管理国家ラビリンスとは、『フレッシュプリキュア!』に登場する敵組織の名称である。
総統メビウスによって統率された、地球とはまた別の次元にある世界。これまでのプリキュアシリーズに登場した敵は、素の姿が怪物・怪人であり人間の姿は変身した仮の姿であったが、本作は地球と同じく人間であるのが特徴。
しかし、その実態は自由が無く住民達が娯楽・結婚・就職を統制された世界であり、国民は番号で管理され、あげく寿命までも操作されてしまう恐ろしいものであった(これは、市民だけでなく中枢で働く幹部達も同様である)。
国民はメビウスの操り人形と化して無気力であったが、ラビリンスに乗り込んだプリキュアの活躍と、メビウスに粛清されそうになったウエスターとサウラーの離反、そしてカオルちゃんのドーナツの力などによって、国民が自我を持つようになり革命が勃発。プリキュアがメビウスを滅ぼしたことによって、メビウスの独裁政権は崩壊した(メビウスによる管理統制されていた頃は空が雲に覆われて終始灰色の薄暗い色持ちだったが、メビウス消滅後ようやく晴れ間が見えるようになった)。
その後、イース様(正式にはキュアパッション)、ウエスター、サウラーらが中心となって、国の立て直しが続いている。国家社会そのものが大きく変化したためか、プリートフォンによるとまだ危険なところもあるそうだが、プリキュアオールスターズで彼らが地球に時折来ているなどを見ると、少しずつではあるが順調に復興が進んでいるようである。
なお、この年から敵幹部の数がグンと減り、敵幹部が殉職することなく改心して最後まで生き残るパターンが多くなった(消滅しても浄化など)。これは「フレッシュプリキュア!」から「スマイルプリキュア!」までの作品を担当した梅澤淳稔プロデューサー(梅プリ)の特色であり、レギュラーの悪役で生き残ったのがブンビーさんだけだった鷲プリとの決定的な違いである。
東せつな=イース、西隼人=ウエスター、南瞬=サウラー、北那由他=ノーザさんの四名で構成される。
イース様を参照。
ウエスターを参照。
サウラーを参照。
「ウエスターくん・・・どこ行くの?」
ニコニコ大百科で唯一個別記事が作られていない不遇の人。北那由他という名前で人間世界に潜入しているが、一度もこの名前が使われたことはない。
ノーザ様ではなくノーザさんである。間違っても呼び捨てにしてはいけない。「ノーザさん、でしょ?」
イース様が抜けて汗臭くなっていた占い館に現れた新たなる希望の華・・・のはずが、その実態はウエスターと同じ身長でキツイ性格の、露出度低なデカ女という困った女性キャラであった。
サウラーとキャラが若干かぶっているが、詰めの甘いサウラーと比較すると作戦にキレがあり、二重三重に罠を仕掛けてプリキュアを追い詰めるという、プリキュア界の中でも珍しい策士である。
植物の上を歩くとそれらを枯らしてしまうという迷惑な能力を持ち、身体から植物をはやして触手攻撃をするなど、どんどん萌えキャラとは程遠くなっていった。
「我が名はノーザ。お前達に嘆きと悲しみを植え付ける者」が変身後の決め台詞。スイッチオーバーのポーズも他のメンツに比べると枚数が多いうえに、ちょっとカッコよくなっている。
これでもなお萌えキャラとしてなんとか認知しようと試行錯誤する者がいたが、最終決戦においてソレワターセの実を自ら食べて、ザケンナーみたいなアゴをした植物の怪物に変身。彼等の苦労をバキボキにへし折る結果となり、あげくオッサンと合体してしまった。
あまりにも哀れな扱いに涙するものもいたが、その正体が人間ではなく球根であることが判明し、誰もが納得せざるを得ないオチに終わった。
しかし、そのわずか2ヶ月後にはオールスターズDX2でラビリンスメンバー唯一の復活!(といってもあとクラインしかいないわけであるが)本編での策士っぷりを活かして、歴代の敵幹部をうまくまとめるなど、大活躍を果たした。おまけに出演時間がサブプリキュアよりも長いという優遇っぷりである。
が、復活してすぐに大スクリーンで恐ろしい形相を見せながら高笑いして幼女を号泣させ、中盤ではボトム様に精神を乗っ取られているところも見られるなど、ファンにとってはある意味精神的グロシーンとなってしまった。おまけに超獣にもなってしまった・・・。
本編終了後、その哀れな最後と驚愕の正体を嘆き、「再生したノーザさんという設定で萌えキャラ化に路線変更させよう!」という試みが密かに行われている。pixivでは「なゆたん」という甘い愛称までつけられていた。
メビウス様の側近。声優は。データ管理を主とする中年男性で、戦いには普段参加しない癖に幹部達とタメ目線という偉そうな人物。
いつもデータ管理ばかりやっているため、誰もがインドア派だと思っていたが、実はプリキュア四人をぶちのめせる超強力戦士「ドラゴン・クライン」であることが判明した。
最後の最後で株を上げたものの、これまでの影の薄さが災いしたうえに、ノーザ・クラインに合体したことでさらに影が薄くなってしまった悲劇の人。
ノーザとクラインが合体したからノーザ・クラインという超安直ネーミング。ちなみに声優は、ノーザと同じく渡辺美佐。
声はノーザさんだが、言動には管理やデータなど電子的なことに触れることもあるため、決してノーザさんが主導権を握っているわけではなく、個性が中和されたといったところである。
外見はドラゴンボールに登場する宇宙人のような凶悪な外見で、胸にはソレワターセのような目がついている。すなわりこの合体はこのうえソレワターセの力も加わっているということになる。
気弾を放つ、しっぽでキュアパッションの攻撃を止める、ピーチと壮絶な殴り合いを繰り広げる、四人の必殺技コンボを受けても立ち上がるなど、凄まじい戦闘力を見せた。
が、最期はプリキュアTVシリーズ初のパワーアップフォームへの変身を果たしたキュアエンジェルズによって消滅、合体した二人はお互い元の姿に戻った。
「私の幸せ?そんなものはプログラムされていない。
だが、敢えて言うならば、唯一管理することが出来なかった、プリキュア!お前たちを消し去ることだ!」
ラビリンスの総統。ローブのようなものを羽織った禿頭の男性。全ての次元の支配を企んでおり、そのためにインフィニティメモリを探している。ちなみに密かに大ショッカーと対立している。
表向きでは部下を心配する素振りを見せるが、実際は部下のことなどなんともお持っていない非道な性格を持ち主。が、そのおかげで大きなお友達はイース様の触手プレイが拝むことが出来た。メビウス様バンザーイ!
インフィニティメモリを手に入れ、ドーパントにへんし・・・ではなく管理システムを強化し、全パラレルワールドの支配に乗り出す。
ちょうどその頃プリキュアが幹部を倒して攻めこんできたため対決。キュアパッション(エンジェル)のハピネス・ハリケーンを受けるが、その際に身体が傀儡であることが発覚、彼の正体は世界を管理する超高性能コンピューターであることが発覚する。なお、ハピネス・ハリケーンの攻撃を受けたシーンは、メビウスの顔と背景のギャップが凄まじいので必見。
正体を表した後は、邪悪なmktnを初めとした悪のプリキュア達になりすまして精神的にプリキュアを攻撃、最後は管理することに成功するが、再び立ち上がったプリキュアとかつての部下達によって追い詰められ、最後はプリキュアを道連れにしようと自爆。が、インフィニティことシフォンのおかげでプリキュアたちは間一髪で助かり、無駄死にとなってしまった。
なお、彼は人間が楽に暮らすために生み出された機械であり、楽に生活するための究極の選択としての道を選んだのがメビウスである。誰も傷つかず悲しまない世界を理想とした彼であったが、喜びや楽しみがない世界を明確に反論・否定したキュアピーチによってその理想の穴を突かれることとなった。
だが彼のやっていたことも、ある意味では彼なりの正義があったということを忘れてはいけない。
掲示板
26ななしのよっしん
2019/08/25(日) 16:03:35 ID: Zm34ywxUTC
27ななしのよっしん
2019/08/27(火) 17:52:04 ID: nUVFHffYjv
思えば全ての元凶はメビウス作ってまで便利さや快適さを追求し過ぎて、思考も人権も放棄して「メビウスの指示通りなら間違いない」で全てをメビウスにゆだねてしまった古代ラビリンス人なんだよな
流石に当時のラビリンス人はもう残っていないだろうけど、せつな達現代のラビリンス人が古代ラビリンス人の愚行のツケを支払う羽目に…
28ななしのよっしん
2021/10/17(日) 10:17:31 ID: t1tKJdnrz4
共産主義の究極
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最終更新:2023/04/01(土) 17:00
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