ニコニコ大百科

リメイクは感動要素やオリキャラで中途半端な新作でモヤモヤ
下手にリメイクに頼るより、オリジナルでやっていくほうがいい気が

ドラ映画ってクレしんとかと比べて、のび太の思いつきでひみつ道具使ってどこか行ったり何かしたり…って流れ定着しきってるイメージがあるから、毎年新しいアイデアが出てくるのはすごいと思う一方、クレしんがやってたように特定のキャラにフォーカスを当てた回があってもいいんじゃないかとも思う

アマゾンプライムで歴代のドラえもん映画が無料視聴可能になっていたからいくつか見てみた（再見も含む）けど、藤子F不二雄先生の原作が存在しない作品（パラレル西遊記及び死後の映画）の方が、面白いと感じられるものが多いのが意外だった
　F先生が書いたやつでも、ファンの間で不評が目立つ「創生日記」が個人的には結構面白かったりして、ドラえもん映画の「王道」的な作劇って実はF先生の得意とする分野からは外れていたのではないかと考えさせられた

　要するに「冒険」って要素と藤子SFとの食い合わせの悪さ
　逆に「冒険」要素農水創生日記が比較的面白く仕上がっていたのはそれが理由かなと

　

のび太たちって小学生なわけじゃん。で、ドラえもんって本来は子守りロボットなわけじゃん
なんかそれだけの面子が、世界を滅ぼす巨悪と戦うってシチュエーションには根本的に無理が生じると思うのだけど
　
　特に日常の中のドタバタを描くのを最も得意としていたF先生作風とは元来、水と油だったのでは
　
　逆に「創生日記」や「夢幻三銃士」は「夏休みの宿題」「のび太が夢という名のゲームをしているだけ」ていう箱庭であることを前提としているのがかえって良かったのかなと

　「のび太の恐竜」や「魔界大冒険」は、なんというか、わくわく感がない

>>422
昔の大晦日スペシャルで
スネ夫が「次こそ僕を主役にしてよ！」って嘆く寸劇パートがあったなぁ。一度も劇場版で主役になったことがないという。
がんばれジャイアンの時期だったかな？

そもそも短編エピソードで主役映画やＯＶＡできるような話あるか？って感じだけど

>>423-424
分かる、ドラえもんズもそうだけど、チームを組んで悪と戦うみたいな話は正直ドラえもんに合わないと思う
映画のヒーローとヴィランが戦っているのを、のび太と一緒に遠くから見ているけどどっちにも味方しないで
「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。」とドライに見ているイメージ

なぜか、ウルトラ・スーパー・デラックスマンに追いかけられるドラえもんとのび太の姿が浮かんだ

「非日常の世界に冒険に行く」というフォーマットで新作を毎年出してるのはすごいけど、いずれ冒険する場所のネタ切れが避けられない気はしていて。

いずれ、映画クレヨンしんちゃん的に現代日本・のび太の町を舞台とした、冒険要素無しのストーリーも解禁されるんじゃないかな。

ギャグ漫画というドラえもんの本来の作風的にも、ドタバタコメディに吹っ切った劇場版とか見てみたくはあるんだけどな。

>>428
それやると宇宙英雄になるというか。

日常路線はネジ巻きシティで一応やった。

まあその、90年代くらいにはネタ切れしてるというか
「過去作で似たテーマみたな」ってなる題材が多い気が今見ると感じる。宇宙漂流記がとくに一番感じるやつ。そもそもスターウォーズネタはとっくにやったって。

ドラえもんとクレヨンしんちゃんの映画を比較してみると大体似た年齢層をターゲットにした映画なのに方向性が結構違うのが興味深い
元々の作品の世界観の違いってのが影響しているのかな
ドラえもんって通常回は基本的に「子どもの世界」だけで完結し、大人の世界は背景に過ぎない。時々大人がゲストでできても基本は脇役
　一方でクレしんは「大人の世界」と「子どもの世界」のコンフリクトを描いている。子どもの象徴であるしんのすけが、大人を翻弄するって筋立て
　これが登場人物の立ち位置にも表れていて、例えばのび太のパパである野比のび介としんのすけの父親である野原ひろしは作中での重要度がまるで違うわけだ
　のび介は「のび太のパパ」っていう役割だけどひろしは「野原ひろし」という一人の独立したキャラクターとして描かれている
　クレしん映画が「大人によって構成される社会」の混乱（典型例がオトナ帝国）をしばしば描くのに対して、ドラえもん映画が「ドラえもんと子どもたちの異界への冒険」に徹するパターンが大多数なのも、こういうもともとの世界観の違いがある

盆休み＋ニコニコでアニメ見れないのもあったからAbemaのドラえもんチャンネルで歴代映画見てたけど
声優交代後の最初の方の作品やたらキャラの主線が太いの気になった

ココでおすすめされてたひみつ道具博物館見たらいつものステレオ悪人が悪だくみして
そういう奴の野望を挫く、というのでもなく終始明るいドタバタ物で
うまい事成り立ってたしまたそんな感じでやってくれたらなと思う
クレしんの名前も出てるから便乗して引き合いに出すと花の天カス学園も。
長期シリーズはどうしてもテンプレ化、マンネリ化の問題が付きまとうから適度にこういう変わり種を入れてかんとな

>>428
後はまぁ、バックトゥザフューチャー路線でいつもの町の過去を舞台にするとか？

ひみつ道具ミュージアムは大長編には珍しく明確な悪役がいないようなもんよね。ばら撒いたチップを回収してただけで