605
271 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 19:00:33 ID: ivao334VFD
父の好きな人ですと繰り返し親しくならないように距離をとっていた人を母として迎えに行ったのに「なぜ来た!お前なんか嫌いだ!帰れ!」と言われたらショックで嫌いになりそうなもんよな
それでも母として愛し受け入れようともがいていたのは>>233の指摘の通り異世界突入前に覚悟完了してたからなんやろうね
尺があったら見舞いで素っ気なさすぎた態度を後悔するシーンとか母の内心の吐露とかあったかも
272 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 19:21:17 ID: 0lq/v2ypHm
「何を」作ったかではなく「誰」が作ったかで評価する流れ権威主義すぎるわ
今擁護してる連中もこれが宮崎駿ではなく他の監督の作品なら絶対フルボッコしてただろ
273 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 19:32:54 ID: BdFVZlVnQ/
インコは俺らアニオタかもしれんね
鍛冶場を占領し(もののけ姫あたりからオタクがいっちょ前にピーチクパーチク語り始めたとか?)、大叔父の庭園(ジブリの仕事現場)で目を輝かせ、ネット上では化け物のように強く凶暴だが実際は小鳥のように弱く小さい
274 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 19:38:17 ID: +IZPnz8vzQ
観てきた
席が殆ど埋まってて流石ジブリって感じだね
全然宣伝してないから興行収入どうなるかと心配だったけど杞憂かな?
タイトルからして説教臭いのかと思ったけれど、そんな事なくて良かった
内容としては、千と千尋が近いのかね
主人公が澄ました顔してパズー並みにアグレッシブで面白かったわ
275 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 20:00:16 ID: nLlPYdXcN7
話自体は
異世界に拐われた親戚を愉快な仲間と共に取り返しに行って戻る
ってシンプルな構造なんだけど、主人公が覚悟完了タイプ、拐われた親戚が義母、仲間がババアと鳥、別世界の姫が実母、別世界の最高権力者がご先祖、更にサイドクエストの世界観説明が複雑怪奇とニーアレプリカント並みに設定が尖り過ぎてて人を選ぶのはある。
276 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 20:01:03 ID: U5mEP4k7cg
>>272
権威主義やカリスマ的な扱いこそファシズムに批判的な宮崎駿が一番嫌いそうなんだけどね
今回もインコ大王が露骨にムッソリーニだったけど、日独よりイタリアというのが宮崎駿らしい
277 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 21:18:01 ID: hpKempSfzo
>>275
アオサギが美少女キャラだったらそれだけで一気に深夜アニメみたいな雰囲気になりそうだよね(笑)
宮崎駿監督は死んでもそんなキャラデザにしないだろうけど
バロンとかハクとかみたいに「美形方面」にもできたと思うんだけど、イメージとしてはネズミ小僧とかあそこらへんだったのかね
実際序盤はガチ目に不安煽ってくる怪異だし。「失礼ですが、あなたはお母様のご遺体を見たことがないでしょう」とか
278 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 22:12:37 ID: 40nT1ORbU8
ポスターは明らかに美形だったんだから詐欺だろ
いや…アオサギは嘘つきだから…そういう事なのか?
279 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 22:33:42 ID: ZrzbEdOXTI
批判覚悟でちょっと辛口レビューになるが
つまらなくはなかった、作画は流石宮崎駿って感じでぐりぐり動くのは楽しかった、ただ婆ちゃんを無駄にぬるぬる動かしたり「そこいる?」って誰得シーンが妙に多かった
物語が面白かったかと聞かれると?マークが出てくる、主人公が無口だから何考えるか解りにくくて感情移入し辛い、登場人物も微妙に肝心な部分の説明をしないから置いてけぼり感がある
世界観の作り方は上手い、感性にピタッと合わさる人は好きだと思う
もう一回観るか?って言われると「金曜ロードショーでやってたら観る」って感じかな
280 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 03:57:51 ID: dJWoTrmdPB
宮崎駿に起因する全ての要素がないとどうしようもなさそうな映画だな
まあそもそもその要素ありきで制作してるから、無いっていうIFはあり得ないけど
281 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 06:19:33 ID: yCGuPswKNe
前半のリアルが丁寧な一方で異世界行ってからが詰め込んでる割に駆け足すぎて若干視聴者置いて行かれる感じ映画版ブレイブ・ストーリーが想起されたわ
282 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 07:52:49 ID: ZrzbEdOXTI
前半の現実世界の描写が多過ぎるんだよな、今までの宮崎駿なら現実世界でもワクワクするような描写を魅せてくれてたのにまったくそれが無かった
せっかく異世界を旅し始めてもちょっと触れるだけで全く説明されないからそこから話題が膨らまない、「伏線かな?」って思った部分も後から全然出てこないからますます「これ入れる意味ある?」ってなる
283 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 10:39:44 ID: +gAV4jIQ0V
転載
416 名無シネマ@上映中 sage 2023/07/17(月) 06:22:30.92 ID:3rqGTDbT
>>410
宇宙から飛来した謎の石の力で行き来できる(元からあった世界なのか創造された世界なのかはパンフ解説来るまで不明)世界の存在に大叔父さんが気付いて、
現実世界を捨ててそこを理想の世界にする事に固執してしまったのが本編。
現実世界から連れて来られて魚が居ないからわらわらを食べるしか無いペリカンや、
言語や人型の姿を得て王国を作ったインコは大叔父さんの被害者。
大叔父さんの楽園に浮いてる岩みたいなものが塔=宇宙から降ってきた石の正体。
最後爆発して祟り神みたいな血を噴出してるように明らかに化け物かつ漫画版ナウシカのヒドラと違って人のために動く存在ですら無い悪の化身だったので大叔父さんの誘いには乗らないのが正解で、
原作どう生きの大叔父さんみたいにコペルを正しい方向に導く人間では無く化け物に取りつかれた小物が今回の大叔父。
284 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 10:41:26 ID: +gAV4jIQ0V
インコ大王も殿様と呼んでいた大叔父が得体の知れない積み木で世界を動かしている真実を知ってブチ切れて積み木を斬ったら、
羽を千切られて苦しんだアオサギのように宇宙から降ってきた石が爆発四散して異世界も滅んだ。
漫画版ナウシカだと墓所の血(放射性物質?)を浴びたトルメキアのヴ王が死んだり、
シュナの旅だと黄金の穀物の種籾(麦)を持ち帰ったシュナが記憶を失ったりしたけど、
今回は万人向けの映画なので眞人はお守りのおかげで無傷だったしペリカンやインコ達も死者ゼロで異世界から開放されたハッピーエンド。
アオサギがいつ何処から来てどこへ行ったのかだけ余り語られてないけど
285 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 11:58:43 ID: 40nT1ORbU8
大叔父の世界観の素晴らしさを絶賛するモブインコはこの映画を「宮崎駿が作ったから」で絶賛する観客を表してるのかもしれんな
あの世界に囚われるべきではないが答えだとすると、アオサギたる鈴木敏夫に騙され、ジブリに囚われてしまった宮崎吾郎に対する皮肉なんだろうか
286 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 13:42:54 ID: x1eoSP2vhP
丁度時間が空いたので、話題作だったし観てきた
自分はトトロやラピュタは好きだけど、ポニョやハウル等にはイマイチ乗れない人
それでも観に行ったのは、このSNSの時代にうっかりしてると必ずネタバレが飛んでくるんで、まっさらな気持ちで見るなら今の機会しかないと思ったから
結論から言えば乗れなかった
話自体や大元のメッセージは単純で分かりやすいんだけども、「異世界」「キャラクターの心情変化」の二つをほとんど説明しないせいで
「眞人はいつから夏子を受け入れてたの?「君たちはどう生きるか」を読んでから覚悟完了したけどそこまで一人の少年を揺さぶる内容だったかな?せめてモノローグいれてくれー」
「石の墓所に眠っているの結句誰なん?幽霊の船団や命を奪えない人影、人は食い殺すけど赤ちゃんは殺せないインコのルールって何?何のメタファー?」
「ヒミは次元を超越したあの空間で子供の頃迷い込んだ母さんなのはわかるけど、若い婆さんはなんなん?あの人があの世界に迷い込んだ話はなかったし、本人は人形になってたよね?」
とかの?が次々浮かんで咀嚼し切れないまま映画館を後にした感じ
個人的には前半の現実世界のドロっとした空気感はホラー映画味あって好きだし、ババショタ、ママショタという未知のジャンルを開拓した点は評価したい
287 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 14:08:01 ID: H4C23PvOFL
>>286
ネタバレが嫌だからと前置きしながら積極的にネタバレしていくスタイル
288 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 14:08:27 ID: 6+imxnl9jM
289 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 14:38:41 ID: jgKFeXE8Pe
裏世界に行ってからの描写を延々と流し続けてくれるなら
あと1時間席に座っていても良いと思った。
そのくらい場面が一枚絵として美しい。この映画は動く美術館だ。
290 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 14:49:11 ID: 40nT1ORbU8
俺は前半の方が良かったかなぁ
主人公の前をアオサギが通り過ぎるシーンが個人的ハイライト
291 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 15:03:35 ID: ZrzbEdOXTI
裏世界が引き込まれる設定であればあるほど、現実世界パートはもっとあっさりでも良かったかな
戦時中って部分も今回の物語にさして大きな部分ではなかったし、物語のキモの部分は「主人公が新しい環境に馴染めて無い」ってところだからぶっちゃけ戦時中だろうが現代だろうがどっちでも良い
292 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 18:23:47 ID: 0GcLTyYPP7
最後のご先祖様が主人公に選択を迫った時に「ここで生きていくか?奪い合い殺し合う現実の世界に戻るか?」っていう台詞を考えると戦時中の方が説得力あるんじゃないかな?
お前今現実に戻ったところでお前の人生にもお前の国にも未来なんかねぇぞ?それでも戻る気か?っていう主人公の覚悟を試す意味でも一番日本が悲惨だった第二次大戦の時代背景が重要なんだと思う
293 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 19:21:27 ID: 9B1Cqr/bRK
全体的にいろんな描写を丁寧に描いていたからこそ、インコの足が間違って描かれてたのだけがマイナスだと思った(長年セキセイインコ飼ってたので)
インコやオウムって足の指が前二本後ろ二本のX字状になってるから
インコを凶暴で可愛らしさ皆無にしてたこと自体は悪くないと思う、本当に足の描き方だけがダメだった
若キリコさん好き(漢字表記わからん、てか作中に出てきた眞人除いてほとんどのキャラが漢字表記わからん)
294 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 19:30:49 ID: n/o7pU9Lad
>>287
ネタバレ自体を否定してる訳じゃないぞ>>286は
むしろSNSがある以上ネタバレは起こる事を前提で行動してるだけじゃん
自分がネタバレ回避で観に行くことと観た上でネタバレ有りの感想流すことは全然別の話だし矛盾するものではないだろ
295 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 19:36:04 ID: 9B1Cqr/bRK
自分でもなんでこんなにインコの足だけ気になってるのかがわからない
翼を手みたいにして刃物を持ってるとか、セキセイインコは草食寄りの雑食のはずなのに人を襲うとかいうバリバリ肉食ムーブしてるとかその辺は漫画的表現として受け入れられたんだけどね
296 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 19:48:47 ID: ygu5uaqihl
公式Twitterが初日からずっと「カヘッカヘッ」言ってるけどさ、劇中にそんなシーンあったっけ?
実際のアオサギの鳴き声かな?と思って調べてみたけど「ガァー」って感じだったし・・・
「カヘッカヘッ」って一体何なんだw
297 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 20:14:36 ID: kKWmIT91ae
>>293
銃器の威力や反動の描写が現実的でないことはフィクションとして受け入れられるけど薬莢や弾丸の描写の間違いは気になるとかそういう一種の感覚的なラインってあるよね
298 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 21:33:15 ID: YMlM2soahM
どうにも気になってしまったので観てきた。
やっぱり行ってみるもんだ。映画は特に理由なくても観てみたいから観に行く位でちょうどいい。
原作未読だが、どのくらい原作要素はあるんだろうかあれ?
後半のファンタジー世界は何でインコ?とか何で鳥?とかずっと思ってたけど、あれは超インテリだった眞人の大叔父の心象世界だったのかなと思った。
インテリからしたら大衆ってインコみたいだってことなんじゃないかなと。
ピーチクうるさいかと思うと、どこかで聞いたセリフをオウム返しで繰り返すだけっていうのが大叔父がずっと見てた世界だったんじゃないかなと。
頭でっかちに考えると一日持たせるのもしんどかったのではないか。だからこそ世界が壊れた時に綺麗な七色インコで世界があふれたのじゃないかなと勝手に思った。
それはそれとして一日に3つだけ積み木していくというセリフは良いものだった。
299 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 22:38:42 ID: TpE9Wr0+fY
>>298
原作の「叔父との会話劇によって思想を得る」みたいなところが大叔父という形で少し重ねられてるかも
あとは子供がイノセントな感じではない感じも少し似てる
逆に言えばそれぐらいで、あの本を読んだ瞬間に覚悟ガンギマリになる役目が大きいね
300 ななしのよっしん
2023/07/18(火) 23:05:06 ID: pLMVLxkqdC
ストーリーの下地は「君たちは〜」ではなく、「失われたものたちの本」という児童小説らしい。
ほめた!
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