでパーティを組む“ブイズパ”、そのブイズパを使う“ブイズ使い”も少なくない。そしてそれがいわゆる“ブイオナ”等と罵られ嫌われてしまう事も決して少なくはなく、本当に悲しい限りではある。・・・が、レーティングバトル・シングルにおいてレート2000を達成したり、ダブルにおいて毎シーズンレート1800に乗せる凄腕ブイズ使いが現実に存在するのも確か。ブイオナ?弱い?言いたいヤツには言わせておけ。厳しい戦いになる事は安易に想像されるが、興味がある方には臆する事なく堂々とブイズパを使って頂きたい。
ポケモンGOでは
ポケモンGOではイーブイ自体の出現頻度が高く、図鑑埋めには困らない部類。それぞれの進化もアメ25個と割と少ないが、進化方法はそれぞれの個体によって異なる。
第1世代のシャワーズ、サンダース、ブースターの3匹はアメ25個でランダムに進化する。第2世代のエーフィ、ブラッキーはイーブイを相棒に設定したのち10km歩き、さらにアメ25個で朝、昼もしくは夜の時間帯に進化させることでどちらかになる。いずれもローコストで強化も容易なためジムバトルにも早期に投入しやすいが、CP2500以上の高性能な面子には力負けしやすいのがネック。それでも弱点となるタイプを突いていけばジムやレイドバトルにも重宝することに変わりはない。
なお、現時点で出現している5匹は1回目のみ名前を特定のものに変更することで必ず狙った進化がさせられる。対応する名前は以下の通り。
- シャワーズ→「ミズキ」or「Rainer」
- サンダース→「ライゾウ」or「Sparky」
- ブースター→「アツシ」or「Pyro」
- エーフィ→「サクラ」or「Sakura」
- ブラッキー→「タマオ」or「Tamao」
これらの元ネタは、第1世代の3匹がアニポケに登場したイーブイ3兄弟のトレーナーの名前。第2世代がこちらもゲーム、アニポケ両方に登場した、エンジュシティにいるイーブイ舞妓5姉妹のトレーナーの名前からとられている。
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関連項目
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