ニコニコ大百科

棋士は居なくならないだろうが、「囲碁は人工知能に教わった」っていう人は今後出てくるだろうな

>>57
最初のアルファ碁と戦ったヨーロッパチャンピョンのファン・フイさんがDeepMindに就職した
カケツとの対戦で代打ちをしたのもこの人

>>59
自動運転が実用化したらタクシードライバーは失業するとか言ってるアホがいてうんざりするよね

人間同士に価値があるというのもまた思考停止ぞ
なぜなら人間同士の何に価値があるか説明できてないから
少なくとも人間の専売特許ではなくなり、人間が答えを見つけるのではなく、機械へ近づけるかと後を行く関係になった。
感覚としてはTASとRTAの関係みたいになった感じかな

あと>>59のピッチングマシーンと投手の区別がついてない、投手は投げるだけが役割じゃない、投手が完成すれば野球というか人類はまた別のステージに到達してるだろうな

エンターテイメントと制限下における最適解の導出、これが価値だろう
機械同士で対局するにしてもアーキテクチャが致命的に違うもの同士で比較する価値はない

あとお前さんのTASとRTAの例えは色々とおかしい
両者の性質を理解していないだろう

エンターテイメントってのは最強決定戦だったろう今まで
そうじゃなくなったのを「機械と人間の追っかけっこ」と例えるからおかしい

歴代アルファ碁とその対戦相手のレーティング比較

3008　樊麾（2016年1月1日、ランキング534位）
3144　対樊麾戦バージョン（GPU176）
3520　イ・セドル（2016年3月16日、ランキング4位）
3670　柯潔（2017年10月23日、ランキング1位）
3739　対イ・セドル戦バージョン（TPU48）
4858　対柯潔戦バージョン（TPU4）
5185　アルファ碁ゼロ

「底知れぬ強さ」に見えていたセドル戦バージョンが実はびっくりするほど強いわけではなかった、というか、柯潔からR100くらい上でしかなかった、というのが興味深い。
もちろん人類では図抜けた強さの柯潔よりR100高い棋士がいたとしたら、その打ち手はさながら神の打ち手に近く見えるだろうけどね。
ちなみにこのレート差だとセドル戦バージョンのセドルに対する期待勝率は78%。
Googleと中国の関係が断絶してなかったら、2016年3月の対局はセドルではなく柯潔になっていた可能性もあるけど、18歳の柯潔が対局していたら、セドルよりは速くアルファ碁に対応して、2勝目、または3勝目を上げていた可能性もあったのかも。

これがmasterになると対柯潔の期待勝率は99.89%に上がってしまって、そういう意味では2016年3月の柯潔対アルファ碁が見られなかったのは残念。
でも、18歳から19歳と伸び盛りの柯潔が絶芸と打ちまくって棋力を大きく伸ばしたみたいなこともあるし、そういう意味ではいいもの見れたなあ。

>>67でセドル戦バージョンと柯潔の差がR100と書いたのは、16年3月の柯潔のレートとの比較ね。

AlphaGoロゴ
記事内参照用URL :

F1レースが始まっても陸上競技ファンは居なくならなかった
しかし陸上よりF1のが好きだという人は出て来るし、時間も可処分所得も有限である以上、
そういった層が過去陸上に落としていたカネの幾らかはF1に落ちるようになった
構図としては似たようなもんだろうから、囲碁が衰退するとは思わんが囲碁で食えるパイの
大きさは確実に縮小するのだろうな
パイの縮小スピード以上に経済発展できればその限りではないが、流石に無理くさい

>>63
これどういう意味なんだろう

運ちゃんとの他愛ない世間話みたいな人間的な暖かみを客は望んでいるとか、
そういうこと？

AlphaGo Zeroのアルゴリズムが一般化され、汎用ボードゲームエンジンAlphaZeroが誕生した。チェスも将棋も含めてもはや人類不要の時代が。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1712/06/news138.html

人類不要というのはちょっと齟齬があるな
「自分の手番で何ができて何ができないか」「どうすれば勝ちか」というルールを人間に教わらないことには、何も始まらないだろう。

いずれAIは人間が教えなくても棋譜さえ見ればルールを把握できると思うぞ

>>74
それくらいなら多分今のAIと並みのパソコンで十分可能
なんならいずれはAIが「一番人間にとって面白いボードゲーム」を作ってくれるんじゃないか？

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>>70
人間囲碁とAI囲碁の違いをそれぞれ陸上とF1で例えるとか馬鹿丸出しだな
陸上もF1も人間による競技だし完全な別競技じゃないか
娯楽の無い時代は誰もが巨人ファンだったとかそういう話じゃないだろ

F1で例えるなら人間ドライバーとAIドライバーで比較しろよ
そして無人レースで熱狂するのはエンジニアだけだ
囲碁も将棋もとっくに人間越えてるのにパイの奪い合いなんか全く起きてない
話題になった分競技として注目度あがったぐらいだ

言っておくが新聞社の衰退はAIの発展とは全く関係の無い話だからな？
プロ人気が衰退している事はある程度事実だが、AIの発展とは全くこれっぽっちも関係ない。
むしろ逆だ。
将棋の話になるが、電王戦でプロ棋界の注目度が上がったし、ソフト学習で育った藤井が大注目を浴びた。
三浦問題についてはあれは連盟が馬鹿だっただけでAI自体はほとんど関係ない。
ソフトが人間を越えたらプロが食えなくなるなんて、何の根拠も無い与太話を何時まで繰り返すのか

多分、将棋や囲碁のファンが求めているのは「棋士による人間ドラマ」であって
ただひたすら強いAIがボードゲームをし合う姿じゃないと思うんだけど

DeepMindはボードゲーム界を制しただけじゃ飽き足らず、RTSの世界をも侵略してきたようだ

DeepMindのAI「AlphaStar」が世界トッププレイヤーを相手に「スタークラフト2」で10-1の大勝
https://gigazine.net/news/20190125-alphastar-mastering-starcraft-ii/

>>79
それはそれで最近強調されすぎてるきらいがあって、
棋譜の内容を全部理解できなくても「神の一手」を求める姿が
人間ドラマの前にあったのは確かだよ。

柯潔が負けた後彼を揶揄するようなコメントが主に囲碁を知らない人たちからあったのは本当に腹が立った
自分の得意分野で神の如き力を誇る機械と正面から逃げずに戦った彼を一体誰が責められるというのか

スタークラフト２を制したDeepMindのAIだが、Minecraftには苦戦している。
https://www.bbc.com/news/technology-50720823

タクシーの運転手の件は交通事故による経済・精神的な損失に叶いそうもないから将来的にはなくなりそうだけどな。エレベーターガールみたいな形で残るかもしれないけど運転手ではないな。

冷静に考えたら人間が遊ぶための競技で機械が勝ったからと言ってどうにかなるわけでもないしな

機械の頭の良さを測るためのルールとかは出てくるかもしれない

例えば、野球なら200km/hとかいう
まだ人間じゃ出せそうにない速さのバッティングマシーンがあったりするわけだが、
それがあるからと言って人間が機械に負けたとはされないし、
それらは打者の打力強化のために使われる。
将棋でもそうだが、AIは最早、人間をどこまで高みに持ち上げられるかに使われているよ。

現在非公式レーティング世界1位の申眞諝、レートの数値だけではイ・セドルと対局したときのアルファ碁に並んだ
もちろんこの5年でレートも多少はインフレしてるが、alphago-LeeよりR1000以上高い最新の囲碁AIの序中盤をもとに勉強してれば、当時のアルファ碁に追いついたと言っても大間違いとは言えないかもしれない

将棋でも同じことが言えて、多分2020年の藤井聡太や豊島将之なら2012年のGPS将棋の670台クラスタに勝ち越せると思う
あのときのGPSクラスタよりR1200以上高い最新の将棋AIの生む序盤にGPSクラスタは対抗できないと思う

囲碁やピッチングマシーンの話を自動運転と結びつけるやついるけど全然違げえよ。前者二つは所詮はスポーツ、娯楽じゃん。実際の生活の中にあって、何よりも安全が求められるようなタクシー運転とはわけが違う。安全が求められるからAIの導入は最初かなり慎重になるだろうけど、いったん人間が運転するより安全だと認められたら急速な置き換え運動が起きるだろうね。

野球や囲碁は選手や棋士の「駆け引き」もエンターテイメントになっているからな
ここらへんの娯楽性はAIじゃ書き換えられない

コンピュータチェスや将棋、囲碁その他の話を聞くと、対戦型ビデオゲーム、特にレトロ対戦ゲームを人間以上のコンピュータがやったらどうなるんだろうって思う。

単純に上手い人が居ない、やりこむ人も居ないどころか動画も無いゲームが殆どだし、かといってTASの自己対戦は対戦と言うより劇。
人間の限界点と同等か、それ以上の対戦がどんな世界なのか気になる。つまらないか長すぎるゲームでもAIには関係が無いし、何かしらゲームの新しい発見が見れるかも知れないから。

まあ、AlphaGoの開発元が出したエージェント57というAlがもうあるんだけど、動画が無いし対戦に対応してるかも分からないんだよね。