ニコニコ大百科

そりゃそれだけ国労勤労が嫌われてたってことよ
もし当時ネットを通じた世論があったら国鉄バッシングなんてより激しくなってただろうな
そもそもテロではないでしょ明らかに、計画性も目的もろくに無いんだから暴動としか言えんよ

現代ならネット論客様がリンチして、ある事無い事を信者にブチ撒けて潰されるんだろ
特に鉄道オタク様は政治にお熱のようだから、自分のオモチャを動かそうとしない奴隷たちを罵倒するんだろ

交通機関のストは一般市民から強烈なヘイト生むから絶対支持されない。

>>239
年から年中やってたの？上尾事件の映像見ると「この季節がやってきた」って言ってたけど・・・
あと当時でも年間平均遅延時間五分ってどっかで読んだような・・・

この事件国鉄のストライキで電車に乗れないで憤慨する労働者のことばかりクローズアップされるけど、会社経営者側のことは全然出ないよね。
経営者側からすればたまったもんじゃないだろうけど、それで労働者が遅刻扱いにされたり休めないのは国鉄より問題だと思うし、今でも変わってないのでは。
(まあ休みになったとしてネットが普及した今も国鉄が存続してたら、SNSに「ストライキで会社休みになった、国鉄GJ」とかコメントして国鉄を支持する人も中には居そうではあるが)

ヨーロッパでは国鉄のストライキがあったら会社休みになるらしいけど、日本では会社やホテルに泊まりがけで仕事してたらしいからな、国鉄よりそっちの方が問題だと思う。
当然国鉄の問題と労働者の会社の問題は別なので国鉄を民営化したところで変わるはずがなかった。
コロナ禍なのに無理に出勤してる現代でも本質は変わってないと思う。

国鉄がストを繰り返したフランスは自転車・キックスケーターだらけとなり、ドイツでは都市高速鉄道網がマヒして数百万人の労働者が他の移動手段に殺到し、国鉄どころか様々な会社で労組がストを繰り返してたイタリアは経済が極端に低迷して、場合によっては暴動にまで発展してしまいましたとさ


あほくさ

>>245
国鉄労組が主にやったのは「順法闘争」と称したノロノロ運転とかだったから電車が動いている以上学校も会社も休みにはならなかった
そこらへんの不満が爆発したのが上尾事件や首都圏国電暴動

ここらへんの対応を柔軟にやっておけば、というのはそれはそれでまた別の問題かと

>>248
たしかにダイヤが崩壊しながらも動いてたのは間違いないが…
それでも出社・登校しなければいけない日本の体質には絶望する。
正直国鉄自体そんなに関係ないかもしれないけど。
まあ民営化してJRになった今でもストは減ったけどゲリラ豪雨や地震でも通勤通学は基本普通だからなあ。
まともに仕事できない状況なのはわかるはずなのにねえ。

そんな他人の勝手でこっちの日常が潰されたらたまったもんじゃないっすよ。
ストライキで止まったししゃーないか。今日は休むか。ではないのです。
何様のつもりで俺の日常邪魔しとんのじゃワレ！なわけで。これは天変地異相手にも起きますｗ

国鉄民営化による一番の成果はストが激減したこと。
まあ民営化理由のひとつが「国労・動労の解体」だった（表向きでは大赤字解消だったが）から当たり前と言えば当たり前だが…。

その点集改札ストってすげーよな
経費そのまま収益ゼロ、迷惑どころかお客様感謝デーだもん

電通やワタミが世間から袋叩きになったように、本当に労働問題の改善を訴えたいのなら、今のブラック企業問題のように『内部の闇』をメディアを通して世間に訴える方法こそが日本人にあってるんだよね
それを世間に迷惑をかけるやり方で訴えたのが国鉄労組の最大の過ちだよ

その発足から破綻が運命付けられていた組織、だよね。
生存のためには人的･物的リストラや値上げを行うしかなかったが政治の都合で真逆の方針を採らざるを得ず、その財源は自前の資本と不利な債務で賄うことを半ば強いられ、過激な労組という毒を抱える、構造に欠陥しかない。

>>253
メディアも政治と一緒になって国鉄を叩いてたので無理だったんじゃないかな…
上越新幹線開業の時だけは祝ったみたいだけど。

>>253
どうだろ。電通やワタミより40年近くも前の時代、社会的な潮流を考えるとどれだけブラックな労働環境だろうが正当化されえたし、

国鉄職員「職場がブラックなんです！」
↓
国民「国鉄職員くんが甘えてま～す！」

で終わりだったと思う。

あとこれは別の話なんだが、今地方路線がJRや地方私鉄じゃ維持しきれなくなってきたという時に国が金を出す、事実上の国有化という話が出てきたときにどこからともなく「国鉄が独立採算制なことも知らない情弱wwwそれに引き換え俺たち良識派は地方の自己責任こそが正義だって知ってて優秀www」という連中が現れるけど、そういうことじゃなくないか。
むしろ鉄道というのは、特にJR線は国策によって作られた面が大きいのに今さら地方の自己責任というのはどうにも公正性を欠いているし、函館本線なんかホントに沿線自治体が「じゃあこの機会に鉄道辞めます」という議論になって「本当に廃止されたら全国各地への貨物が！」と騒ぎになっている。
これこそ地方に押し付けて放置というのは駄目。「自己責任」と言いつつ「でも文句は言います、廃線という選択肢はありません」じゃ「政治家→国鉄」が「国(とそれに付和雷同した良識派鉄ヲタ)→地方自治体」になっただけで何も変わらん。

全国に波及しかねないものや当地の人の生活の根幹に関わるのに地方や民間じゃ維持できないものなんだったら国がやるべきであって、「どうやって旧国鉄のように無責任で野放図な政治に振り回されないようにするか」を解決した上でインフラ維持を国にさせるシステム作りは絶対に必要。

私鉄の経営モデルが成功しちゃったのがいけなかったのかねぇ。
鉄道は採算が取れて当然だと思ってる人間が多すぎる。
いや、私鉄が成功してること自体は何も悪くないけれど。

「地方の自主性で」とか「民間の活力を」みたいなことよく言うけど、
実態は体のいい国の責任放棄だよな。

私鉄が採算とれてるのは基本的に採算とれる所しか走ってないからだしねぇ

>>258
裏を返すと国や地方自治体がやる時点で採算取れないのは決まってるようなもの。
公営交通の赤字を殊更に騒ぐ人はそこが分かってない。
古くに作られた路線がドル箱になってたりするのも勘違いの原因か？

そもそも資本主義原理と公的福祉って致命的に噛み合わない。鉄道でも水道などでみ医療でもな。それを資本主義原理に無理矢理寄せた結果が地方の交通インフラの壊滅と東京一極集中、すでにフランスなどで起こっているが水道など社会インフラの消滅、医療で言えば私立ばかりになった結果として全く統制が取れず有効な対策ができない。

国有鉄道という組織そのものを潰す方向に持ってったのが間違いだったんだよね
これが職員の民間委託(施設・車両などは日本国有鉄道所有、働いてる職員はJR、今の上下分離に近い感じ)なら全然違っただろうに
事実国鉄は清算事業団として存続していたので不可能な話ではなかったはず
それから鉄建公団は国鉄の財源ではなく国家予算から建設費用を捻出すれば良かった
今更言っても全てが遅すぎるけど

あと昔は公務員より民間企業の社員の方が立場が上という考えがあったし、確かに当時は民間の方が給料も高かった(バブルだったからというのもあるが)
今では完全に逆になってしまったが

交通インフライコール鉄道って視点はどうなの？
赤字路線って大半モータリゼーション以前の計画で建てられてて車より不便で遅いから誰も乗らないってパターンだと思うんだけど
ヒトモノカネ何にしろリソースは有限なんだから採算とれないのは他に振り分けますで間違いとは思わない
地方の交通インフラは道路整備の視点で言えばどんどん改善してるし今後も改善していく訳で

>>262
客がいて無くせないけど建設費・維持費が莫大すぎて赤字になってるパターンもある。地下鉄とか。
確かにリソース配分には気をつけるべきだが、少しの赤字も認めない風潮は異常だ。

交通インフラ＝鉄道がおかしいのと同様に、交通インフラ＝道路と考えるのも問題。
特に道路の場合、免許がないと移動の足に使えない欠点がある。
「バスを走らせればいい」？確かにそうだが、
すると今度はバスの赤字に目くじら立てるのが出てくるからねぇ・・・

地方の在来線が時代遅れだとは俺も思う。
戦前に作られたものをほぼそのままのルートで使ってたりするもの。
平成以降に出来た道路に勝てるわけないよね・・・

まあ地方の在来線は今更新規に引き直すほど需要無いから廃止か現状維持かのどっちかになるのは仕方ない。
身も蓋も無いこと言うと旅客輸送と鉄道ってそこまで相性良くないのよね。
大量・長距離・高速の領域なら他の陸運機械とは桁違いで船舶と比べる方が適当な効率を出せるが、日本の主要な旅客需要とは微妙に噛み合わない。
(旅客でも速さに金を出せる客層なら新幹線のように航空と競合しつつニッチを取れる。)

>>264
日本の場合、鉄道と相性良くないのはむしろ貨物輸送じゃないか？
島国だから大量輸送は船の方が向いているし、少量輸送は小回りがきく自動車の方がいい。

大量・長距離・高速が鉄道の強みというのは本当にその通りで、
大量を活かしているのが都市部の鉄道で、長距離・高速を活かしているのが新幹線だと思う。
では、地方の在来線は何か強みを活かせているのかというと・・・うーん・・・

船舶輸送は鉄道輸送よりも更に大量向けの性格だから、船舶・自動車二本立てだと輸送力ギャップが大きすぎるんじゃないかな。
そのギャップを埋めるのにどちらか、あるいは両方に負担がのし掛かる構造になると思う……というかすでになってるのかも？

>>266
昨今のトラックドライバー不足はまさにギャップを埋めるための負担かもしれない。

鉄道貨物を増やそうとすると面倒なのが、地方ごとで線路の所有者が分かれてることだと思う。
並行在来線区間だと、さらにタチが悪いことに県ごとで分かれてる・・・

国鉄分割民営化の批判は民営化に対するものが多い気がするけど、
俺はむしろ地方ごとで分割してしまったことの方が問題だと思うよ。

幹線と主要路線だけを国鉄として残して、あとをJRにすればよかったんじゃないかと思うんだがねえ…
最初から国が建設して三大都市圏を繋ぐ東海道本線まで民営化したなんてさすがにおかしいと思うよ。
しかも三社に分かれて全部上場したからもう一度一本に戻すのは極めて難しい。

東京―名古屋―大阪(―福岡)の路線は旅客にしろ貨物にしろ十分需要が見込めるから民営でも成立するんだよね。
採算路線・採算事業と不採算路線をセットにして維持するという社会主義的運用を想定してるなら主要路線だけ国営にするのは不可能……というか理不尽だと思う。
実際、ほとんど不採算路線で構成されてる北海道会社は採算事業として想定していた不動産が減価して危機に陥ったわけだし。

個人的には旅客は新幹線・バス併用、在来線は貨物主体で旅客は通勤・特急・特別列車のみ通すイメージを持ってる。
需要寡小な路線の一般旅客相手に電車を走らせるのは非効率すぎる……バスだから効率的とも言い切れないけど。

鉄道博物館とかで貨物をある程度の距離まで鉄道で運んでトラックで配ればエコだと書いてあったけどストをやってたせいで今でも信用ないのが悲しい