ニコニコ大百科

>>476
どんなに綿密に打ち合わせても結局ズレるんだから顧客の要望全盛りやめてとりあえず「実際の運用」でリリースしましょって感じ
でとりあえず”ぶらんぶらん”できたらタイヤ付けるか、ソファー付けるか検討するわけ

プロジェクトによって向き不向きが有るがウォータフォールで戦力の逐次投入するより少数人でも常時クルーを稼働させられるからベンダーは嬉しい（保守より太く長く金引っ張れる）し、フォーム1箇所変えるだけで見積もり90万とか言うこともなくなるので顧客も嬉しい（思い立ったらすぐ反映される）
ハマればWin-Winだよ

皮肉を込めたこの言葉を、「なんで俺たちの欲しいのを作らないんだ！俺たちが本当に必要としてるのは…」て感じに皮肉とわからず使う人が稀によくある

ニコニコの運営とかに本気で言ってる人とかは割りと良く見るよね

ウォーターフォールモデルが時代遅れなだけで、
その都度確認が入るスパイラルを採用していればこんな滅茶苦茶な結果にはならないよね

実際に手に取る消費者が出てきた物が不評で、不満点を改善した品に対して
「もうこれが公式でいいよ」「お前が公式だ」と使う用法は明らかな誤用
元々は「依頼者の説明の時点でおかしかった」事を皮肉る風刺なんだから
少なくとも（特に非公認の）二次創作への称賛で公式・原作への当てつけに使っていい言葉ではないな
「公式が好きだからリスペクトしたのに、出来が良すぎたが故に公式を皮肉る為の叩き棒にされている」
とかどういう地獄だ

顧客が本当は何を必要としていようが俺たちが作りたいものを作って導入するからおk
>>484
WFこそ理想的な開発手法なんだよなあ…

大艦巨砲システムでなければ

とっても勉強になるこれ

最近のウェブサイトを見ていてこれを痛烈に感じる。というか、最初に回線を浪費する特に意味のない巨大なストック画像を載せて、その上 responsive (笑)とか言って逆にスマホでうまく見れなくなってるサイト多すぎ。

流行を諷刺したもの:
http://everyfuckingwebsite.com/
顧客が本当に必要だったもの:
http://motherfuckingwebsite.com/

まあ後者のサイトもGoogleアクセス解析の埋め込みはしてるけどな…

何で顧客の要望に合わせる必要があるんですかね…俺たちがその時々で作りたいものを提供してあげるからそれにニーズや要望を合わせろ！

「顧客が本当に求めているものは何か」というのは
ソリューションビジネスの基本中の基本
つまりオチは極めて「あるある」であり
皮肉というよりも真相を示した
「ソリューションビジネスとは何か」の入門書

仮にこれを煽りと感じるなら本当に知らな過ぎ
「勉強になる」というのが最も素直な反応だと思う

記事本文の「アナリストの設計」の解説部分、「支えの棒が脆弱で崩壊しそう」とあるけど
「木の真ん中をくり抜いてブランコ通してもそもそも人が乗れない」っていう設計ミスも含んでそう

「得られたサポート」は、疲れて休みたいという要件に答えたのではなく、
こんなはずじゃなかった、こんなのは頼んでない、と商品に不満を漏らす消費者に対して
「言いたい放題言いやがって、簡単に直せるわけないだろ」みたいな気持ちを込めて
「わかりました、では不満に感じている部分を撤廃しますね」という対応をしたのではないかと思ってました。
オンラインゲームでは、ユーザーからの不満が多い要件を今更改善するのは難しいと判断するのか
まるごと無かったことにしてしまうということもしばしばあるように思います。

文系公務員の地方の最も末端にいる自分だが、古今東西国家は総じてこのような状況に陥るのではないかと最近よく思う
顧客、つまり執政者(昔なら王、現在なら選挙で選ばれた政治家)が抱く理想の国家システムはそもそもズレており、それを任された行政リーダーは根本的な誤解をし、官僚は縦割りのシステムの中で目先の問題しか解決せず、しかし予算獲得のため派手な宣伝はして、実際の運用はうまくいかず、財政的に崩壊し、後には何も残らないというパターン。
官僚主義の問題は散々議論されてるが、それより重要なのは執政者自体が望むものが初めからズレているということ
プロジェクトの修正には絶えず顧客である執政者とコミュニケーションを取らないといけないが、執政者が聞く耳を持たなかったり、そもそも国家という組織の大きさから現場の状況が一切執政者に伝わらないなどの理由で執政者が「顧客が本当に必要だったもの」を理解するころには既に自体は不可逆的な状況になりやすい

実際、自分の職場でもお上から降りて来た仕事がどのような目的で行われるか理解できてない場合や、上の目的を理解して完璧に近い仕事が出来てもどうにも評判が悪いサービスは多い

「顧客が本当に必要だったもの」の実態が、当事者の誰でもなく
神の視点において最も都合の良いものだった、というのは割とよくある話

でも最終的に切り株に座れたからいいんじゃね？
仕様が無いのはまだいいぞ、存在するのに半分ウソってのがクソ

実際の運用は何だ？SASUKEのファイナルの練習でもしたいのか？

「顧客が本当に必要だったもの」と「消費者が必要としているもの」が一致してないとな
開発側の思い描くものと消費者達の理想が食い違うモンだから、誰得のLose-Loseの悲劇になるんだよ

顧客が説明した要件：説明要件に不備
実際の運用：あまり評判良くなかった
顧客が本当に必要だったもの：最初からこう言え
消費者が必要としていたもの：制作が思い描く想定と全然違っていた
みたいな事になってたら、噛み合うわけないだろ？

>>492
それもあると思うけど、やっぱこれ肝は「まさに文字通り根幹をブッ殺してでも最低限の動作を実現しながら、後付で申し訳程度の支えを作る本末転倒」よね

割と勘違いされて使われてる言葉だよなとは感じるな
ここで言う顧客に該当するのは要件を説明した上で作る依頼をした人であって
本屋とかCDショップ等々で既に出来上がった物を買う人たちとは別だろうと

>>495
それに近づける為に顧客や各部署との連携や意思疎通が必要なんだろうけど顧客自身もそうだし各部署もそうだしリーダーなんかもぶん投げ状態だからこうなるんだろ
営業視点とプログラマ視点では出来る事出来ない事の見える部分は違うだろうしそれらを元に顧客に複数のパターンを提案して選択をしても貰わないといけない
ある意味それくらいプロなんだから自分で考えてやれという丸投げ思考によるひずみな気もするけどね

てか関連項目から9.18事件消してもえんやないか？
典型的な勘違い用法だし

えらい力の入った記事だな。
ただ、顧客への請求金額のところの意味は
単に無駄が多すぎて金額が膨らんでしまったってことの気がする

いい記事だと思う
正直絵だけ見ても誇張しすぎ、仮にもプロがここまでアホな真似せんだろｗとか思ってた

アマゾンズに幸福の未来

>>503
ほんとそれ、プロなんだからこんなアホなこと有るわけないとおもってたよ。
でも残念ながらIT業界に本当のプロって少ないんだよね。
知識は有るんだけど宙に浮いた理想論とか語る上の人には、本当に苦労させられる。
予算内で出来るわけないことを説明しだして・・・まじで実現出来ると考えてるのかと。
ちゃんとしたコンサルを雇ってくれないかなー

「誰か」が○○してくれないかな、って願望を押し付ける人ばっかりだからそうなるというのもある

アシモフのロボットものでも「ロボット三原則で人間に危害を加えずに従う」はずのロボットに、人間がいい加減な命令したせいで問題発生はお約束パターンだったりする。

例、『堂々巡り』より。
「物資を〇〇から取ってこい」→いつまでも戻ってこない。
何があったのかというと「道中で危険があり回避をした」だけなのだが…
「安全な経路（実は存在しない）を調べ続ける」→第三条に従うので取り続ける。目的地に向かう道中なので第二条にも従っている。
「強行突入して物資を取って帰る」
→第三条違反なので取ってはいけない。命令にいつまでにやれとも強硬突入せよともないので第二条の優先順序も発動しない。
「基地に戻ってこの事を報告する」→人間の命令「物資を取って来る」に従ってないので第二条違反、とってはいけない。

…よっていつまでも安全な道を探し続けて戻ってこない。

アニメでよく挙がる「顧客が本当に必要だったもの」像は案外
「顧客が説明した案件」のようなよく考えると価値の薄いものだったり
「営業の表現、約束」のような無理難題だったりするんじゃないかな
原作レイプな改変や誰得な続編は心当たりあるけど
それを見た視聴者の考える「理想の作品」も実際に作ってみるといまいちになりがちだし
>>507
フレーム問題ってやつだな
哲学的でもあるしそのうち記事できないかな

>>505
肝心の消費者がまず大前提として確実にプロですらないという時点でなんというかもう…

【顧客が説明した要件】
「煮込んだ牛肉とジャガイモと玉ねぎが入っててね、甘味と鹹味が程よく混じって、
　汁は茶色くなっているの。酒っぽい味もしたな。」
【コックのイメージ】
「牛肉とジャガイモとタマネギの煮物、味からおそらく砂糖・塩・酒、色からすると醤油使用？」
【実際にできたもの】
「肉じゃが」
【顧客（東郷平八郎）が本当に食いたかったもの】
「ビーフシチュー」