ニコニコ大百科

>>60
少なくともリッテンハイム派は絶対「怪しい」とか「内通者」とか言って糾弾するだろうな。そして貴族連合が劣勢になってきたら周りの貴族どもも信じだすだろうし、そうなったらブラウンシュヴァイク公個人の気持ちがどうあれ、処断するしかなくなる。

まあ、実際怪しいしな。オーディン封鎖後、「お前の忠誠心を果たすがよい、と通行許可をもらいました」なんていって帰ってきたら。
アンスバッハでも信じるかどうか。

フジリュー版だとこいつもこいつで貴族たちに振り回されそう。

まがりなりにも大軍を率いて実戦に出て勝利してる経験もあるし、総大将としてピンポイントでメルカッツと言うその時点で最高の人選をしてるし（恐らくこれは結果オーライだが）、自分の作戦案をメルカッツに否定された時も若干ムカつきつつ素直に修正案を受け入れてるし、まあ感情の制御さえ出来てればまるっきり無能では無かったんだろう
リッテンハイムよりはマシ、と言うレベルだが

一応言っとくとそのメルカッツを選んだ（推薦した）のはリッテンハイムでござる

袁紹かな

>>45
それはナチスの収容所であったでしょ

>>65
ブラウンシュバイク公爵が自分で積極的に選んだ訳でないのは分かってるぞい。だから結果オーライ、と付け加えたのだ

>>68
いや、リッテンハイムが人選したのにそれをネタにリッテンハイムよりはマシって言われるリッテンハイムがちょっと可哀想でな、すまんｗｗ

>>69
まあそれは確かにそうだなｗ
まあホントにダメならどこまでも公爵である自分が総大将、とゴネたりしてただろう、って程度の意味合いさ

しかし自分で書いてから思ったけど貴族連合の総大将ってメルカッツよりミュッケンベルガーを担いだ方がよりベターだったかもな
あの家柄・経歴・風格なら勝手しようとする貴族達を御しやすかっただろうし、メルカッツやファーレンハイトとも特に軋轢なく能力を生かせたんじゃなかろうか
ミュッケンベルガーを総大将にして勝利されると戦後にブラウンシュバイクやリッテンハイムを越える勢力を持ってしまうのを警戒されて人選から漏れたのかなー、と何となく思ってるが

ミュッケンベルガーは内戦開始時点では無理だと思う。退役時に袖にされたのを当の両名が忘れてる
とは思えないし、忘れる度量があっても当人は受けないだろうし。家格も次男とは言え高いから、
一族に危害を加えると言う脅しも難しそう。

ただ、なった場合はメルカッツの消極策を支持して他は一喝で抑えるだろうから、「威厳がある
だけ」と評したラインハルトには思わぬしっぺ返しが待っていたかもしれない。

ミュッケンベルガーが門閥貴族両名を退役時に袖にしたのはOVAだけのことで、原作ではラインハルトが宇宙艦隊司令長官になった結果そのまま出てこなくなった感じ。
ただ、メルカッツはもともと中立志向のところを強引に総司令官にされた立場なんで、ミュッケンベルガーが総司令官になった場合はメルカッツは貴族連合には参加しないことになる。

むしろ問題はミュッケンベルガーの階級だと思う。
爵位はともかく軍人としてはブラウンシュヴァイク公と同格、それもミュッケンのが先任だから、一応は軍組織の体裁を取る貴族連合軍ではあまり上手に出れないし、もし当人がその気になればブラウンシュヴァイク、リッテンハイムに次ぐ「職業軍人によるミュッケンベルガー閥」が軍権を掌握して手を出せなくなりかねない。
ひるがえってメルカッツはといえば、階級は前年に上級大将に昇進したばかりで、原作では階級が出ないリッテンハイムでもたぶん最低でも先任順で上。しかも能力には定評があるが偏屈というか閥を作らないタイプで、門閥貴族にとって扱いやすい指揮官ってことになる。

戦中戦後の政治的思惑もあるし、第4次ティアマト会戦でフレーゲルと（疲れてたのもあってちょっと感情的に）やりあってるから溝があるのかも。＜ミュッケンベルガー
そもそもラインハルトへの手土産に首切られた（本人がどうとらえてるかはわからんが）とはいえ、自発的に参加してこない限り立場的にはリヒテンラーデ派とみられるだろうし。

今週のYJ版でのブラウンシュヴァイク公の顔面崩壊っぷりは凄かったな。
帝国最大の権門の当主としては、「平民による貴族殺し」を、こうも散々目の前で見せられると、SAN値直葬状態にもなるか。

まあ、そのクライマックスはもうちょい先だけどな。

でもフレーゲルは「こんなこともあろうかと」的に対応策を用意してたんだよなあ。
相対的に、無策でやられるブラウンシュヴァイクの株が下がりまくりというか
今までの大物の風格は「堂々たるだけだ」だったのかなって。

ただ、それでブラウンシュバイクとフレーゲルが対立してもおかしくないかも。

フジリュー版だと、旗艦ベルリンが被弾した時に一人娘のエリザベートが死んだから、「メルカッツ、何故もっと早く救援に来なかった！！？」の台詞に、「一人娘を殺された親なら、あのくらい取り乱して当然だろ」という雰囲気ができてしまったな。
そこに原作同様にメルカッツの「ブラウンシュヴァイク公は病人なのだ」の台詞が入っているが、どこか場違いな印象を受けた。

エリザベートの死は貴族連合軍全体にとっても、「『暗君エルウィン＝ヨーゼフ2世に替わって、帝位に就くべきお方』という旗印を失った」という意味で、士気と戦意に関わる大損失。

とは言っても、あそこで死んだのは、エリザベートにとっては幸福だったかも。

原作や旧OVAでは、貴族連合軍壊滅後にエリザベートやサビーネがどうなったかは一切説明されてないが、生きていても「皇帝エルウィン＝ヨーゼフ2世に弓引いた逆賊の娘」として、良くて父と同様に毒杯を干しての自決を強いられる。
下手したら下賎な兵士の慰み者にされて殺されるような、凄惨な未来しか待ってないだろうし。

ラインハルトの性格的に、後者は絶対無いだろうから前者じゃないかな。オーベルシュタインもゴールデンバウム王朝は憎くても、わざわざ慰み者とかにする必要性は感じないだろうし。
むしろ、「そんなことをして何の意味のがあるのか？」って真顔で質問して、その気になっている連中をゲンナリさせそうだし。

略奪も暴行も死刑だからな

……もっとも、リヒテンラーデ一族の例にならうなら女子供は辺境へ流刑（一応娘たちは皇帝を名乗るみたいな表舞台には立ってないし）だけど、流刑地で何が起きるかまではラインハルトも気にしなそうだが。
エルフリーデの動向も把握してなかったし。

やるのはラインハルトじゃなくて、貴族軍の下級兵士じゃね？
勝敗がほぼ決したときに下級兵士が軍艦内で反乱を起こして
貴族出身の上官をリンチにかけたとかって描写があっただろ
その状況で貴族の女性がいたら、まあそうなるだろうなあ

>>78
あの「病人なのだ」は精神的な話じゃなくていわゆる「貴族病」ってことを指してるんじゃないか？
ブラウンシュヴァイク公は何百年も続いた帝国貴族の特権という病に侵されていた

しかし漫画版でも「いやだしにとぉない」って駄々こねるパッとしない死に方だったな
フレーゲルはなんか原作に比べて遥かに潔くかっこいい死に方だったのに
さすが叔父上見事な最期でした！って言うシーンは若干サイコだったが・・・

メルカッツを司令官に任命し、条件も受け入れ、作戦も理解するなど決して無能ではない。この人が他の貴族をコントロールできたら貴族側の勝利も有り得たんだろうけど、そこは所詮一貴族に過ぎないということなんだろうな。貴族間なんて相互不干渉が原則だろうし。

無能ではない(有能であるとは言ってない)

＞さすが叔父上見事な最期でした！
いやあんたがやったんだろ…フレーゲル自身は見事な最期だったが。

>>82
>>85
あの時のブラウンシュヴァイク公が怯えたのは、死だけじゃなくて目の前の怪物に対してだったのかもしれない。

ブラウンシュヴァイク公爵は原作（OVAや道原かつみ版コミック含む）だと、ヴェスターラント後も取り巻きを集めての宴会で「金髪の孺子ぶっ殺して、その頭蓋骨で杯作ったらぁ！」と意気込んでましたし、最期の決戦を挑む程度の空元気はありましたが、フジリュー版のブラウンシュヴァイク公爵は、完全に心が折れたと思えるくらい、やつれてましたね。

「エリザベートを帝位に就けて、摂政・外戚としてゴールデンバウム王朝を支配する」という政治的野心が完全に破綻したうえ、「エリザベートと結婚させることで、金髪の孺子に皇帝に即位する血統上の正統性を与える、という唯一の取引材料が無くなった」せいもあるのでしょうが。

　実際、原作やOVA、道原かつみ版コミックでは、ヴェスターラント後の最終決戦の後で、金髪の孺子との講和の条件に「エリザベートを、わしの娘をくれてやろう」と考えてましたし。

>>85
フレーゲル的には大貴族が最後の最後で威厳も誇りも何もかもかなぐり捨てて惨めに命乞いして死ぬ様も「見事な最後」なのかも知れない

ブラウンシュヴァイク公にせよリッテンハイム侯にせよマリーンドルフ伯にせよ、帝国貴族はもうちょいミドルネームをゴチャゴチャつけてても良かったかもね。

ラインハルトがローエングラム伯爵家相続する時「ミューゼル姓を捨てるのですか？」と聞かれてた（逆説的に両方の姓を名乗ることもできたのではないのかという推測）し、ゴールデンバウム王家も何回かなんちゃら侯爵家とかの傍系相続が行われてるから、一般的な貴族も、正式な名乗りはもっと長いのかもしれない。