ニコニコ大百科

ナポギストラーの倒し方は正直えぐ過ぎだと思う

ナポギストラーって、ナポレオン・チンギスハーン・ヒトラーから来てるのね。
独裁者だからヒトラーはわかるけど、前２人一緒にすると違和感あるな。その国では英雄なんだから。
特にそういった意味はなく、有名人からつけただけとは思うけど。

ヒトラーだって当初はドイツにとっては英雄でしょ
時代と状況によって英雄かどうかなんて変わるもんだし別にその3人でこいつは違うとかどうとか言うのも変な話よ

ジャイアンとスネ夫が食べてた牛乳とパンが最高に美味そうだった。
ドラえもんに出てくる食事シーンの中で一番印象に残ってる。

英雄・名君であると同時に暴君でもある、なんて例は世界中に山ほどあるけどなあ

>>123
「現代」(少なくとも原作書かれた1990年代)の話な。
ナポレオン・チンギスハーンは現代でも当事国では英雄だよ。
でもヒトラーは違うだろ？ヒトラーは今でもドイツで英雄・偉人扱いか？まったく逆だろ？

もちろんネオナチとかの異端は無視な。

偉人とか英雄とか独裁者とか革命かとかそういうの考えずに
「大規模の軍隊を率いた指導者」っていう括りで混ぜただけじゃないの
ナポレオン、チンギスハーン、ヒトラー
それに良く言われるが見た目も東条英機だし

「いーとーまきまき」は本当怖い演出だと思う。
物理的に壊れる前に、知性が無くなって狂った演出を挟むのは趣味が悪すぎるわ。
デイジー・ベルを思い出す。

可愛い・ギャグっていう感想を持って、序盤シリアス終盤コメディと捉える人もいるらしいが・・・。

あの殺し方本当に怖いよな
精神破壊だぜ

個人的にはサピオの父さんはなんでウイルスに糸巻きのうたなんか仕込んだんだろ？って思ったわ

糸巻きのうたは「夢の国に住む小人さんのお仕事」とも、「小人をたぶらかし食らい燃やす侵略」とも取れる、なかなか一筋縄ではいかない曲。
歌詞共々、主語が曖昧だからハッキリ言えないけど、どっちにしても夢みたいな景観をしてるチャモチャ星の、小さくて働き者で残酷なロボットに通じるところが大いにあるように思える。

何日か考えて、あの糸巻きのうたのところは
HALがデイジー・ベル歌うオマージュなんじゃないかという結論にたどり着いたわ。

あとチャチャモ星の侵略のされかたが、R.U.Rだったり
SFのオマージュが散りばめられてるね。この作品

そういえば、あれだけロボットに依存してたチャモチャ星人なのに、心の部分では徹底的にロボットと距離を置いてるのな。
サピオくんがのび太とドラの友情を不思議がってるくらいだから、「ロボットと友達に」なんて概念は多分、あの星にはない。
それに、街中に溢れるロボットたちもいかにもロボットといった外見で、人間の姿に似せるつもりは更々ないように思える。
テーマ的に必然の描き方だったんだろうけど、とにかく「人と機械はどこまで行っても別物」という視点が、
最初から最後まで貫かれてる感じ。だからこそ話に太い芯が通ってて、なおかつドラの特別性も際立って見えたな。

宇宙小戦争といい本作といい、F先生はクーデターネタ好きだよなあ

すでに指摘している人もいるけど、ラストのいーとーまきまきは産業革命でも何でもなく、2001年のHALのオマージュだよね。
コンピュータが童謡を口ずさみながら精神崩壊を起こしていくという...。

>>12
草生える（笑）っと同感だわな。高い文明持ってる惑星の大人ではなく、子供をうまく誑し込むとか意外と狡猾かもな

>>18
ドラえもん版「アイ,ロボット」って感じやね。人間に徹底的に似せてないのは都合のいい道具として見ていない事も考えれば、そりゃナポちゃん反乱起こすわ

>>29
やりすぎコージ―の都市伝説にそういう話があったよな。確かグーグルでそういう機械が既に発売されてるような？（音声認識でPCが勝手にしてくれる奴、名前が思い出せんが）

>>45
最低の生物と決め込んだナポちゃん本人がある意味では人間に近い存在になったのかもね。それをイレギュラーと読むか、進化と考えるか

>>57
独裁者としては完璧だけどね。ここまで人間について研究していたのも元は発明家ロボとしての知的好奇心によるものかも？（後は使えるものは徹底的に使うとロボット文明の支配を永続的にするとか）

>>58
これも面白いよな。穿った見方をすればチャモチャ星人の自業自得にしない形でうまく善悪を誘導している

これが人間に失望した科学者なら同情も生まれるわな

>>71
そういえば表裏一体だよな。人間に友好的なのか、それとも支配する事しか考えないのか……。

「考え、悩み、行動する」ことは人間にとって必要なはずなのに、それすらも放棄したチャモチャ星人はのび太以下の存在か

>>77
逆に言えばチャモチャ星人は誰もナポちゃんを同等の立場として見ていないんだよな（あくまでも都合の良いロボットでしか見ていない）

こう考えるとますます表裏一体の存在だわな

>>79
大胆な仮説かも知れないが、軍隊同士を闘わせるゲームでもあったんじゃないか？（侵略じゃなくゲームの延長線上で）

>>82
アニマル惑星のニムゲと連邦警察、雲の王国の天上人と狩猟者、これに準ずるものがあるな。こうして考えれば物事には本来も善悪もない……ってシェイクスピアだったか

>>88
確かホープキンズだっけ？。人工知能に人間が滅ぼされる話とかあるからな。今こそ多くの人に見て欲しい映画だわ

>>95　>>96
元々は生産工場だったのをロボットの手で運営中だったのかも
軍隊も警察の延長線上で作った物をナポちゃんが改良（でもポンコツなのもある）して、社会に浸透させた後に「決起」させたとか？

ナポちゃんのモチーフに例のチョビ髭もいる事からも……まさか、な？（人体実験とかもあるし）

>>101
この考察面白いな。大量生産が主体となった産業革命以前になり直すとか、確かに「人と機械の付き合い方」かもね（ドラえもんはナポちゃんがあり得た先の姿でもあり、逆にドラえもんのオルタみたいなもんか）

>>102
人は当たり前のものに感謝しないからね。傲慢さが進めば足元をすくわれるのは間違いないかも

>>132　>>135
そういう事か。そう言えば藤子氏の短編はほとんどが海外SFのリメイクが多いって有名だし（流血鬼ならアイアムレジェンドとか）

>>133
仮にナポちゃんが人間に友好的な存在だったらどうだったんだろうか？。それも考えれば一筋縄ではない作品だよな

>>140
もっともチャモチャのロボットが友好的だったらそれはそれでディストピアまっしぐらのような気もするが...　

チャモチャ星人のお気楽さを考えると、いたわりロボット的な代物を大量生産しかねないんだよな。
それこそ「悩みなく、楽しく暮らすため国民に一台ずつ支給」なんてことをしでかすかも知れない。
だがそうなると待っているのは有り体に言って幼児退行だよ、自分の頭を使うことさえ放棄するも同然だし。
そうなった人間に対して友好的なロボットが「いやなことがなくなってよかったね」とニッコリ笑って
話しかけてる図がそこらじゅうに溢れる社会は、正直言って相当グロテスクなものだと思う。

...ここまで書いて、人間の頭を骨抜きにしなかったのがナポちゃんの手落ちかな、ってことを思った。
まあでも、あそこまで機械漬けになってりゃ勝手に骨抜きになるのが普通だろうから、そこでナポちゃんを責めるのは酷かな。
むしろガリオンさん一家の立派さの方がイレギュラーだったに違いない。

>>141
ぶっちゃけ言えば、ナポちゃんの詰めの甘さなんだよな
友好的な存在のままアピールしておけば、チャモチャ星人が要介護まっしぐらで支配者を労せずにすり替われるのに

ガリオン一家の立派さはあの星だと貴重な逸材だと思うし、先手で毒殺とか謀殺しなかったのも微妙に落ち度やね

>>142
仮にロボット三原則の影響があってナポちゃん自らが直接殺すのは無理だったとしても、
ガリオンさん一家を早い段階で悪者にして動きを封じるくらいのことは造作もなさそうだしね。

例のカプセルを作った時点で王様はナポちゃんの傀儡みたいなもんだったわけだし、
後は第二のガリオンが出ないよう注意してさえいれば割とイージーモードだったのかも。

一番の失敗は文字通りのガリオン二世であるサピオくんを野放しにしたことだろうしな。

>>143
あれだけ小心者のはずなのに、天敵であるガリオン一家を早いうちに手を打たなかったのも不自然だな（能天気な王様の後ろで危惧してた割には）

サピオを野放しにしてたのはお前たちに協力する奴なぞ、おらんわ！と高をくくっていたのかも知れない

>>137
二人は表裏一体だからこそ、チャモチャ星人、特にロボットは友達ではないと言ったサピオにトドメを刺して欲しかったなぁ

既にHALの話が出てるが、
リメイクで「生まれたばかりのナポちゃんが、最初で最後の友達である幼いサピオから最初に教わった歌だった」みたいな話挿入されたら泣くかも知れない

>>145
何それ、リメイクで見てみたいな
チャモチャ星人も少なくともロボットが反乱するきっかけの一因でもあるからね

まあドラえもん一行がいないと詰みだったし
いたところでキツイ戦いもあったからな
ナポちゃんに手落ちはあったけどチャモチャ星人はそれ以上に手落ちだらけだったと思う
見下すだけのことはあるし危険人物に目をつけつつ反抗の程度もよく読めてたんじゃね

雲の王国に続きドラえもん２年連続大破という憂き目が
まさか話の中盤前に起きてしまうなんて

…次の夢幻三剣士でも一度跡形もなく消されたんだっけか

まぁドラえもんは便利すぎるからなｗ
その後の創生日記ではついに全員御退場だし

ただ、「電子頭脳が焼き切れたか」「もう一度だけ会いたかったよ」（うろ覚え）みたいな、気絶じゃなくて非可逆的な死亡と距離感を臭わせるセリフは怖すぎたな
いつもなら何だかんだ修理されるけど、さすがにこれは・・・って思った

自分の作ったキャラクターが壊れるまで拷問するとか、当時先生は病んでた疑惑

チャモチャ星のAIはナポちゃんが覇権を握った時から急速に発達したのか、
敢えてその方面の技術をストップさせていたのか...私は後者の可能性が高いと思う。

実際、ナポちゃんを作れるレベルなら、友達や恋人の役割を想定したAIくらい、
さして難しい代物でもないだろうし、その手のロボットなら幾らでも要望が
ありそうなものなのに、劇中ではその点が全くと言っていいほど触れられない。
まるでその点の問題は、最初から存在していないかのようにすら見えた。

恐らく、どんなに怠惰になっても「ロボットはあくまで道具、人間とは違う」
ということだけは、教育で徹底的に叩き込んだんだろうな、って気がする。

...こうやって見ると、ドラえもんの中でも相当異質な話に思えるな。
もしかしたら、先生のロボットに対する本音はこれだったのかも知れない。