『ファイアーエムブレム 覚醒』とは、任天堂のシミュレーションRPGである。開発はインテリジェントシステムズ。
概要
| ファイアーエムブレム 覚醒 |
| ジャンル |
シミュレーションRPG |
| 対応機種 |
ニンテンドー3DS |
| 発売元 |
任天堂 |
| 開発元 |
インテリジェントシステムズ |
| 発売日 |
2012年4月19日 |
| 希望小売価格 |
■ソフト単品
4,800円(税込)
■スペシャルパック
[任天堂オンライン限定]
19,800円(税込) |
| CERO |
B |
| セーブデータ数 |
3 |
| その他 |
ローカルプレイ対応
インターネット通信対応
すれちがい通信対応
いつの間に通信対応
ニンテンドーネットワーク対応
(追加コンテンツ:有料) |
2011年9月13日に行われた『ニンテンドー3DSカンファレンス』で完全新作を発表。同年末の『ニンテンドーダイレクト』にてサブタイトルである『覚醒』が正式に発表された。
シリーズ13作目(パッケージ販売)にあたる本作は、ニンテンドー3DSでの発売となる。
開発者曰く“超集大成”とでも言うべきもので、過去作品にあった独特なシステムを様々な形で積極的に取り入れている。さらに、紋章の謎の設定やFEのプレイヤーなら思わずニヤリとしてしまうような過去作品を思わせる設定や文物などFEの歴史と言える様々なモノが随所に登場している。
その一方で新たな試みも多数盛り込まれており、バトルでは、奥義発動や必殺の一撃時にカットインが入り、キャラクターボイスも挿入された。これらはシリーズ初の演出となる。
すれちがい通信を利用することで、すれちがった相手と協力や対戦が行える。対戦に勝利するとリーダーを仲間に出来る。
いつの間に通信では、レアアイテムやシリーズ過去作に登場したキャラクターを配信する。紹介映像では、『聖戦の系譜』のアイラ、『聖魔の光石』のヒーニアス、『ファイアーエムブレム外伝』のクレアの姿も。
ストーリーはソフト単体で完結するが、遊び尽くしたいユーザーのために追加コンテンツを用意している。本編に含まれていない新マップや新エピソードをセットで配信する予定である。
システム
括弧内の作品名は、以前のシリーズ作品でも同様のシステムが登場したことを意味している。
- マイユニット
- (『烈火の剣』『新・紋章の謎』)
本作の主人公クロムと出会い、ストーリーに関わるもう一人の主人公。
- プレイヤーの分身キャラクター。性別、顔、髪の選択は勿論、本作では口調(ボイス付)の設定ができる。
前作同様戦闘に参加でき、専用クラス『戦術士』であるがチェンジプルフで違うクラスにもなれる。
- カジュアルモード、クラシックモード
- (『新・紋章の謎』)
難易度設定(ノーマル、ハード、ルナティック)のほか、マップをクリアすれば倒れた仲間が復帰する「カジュアル」モードと、倒れた仲間は二度と戦線復帰できない「クラシック」モードが用意されている。
- フリーマップ
- (『ファイアーエムブレム外伝』『聖魔の光石』)
決められた数のマップで戦わず、自由に移動しながら買い物やストーリー進行に無関係なバトルができる。
- デュアル new!
- 戦闘ユニットと隣接したユニットがいると、そのユニットも戦闘画面に登場し、後衛として一緒に戦闘する。
これまでのような支援効果を得ることができ、更に一定確率でそのユニットが追加攻撃を行うデュアルアタック、攻撃されたユニットを守るデュアルガードが発生する。
- ダブル new!
- 封印の剣などにあった『救出』の進化版。他のユニットと隣接して「ダブル」コマンドを選択することにより、2つのユニットを同じマス目に入れて1つのユニットにすることができる。ダブル中は常にそのユニットと「デュアル」状態になり一方のユニットが前衛となって戦闘を行い、前衛の能力には後衛のユニットに応じたボーナスが与えられる。
ユニットの能力の底上げ、死にそうなユニットを後衛にして庇うなど使い方は数多い。
- 支援会話
- (『封印の剣』『烈火の剣』など)
- デュアルやダブルで協力し続け、発生した支援会話を行う事で更に支援効果が高まる。絆が深まるほど、デュアルやダブル状態で、より多くの支援効果を得られる。また、キャラクターの意外な一面を垣間見れる。
今回は封印の剣のような支援回数制限は無い(結婚除く)のでどんどん支援を伸ばしていける。
- 結婚
- (『聖戦の系譜』)
特定の組み合わせについて支援会話の重ねていくと、最終段階でユニット同士が結婚する。
さらに、結婚したユニットの子供がユニットとして参戦してくる場合もある。
マイユニットは異性ほぼ全員と、その他もかなり色々な組み合わせで結婚できる。
- クスチェンジ
- クラスチェンジ(CC)とは、ユニットがCCに必要なアイテムを使用する事で他のユニットになるシリーズおなじみのシステムである。キャラクターによってCCできる兵種は決まっている。CCするとレベルは1に戻るが、能力とそれまでに習得したスキルは失わない。チェンジプルフによって上級→下級のCCもできるため(『外伝』)、フリーマップと合わせてキャラクターを無限に育成することができる。
- → 同系統の上級兵種へ
- レベル10以上のユニットが、マスタープルフを使って、同系統の上級兵種へCCできる。
殆どの場合、上級職は2種類から選択できる(『聖魔の光石』)。
- → 別系統の兵種へ
- 下級LV10以上及び上級ユニットがチェンジプルフを使って、自身の系統とは異なる兵種へCCできる。
キャラによってなれる兵種が異なり、原則として下級3種程度と上級職ならその系統の上級から選べる。
- スキル着脱
- (『蒼炎の軌跡』『暁の女神』など)
一定レベルに上がると兵種に応じたスキルを習得でき、それらは5つまで自由に着脱もできる。
関連動画
関連商品
本作品はニンテンドー3DS用ソフトである。ニンテンドーDS,DSLite,DSi,DSiLLではプレイできないので注意。

関連コミュニティ
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関連項目
- ゲームのタイトル一覧
- ファイアーエムブレム
- 任天堂
- インテリジェントシステムズ
- ニンテンドー3DS
- コザキユースケ
- DLC
外部リンク