ニコニコ大百科

子供の時に一度ビデオで見たきりなので細部に相違があるかもだけど

ナポちゃんは他のロボットには与えられなかった「想像・創造する力」を与えられて生まれた時点で、
「ロボットの体を持った人間」のような存在だったのかもしれない。
そうなるとチャモチャ星人にとってロボットは悉く道具でしかなかったわけで、
同じように道具扱いをされたナポちゃんがキレて反旗を翻すのも当然だ。

ただ、ナポちゃんもまた他のロボットを道具としてしか扱っていないようにも感じられる。（イメコンで操ったりしてる）
だからロボット帝国は実質ナポちゃん一人の国であり、「国民」のロボットたちは
「世話の対象を人間からナポちゃんに変えただけの『道具』」でしかないのかもしれない。
クーデターの時だってどうせオーダー66的なもので全ロボットを操ったのだろう。
そう考えると終盤でのドラえもん軍による民間ロボ虐殺やウイルスによる殲滅も全く罪悪感が無くなる。

書いてて思ったけど、これってナポちゃんが「発明家ロボ」ではなく
「人類発展のために超頭脳を授けられた新人類」という設定でも大筋に矛盾が見られなくないか？

自ら作った新人類との生存競争と考えると、やっぱり2001年宇宙の旅っぽいなぁ
ただ、それとは違って勝利した人間側は進化どころか文明的に退化してるがｗ

>>42
これアシモフのアイロボットが元ネタらしいよ
設定的にはなんかその更に未来が舞台っぽいけど
それでテーマがロボットの人間への反乱から人間のロボットへの反乱に的な感じなんじゃ

久々に見直すと展開が粗いというかなんというか
日本誕生の終盤の流れがずっと展開しているようなドタバタ感が

ママ居てもお構いなしに怒りながら帰ってきて物に当たり散らして不貞腐れたり、先生相手に思わず怒鳴ったり、
ドラえもんと喧嘩別れして落ち込んで孤立無援になる展開の為とはいえ序盤ののび太の荒れ方とかギスギスが結構凄くてビックリした(のび太を庇うしずかちゃんすら口撃するジャイアン達とか
そのぶんホテル攻撃されて一気に映画の良い奴モードになった時のジャイアンのギャップがいつも以上に凄いｗ

ナポちゃん嫌いなのって他の星の人間じゃなくてやろうと思えばできるのに怠けまくっているチャモチャ星の人間だよね
でも他人事ではないか

ナポギストラーは自分という「悪役」を発明したのではないか

ロボットなしで生きられなくなっているチャモチャ星の人たちに真に必要なものは、そのことに気づかせてくれるロボットであり、一番効果的だったのがロボットにクーデターをさせる独裁者。
無意識に自分自身を独裁者に発明したナポギストラーは次々と人間を捕獲。
ただ裏の目的は人間の絶滅ではなく意識改革なので、独裁者としては行動に矛盾が出てくる（人間を生かしている点、サンタのオモチャは放置等）その矛盾には自分自身も気づいていない？
そんな中ロボットと人間の理想的な関係であるドラえもんとのび太が自分を倒しに来たため、これ以上の自分を倒してくれる相手はいないと警備をもつけず、敵の前で大笑いしてウイルス入りフロッピーも素直に飲んじゃったりして（意識してというより悪役ロボットとしての機能）
悪は倒され、チャモチャ星の人はナポちゃんの思惑通りにロボットに頼り切らない世界を目指すのであった


という妄想。

>>157
めっちゃ面白いな

最後の対話で「人間をこの世から消滅させてやる」と豪語した以上、やっぱり平和共存はどうしても無理なんだろうなぁ。彼のいう「人間」がどこまでを指すかが謎だけど、たぶんこの世に存在するすべての人間（≒知的生命体）を指しているんじゃないかなとおもう。

というのも、サピオを追って外征先の未知の惑星の地球で躊躇なくドンパチしてジャイアンら原住民にも躊躇なく攻撃していたのがまさにそれで、アレって冷静にみるとすごく拙いことだとおもう。
というのもドラえもんワールドの中でも列強勢力のハルカ星（宇宙戦争で負けたことがないと豪語する連合艦隊もち）みたいなのと衝突しかねないし、結果論だけどドラえもんに手を出したばっかりに地球人の介入を許して滅ぼされたようなものだもの…

この短慮さと直情さをみるとわりかし本気で人間を根絶やしにしようとしてた…のかも？もしも「チャモチャ星人だけを滅ぼす」ならドラえもんを拉致することもないし、兵隊を警備ロボットと称してのび太たちと接触してホテルに潜入、サピオを確保するみたいな芸当もやれたと思うんだね…たぶん。

男の身だがこの映画の主題歌がロマンチックに感じる。

しかし、ドラえもんって同じロボットに対して容赦ないよな
過度な同族意識みたいなものを持つとこういう反乱が起きやすいから
プログラムで禁じられているんだろうか

人間と組みするロボットに温情かけることもないしな、ザンダクロスみたいに改造されなかっただけましかも

コロナ対策でチャモチャ星のカプセル欲しい

人とロボットでためらいなく殲滅戦してて気分の悪い戦争してんなって思ったわ
ナポギストラーは人間収容所作ってるしガリオン公爵はロボット全破壊ウィルス作ってるし
やばすぎるだろこの話

>>161
ドラえもんって結構差別意識高いというか「ゆうしゅうなロボット」であることが存在意義だから
自分以外の機械に対して肩入れすることが少ないのよ

勝手に連れ去られ、理不尽な電撃拷問までしてきた相手に、ドラえもんが例え同じロボットとはいえ温情かけるとは思えないなぁ。ナポギストラーと短いながらも話し合いをしてそれでも変わらないのだからああするしか無かったんだろう。

同じロボットでもヒトを殺そうとしている相手に温情もなにもないさ。
人間だって虐殺独裁者（もちろん人間）相手に容赦はすまい。
種類が違えばなおのことよ。

ねじまきシティと間違えて見ていた
ドラえもんの話の映画は似たような雰囲気のタイトルが
色々あって間際らしい

『絶対安全救命いかだ』は一応自動で目的地に着けるけど、海をオールで漕ぐとかいうクソ不便なやり方で早く移動ができる。
チャモチャ星の潜水艦は完全自動で目的地に到着してくれる。

ガリオン・ブリーキンは「人間の体は使わなければどんどん衰えていく。このままではロボット無しでは動けなくなってしまう」と言ってたけど、もしかしたら『絶対安全救命いかだ』となにか因果関係でもあるのかもな

２２世紀の世界でも人類がやっていけている理由は、人間の文明を忘れないようにしているこのひみつ道具にあるんだろうな。

何気にサンタさんがMVP
というか、糸巻きの歌といい何で地球と同じ文化があるんですかね…

農業や工業だけでなく、医療や役所や警察に軍隊までロボット化したけど
今はAIが進歩してるから、遠くない未来にチャモチャ星みたいになるのかな。

古い価値観で無意味な労働を強制するブラック企業の問題とかが取り沙汰されたり、Excelマクロを使って仕事効率を上昇させた優秀な人がズル扱いされて降格・失職になって酷い！みたいな話が出る最近だと「楽をするのがそんなに悪いか！」って風潮だから今はそんなにウケなさそう

ロボットをこき使って楽をするチャモチャ星人をブラック上司と重ね合わせれば違うかもしれないが

ロボットを滅ぼしたのは良かったけどそんな虚弱体質のままで大丈夫か？という不安すぎる未来しか感じられないので、リメイクされるとすれば肥満化でろくに動けないというほうに変えられるのかも。エンディングはみんなでダイエットでひいこらしながらも減量と体力回復に成功というような感じで。

ドラえもんも壊されるよりも頭にゼンマイつけられてオモチャ化されるみたいな洗脳で。

今だとあのカプセルは感染症も広めず生活に支障もなくでめっちゃ有難がられそう。

>>103
あれはモブじゃなくてサピオの父親だよｗ
作中において人類滅亡をいち早く察知した重要人物

どうでもいいけど、原油とか天然ウランて燃料にならないんじゃ？

>>159
>ドラえもんに手を出したばっかりに地球人の介入を許して滅ぼされたようなもの

結局これに尽きるのよね。よくこの作品に関する話でドラえもんたちの内政干渉だの都合のいい話に変えられただの言ってるやついるけど、先にドラえもんに手を上げた(それもサピオたちと手を組む前でまだ何も知らない)時点で成立しないよねっていう。

Vivyみてこの映画思い出した

ロボット奴隷として作られ反乱を起こして自分たちを産んだ存在を追っ払ったのが種族としての原点であるトランスフォーマー達にこの映画見せたらブチギレそう

この作品に限らないけどドラえもんの映画って大人になってから見返すとものすごいあっさりしてて拍子抜けすること多い。イメージとしてもっとボリュームあった気がするのに