仮面ライダーキバとは、2008月1月から2009年1月までテレビ朝日系列で放送された平成仮面ライダーシリーズ第9作目の昼ドラ特撮作品である。
東映特撮ニコニコおふぃしゃるにて、2015年1月4日(日)より配信開始。
毎週日曜午前8時に最新話配信、無料視聴期間は72時間(水曜日AM8:00)までとなる。
1986年。世間には人間に化け人間の生命エネルギー・ライフエナジーを吸って生きるモンスター・ファンガイアが跳梁跋扈し、それに気づいた数少ない人々がファンガイアと戦いを繰り広げていた。
ある日、ファンガイアハンターである麻生ゆりはターゲットであるファンガイアを追い詰めたものの、彼女に惚れたらしい1人の男の乱入により取り逃がす。
ゆりの叱責を気にもせず彼女を口説きにかかる男の名は、紅音也(くれない おとや)。天才バイオリニストである彼は、こうしてファンガイアの存在を知る事となる…
……それから22年経った2008年。ゴーグルにマスクという奇妙な姿で、ゴミを漁っては魚の骨を拾って回る怪しげな青年がいた。彼の名は紅渡(くれない わたる)。音也の息子である彼は、父の遺したバイオリン「ブラッディ・ローズ」を超えるバイオリンを作るためにバイオリン職人として修行を続けていたが、他人との接触を極端に嫌う内気な性格のため、あちこちでトラブルを起こしていた。
そんな時、22年前に逃がしたファンガイアが再び出現。ゆりの娘であるファンガイアハンター・麻生恵が戦いを挑むも、その力に圧倒され危機に陥る。その時「ブラッディ・ローズ」の弦が突如として震え始め、それを聞いた渡は本能に突き動かされる様にファンガイアのもとに向かう。奇妙な姿をしたコウモリ・キバットが渡に噛み付いた瞬間渡の身体は鎧に包まれ……
異形の姿=仮面ライダーキバへと変貌を遂げた。
わかりやすく言えば行方不明の親父のせいで逃げられた怪人を倒すのを押し付けられた悲しい少年・紅渡とサイコ最高な人・753の物語である。
主人公である『キバ』のモチーフは「吸血鬼」(他にもコウモリやジャック・オ・ランタンもモチーフとしている)ちなみに『キバ』の名前の由来は『牙』ではなく『キングオブバンパイア』。また、随所に西洋ホラー的な要素・演出が取り入られている。
ストーリーに関しては、本作の主人公である紅渡の視点で進む現在(2008年)と、主人公の父親である紅音也の視点で進む過去(1986年)の2つが同時進行し、本編ではこの2つが交互に切り替わる。
過去に起きた出来事が現在に引き継がれたり、シンクロしたりすることが今作の特徴であり見所でもある。
メインライターは前々作の『仮面ライダーカブト』でサブを担当した井上敏樹(19、20話のみサブライターに同作でメインを担当した米村正二が手がけている)。同氏がメインライターを担当した過去の作品で取り上げられた「異種族と人間との関係」というテーマは今作でも引き継がれている。
チーフプロデューサーには今作で初のチーフ担当となる武部直美が起用された。そのため、武部の意向により井上の作風としては珍しく「家族愛」という明確なテーマが記されている。斉藤恒芳による音楽も評価が高く、本作のもう一つのテーマである「音楽」を象徴付けている。
よくわかんないやって人には昼ドラって言っとけば問題ない。だいたいあってる。
仮面ライダーディケイドにおける「キバの世界」について原典との相違点。
原典 | 相違点 | ディケイド・キバの世界 |
紅渡 ファンガイアを母に持つ |
主人公(仮面ライダーキバ) | ワタル 父親がファンガイアの王 |
20歳 | 主人公の年齢 | 外見年齢は身長からして 小学校中~高学年位だと思われる。 |
紅音也 | 主人公の父親 | ファンガイアの王・ビートルファンガイア。 (人間態での名前は不明) |
1986年/2008年 相互の時代が描かれる事で ストーリーが展開する。 |
作中で描かれる時代 | 過去を遡る描写は無い。 |
素晴らしき青空の会 | ファンガイアに対する対抗組織 | 存在せず。 |
ガルル/次狼:ウルフェン族 バッシャー/ラモン:マーマン族 ドッガ/力:フランケン族 |
アームズモンスター及び その人間態 |
劇中の台詞から察するに ファンガイア一族として扱われている。 又、人間態は存在しない。 |
原典と異なった点で挙げられるのはファンガイアの存在が世間に認知されている所。人間とファンガイアとの共存する世界が実現しているため、「素晴らしき青空の会」等の対抗組織は無い。故に仮面ライダーイクサ/名護啓介、麻生恵、嶋護、木戸明らに相当する人物も登場せず。他にも登大牙、チェックメイトフォーに相当する人物等の存在は確認されていない、といった相違点がある。ただし、ディケイド・キバの世界でのスパイダーファンガイア/糸矢遼はキバ本編と同一のキャストとなっている。
余談になるが、「響鬼の世界」のアスムといい、ワタルといい、ライダーに変身する際に身長が成人サイズに急成長しているが、まあキバレンジャーという前例もあるし突っ込むのも野暮だろう。
また、「キバの世界」とはまったく関係しない部分で渡、音也が原作キャストでゲスト出演している。両名ともに非常に重要な役割をこなしており、ゲスト出演としては破格の待遇を受けている。
公式配信を除く本編(画像のスライドショー含む)、主題歌、挿入歌など厳しく監視されている様で例外なくファンガイアにライフエナジーを吸い尽くされている……と言いたいが明らかに規約違反の動画や劇中の音声などを使った動画の中には普通に現在まで残っている物もあり どこからがセーフでどこからがアウトなのかは不明確な状況である。MAD等の動画としては、仮面ライダーイクサ/名護啓介を扱った作品が多い。
前述通り2015年より公式配信が開始されたほか、劇場版キバと同時期に展開された「ネット版仮面ライダー裏キバ」が現在有料にて視聴可能。
掲示板
1233 ななしのよっしん
2023/08/14(月) 02:19:17 ID: mOPdXyW34M
魔界城の王はキバの魅力がギュッと凝縮されてる感じがして好き
ディレクターズカット版はまだ見れてないけど時間があればぜひ見てみたい
1234 ななしのよっしん
2023/12/20(水) 13:06:13 ID: zla6mdbIMq
2024年4月、フィギュアライズスタンダードでキバフォームが発売が発表!
せめて、ブラッディローズは付属してほしかった。
1235 ななしのよっしん
2024/10/02(水) 12:38:01 ID: L/lQxHTNOi
「風呂敷を 綺麗に畳んで ブン投げた」
って一句が出来るような最終回好き過ぎる
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最終更新:2024/12/26(木) 16:00
最終更新:2024/12/26(木) 16:00
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