悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~とは、星彼方による「小説家になろう」でのオンライン連載ノベル、その文庫版ライトノベル、およびコミカライズ、そしてTVアニメである。
「小説家になろう」で2019年11月29日より連載されている。
2021年4月より講談社Kラノベブックスfにて書籍刊行開始。挿絵担当はペペロン。2025年11月時点で既刊3巻。
2021年3月よりPalcyでコミカライズ版連載開始。2025年5月にARTEMIS by siriusに移動している。作画担当は水辺チカ。2025年11月時点で既刊11巻。
「悪食令嬢」
マーシャルレイド伯爵家の長女メルフィエラは亡き母が研究していた魔物を安全に食す方法を磨き上げるために日々魔物食に勤しんでいたため、その悪名で呼ばれるようになっていたのである。
魔物は毒を持っており食べられないものであると認識されている(一応即死するほどではなく腹をひどく壊す・意識を失うほどクソまずいといったレベルだが、普通はそれは食べられないに分類される)。
ところが舞台となるラングディアス王国は17年前に大飢餓と呼ばれる状態になっており、数はいる魔物を何とか安全に食べられるようにしようとメルフィエラの母が研究しだしたのである。
研究はある程度形となりマーシャルレイド伯領は何とか飢えで滅びるという事はなかったのだが、王国では魔物食を禁忌とする(具体的にどういう教えによって禁じられているのかは不明)は精霊信仰があり(伯爵領は特に盛ん)、民たちは飢えから逃れるために背に腹は代えられずメルフィエラの母が作り出した食べられる魔物産食材を食べ、飢餓終了後は魔物を食べたという事実はひた隠しにしていた。
また研究は不完全だったため母の身体に魔物から抜いた毒が蓄積していき、メルフィエラが幼少の頃に亡くなってしまう。これもまた領民からは魔物を食すという教えに反する事をしたからだと悪く取られ、研究を続行しているメルフィエラが悪く見られる一因となっている。
メルフィエラはそんな悪名持ちなので特に縁談があるでもなく日々を過ごしていたのだが、父の後妻と折り合いが極めて悪く[1]「あと一年以内に相手が見つからなければ修道院に入れ」と言い渡され、婚約者を見つけるべく王国の遊宴会に参加する羽目に。
並みいる貴族家の子息たちへは悪名の影響が強いので、悪名に左右されない(と思われる)平民上がりの騎士たちが詰めるエリアにメルフィエラは移動したところにアリだー!!魔物が乱入。
逃げ惑う貴族たちの中に取り残された老貴族夫婦を見つけたメルフィエラは、夫婦を助けるために自らを囮にする。
魔物を引き離すことには成功したが、彼女の生命は風前の灯火。
そこに「狂血公爵」と恐れられるガルブレイス公爵が駆けつけ、彼女を危機から救い出したのである。
剣閃の鮮やかさと公爵の金色に光る瞳に息を飲むメルフィエラだったが、それはそれで公爵の顔にかかった魔物の血が気になってしまい―
といった出だしのお話です。
2025年10月からTBSテレビ系列でアニメ放送開始。
元々2025年4月からの放送予定だったが10月からと延期されている。
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掲示板
1 ななしのよっしん
2025/11/13(木) 19:37:09 ID: ilOUPUCvVX
まあ悪食王がいるなら悪食令嬢がいてもおかしくないか…
2 ななしのよっしん
2025/11/16(日) 09:23:20 ID: FYUKOkWjSA
もはやライオスが本名に近いレベルの渾名になりつつあるのが笑える
3 ななしのよっしん
2025/11/23(日) 22:42:34 ID: ODnQxGIoHC
メルフィエラが周囲の悪評にも構わず研究熱心になった経緯も、魔物食が忌避されている事情も分かったけど、そうすると1話でサンドイッチを食べたいといった紳士に「これ魔物の肉ですけどそれでもよろしいですか」みたいに一言断らなかったのありえないだろって思った
まあそういうことは脇に置いといてイチャコラを見るのがメインなんだろうけど
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最終更新:2025/12/08(月) 17:00
最終更新:2025/12/08(月) 17:00
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