ニコニコ大百科

「地味に凄い事やって」「相当に高度な技術」を持っている側が負けたなら
それは壮絶に凄い事やって極端に高度な技術を持っている相手の側が勝ったということ

もしくは負けた側がそれほど高度でも凄くもなかったということで
「大東亜戦争時の日米戦力比」とか参考になる
戦車の生産台数
　　　　　大日本帝国　　アメリカ合衆国
1940年　　735輛　　 　　　300輛
1941年　1190輛　　　　　4100輛
1942年　1290輛　　　　23800輛
1943年　　800輛　　　　29500輛

実戦採用の航空機生産数（生産トップ5）
大日本帝国　　　　　　　　　　　アメリカ合衆国
零式艦上戦闘機　　10430機　B24リベレーター　　18181機
一式戦闘機『隼』　　 5751機　P47サンダーボルト 15683機
四式戦闘機『疾風』　3488機　P51ムスタング　　　15367機
三式戦闘機『飛燕』　2884機　P40カーチス　　　　 13738機
一式陸上攻撃機　 　2416機　F4Uコルセア　　　 　12571機
九五式練習機　　　　2618機　T6テキサン　　　 　　17096機

>>31
アメリカの何が一番凄いかって言うと生産台数だけじゃなくて、こんだけの兵器を動かせる人材を育成したってことなんだよな。（無論全部一斉に稼働させてたわけじゃないけど）

戦前の各国の自動車保有率見ただけでもアメリカは異次元に突入してるレベル。
田舎の農家の兄ちゃんすら車運転できるとか、1930年代から連中は未来に生きてやがる。

説明文の、日本が珍しく軍事情報を～ってのあるけど、風船爆弾作ったのは陸軍でしょ。陸軍てかなり情報関連気にしてて、管理結構徹底してるイメージだけど。特にこれ作った九研なんて機密と謎の集まりみたいな連中だし

>>30
お前フォン・ブラウンと原爆研究開発とその風船爆弾のシステムじゃ見劣りするにも程があるだろ笑かすなw

風船爆弾は制作費が1個1万円×1万発で計1億、運用費が2億の計3億
人件費が総額360万円（良い仕事だったらしい）
暴発で死亡6名と負傷7名
偏西風の時期にしか飛ばせない＝米国の夏場の乾季とは重ならない欠陥あり

アメリカの対策費用は9000万ドル
当時の円ドルレートは1ドル15円
円換算で13億5000万円だから費用対効果は高いと言うけど
こういうのは基本防衛側不利だからそこまで高いと言えるかどうか

あと炭疽菌をバラまく案もあったみたいだけど
これやると報復で収穫期に田んぼを焼却されかねないから止めたとか
逆に言えば報復されなければ実行したってことだけど

略称をつけるなら
大陸間風船爆弾
(InterContinental Balloon Bomb) [ICBB]
と
大陸間巡航風船爆弾
(Intercontinental Cruise Balloon Bomb) [ICBB]
どっちが格好良い？

こんなの作って誰を殺すつもりだったんだろう。
民間人とか？

アメリカって人口密度くっそ低いから無誘導通常兵器で人殺すのはハナっから期待もされとらんよ
狙ったのは潜水艦搭載機による米本土爆撃と同じ、山火事による米国内混乱

本来は生物兵器搭載を視野に入れてて

諸々の理由でソレは中止され単なる
日本からアメリカ本土に攻撃可能という
心理的な威圧効果を狙った兵器に落ち着いた

昭和天皇の御前会議によって化学兵器搭載は取りやめになったと
どっかで見たような気がするんだが記憶違いかな

元々は731部隊の細菌兵器の散布用に開発されたのに昭和天皇が反対したせいでただの爆弾を吊るしただけのお間抜け兵器に

人道的な問題以前に、自国内に落ちてくる可能性がないとは言えないのに生物兵器搭載なんてリスクが高すぎる気が

そもジェット気流の高度で細菌を生存させられるのか？

当時でも普通に可能だが？

BC兵器搭載反対したのは確か東條だったような記憶が。「報復されんじゃん」という当たり前の理由で。

最高に頭悪い兵器だけど個人的には嫌いじゃない

いわば空飛ぶ地雷か

完全な無差別爆撃だから、「日本軍は民間人を狙わない潔白な軍隊」とは言えないね

日本とイギリスってやっぱり師弟だな、って思うよね

↑三笠や金剛もイギリス製だしな

潔白も何も中国相手に戦略爆撃してんだろ(白目

>>44
梅津美治郎陸軍大将「人間相手の戦争を細菌相手に戦線拡大してはいけない（戒め）。731部隊？なんのこったよ（すっとぼけ）」。

>>50
井上成美海軍大将「すまんな（戦後もそんな感じで中国戦線に言及したがらない）」。

今日再放送してた科捜研の女で取り上げられていたな
「子供達はいつでもどの国でも珍しいモノに手を伸ばす」という
元作業員の言葉はグッと来たな

もしこれにペストや天然痘が積まれていたら核兵器の時代じゃなくて生物兵器の時代になってたかも

いくら相手が鬼畜でも俺らまでやばいことになりそう細菌搭載却下という
余計な小心と良心が敗戦国の苦痛へと誘った(載せれば勝てたのか勝ったとして現実よりマシかはわからない)

な～んか2名ほど臭う奴がいる
こんな記事のコメント欄にまで出張なさってご苦労なことで

殺害したのが民間人数名だけで
それ以上に過酷な製造現場で自国民を死なせてるってのがもう・・・

正直な話、日本の民間人が多数殺されていて当時でも国際法違反なので、風船爆弾で民間人が6人死んだということを報復心からポジティブに感じてしまう自分がいる。俺は怖い人間だったのか...

まぁ非戦闘員に細菌兵器使いまくったら塹壕兵相手に毒ガス作戦実行した第一次世界大戦以上に戦争の悲劇として語られるだろうし・・・

"バラストの砂"から日本本土の放球地点を特定したけど
気球に使われたノリの正体は分からないとかいう
ギャップの激しいアメリカエピソード地味にすき

実はドイツのノアの箱舟探しの為に風船爆弾の技術が転用されていたという都市伝説