ギルガメッシュとは、ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズに登場するキャラクターである。
『ファイナルファンタジー』シリーズをまたがり登場するキャラクター。
名前の元ネタはギルガメッシュ王だが、容姿などは武蔵坊弁慶。相方エンキドゥも、ギルガメッシュ叙事詩で登場する。
初登場は『ファイナルファンタジーV』。
エクスデスの親衛隊長として、主人公バッツと敵対する形で現れ、幾度か戦うことになる。
執念深くバッツ達を追いかけては戦いを挑んでくるが、最終的には自らの命と引き換えに彼らを救うことになる(第二世界のエクスデス城再突入時に戦わなかった場合はこのイベントも発生しない)。
物語上でのこのような活躍や、威風に満ちた外見だけならばまさに「好敵手」というべきキャラクターだが、実際には、「来なかったらどうしようかと不安になっていたところだ!」の名台詞に代表されるとおり、妙に抜けていて憎めないところが多い。3度目の対決ではあまりの抜けっぷりにエクスデスにより次元の狭間に放り込まれる羽目になる。
これらのギャップもあって、大きな人気を得ているキャラクターである。
開発当初は上記のドット絵(野村哲也氏が制作)のみだったのだが、劇中でのキャラが強く立ったため、急遽天野喜孝氏にイラスト制作を依頼したという経緯もある。そのため、ドット絵とイラストに大きな違いが出ている。
また、テーマ曲である「ビッグブリッヂの死闘」も、FFシリーズで随一とも言うべき人気を得ている。
物理防御が高く、状態異常耐性が2つずつ着いている強力な防具「源氏シリーズ」を装備している。戦いの中で彼からこの装備を盗めることも特徴(2回目の戦闘からで、FF5内では源氏シリーズはこれ以外に入手方法がない)。『チョコボのFF研究室』によれば、彼の故郷に伝わる逸品中の逸品らしい。
エクスカリパーの所有者としても有名。
初登場。その詳細については前述の通り。
記念すべき初のスピンオフ出演作品。主人公のライバルとの戦闘中に割り込んできて、そのライバルを一撃で葬り去るという、とてつもない登場をする。
以降は、戦闘中にランダムで現れるガーディアンフォース(他作における召喚獣のようなもの)として、主人公たちの味方になる。
ちなみに今作では「どこにあるやら……次元の狭間……」などと発言しており、「あーれー!」されてからバッツ達と再会するまでの間、次元の狭間を独りで彷徨っている『V』の彼本人であることを伺わせる。
当初は名も無きNPCだが、ある条件を満たすと自身がギルガメッシュであると名を明かす。
ギルガメッシュ(Gilgamesh)という名前のNPCは登場するが、同名というだけで他の作品とはまったくの別人である。
海賊の町の頭領で、他の作品とは違い、いたってまじめなキャラクター。
また、現在稼働中のワールド(サーバー)のひとつにも「Gilgamesh」と名付けられている。
指名手配されているモンスター。歴代のファイナルファンタジーシリーズだけでなくドラゴンクエストに登場する武器(のパチモノ)を持って、プレイヤーの前に立ちはだかる。
『レヴァナント・ウイング』にも登場。
2012年4月10日から、DLC配信にてコロシアムで対決できる。『DDFF』に引き続き、CVは中井和哉。
「このコロシアムでずっと待っていたぞ! ダウンロードしてくれなかったらどうしようかと不安になっていたところだ!」と、FFシリーズでは珍しいメタ発言をする。
戦闘BGMは、大胆に和風アレンジされた「ビッグブリッヂの死闘」。一聴の価値あり。
パッチ2.2「事件屋ヒルディブランド」クエストで登場。CVは中井和哉・・・ではなく、恐らく安元洋貴と言われているが、パッチ2.1以降登場するキャラクターのCVは公表されていないため推測の域を出ない。
冒険者と決闘を繰り返しては戦利品として相手の武器を蒐集しており、「武器怪盗」として指名手配を受けている。そんなことなど知らない事件屋(FF14における探偵業)ヒルディブランドはギルガメッシュと意気投合し、「ギルちゃん」「ヒルちゃん」と呼び合うほどの仲となっている。
相棒のエンキドゥはどうやら既に他界しており(!)、その寂しさを紛らわすためにその辺にいたニワトリを緑色に塗って(!?)エンキドゥと名付け一緒に行動している。
クエストのクライマックスでプレイヤーはギルガメッシュと戦うことになるのだが、FF5のシチュエーションを完全再現しており、ファンは必見。
ファイナルファンタジー 零式における国のひとつ、「ロリカ同盟」の国主として登場。本名はギルガメッシュ・アッシュル。CVは『DDFF』に引きつづき中井和哉。
今作のギルガメッシュは一国の王なだけあってか、従来作品のような武蔵坊弁慶ではなく、名前の本来の元ネタである古代メソポタミアのギルガメシュ王をモチーフとしている節が見られる。ちなみに相棒のエンキドゥも今作では登場している。
プレイヤーの前に幾度と立ちふさがり、その高い戦闘能力で何度となく苦しめられる。
また隠し要素解禁後は、各キャラクター最強武器の番人として立ちふさがる。一騎打ちに勝てばそのキャラクターの最強武器を入手できるが、負けると操作キャラの装備武器を奪ってくる。
古代メソポタミアの王ギルガメシュ、最強武器の所持者、隠しボス時に使うとある技などから、今作のギルガメッシュを見て某慢心王英雄王を彷彿した人もいるとか。
FFオールスターゲームの2作目。幾度を繰り広げられてきた神々の闘争に、別に呼ばれてもいないのに勝手に次元の狭間から乱入した。
この作品から、CVに中井和哉氏がキャスティングされ、以降の作品(前述した『XIII-2』など)でも氏が彼の声を担当することが多くなった。
『V』発売以来実に約20年ぶりとなるバッツとの再会、そして一騎打ちを待ち望んていたギルガメッシュだが……。
バトルコンセプトは『スクランブルファイター』。
武器を適当に選んで攻撃を繰り出すという変わったスタイルの戦士。武器ごとに特殊効果があり、リーチの長い「なぎなた」、攻撃がヒットするごとに相手のEXゲージを削る「源氏の刀」など多種多様。
威力補正が2倍になる「エクスカリバー」は強力の一言。ただし与えるダメージが全て1になる「エクスカリパー」も勿論登場するのでやや不安定。
それに対して攻撃アビリティは素直な性能、扱い易いものが多いので上手く扱うにはプレイヤーの腕も試される面白みのあるキャラ性能になっている。
ディシディア名物EXバーストは「最強の剣」。
ルーレット形式で回る武器からエクスカリバーを引けば、大きなダメージを与えていける。
しかしはずれ(エクスカリパー)を引いてしまうとスカダメージとなり、「最強の剣じゃないのかー!?」と落胆してしまう。
この演出が面白いため、ギルガメッシュにはオートEXコマンドΩを付けない人が多いらしい。
キャラクターのフォームは4種類。
ノーマルフォームでは、天野氏がFF5で描いたイラストを元にしたもの。
アナザーフォームはFF8で登場したときの衣装である「じまんの赤外套」。
サードフォームは野村氏が制作したFF5のドット絵姿の再現「必殺鋼鉄具足」。
DLCであるフォースフォームはFF零式で登場したギルガメッシュ・アッシュルの衣装である「偉大なる玄武鎧」。
どれもEXモードでは「ギルガメッシュ・チェンジ」後の姿となる。
チョコボと魔法の絵本第二作目。幻想絵本アルヴァニカ1巻『恋に落ちたオオカミ』のラストボス、王宮第二軍『冥界の扉』の隊長として登場。
知略に優れており、『恋に落ちたオオカミ』の主人公で王宮第一軍『黒き狼』隊長のヴォルグをライバル視している。
『恋に落ちたオオカミ』VSギルガメッシュ戦ではもちろん『ビッグブリッヂの死闘』のアレンジ曲が使用されている。
ナイツオブラウンドでの使用アビリティは『斬鉄剣』『スパイラルカット』
『斬鉄剣』は指定した方向に向かって何かにぶつかるまで突進し、敵にぶつかると剣で切り刻み、ダメージを与えるという優秀な技のはずだが、ボス戦での敵ギルガメッシュはなぜかチョコボの方ではなく画面端の針山に向けて『斬鉄剣』を使用することがあり、自ら針山に突進しては「ざんてつk ウボォ!」といった声を上げ自爆するのがなかなかシュールである。
また針山のダメージでギルガメッシュのHPが0になった場合は「ざんてつk ウギャァアアアアアアア!」という断末魔を聞ける。
お馴染みギルガメッシュの相棒である『エンキドゥ』は『エンキド』の名で登場するが、ギルガメッシュの部下ではなく主人公ヴォルグの部下である。 VSエンキド副隊長のほうが、VSギルガメッシュより苦戦した人も多いはず・・・
スクウェア・エニックスから発売されているいただきストリートのコラボシリーズにて、バッツたちを差し置いてFF5代表として参戦。と言ってもFF4からゴルベーザ、FF6からケフカとSFC時代からはなぜか敵側ばかりが選ばれている。このシリーズはFF7以降のキャラクターが優遇されており、FF6以前からは彼らが初のいたスト参戦となっている。本作でも声は中井和哉氏が担当している。
CPUランクは最低のDに設定されており、相乗り寄りの個性付けがなされているが、本作のCランク以下のCPUは株の購入数と一度に増資する金額に上限が設けられているため、対初心者向けのCPUになっている。
掲示板
153 ななしのよっしん
2024/03/11(月) 12:34:09 ID: fL+0dGE7mA
ディシディアで自爆後も次元の狭間を彷徨ってたっぽいことを匂わせてるのと、右腕の内三本が機械の義手に変わってたから8のギルガメッシュは自爆して右腕欠損した後のギルガメッシュで、それから色んな世界を彷徨った後で身体をほぼ機械化するくらいまで年月が経ったのに帰れなかったのが7R2のギルガメッシュなのかな?
154 ななしのよっしん
2024/03/11(月) 12:37:38 ID: 9Il+sn6Rji
もうこいつ主人公で各次元を渡るゲームあってもよくね?最初と最後の展開を5の世界にすれば矛盾は起きんよ
155 ななしのよっしん
2024/04/12(金) 00:10:38 ID: Pafzwzvb28
FFの中でもキャラが凄い立っているし、クラウド・セフィロス組を除けば一番知名度が高いと言っても過言ではないだろうな
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/19(金) 22:00
最終更新:2024/04/19(金) 22:00
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