中野四葉とは、春場ねぎ原作による漫画「五等分の花嫁」に登場するキャラクターである。
誕生日 | 5月5日 |
身長 | 159cm |
好きな食べ物 | みかん |
好きな飲み物 | 炭酸ジュース |
嫌いな食べ物 | ピーマン |
好きな動物 | ラクダ |
よく見るテレビ | アニメ |
得意教科 | 国語 |
日課 | 観葉植物の水やり |
好きな映画 | サメが出てくる系 |
お気に入りスポット | ブランコ |
本を読むなら | 漫画 |
朝食 | シリアル派 |
本作に登場する中野家五つ子の四女であり、ヒロインの1人。イメージカラーは緑。
オレンジがかった髪色のボブカットと緑色のうさ耳リボンが特徴的。リボンが大きくなっているのは本人の脳から養分を吸っている説。制服は黄色のセーターを着ている。私服には、自分の名前にかかった「428」の文字がプリントされている。
五つ子の中で最も活発的で明るくて人懐っこく、天真爛漫。無邪気で子供っぽい。一花からはいまだに小学生のときのパンツを履いていることを暴露されている。また、寝るときは動物のパジャマを着ている。とはいえ、一花の持っていたセクシーな下着に赤面したり、恋愛話に興味を持ったりと年相応の女の子の感覚も持っている。寝相が悪いため足元にも枕を用意している。寒さを感じないため、冬でもTシャツで過ごすことができる。自身が表紙となったコミック10巻のキャラクター紹介では「体は大人。頭脳は子供。パンツも子供。」という何とも酷い紹介をされている。
人の役に立つことを好む反面、頼み事を断りきれないお人好し。また嘘をつくのが苦手。他の五つ子への変装も苦手としている。勉強のできない五つ子の中でも最も成績が悪く、テストで0点を取る。普段の言動もかなりの天然であり、いわゆるアホの子。わかったような表情の時は何もわかってない時。反面、運動能力が非常に高く、バスケ部や陸上部から助っ人を頼まれ、本格的な入部を請われるほどの活躍を見せている。高校スポーツの記録に度々現れる中野選手を巡って様々な都市伝説が語られているらしい。当の本人による自己評価は極めて低く、「何の才能もない」と語るなど明るい普段の振る舞いとは違った闇深い一面をのぞかせている。
風太郎のことは「上杉さん」と呼んでおり、他の姉妹と違って出会った当初から風太郎に対して友好的に接しており、家庭教師についても協力的な姿勢を見せている。風太郎に対して辛口なコメントをすることはあっても、一貫して友好的な姿勢は崩していない唯一のキャラクター。
ここから先は、ネタバレ成分を含んでいます。 ご注意ください。 |
以前通っていた黒薔薇高校在籍時に、落第の懸かった追試で姉妹の中で一人だけ落ちてしまい、自分に付き合う形で他の4姉妹も転校することとなり、そのことで他の姉妹に対して負い目を感じている。そのため、「自分は他の姉妹よりも幸せになってはいけない」と考えている。
ここから先は、さらに物語の核心をつくネタバレ成分を含んでいます。 ご注意ください。 |
5年前に京都で風太郎が出会い、人生観を変えるほどの大きな影響を与えた「写真の子」の正体である。
風太郎と出会う前から非常にネガティブな内面を持ち、何かと自分が悪いと思う癖がありアドバイスや助言をされると悪い風に捉え頭の中で言葉が変換されてたり、小学生ながら「自分がいなきゃお母さんはもっと楽が出来たのに」と存在意義を既に見失ってる程。故に五つ子として見られてる事に疑問を持ち始め、スポーツの成績が良くなると姉妹のお手本になるように、と言われ個性が芽生え始める。
当時、個性が芽生え始めた彼女も風太郎との出会いによって大きな影響を受け、それぞれが妹と母に楽をさせ「必要とされる人間になる為に一生懸命勉強しよう」とお互いに誓い合っていた。同時に、その頃からずっと風太郎に対する想いを抱き続けていた。しかし、上述した姉妹への負い目があるため、風太郎への想いを隠し通すことを決意し、風太郎と姉妹を応援する立場を取る。かつて京都で風太郎と出会っていたことも風太郎に悟られないようにし、自分の気持ちと大切な思い出を抑えつけていた。
四葉のトレードマークであるリボンは風太郎と誓い合った直後に「風太郎が自分と一花を間違えてしまう場面を目撃」した事がトラウマとなり個性が完全に発現し、今度はちゃんと見分けられるように付けた物である。この四葉の行動が姉妹に影響を及ぼし、それぞれが別の個性を発現させた。
また、自分が勉強を頑張る為に三玖にゲームを譲った結果、ゲームに熱中した三玖の方が成績が伸びたという現象を目の当たりにし、元々の目的だった母に先立たれた事もあり、自身が勉強し続ける事に対する意味を見い出せずにいた。しかし、この出来事は三玖自身には感謝されている。
「姉妹を応援する為に想いを封印する」という行動も、約束を果たした風太郎と共に過ごし、風太郎が自らの望む言葉や行動を投げ掛けてくる事でドンドン自分の想いが抑えつけられなくなり、流れで告白したり頬にキスしたり等、要所要所で「姉妹を応援する」と「風太郎の特別で有りたい」の間で揺れ動き続ける。しかし3年に上がった学園生活でのとある事件を境に風太郎の事を諦めるようになった。
母の教えである「大切なのは5人でいる事」という遺言は、四葉を縛り付ける呪縛となり、また過去の過ちから姉妹に助けられた事は、救いであると同時に母の遺言と重ね「枷」となった。
四葉のお気に入りである公園のブランコは「落ち込んだ時に乗る」という宣言通りに、自分が落ち込んだ時にカラ元気に独り言を呟きながら本来の想いを封印する事に使用される。このブランコの鎖は四葉の「枷」のメタファーとして表現されている。
四葉の根底にある"闇"とは子供のころからずっと抱いている「姉妹ではない誰かに認められたい承認欲求(五つ子ではなく、他者に特別な存在だと思われたい)」であり、それは形を変えながらもずっと四葉を蝕んでいた。母に個性を否定されたと勘違いし、風太郎には存在そのものを間違えられ、誓い合った約束も果たせず、得意なスポーツで姉妹に迷惑を掛けてしまった為に「特別を求めてはいけない」と思うようになり、空虚になった心を埋める為に唯一残された「他者の為に在り続ける」事で無理をし続け、様々な要因が重なった結果学園祭でその無理が祟り倒れてしまう。その際風太郎に助けられ、「お前は皆に信頼されている」と諭される事で収まり、また零奈の振りをして風太郎に約束の事を改めて謝罪するが「昔の事より今」と言われ吹っ切れ、過去と決別する。しかしそれは過去に拘り続けた四葉にとっては失恋その物であり、過去を乗り越えた四葉は人知れず号泣した。
その後、約束の時間に「告白されるはずがない」と確信していた四葉は保健室を抜け出し、携帯が無い事に気付き保健室に戻ると、そこには風太郎が待っていた。風太郎が思い返す四葉との思い出の数々が描かれるが、そこには最初に出会った京都の思い出は一切含まれていなかった。
風太郎は四葉の事を”写真の子”と気付かぬまま、もう一度四葉に恋をしていた。当然鐘の下でキスをしたのは四葉だと気付いており、無意識下の間も含めると相当長い間四葉に片思いしていた。既に両想いになってたというのに何故このような事態になったのか。それは四葉が風太郎に対して勉強の約束が果たせなかった罪悪感を抱いていたのと同じように、風太郎も四葉に対して誰にでも必要とされている「自らの理想を体現する女性」として劣等感を抱き、更に互いに意識し合ってた頃に学園で「2人がカップルとして見られてる」という噂が流れ、互いに牽制しながら軽口や照れ隠しで否定した結果、互いに本気に捉えて互いに自分の事が好きじゃない、自分は相応しくないと断定してしまったためである。風太郎はこの件を受け「キスは事故だった」とトイレで落ち込みながら忘れるように処理し、四葉は風太郎に言われた言葉を反芻するように「ないよ、あり得ません」と絶望しながら呟いている。
ちなみに、上記の通り四葉は姉妹への変装を苦手としているが、姉妹や他の人の認識は全く違い実は演技や変装がとても上手い。作中でも学園祭で普段とは打って変わって見事な演技を披露しており、らいは・演劇部部長がその事に触れている。また、変装が得意なニ乃や三玖は四葉が演劇をする事に風太郎と違い全く違和感を抱いていなかった。そんな勘違いが本人の中で起こってしまった原因、それは風太郎が四葉の変装を何となく見抜いてしまうからである。四葉が大根役者だと思っているのは風太郎だけであり、変装が苦手と思ってるのは四葉だけである。その為風太郎の前では四葉は演技が完璧に出来ずしどろもどろになってしまう。しかし両者はこれを「嘘がへたくそだから」「誘導尋問されたから」と全く別の勘違いを互いにしている。この見抜きは「他姉妹が四葉に変装した時」「複数で同じ格好をした時」には発動せず「変装した四葉と2人きりになった時」のみ見破られる為、他の姉妹は言及する事が出来なかった。風太郎は後に自身の恋を自覚してからは、四葉を見抜けたのは自身の愛からである可能性に気付いた。四葉の証言から、時期としては勤労感謝のデート後にはもう見分けられてた事が語られており、友人の武田が風太郎に聞いた「誰から見分けられるようになったのか?」という質問の答えは四葉である事が分かる(連載順ではスクランブルエッグ編の五月の森での一幕が最初の見抜きとなる)。
風太郎の告白は紆余湾曲を経ながらも「俺だけの特別になって支え合いながら共に歩もう」という真摯なプロポーズにまで飛躍し、「枷」であったブランコの鎖が引き千切られると共に四葉に受理され、2人が公園で結婚の約束をしてから約5年後のある日、結びの伝説2000日後に2人は結婚した。結婚後、トレードマークのリボンを外した四葉は母の言葉の真意に気付き、自らに秘めていた事を全て風太郎に打ち明ける。
四葉がリボンを付けた事で始まった五つ子の恋物語は、四葉自らリボンを捨てる事で幕を閉じた。
掲示板
257 ななしのよっしん
2023/04/01(土) 23:31:03 ID: in7VuJfPx0
新作アニメーションで原作の未アニメ化部分やるってさ。
やっと学級長の噂やある男子②が見れそうで嬉しいね。
258 ななしのよっしん
2023/09/12(火) 18:21:05 ID: /EdBO1pth8
五等分アニメ化されるまではココア、いろはす、蘭、奈緒辺りが代表的だったCV佐倉綾音の中で、
2年連続映画での名演技も相まって一気にCV佐倉綾音No.1と言っても過言ではない存在になったのが凄い
259 削除しました
削除しました ID: CRE+Vf99PL
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最終更新:2024/11/01(金) 09:00
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