ニコニコ大百科

一国に有能なものが現れ、それが突出している場合だと後に模倣されるのが世の常だよなあ。

関連書籍にあるルイ・ボナパルトのブリュメール１８日は甥の話だろ。

ナポレオンは最後の流刑地で死ぬ直前「ジョゼフィーヌ」と呟いていたそうだ。やはり、最初の奥さんの事がやっぱり好きだったのかなあ…

ポールマン呼んでこい

英傑一人では長期にわたる安定した治世を築くのは難しい｡
始皇帝､アショーカ大王､シャルルマーニュ､アレキサンダー大王...きりがないが｡
後継ももちろんだが同世代に同等の優れた人材が必要不可欠なんだよなあ｡ナポレオンは優秀な部下すら早くに亡くしてしまったのがツキのなさと言える｡まあ身から出た錆だが｡
>>33
結果論だがジョゼフィーヌと別れてから下降の一途をたどるんだよね｡浮気を重ねる悪妻､されどこの人以外にナポレオンを支えられる伴侶はいなかった｡

>>15
しかしフランスでは革命以後、自国の少数民族を否定する政策を取り続けてるし
フランスも言語系統は文化的にコルシカと近いイタリアと同じラテン語主体だから
ナポレオンが異民族言われてもなんだかって気も

>>35
実際、初期のナポレオンの台頭や優秀な部下を登用出来たのは
ジョゼフィーヌのコネが大きかったしね
離婚後もジョゼフィーヌの事は大切にしていたし
二人に子供が出来なかったのが悔やまれる

ナポレオンてコルシカ出身だけど日本で例えればアイヌ人が首相なるようなもの?

テストで馬上のサンシモンって書くところを馬上のサンスーシって書いてたけどよくよく考えたらすごい怖いことになってる

>>21
業績が200点、失点が-105点くらいの感じだよなナポレオンは
ナポレオンがフランスを頂点にまで導き、そして悉く破壊した
後進の連中が頑張ったおかげとも言えるけど、カエサルや織田信長あたりに比べると
手放しで褒められない点がつきまとう。マイナス部分を考慮するとどうしてもね。
この辺はどっちかというと項羽とかが近いかもしれんな。
ナポレオンが中国人だったらもっと日本で知名度あったかもしれん

>>37
アイヌ民族は移民じゃない日本人だし…
かつての大日本帝国の首相に台湾や朝鮮地方からの移住者がなるようなもの

多分軍事力はこの時が最盛期だよなフランスは

世間はナポレオンが残した軍事的な成果ばかりに目が行きがちだけど、
自分は「当時のフランス庶民に自由(小規模ではあるものの)をもたらした」ことの方に価値を見出している。

このナポレオン時代直後の王政復古期が舞台の、スタンダールの『赤と黒』を読んでもらえれば、この意味が多少は分かってもらえると思う。
書店にはまず出回っていないだろうが、富永明夫って人の訳版がおすすめ。
図書館に行けばある可能性が高い。

4世がボナパルト家最後の直系ってあるけど
直系は2世までじゃないの？
3世は甥っ子やし4世はその子供、5世は別の甥の子
その子供の6世と現役の7世と8世

戦術を芸術の域まで高めた男がナポレオン

戦術の価値をゴミにした男がグラント、シャーマン
ついでにリンカーン


芸術的戦術を繰り広げるリー将軍相手に
史上最も美しい 消耗戦 を行い勝利する

古式ゆかしく、紳士なリーは、軍人と民間人、戦場と非戦場の区別が明確だった。
戦いとは戦場で軍人が行うもの。その枠内からはみ出ることなく戦場の作法を極限まで磨き上げた行儀の良いリーは、古きよき時代、あの偉大なナポレオンの時代の終焉にあたり、その栄光の掉尾を飾るために現れた、最高の体現者と思う。

そして戦争は戦場だけで決するものでなく、民間人も銃後も巻きこむ総力戦の時代に移り変わり、
チャーチルが例の名言でその無慈悲さと無機質さを嘆く羽目になる。

>>40
>かつての大日本帝国の首相に
なんか妙な表現だなｗ

ナポレオンパイとさくらんぼのナポレオンもある

>>36
ナポレオンの結婚についてはロシア皇女（アレクサンドル1世の妹）であるアンナ・パヴロヴナとの結婚が実現していれば
悲惨な事にならなかったはず

ナポレオンの逸話って読んでて飽きないほどにあるけど、その中に落ち着きがなくＡＤＨＤ説があって驚き。まあこういう逸話は無辜の怪物みたいなもので、真偽かどうかはあまり意味を持たないのだけども、

ナポレオンを尊敬する人間は多いが、最終的に調子乗って自爆してすべてを失った人間をなんでみんな持ち上げたがるのか、そこだけよく分かんない。

失敗を見て見ぬふりして過剰に褒めそやすのは確かに良くないだろうけど、最終的な結果だけから結論付けるのも一面的な評価という意味では同じくらい良くないんじゃないかな。あなたがそうだとか言いたい訳じゃなくてね。
そういう一面的な評価ってのは成功例とか成功者についても言えることで、例えばある方法で大成功を収めた結果みんなが真似をして別の方式の改良が遅れたり特化していって柔軟性を失い酷い失敗に繋がるなんてことは歴史上よくあることだと思うし。
要するに晩節を汚したのを指してまるで見るべきところがないかのように評した上、信奉者はおかしいなんて言い出すのは現代の叩き文化に毒され過ぎ。
長文スマソ

軍人や政治家（元首）が結果を元に評価されがちなのは仕方ないが、そもそも尊敬などの人間の感情はいつも結果に向くというわけではないからな

ダヴィッドの書いたなっさけない小太りの風貌のこれからの人生を予期するかのように前髪が後退しているあの肖像画のナポレオンはいったい手に何を持っているんですかね?

そもそもどの瞬間を切り取って結果とみなすのかという問題もある
1815年にナポレオン自身は破滅するけど革命期とナポレオン期に形作られたフランスの概念はその後も続いていき紆余曲折を経てナポレオン3世が再び皇帝に即位する・・・ってのをすべてナポレオンの存在とその行動の結果とみる人もいる

もともと戦争に強い英雄って尊崇を集めやすいけど、ナポレオンは
ヨーロッパでしかも時代がかなり近いのが大きいんでしょ。
現代から数えても200年くらいしか経っていないから身近に感じやすい。

あと同じくヨーロッパに覇権唱えたヒトラーがユダヤ問題で
あまりおおっぴらに凄いと言えないのも影響あると思う
ナポレオン自身はどっちかというと被差別側の人間で、
差別された悔しさをバネにと物語にもしやすいわな。

フランス人はどう思ってるんだろうと割と気になってる

信長ぐらいの感覚かしら？

>>56
ナポレオンって最後は部下に裏切られるから信長っぽいところはあるけど
調子に乗って晩節を汚したって秀吉っぽいところもある、あと元の身分は低かった事も
二人とも日本で人気は高いけど、上でも何人か触れてるとおりナポレオンは
「純粋なフランス人」ではないから、その辺がどう影響してるかな

フランス人の友達曰く、キャラクターのイメージとして一番近いのはシャア・アズナブルらしい

アメリカにルイジアナを売却した日本人の仇敵

>>58
シャアは笑った
言い得て妙かも