がんばれゴエモンとは、1986年に登場したコナミのファミコンゲーム。またはそこから続いた続編群のこと。
ファミコン・スーパーファミコン・ニンテンドウ64時代にコナミを支えた大人気作品群。
「がんばれゴエモン」は、コナミの発売している現代風時代劇アクションゲーム。
江戸時代に実在したとされる義賊「石川五右衛門」を元にした「ゴエモン」が作品を通しての主人公である。
初登場は1986年にファミリーコンピュータで発売された「がんばれゴエモン!からくり道中」である(翌年にMSX2に移植)。1989年に長い沈黙を破って続編の「がんばれゴエモン2」が発売されると(厳密には、1988年発売の「コナミワイワイワールド」にゴエモンは登場している)、その後は毎年のように新作が発売されるようになり、コナミの人気シリーズとして急成長を遂げた。
難易度は多少難しめであったりするが、コナミ矩形波倶楽部による和風調かつ現代風なBGMに加え、
操作性の良さやステージグラフィックや演出などが、当時話題を呼び、今でもファンが大勢存在する。
また初期から中期にわたり、ストーリーにギャグを積極的に取り入れて行ったり、ゲーム中に3Dダンジョンや多くのミニゲームを組み込んだり、RPGシリーズや、巨大ロボットバトル、コナミ作品のセルフパロディなど、当時における目新しい要素がふんだんに投入されているのも特徴である。
これらの作り込み具合に加え、コナミは悪魔城ドラキュラやコントラなどのアクションゲームシリーズが豊富であったため、「アクションゲームのコナミ」という評価を有名にしていったシリーズである。
過去に帯ひろ志によるコミックス化、地上波やOVAにてアニメ化もされた。
ニンテンドーDSで発売された、現時点での最終作である「がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻」の製作後、開発スタッフは退社してグッド・フィールを設立した。任天堂ハード向けの下請けが多く、代表作は「ワリオランドシェイク」「毛糸のカービィ」「ヨッシー ウールワールド」(全て任天堂から発売)などである。
ちなみに、専務取締役の蛭子悦延はエビス丸のモデルとなった人物である。がんばれゴエモン2制作の会議で2Pキャラクターを新たに作ることになったのだが、会議中の悪乗りで当時新入社員だった蛭子氏をモデルにすることが決まったことがゲームセンターCXのインタビューで語られている。
初代「がんばれゴエモン!からくり道中」が発売される以前に、アーケードゲームとして「Mr.五右衛門」というものが存在した。
「Mr.五右衛門」は1986年に稼働開始しており、ゲームシステムは異なるものの、後の「がんばれゴエモン」シリーズにコミカルな時代劇アクションといった大筋が受け継がれている。 単純だが楽しく遊べる名作ゲームである。
本作の2面のBGMは「がんばれゴエモン」にも使用されのちに同作品を代表するBGMになる。SEなども同作品に流用されている。
現在では、アーケードアーカイブスで手軽にプレイすることが可能である。
コミックボンボンにて帯ひろ志によって連載されていたシリーズ。
『児童誌三大お色気漫画の一つ』とも評され、ニコニコ動画内でも高い人気を誇る。
ヤエちゃんの人魚変化の術使用シーンはもはや語り草。
ゲームに沿った物語でありながらも原作にとらわれない発想で、ゲームでやや荒っぽい展開をしている部分も丁寧に描ききっており、ゲーム版とはまた違った魅力を持った作品となっていて未だにファンが多い。中には漫画の設定をゲームに逆輸入したパターンもある。例えばニンテンドウ64シリーズに登場する巨大メカのたいさんばシリーズはゲームでは2~4しか登場しないが、初代は漫画で登場している。
多くのファンの要望が通じてついに新装版発売が実現した。
『ゆき姫救出絵巻』編、全1~3巻を一冊にまとめ、描き下ろしページが追加されている。
以降の作品も復刻を進めていく予定であったが、その矢先に作者の帯ひろ志氏が急逝。そのまま復刻計画は止まってしまっている。
タイトルアクション
新世代シリーズRPG
テーブルゲーム
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掲示板
提供: しつね
提供: 座礁鯨
提供: わんころ助
提供: 蘭子
提供: すずくろ
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最終更新:2025/03/15(土) 09:00
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