羅刹-Alternative-(ラセツ オルタネイティブ)とは、プレイステーション2用ゲーム。
RASETSU 羅刹 -Alternative-は2005年10月13日に、
日本一ソフトウェアにより発売されたプレイステーション2用ゲーム。
開発は株式会社工画堂スタジオ、いるかさんチーム、キャラクターデザインはたかみち(TAKAMICHI)
同ソフトは株式会社工画堂スタジオで作成された、Windows用PCゲーム
RASETSU ~羅刹(2001年12月7日発売)、RASETSU XAN ~羅刹・斬(2002年10月18日)をリデザインしたゲームである。
システムや一部ストーリーにはRASETSU 2 ~羅刹弐(2004年3月25日発売)を踏襲した部分もあり、
工画堂スタジオの羅刹シリーズの総まとめ的な作品になっている。
ジャンルは
日本一ソフトウェア側ではリアルタイム・ストラテジー(RTS)、
工画堂スタジオ側ではリアルタイムタクティカルシミュレーションゲーム(SLG)と表記されている。
超光速航行技術の実用化により、
無節操な宇宙開拓を進めてきた「銀河系地球連邦政府」は地球中心の中央特権型社会を強いていた。
それに反発した辺境惑星は連合を組み総督府長官ディックを担ぎ上げて「ディック惑星連合」を成立させる。
宇宙を二分する両勢力の間で第一次銀河戦争が勃発、地球連邦は手痛い敗北を味わいます。
第一次銀河戦争は多くの宇宙難民を生み、
地球連邦を見限った多くの有力企業は「ホライズン共同体」を作り上げます。
さらに、地球連邦はフォーサイト紛争(アンドロイドの反逆)により壊滅的な打撃をうけるも
勝者側のアンドロイドが望んだ事は「人類への献身」であった。
この紛争により、生体装甲の素となる外皮装甲が開発される。
第二次銀河戦争が勃発。
地球連邦はフォーサイト紛争から体制を立て直しは完了していたものの、
経済力は第一次銀河戦争敗北から下降しつづけており兵站は万全とはいえない状況であった。
また、ディック惑星連合も貧弱な生産力により軍備が十分とは言えない。
結果的に両者は「セプムクルム」等のホライズン共同体傘下の傭兵ギルドに戦力を依存している状況であった。
また、戦争の引き伸ばしを画策するホライズン共同体の指針により、戦況は泥沼のまま200年の月日が過ぎる。
結果的に、誰が勝者ともわからないまま休戦協定が成立し、人類はひと時の平和を手に入れるのでした。
地球を主星とする勢力
カースト制のような旧時代的な階級制度があり、人口の7割以上が低所得者や下層階級で占められている。
そのため、スラム化し治安も悪く、国民の向上意識も低い。
(ゲーム中登場するヴァネッサ総督は例外中の例外と言える。)
最高意思決定機関の連邦議会はたった10名の議員と議長だけで構成されている。
第一次銀河戦争以来、経済衰退の一途を辿っているが、それでもディック惑星連合以上の経済規模を保持している。
また、地球連邦出身者は名前を見れば一発で地球連邦出身であると解る。
名前をホライズン共同体に移ってからも変更しない者が多いのをみると誇りのような何かがあるのかもしれない。
(特権 レフコクリソス>クリューソス>アルギュロス>カルコス 下層民)
地球連邦に反発する辺境惑星が総督府長官ディックの下に集い独立した勢力
最高意思決定機関は代表議会。そのほか国民投票で議員以外から大統領が選出される。
(国民選挙は選挙人を選ぶ制度か直接選挙かは不明、大統領の権力程度についても不明)
連邦政府からの搾取から独立し経済成長を続けているが、元々が辺境惑星の集まりなので経済基盤は弱く
また、戦争行為で資源を浪費し続けているため、
民衆の暮らしぶりは地球連邦とどっこいどっこいでお世辞にも良いとは言えない。
世論に政治が反映されやすく、戦況とチグハグな作戦を繰り返していることも有る。
有力な企業の集合体で両勢力から独立政府と認められている、利益追求を第一に考える拝金主義実力社会。
最高意思決定機関は企業の代表者によって構成される共同体会合。
永世中立の建て看板と政府としての軍備を最小限にすることで、他勢力の矛先をのらりくらりとかわしている。
傘下の傭兵ギルドを用いて紛争に介入し、長引かせることで莫大な利益をあげている死の商人でもある。
傭兵ギルドの一つ、主人公はこのセプムクルムに所属している、「お頭」である。
加入試験は筆記と実弾と「人間のターゲット(訓練生)」を用いる実技などに合格すると晴れて傭兵として認められる。
落第した場合は訓練生として傭兵育成学校に入学し、
しばらくの間、「撃ちかえす生きている的」として生活することでも傭兵になれる。
「お頭」になるにも試験が必要だそうであるが、どう考えてもゲーム中の最終実技はゆるい。
実力の有る者がギルドによって選ばれるそうなので、儀礼的な側面が強いのかもしれない。
セプムクルム以外にも傭兵ギルドはあるようなのだが・・・・・・詳細は不明。
お頭(かしら)とは、セプムクルム公認の傭兵団のリーダーの通称である。
通常の傭兵と比べて、以下のような特権が与えられる
所謂パワードスーツ、特殊ES細胞を用いて外骨格や器官を形成する生きた鎧を神経系や筋肉系に接続して使用する。
正式名称は生物融合体特殊強化装甲。
実装当初、装着者のマイナスイメージで生体装甲に使用者が取り込まれ化け物化するという事故が多発し、
戦力も兵士個々人のイメージが大きく反映され、戦力としてのバランスも悪かった。
現在は、生体装甲へマイナスイメージをカットする特殊なチップを使用者は脳にインプラントされ
弱い生体装甲であるプラッタから進化させるという手法をとることにより戦力の安定化と安全化を図っている。
バランスの良い主力型、飛行能力を有する偵察型、強力な近接攻撃を持つ白兵型、
後方からの大火力攻撃を得意とする支援型、ESP(超能力)素質を特化させる超能力型の4つに大別される。
フォーサイト紛争以降、羅刹世界のアンドロイドは人権を持ち、建前上は人間と同等の権利を持っている。
人工皮膚の遺伝情報は、全て固有の遺伝子を持つことが認められ、人間とアンドロイドの夫婦も珍しくない。
現在では生活、重労働、治安、軍事、パイロット、コロニー運営、介護、医療など社会のさまざまな場所で活躍している。
その一方で不法改造によるセクサロイド化や不法解体なども多く、たびたび人権問題となる。
いまだに人類とアンドロイドとの確執は深い。
人類が始めて接触した異星人文明
人類よりも高度な技術レベルを持つ半面、不文法的な面が多く、社会体制の進歩は遅れている。
(ex:王が死んだ場合、力比べをして強いほうが王になる等)
多種族の部族が一人の王に忠誠を誓う絶対君主制社会を形成している。
:羅刹オルタネイティブ キャラクターデザイン
:イベント画、PC版キャラクターデザイン、パッケージイラスト等
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掲示板
2 ななしのよっしん
2013/09/20(金) 21:12:08 ID: B8DA/bsiOv
こんなおもしれえゲームないんだけど難易度高すぎ。
マップと敵増援の予習がないと無理ゲー。その結果1ステージクリアするのに数時間かかる。
敵増援はいいけど大体のマップを最初のブリーフィングで出してほしかった・・・それが無い状況で作戦行動とかやめてくれって主人公とのシンクロ度はえらい高かった思い出
3 ななしのよっしん
2014/01/09(木) 21:38:17 ID: bCEBw9KFpM
母星地球は身分社会に凝り固まった旧体制
そこから独立した国は惰性で革命状態を続け
主人公の所属する団体は金の亡者で死の商人
……ろくでもないな!
4 ななしのよっしん
2015/10/30(金) 22:17:15 ID: FBkpndyS5T
>>3
世界観自体が実にむせる。或いは騙して悪いがが似合う。
BGMの方も人類の黄昏を意識した物らしいし
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/12(金) 11:00
最終更新:2025/12/12(金) 11:00
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