坂谷一郎のミッドナイトパラダイス

坂谷一郎のミッドナイトパラダイスは、1980年（昭和55年）4月から1985年（昭和60年）7月まで放送されていた深夜生放送番組。

番組名の通り、タレント・ミュージシャンとして活動していた坂谷一郎の冠番組だった。

お忙しいところ恐縮、女子大生の味方、坂谷一郎でーす！

概要

坂谷一郎のミッドナイトパラダイス

ジャンル	バラエティ・生放送
出演者	坂谷一郎 朝戸わたる 四つ木寿郎 （レギュラーゲスト） 岡﨑茂一 （レギュラーゲスト） ほか（出演者項参照）
プロデューサー	市原進

それまで「視聴率不毛の時間帯」とされていた深夜帯に、「深夜だからこそ、あえて好き勝手な企画をやってもいいじゃないか！」としてチャレンジングな生放送企画として1980年4月に放送開始。その挑戦的な内容は当時業界内で話題となっていたようだ。

しかし、現在となってはテレビ局側に記録が残っておらず、番組内容について詳細は不明な点が多い。これは放送当時はまだ局側での体系的な番組テープの保存が行なわれていなかったためと言われる。また、深夜という時間帯や、生放送という番組形態も災いしたと考えられよう。

2022年12月27日23:00よりBSテレ東で放送された30分番組「このテープもってないですか？」にて、視聴者からのVHS録画テープ提供により“初再放送”が実現した。 

コーナー企画

「しゃべってしゃべってこんばんは！おもしろビデオトーク」

話題のゲストに対して画面に表示された質問をしてパーソナルを掘り下げるコーナー。

「見て！聞いて！坂谷さん」

放送当時、一般への普及が始まっていたビデオテープの映像を視聴者から募集し、番組内で放送したコーナー。

「女子大生150人大アンケート」

150人の女子大生にアンケートを行い、「人気の芸能人」「好きなフルーツ」などをスタジオで発表するコーナー。

「ジャズde水着deパラダイス」

女子大生が最新水着を着用し、ジャズに合わせて登場するコーナー。

「笑って！笑って！大爆笑」

漫才を見るコーナー。1980〜1982年ごろの漫才ブームが終わってから開始したため振るわず、わずか数回で終わったとされる。 

出演者

※「このテープもってないですか？（BSテレ東）」の内容を参照。

番組MC

坂谷一郎

アシスタントMC

朝戸わたる（番組初期のみ山本章枝）

レギュラーゲスト

四つ木寿郎（1982年頃より）

岡﨑茂一（1983年頃より）

島田宗也（番組初期）

ゲスト

アイドル、文化人など

スタッフ

構成

山田久通、永江新吉

技術

長谷部俊男

カメラ

新山太郎

音声

山村大

調整

川田健斗

音効

唐沢潤

美術

金沢豊

制作協力

テクニカルラージ

ディレクター

寺田泰一

演出

川島聖

プロデューサー

市原進

関連リンク

• このテープもってないですか？（BSテレ東）

関連項目

• テレビ番組の一覧
• このテープもってないですか？
• 70年代生まれホイホイ

• 坂谷一郎
• 朝戸わたる
• 四つ木寿郎
• 花村美鳥
• 岡﨑茂一

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読み：サカタニイチロウノミッドナイトパラダイス
初版作成日: 12/11/07 21:31 ◆ 最終更新日: 22/12/30 00:00
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坂谷一郎のミッドナイトパラダイスについて語るスレ

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8 ： 削除しました ：削除しました ID: +//7W0qT5o

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9 ： ななしのよっしん ：2022/12/29 23:00:00 ID: MnJ+0kF/Ww

芒に月、出鱈目の坊主が真っ黒に塗り潰した枯尾花。
花の蕾の羽化と同時に裏返った全展望監視の円筒形、
円筒と管と消化管、胃袋以外のすべてを露出した両生類。

10 ： ななしのよっしん ：2022/12/30 00:00:00 ID: MnJ+0kF/Ww

もうとっくにダメです。

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坂谷一郎のミッドナイトパラダイスは架空の番組です。

実在の人物や団体とは関係ありません。

本当の概要を開く
（番組「このテープもってないですか？」のネタバレを含みます）

坂谷一郎のミッドナイトパラダイスは、架空のテレビ番組。

BSテレ東において2022年12月27日〜29日の23時より放送された、梨氏構成のホラーモキュメンタリー作品「このテープもってないですか？」に登場する劇中劇である。

概要

竹村武司らによって構成され、2021年12月に4夜連続放送されたモキュメンタリー番組「Aマッソのがんばれ奥様ッソ！」に引き続いての構成番組である「このテープもってないですか？」。
未発掘な“幻の番組”の録画テープを視聴者から募集し放送するという番組を模した三部構成のモキュメンタリーで、「洒落怖」や「SCP財団」などインターネットのプラットフォームに出自する作家であった梨（Pear_QU）氏が関わることとなった。

その中で“発掘”された番組のひとつとして取り上げられたのがこの劇中劇である番組であった。内容は基本的には上記記事の通りで、11PMをオマージュしたみたいな感じのちょっとエッチなバラエティ番組なのだが、内容はどうにもおかしい。

最初は一見すると普通に進行しているのだが、視聴者からビデオを募集する「見て！聞いて！坂谷さん」の投稿映像が妙に不気味に映る。しかし発掘番組内の出演者であるいとうせいこうや井桁弘恵はそれに触れない。第二夜の途中からは他の番組に触れることなく、「坂谷一郎のミッドナイトパラダイス」のみで進行する上、出演者の言動がどんどん支離滅裂となっていく。

構成を行った梨氏の作風に拠るものという指摘があるが、何らかのモチーフのもとに様々な都市伝説的な仕掛けが施されたホラー仕立ての内容であった。その恐ろしげな内容の真相が明確に示されることはなく三部は幕を下ろし、TiktokやTverへの追加の断片的なビデオ映像で含みの持たされた終わりを迎えた。

ニコニコ大百科の記事

ニコニコ大百科に立てられている本記事含む関連記事も、（おそらく）番組関係者によって立ち上げられたものである。各出演者の項には作中に知り得ないような引退時期などのバックグラウンドが示されていた。本番組記事ではどの放送局で放送されていたかが明記されていない、各出演者記事を見ても本番組だけ放送局が書かれていない、本番組終了と共にほとんどの出演者が活動を辞めているなどの怪しげな要素が示され、視聴者からは考察の一要素と目された。

しかし、この記事はフィクションである旨を一切示さないまま、現実の辞書サイトであるこのニコニコ大百科に立てられた。独自のWikiサイトなどではなくである。

この記事が番組関係者の手によるものと推測されるのは、更に元を辿った、同編集者によってWikipediaに立てられていた記事の存在のためである。これが第一夜の放送終了約10分後の作成であり、それが詳細であったため関係者である可能性が有力視されている。
この記事はフィクションである内容が特筆性の基準を満たすわけがなかったためか、結局投稿者自身による白紙化のもと即時削除となり、その後このニコニコ大百科に記事を移すこととなった。しかし、体裁がWikipedia向けのままであったり、フィクションの旨が非明記であったり、整形が未完成だったり、第三者が編集可能なリスクのある状況に記事を置いたりしたこともあり、一般の利用者からの批判や編集が集まることとなった。

その後、どういうわけかニコニコ大百科の急上昇ワード改のランキングから関連記事が除外されたりしたのち、番組放送後にこれら各記事の内容が、第三夜の放送後初版作成者自身の手によって一時的に大幅軽量化（白紙化）された。
演出的なものなのか、単に記事を取り下げようと目論まれたのかは不明だが、議論をもたない内容の大幅除去はサイトポリシーによって禁じられていたこともあり、更に批判を集める事態になってしまった。

その後の展開

• 2023年3月、梨氏はホラーカンパニー「闇」とのコラボで「その怪文書を読みましたか」という展示会を開催した。支離滅裂な内容が書かれ「怪文書」と呼ばれるような架空の印刷物等を取り上げた展示で、恐らく坂谷一郎役と思われる男性の写真も紛れ込んでいた。
  • この展示に登場する団体や人物の一部は、Webで検索するとホームページが出てくる仕組みとなっていた。これは外部サービスではなく独自のサイト上に構築されていた。
• 2024年12月、大森時生らによりモキュメンタリー「飯沼一家に謝罪します」が放送された。
  • 「飯沼一家」という番組が都市伝説として存在することが紹介される際、文献が存在しないことを紹介するシーンで「ピクシブ百科事典」に記事が掲載されているようすが取り上げられた。実際には記事は存在しない。

関連リンク

• このテープもってないですか？（BSテレ東）
• 梨 (@pear0001sub) - Twitter

関連項目

• 架空の○○の一覧の一覧