ロードオブモンスターズは、SCEが発売・運営したシミュレーションゲーム。
1996年~1999年にSCEのウェブサイトで提供されたCGIゲームのシリーズ作品(全4作)。インターネットが日本に普及しはじめた当時、数万人の登録者を有するほどまでの大ヒットとなった。さらに1999年6月10日、リアルタイムストラテジー要素をくわえ、移植・リメイクされたプレイステーション版が発売された。
プレイヤーは3Dフィールド空間でサモナー(召喚師)を操作し、リアルタイムで溜まっていくMPを消費してモンスターを召喚できる。そのモンスターに指示を出し、相手のサモナーを倒せば勝利。
シナリオモードのほかにcom対戦、2人対戦も可能。デッキには、使役するモンスター、モンスターに使用する魔法、
サモナーの性能に強化するアイテムを装備できる。(12枠の内、モンスターのみ8枠上限)
召喚したモンスターへの指示は、静止、追従、攻撃が可能で、個別または全体に行える。また、自分で操作することも可能だが、その間プレイヤーのサモナーは無防備になる。
死亡したモンスターは特定の魔法で回収・捕獲することで、自分のモンスターなら再召喚が可能になり、相手のモンスターなら勝利後に獲得することができる。逆に捕獲されると戦闘後にモンスターを失う。またモンスターが生存していても、別の魔法で自分の手札に戻すこともできる。
地形効果、補助魔法、モンスターの相性、サモナーの能力など、さまざまな要素が良質なバランスで絡みあい、その複雑で奥深い戦略性が楽しめる。2人対戦では心理戦も加わり、熱い読みあいや判断能力が試される。
上記のとおり奥が深いが、初心者が楽しめるように配慮もされている。そのためPSのゲームソフトの中ではマイナーな部類ながら、当時のプレイヤーからの評価は高い。
世界で人類が繁栄を極めたころ突如として「柱」は現れ、それは魔を放ち人々を死にいたらしめた。
柱に対して当時の人類は有効な手立てがなく、人が減っていくのをただ眺めているほかなかった。
そこに現れた1人の大魔導師、ウグト。
彼は戦争の柱に移り住み、召喚術という魔法を編み出した。
人々に伝えられた召喚術は、魔から街を守り、柱を封印した。
その後、ウグトは召喚術の研究に没頭し、さまざまなものを現世に召喚することに成功する。
しかし、同時に災いの種まで呼び込んでしまい、二度にわたる大きな戦争が起きる。
人は数を大きく減らし、それぞれ別々の召喚術を生業とする4つの勢力に分かれた。
そして、やがてウグトは辺境の地となったかつての都で死んだ。
ウグト自身が抑え込んでいた膨大な魔があふれ出すと、そこには…
これまで類を見ない、世界の半分に影を落とすほどの、巨大な柱が現れた。
人々はそれを、「戦争の柱」と呼んだ。
世界の危機を前に、残された4つの勢力は会談をとりもった。
世界を救いたい気持ちは同じでも、方法論で相容れない4つの勢力は、三度目の戦争を起こすことになる。
各勢力に属する4人の主人公たちは葛藤しつつも、戦いを通してそれぞれの答えを導き出していく…。
プレイヤーは各勢力に属する4人のキャラクターから主人公を選び、ゲームを進めていく。選んだ主人公により、
ゲーム難易度やストーリー展開、エンディングが異なる。
終末論的な世界観、ストーリー展開とダークなBGMからは、爽やかさや楽しい雰囲気は一切見受けらない。主人公に感情移入しようものなら、プレイヤーは沈んだ気持ちになることうけあい。
登場人物のやりとりからは富野節の影響がうかがえる。わけ知り顏で思わせぶり、超展開なセリフ(日本語でおk)が飛びかうため、初見プレイヤー(ニコ動においては視聴者)が度々置いてきぼりにされる。理解にはフロム脳を要する。
記載したものの、ロドモンにストーリーはあってないようなもの。素直に奥深いゲーム性を楽しめれば勝ちだろう。
その後マイスリックの各地で戦闘を繰り広げながらストーリーを進行させていく。マイスリックには隠しステージを含めた17のステージがあり、フラグが立っていない地域ではモブ召喚師との対決が楽しめる。
ステージを選択すると準備画面が開かれ、そこでプレイヤーと敵の初期配置を確認したり、デッキを組んだりできる。デッキには枠が12個あり、そこに戦闘で使用する魔法やアイテムやモンスターを自由に組み込むことができる(ただし、組み込めるのは入手済のものだけ)。デッキに組み込めるモンスターは8体までで、それ以外の制約はなく、どんなモンスターでも8体の上限を守りさえすれば好きなだけ連れて行ける。また補助魔法とアイテムには制限が無い。
デッキが整うと、戦闘を開始することができる。最初、召喚師はMPを1だけ有しており(例外あり)時間の経過とともにMPがじわじわ増えていく。召喚に必要なMPが溜まるとデッキからモンスターを召喚することができる。弱いモンスターほど少ないMPで召喚でき、上位モンスターはMPを多く消費する。
モンスターがやられるとその場にマークを残す。倒されたモンスターは、マークの前でシールドケイジという魔法を使うと捕獲することができる(MP1消費)。自軍のモンスターならデッキに戻り、再召喚が可能となり、敵のモンスターならば次回からデッキに加えることが可能。この行程を繰り返すことで、デッキに加えることの出来るモンスターをより充実させることができる。ちなみに使役できるモンスターは全68種類いる。
どちらかのHPがなくなった時点でバトルが終了する。(投了可能)
相手のモンスターと戦ったり、召喚師をしとめる役割を持つ。召喚師は戦闘能力を持っていないため、デッキにモンスターがいないとはじまらない。戦闘能力は持っていないが、召喚師だけでモンスターを倒せるケースもまれにある。プレイヤーの使っているキャラが所属する勢力と同じ系統(後述)のモンスターは少ないMPで召喚が可能。
補助魔法
モンスターにかける魔法。攻撃に属性を加えるもの、特定の属性を防御するもの、HPを回復するもの、敵の注意をひきつけるもの、数秒後に自爆するものなど様々な種類の魔法がある。魔法は全部で32種類あるが、召喚師が使える魔法はそのうちの16種類までで、習得できる魔法は召喚師ごとに固定である。
魔法1つで雑魚モンスターが上位モンスターを圧倒したり、相手の戦術を崩壊させたりとバトルにおいて極めて重要な役割を持つ。ちなみに時間が経過すると効果は消滅するのでそのつど魔法をかけなおさなくてはならない。また攻撃型の補助魔法は突然効果が切れるのではなく徐々に効果が薄れていく。
こちらはプレイヤーを強化するもの。デッキに放り込んでおくだけで効果がある。HPを自然回復させたり、相手の属性攻撃を防いだり、より高い段差を上れるようになったり、特定のモンスターの消費コストを下げたり、対人戦で画面を広く陣取れたり、歩行がとまらなくなったり、プレイヤーを巨大化させるといった多種多様の効果を持ち、アイテムの概念を軽視するとモンスターが生きててもプレイヤーが死ぬということになりかねない。特に配置が鬼畜すぎるcom戦ではより重要になる。ただしあらゆる攻撃から召喚師を守るデッキだとモンスターの数や魔法の数が相対的に減るため、どういったスタイルを優先するかで戦術も変わってくる。速度や耐久力を上げて相手から延々逃げ回ったり、敵モンスターの上にのって攻撃を回避しつづけたりする荒業もある。
モンスターやプレイヤーにはそれぞれ特性があり、ロドモンでは攻撃方法や属性や防御効果や地形に対する移動方法までいくつかの種類があり、その特性を総合的に見て、モンスター同士の有利不利が決まる。早い話がモンスターの勝敗は相性で決まる。しかし、補助魔法、地形、数の関係でその相性自体は極めて流動的である。
分類
モンスターの基本的な分類を指す。生物、虚軸、機械、魔動、粘体、幽体の6種類があるが、生物が圧倒的に多い。次に機械が多く、他は少なく、粘体は2匹で幽体に至っては1匹しかいない。毒や麻痺といった攻撃は生物にしか効果がなく、MPを持たない魔道や機械には精神攻撃が通用しない。故に相手がその分類に属するかで、効果的な攻撃が変わってくる。
モンスターが所有する特殊な能力で透明や自動再生や自動復活などがある。
水への適応能力を指す。全4段階あり、もっとも水地に適していない分類のモンスターは水に召喚しただけでダメージを受ける(というよりもダメージ硬直で動けないので大抵死ぬ)。その次は水地では移動速度が下がり、体が完全に浸水するとダメージを受ける。水への適応能力が高いと着水してもノーダメージで、中には水地にしか召喚できないモンスターもいる。
攻撃特性
攻撃手段。防御特性と呼応して相性が存在する。斬撃や打撃や電撃など11種類ある。
攻撃方法
攻撃を命中させる手段。遠くの相手を攻撃する射撃や精霊魔法などこれも11種類存在する。
攻撃力
そのまま。ただし一発で与えるダメージではなく、一定時間に与えられるダメージで攻撃力が決まるようである。
移動しながら攻撃できる能力で、近接攻撃系の敵がこの能力を持っていないと召喚師をしとめられない。(攻撃判定が出る前に判定外に逃げられる)
防御特性
移動方法
地形によってスピードが変わる。基本的に浮いてると地形の影響を受けない。召喚師はただひとりを除き二本足歩行である。
地形
移動にかかわる概念で、砂では歩くのが遅かったり石畳では早かったりなど地面によって移動速度が異なる。また木がある場所では身長の高いモンスターや飛行モンスターはダメージを受ける。また高さも勝敗に影響し、射撃系のモンスターは相手より高ければ高いほど与えるダメージが上がる。
成長システム
ほとんど気づかれないが、このゲームにはモンスターの成長システムが1体1体個別に搭載されている。戦闘に出した回数で賢さがあがり(自分と相性の悪い敵との戦闘を避けるようになる)、敵召喚師をしとめた回数で攻撃力が増加する。
賢さにはC~Sランクが設定されており、Sランクに到達させるには100回以上召喚しなければならない。デッキ画面でモンスターに合わせてセレクトボタンを押すとそれが確認できる。ちなみにセレクトボタンで(同じ種類の)どのモンスターを連れて行くかを選択できる。
フリーバトルでのCOM戦は新しいモンスターや魔法やアイテムを獲得するためには避けて通れないが、相手がCOMであることに配慮してかプレイヤーが理不尽なほど不利な状況からバトルが始まるものが殆どである。故になれないうちは苦戦を強いられることになる。(ちなみに高難度でのイベントバトルも同じくらいひどい)
例を挙げると
と対人戦だけでなくCOM戦も非常に理不尽やり応えのあるものとなっている。ちなみにある程度コツがわかってくるとすんなり勝てるようになる。
ロドモンの世界に登場するキャラクター達。実は斬撃や属性攻撃に対して防御効果を最初から持つ人もいる。
神の子と契約を果たした召喚師。戦争の柱に最も近い位置に本拠地がある。その名のとおり、天使などの神聖なモンスターを召喚する。またドラゴンや死者なども召喚する。聖なる力を宿すホーリーアームやおかしいくらい性能の高いホイールオブフォーチュンを使える。そして神々と契約した神官のみ聖光攻撃を全く受け付けない。
18歳、171cm。戦争の柱を見上げながら育ち、若くして神々との契約を果たした少年。自身の行動に迷いをいだきつつも敵対勢力を確実にしとめる一面も持ち合わせてる。根は優しいらしく、ウラムルト様の他者を見下す発言に難色を示すことも・・。説明書の表紙ではグラムを召喚しているが敵と思しきモンスターがいるのは逆の方向である。
魔法は攻守ともにバランスよく整っている。ただし、精神攻撃からモンスターを守る術がないため、精神攻撃が効かないモンスターが一匹しかいない神族系のみのオーダーでそういった場面に出くわすとやや苦戦を強いられる。敵として登場するコインはグラムの存在が非常に厄介で、特にハーネット編ではかなり手ごわく、正攻法だと苦戦を強いられることになる。
神官の本拠地であるクモウではいつもコインの側にいる女性。シナリオモードではなにかとよく倒れる。
召喚師であることから幼いながらも、彼女も重要な戦力だと思われる。
他の召喚師に比べてHPが1ゲージ分低く、事故死しやすい。また移動速度も遅いため、敵に捕捉されるとかなりつらい。
上記のような短所はあるものの、彼女の長所は補助魔法が攻撃に極めて特化している点である。具体的にいうとホイルオブフォーチュンとライトニングスナップを同時に扱える点である。ホイールオブフォーチュンは攻撃速度を二倍に上げ、ライトニングスナップはダメージを与えた際に強い硬直を与える(+電気属性)。この2つを組み合わせるとダメージ硬直で敵がまともに動けず、ゴリゴリとHPを削ることが出来る。(機械と生物以外には効果が無いが)
故にケルベロスやデアラプールなど攻撃速度が速いモンスターとの相性がいい。また精神攻撃を無効化するマインドスクリーンを使えるのも強み(サウジーネに使用すると無敵になる)。
このようにして補助魔法特化のため様々な戦法を組み、挑戦できる数少ないキャラクターである。HPの低さはアイテムで補いたいところ。神族系で混沌攻撃に対する耐性を持っているのは彼女だけである。
神官側の偉い人。(コインの師?)タレアリアの召喚師を愚民と評した。序盤あたりで出てくるだけで戦わない。
「あっけないものだな」
いわゆるモブ。一応ビッシュにボコられるという形でストーリーには登場している。どこの地域にでも出現する。
未来から召喚された技術者が作り出した、人が作ったケモノを扱う。各国に戦争を仕掛けたのはこの勢力。
33歳、83cm。現実的な理想主義者。完全な合理主義者ではないらしい。結構な危険思想の持ち主で、人類を滅ぼすために奔走するが、いまいち敵に対して非情に徹しきれない部分がある。また組織の内部分裂という悩みも抱えている。戦いの中ではしきりに自分の行動を問い直している。
機械系は炎と電撃に弱いため、それらを防御する防御魔法が使える。また機械モンスターは魔法で自爆させることが可能。やや歩行スピードが遅い。
説明書では83cmとなっているが、おそらく183cmである。
ビッシュと同じ勢力の召喚師。しかし彼の考え方を理解できずに、クンクとともにビッシュとは別に兵を動かす。アレッキに兵を出したのもこの人で、これがきっかけで結構な規模の戦争になってしまう。
シナリオモードでは機械系モンスターのほか、自然系モンスターも使ってくる。全ての防御魔法を使える上に、射撃系モンスターの射程を延ばすシューティングレイドも使えることができる。ただし、攻撃を補助する魔法は一切使えない。
キサマケイス!!
はん、腰巾着か(ケイス談)。ウプルとともに兵を動かしてた機械召喚師。ウプルに比べ扱いのほうは結構悪い。
HPが他のキャラよりも高く設定されている。その反面最大MP6と頭の悪そうなステータスになっている。見た目の割りに移動速度は普通だったりする。ウプルとはうってかわって、ライトニングスナップ、バーニングストライク、パワーブースト、イヴルフルートなど攻撃に特化した魔法を習得できる。また、腹の肉の影響か打撃ダメージを半減させる耐性を持っている。
寒くはなかったのだろうか・・・。
いわゆるモブだが他のモブに比べてなんとコイツはセリフがある。「機械召喚師が各国に派兵した」というストーリー的な事情により、シナリオでの戦闘回数は結構多く、モブの中では比較的おいしいポジションにいる。
大地とともに生きる召喚師達。人の魔と戦うことを宿命とする。3姉妹とも戦闘時に高い位置にいるのは気のせいだろうか。
24歳、170cm。アレッキ三姉妹の次女で、精霊に愛された女性。かなり高い魔力を持ち、戦争を忌み嫌っている節があるが、逆上しやすい性格という側面も併せ持つ。ビッシュは彼女のことを「一番キレる」と評した。ミリィというシルフィドがいつも傍らにいる。
属性攻撃からモンスターを守る術は無いが、ウィンドバリアやマインドクスリーンが使え、エレメンタルフォースやシューティングレイドなど遠距離攻撃に極めて優れている。また最終奥義ナチュラルパワーで遠距離からの強力な射撃が行える。シルフィドを複数捕獲した場合、ミリィはセレクトボタンで確認できる。移動速度に定評がある。
アレッキ三姉妹の三女。出番もセリフも少ないが、姉に比べてやや頭が悪いご様子。ケイスを「馬鹿にもほどがある」と立腹させた。思慮深いほうではない上に珍しい女。通常プレイではエクストラモードで出現させるのに苦労するキャラクターである。
魔法はやや防御に特化した内容になっている。タラスとハーネットを足して2で割ったような内容だが、火炎ダメージ半減という地味に優秀な耐性を持っている。
アレッキ三姉妹の長女。長女というだけあって落ち着いた雰囲気をまとっており、思慮深く聡明な人物・・らしい。オンエットと同じく、エクストラモードで出現させるのに苦労するキャラクターである。
攻撃に特化した魔法を習得しており、シューティングレイドの存在もあって遠距離から強烈な攻撃を仕掛けることができる。フレイムリフレクションの防御魔法も扱える。耐性も火炎・冷気・電撃ダメージ半減というまさに自然系のサモナーと呼ぶに相応しい防御相性を持っている。が、移動速度はパルアと並んで最低速度である。
ハーネットの恋人。常に落ち着いた雰囲気を持っているが、ちょっぴり変わった性格の持ち主。ハーネット編のオートバトルで戦うことになるが、ケイス編でも戦うことが可能。その時のアギゾ・コニアの動きは必見。
戦闘ではとにかく守ることに特化しており、防御シールドはもちろんのこと、全ての回復魔法を扱える。攻撃補助はナチュラルパワーのみ。
異界のモンスターを召喚する。異界の住人は過去に戦争で大きく人を減らした経歴があり、他の召喚術に比べそれなりにリスクを伴うらしい。ケイス曰くヤバイ封印を解いたら戦争の柱が一本なくなったとのこと。
25歳、173cm。合理主義者で頭もよく回る。他の主人公達とは違い、最初から明確な目的をもって行動している。故にストーリーを通して迷ったり悩んだりするシーンが無い。賢い人物には基本的にやさしいが、クンクなどの頭が悪いキャラクターには容赦が無い。「土に還れ・・・」
彼のストーリーだけ分岐の概念が存在する。どの分岐でもストーリーは変わらないが、状況や会話が変化する。またシナリオモードの難易度も4人の中で最高で、一戦目から既に初心者泣かせの難易度である。(デアラプールで即効で決めたり、相手が動いた際に総力戦を仕掛けるなど、工夫が必要で普通の戦法ではまず勝てない)
敵として登場する際には比較的後半に出現するため、それなりに手ごわい仕様となっている。突然スターヴァンパイアに襲われ困惑したプレイヤーも多いのではないだろうか。魔法は他の主人公と同じく攻守ともにバランスよく整っており、13秒で死にいたる病気を撒き散らすトリスカイデカフォビアやモンスターを小さくするミニオンが特徴的。
また、精神攻撃に対する耐性をもっている。
外来系の召喚師。ケイスの命令にしたがっている点からある種の主従関係にあると思われる。ケイス編ではケイスに敬語で話していたが、ハーネット編ではタメ口+呼び捨てだった。ヴッコの発言からケイスに好意を寄せていたと解釈することも可能だが・・・。結構キツい過去をおくってきたことをほのめかす発言がある。
魔法はライトニングスナップ、バーニングストライクに加えシューティングレイドもある。超射程から13恐怖症攻撃は脅威。おまけに移動速度がかなり速い。ソニッククレスト装備でグラムやコアモウルフの追撃をふりきり、そのまま逃げ回ることが可能。デアラプールより微妙に遅いくらい。それでも殆ど同じようなもの。HPを自動で回復できるハーバルグレイスを装備すると相当厄介。回復魔法がダークエナジーではなくヒールであるため、プロコエールやデアラプールなどの外来系生物モンスターを効率よく回復できるが、虚軸を回復する術を持たない。
・・・楽しい。
モブ。ストーリ上全く出番が無いがフリーバトルでの異常な強さから存在感だけは妙にある。よく見ると特徴的な髪型をしている。
ウグトの血を引く小娘。ストーリーにおけるキーパーソンの1人である。ケイスに好意を寄せている。ケイスのストーリーモード序盤ではいきなり
「好き!」→接吻
血筋の関係か特殊系召喚師に位置づけされ、通常の必要MP量で全てのモンスターを召喚できる。魔法もそれぞれの種族が得意とする魔法を習得する。シナリオモードではビッシュのみ戦うことになる。エクストラモードでは全キャラ共通してラスボスの前にはウルトと戦わなくてはならない。移動速度はロフリアと同程度の速度を誇る。
ウグト
召喚術を開発した人。特定の条件を満たすとキャラとして使用できる。前途のウルトの性能に加え、MPの増加量が他の召喚師の2倍、HPの最大値も高い。移動速度も全キャラ中最高で浮遊しているため地形の影響を受けない。闇攻撃はほぼ無効、精神異常やステータス異常を一切受け付けない。さらに最初からステップ能力が3あるというぶっ飛んだ性能になっている。
前途のとおり68体のモンスターがおり、捕獲できないものも併せると72体となる。
基本的に何の役にも立たない無能なモンスターは存在せず、皆なんらかの長所があり、なんらかの弱点がある。ステータス関連の項で説明したとおり、モンスターのステータスそのものは極めて多種多様で、地形や状況や補助魔法によって有利不利が逐一変わる。そのため、戦法そのものの幅はかなり広く、地形や相手のデッキを読んで様々な戦法を模索するのがこのゲームの醍醐味である。また序盤は苦戦を強いられたモンスターを倒して自分が使役するといった楽しみ方もできる。モンスターは攻撃を一種類しか持たない。・・・のだが例外的にダークヤング、ハシュラス、ワイバーン、サイアンの4対は強力な隠し技を持つ。(個別命令で攻撃時に○ボタンを押すことで発動。とある攻略サイトで発見された。何故みつけれたし・・・)
ちなみにステータスはあまり詳しくしらなくてもそれなりに楽しめる。
生物をメインに構成されている。天界だけでなく冥界や地獄からも戦力を引っ張ってきている。聖光属性による攻撃を得意とするモンスターや魔法ホーリーアームで聖光属性を付与したりと外来系の虚軸モンスターにとっては脅威となりうる。またドラゴン系はアイテムにより消費MPを5に抑えることができる。最上位のモンスターが5匹もいる。
アンゲコック
死後冥界の王に認められた勇猛な骸骨戦士。消費MP1なのにもかかわらず魔道と石の属性を持つため、精神攻撃や電撃がきかず、さらに復活の特殊能力も備えている。シナリオモードではコイツを大量召喚するだけで勝ててしまう場合も多い。ただし攻撃力は若干高めだが、HPが1ゲージなのですぐにやられてしまう。
頭が牛のパワー馬鹿。説明書によると僅かな知能しか持ち合わせていないらしい。攻撃モーションは遅いが、高い攻撃力と強めのノックバック性能がつく。近接攻撃をするモンスターのなかではオーソドックスな性能。
アスピド
神聖な亀。移動力が低く、攻撃力も決して高くない反面防御力は高い。とくに斬撃に対して強い抵抗力を持つ。また亀ということもあって水没してもダメージを受けない。甲羅から頭を出して攻撃したとは思えないような音がなる。「ガチィ!!」
ご存知馬と人が合体した狩人。といってもニコニコでよく見かける顔が馬で下が人の紳士達ではない。神族系の貴重な射撃系モンスターで対空が必要な時にはよくお世話になる。攻撃力はさして高くない上、特殊な効果もつかないが、体力と機動力がかなり高い。補助魔法で攻撃力を挙げることが望ましい。地味に斬撃。
パル
ドラクエに出てきそうなビジュアルの飛行タイプの妖魔で、ダメージを与えるとHPが回復する吸血能力を備えている。相手が生物だとそれなりに粘るが如何せん貧弱。飛行タイプなので対空能力が乏しいモンスターだとかなりやらしい存在に。
3つの首を持つ地獄の番犬。耐火性能を持っており、要所要所でお世話になる。また追撃能力にも優れ、スピードや段差を上る能力も高い。ただし少しでも着水するとダメージを受ける。
翼を持った天使で常時浮遊している。「ヘコキーッ!」と独特の効果音とともに光の矢を相手に放つ。聖光のエフェクトをデフォルトで所持しており、虚軸相手には高い効果を発揮する。ただし戦闘能力そのものは高くないので飛行モンスターがあいてだとあっさりやられる場合も・・。聖光が効かないパルアやコインには攻撃が通じない。
神聖な小動物。聖光のエフェクトを所持しているが、ミルプエンジェルに比べ射程が短くHPもかなり貧弱。複数の敵を同時に攻撃できるのと、相手の攻撃をひきつけるルアーの能力を所持している。
グラム
消費MP4の上位モンスター。重武装かつ高機動力の戦の神霊。露出したふとももがエロい。高いMPを消費するため、能力は極めて高い。弓矢による攻撃をはじき返し、防御力、攻撃力ともに非常に高く、強撃の能力まで持つ。移動も浮遊してるため地形の影響をうけず、機動力も高い。さらに対空や追撃までこなす万能モンスター。生物なので精神異常になるため、パニック時に近くに居るとかなり危ない。
ご存知不死鳥。飛行しながら火炎の炸裂弾を飛ばしてくる。耐火能力のある敵には無力だが、それ以外の敵には脅威。復活の特殊能力を持つのでやられてもシールドケイジで回収されない限りまた復活する。
サウジーネ
生物モンスターへの切り札でHPを持たない幽霊。MPを1だけ有しており時間とともにMPが減少し、0になると倒れる。そのため物理攻撃に対しては無敵だが、精神攻撃に対してはめっぽう弱い。精神異常であるフィアーを起こす精神ブレスを吐き、生物相手なら数発で死に至る。そのため生物主体の集団にサウジーネが突撃していくと、敵は壊滅的な打撃を被ることになる。マインドスクリーンをかければMPが減少しなくなり、効果が持続している間無敵となる。
ハシュラス
6つの腕と6つの目を持つ狂戦士。消費MPもグラムより高い最上位のモンスター。高い防御力と攻撃力とHPを持ち近接戦闘では圧倒的な強さを誇る。補助魔法で強化されるともはや手が付けられない。どうでもいいがグラフィック(の顔)がシュール。
炎を吐くドラゴン。ドラゴン全てにいえることだが、攻撃力が全モンスターの中で最高である。近距離でブレスを二発もらうともれなく死ぬ。そもそもダメージ硬直でまともに動けない。その攻撃力たるやウグトですら馬鹿にできない・・・がファイヤーイーターで耐火処置を施せばノーダメージ。またレッド、ホワイト、ジェヌーンはHPも全モンスターの中で最も高い。それでも死ぬときは死ぬ。
口からプラズマを吐く青い龍。ドラゴンの中ではHPが低いが(それでも4ゲージ)、唯一飛行している。耐電性能のあるモンスターには無力。
口から氷と冷気を吐き出す白い龍。普段はおとなしいらしい。冷気と斬撃の効果があり、さらにフリーズの効果までもれなくついてくる。これによりかなり高い汎用性を誇る・・・はずなのだが、機械が相手だとすぐに攻撃をあきらめてしまう。特にゴーレムとの相性は最悪。ただし召喚師が近距離でブレスをもらうと動けずに死ぬ。
ジェヌーン
水地にしか召喚できない黒い龍。結構な体積を持っているので水地がある場所でも召喚できる場所は限られている。攻撃が闇属性なので機械系モンスターに弱い。
人が造ったモンスターで主に機械で構成されている。2匹を除いて属性攻撃に弱いが精神攻撃には極めて強い。というか効かない。消費MP2のモンスターが最も多い。
消費MP1のモンスターで、HPが2ゲージで防御力も2あるので補助魔法をつけて戦えないこともないが、如何せん戦闘能力は低い。しかし、機動力が高くルアーの性能を持っているため、そのコストの低さから囮としてその効果を発揮する。よく自爆させられ、敵味方もろとも吹っ飛ばされる。複数召喚という手もないこともないが、おおくの場合死ぬのが仕事。
ケルベロスを硬くして耐火性能を取り払った性能。意外と高い戦闘能力を持っており、いろんな場面で活躍する万能機械犬。
そこそこの攻撃力と機動力を持つ長身の人型機械モンスター。近接主体にしては若干HPが低めだが打撃の属性を持っており、一応アスピドに勝てる。また強いノックバック作用を持ちステップ能力も3と使い方次第では強力な戦力になる。ムエタイの戦闘技術がインプットされているらしいがローキックや肘打ちなどは使わずサマーソルトキックで攻撃する。サマソといっても対空能力は高くない。
移動式の砲塔の射撃モンスター。対空や遠距離射撃を得意とするため人造系では重宝される。また砲弾が重いらしく、ウィンドバリアによる影響をいっさい受けない。反転スピードが速く、他の射撃系のモンスターのように、攻撃をはずしまくるという場面があまりない。水にさえ召喚しなければ、高い汎用性を持つ。
イチャリポス
機械でできた鳥。説明書に「金属を飛ばすことに無理があった」と書かれている。攻撃力やHPはしょぼいが、高めの防御力と精神攻撃や毒をうけつけない機械ならではの性能を生かし、場面次第では意外と活躍する。
耐熱処理をほどこした貴重な牛型モンスター。耐火処理を施した結果鈍重になっており、機動力はかなり低い。それでも重宝する。段差を上るのが苦。よく見ると角ではなく△のオブジェ。
ウォーパス
薄い金属板を捻じ曲げたような手足をしており、胴体には一つ目がある。サイコスピアという霊子エネルギーをやりに変えた武器を相手に投げつける。闇属性のため、機械が相手だとまるで無力だが直接射撃のためインペリアックよりも攻撃ははやい。
人造系では珍しい生物モンスター。神経ガスで相手の動きを一定時間止める。生物にしか効果はない。ヒールやホイールオブフォーチュンが使える神族系召喚師が使うほうが厄介。
人造系の守護神。四角い造形で、大きなナタデココの中に一つ目と血管があるといった感じ。コロコロ転がって移動する。合成生物の失敗作らしい。特筆すべきは高すぎる耐久力で、粘体のため精神攻撃を受け付けない上に物理攻撃に極めて高い耐性を発揮する。機械ではないので水没しても平気。HPが徐々に再生する。根本的に防御力も高い。と対物理に対してかなり特化している。そのため並みのモンスターではまともなダメージすら与えられず、多少攻撃力が高い程度ではあっというまにHPを再生されてしまう。タイマンではグロッグゴーレムやスターヴァンパイアはもちろんのこと、ダークヤングやサイアン・ゲープといった最上位モンスターとも互角に戦えるという狂った性能を誇る。
ただし属性攻撃に対して耐性はなく、相手にライトニングスナップやバーニングストライクがかかった瞬間にあっさり負けてしまうことがある。具体的な例を挙げるとライトニングスナップのかかったデアラプールには勝てない。
ローターで飛行するモン・・・スター?こちらは攻撃力に特化した性能で強いノックバックと高い攻撃力を持つ。属性をつければものの2発で召喚師にとどめをさせる。他の飛行モンスターのように飛び回るのではなく、空中に静止しているという点で、個別命令を出す際に非常に扱いやすい。反面HPが1しかないため、単体で特攻させると近づく前に撃墜される危険性がある。また自分より下にいる敵にしか攻撃できないため、飛行モンスターが相手だと苦戦を強いられる。攻撃力はイチャポリスを圧倒的に上回るがいざ戦わせると勝ったり負けたりする。ただ少しでも相手が自分より下にいるとかなり水平に近い体当たりで攻撃してくる。
グラッカ・リン
岩にカモフラージュした設置型のモンスターで攻撃するとき以外はステルス機能により攻撃されない。高い攻撃力と高い防御力を持ち、毒属性のおまけまでついてくる。装甲と石の防御特性があり、機械系では貴重な耐電性能を持っている。
機械でできた花。もちろん動けない。火属性のビームを放ち、近寄れば近寄るほど受けるダメージが増える。耐火性能を持つ敵には無力だが、それ以外の敵には高い効果を発揮し、ビームが貫通する性能のため複数の敵を攻撃することができる。複数の飛行モンスターをことごとく撃墜するさまは痛快である。攻撃力と対空能力は申し分ないので、このモンスターもよくお世話になりがち。
アブトー
魚型のモンスターで、機械モンスターの中で唯一水地に適応する能力をもっている。使える局面は限られているが性能自体は優秀だったりする。水の中から放物射撃を行う。スピードが異常に速いので時折的の攻撃をよけることも・・・。
珍しい生物系モンスターその2。人造系の上位モンスターで高威力の火炎ブレスを吐く。範囲が広いので耐火性能を持たないモンスターには脅威の一言。ただし自身も耐火性能をもっていなかったりする。生物という点で他の系統の召喚師とも相性がいい。COM召喚師がよく使ってくる。設定上は近接格闘や遠距離魔法も使えるらしい。
石出来たモンスターで機械ではなく、魔動。故に水没してもダメージを受けない。攻撃力の高いパンチを繰り出し、防御力もかなり高く電撃も効かない。さらに復活のアビリティを持っている。異常に攻撃力が高いカベとして機能し、主力を張るには申し分ない性能をもっている。
人造系の最上位モンスター。推進器を搭載した拳で攻撃する、どつきあい最強のモンスター。正面きってのどつきあいだとハシュラスやダークヤングより若干強い(ただしカエルには負ける)。ライトニングスナップをかけるとダメージ200越えをたたきだし、その長身とリーチのため飛行モンスターもちょくちょく撃墜する。こいつの登場ステージでは多くのプレイヤーが焦ったと思われる。追撃能力と速さも備えており、追われる者にとっては恐怖の一言。
全てのモンスターが生物であるのが特徴的。主に遠距離攻撃を得意とし、その反面壁役となるモンスターはいても(むしろ壁役はかなり優秀)、近接攻撃自体は他の種族に比べてやや頼りない。また、フルクマトプス以外は全員防御力0という恐ろしく脆弱な性能で、無理に近接攻撃を仕掛けると返り討ちにあう。
全員生物なので例外なく精神攻撃や毒に弱い。他種族の力を借りるか、接近される前に倒すのが望ましい。
ただし障害物に関係なく相手を攻撃する精霊や障害物と化すアギゾ・コニア、MP1なのに性能の高いエルフやコアモウルフなど決して他種族に劣るわけではない。
ピッスファルコン
群れをなして獲物を狙う猛禽類。アレッキのサモナーが狂ったように召喚してくるが、戦力としてはかなり微妙で、なにかとすぐ死ぬ。また攻撃力が低いため無闇に特攻されると、敵がわざとダメージを受けMPを稼がれる恐れもある。ハーバルグレイスとキリルベルトを装備してると、ただのMP増幅用モンスターと化す。MPのコストを生かし、13やイヴルフルートをかけて一発屋の使い捨てモンスターと割り切って使うか、囮として使うなど使い方によっては戦力になる。
長距離射撃を得意とするとても使い勝手の良い低燃費モンスター。複数召喚で高い効果を発揮する。HPも2ゲージあるのでそれほど貧弱でもない。MP1というコストパフォーマンスにより自然系モンスターのなかでも何気に主力を張れる存在である。
機動力に優れた狼。こちらも性能の割に消費MP1とコストパフォーマンスに優れる。攻撃力と攻撃スピードもそこそこ高いため複数召喚でかなり厄介な存在になる。相性次第だが、大量に召喚することで近接攻撃でも大きな成果を挙げることができる。
ワリェッペン
発音に困りそうな名前のカエル。吐き出す粘液には相手の攻撃を遅らせるスロウの効果がある。打撃に対して極めて強い耐性をもっており、グロッグゴーレムなどの攻撃を全く受け付けない。ただし打撃に強いといっても属性を無効化するわけではないので、ライトニングスナップをかけられた瞬間に秒殺される可能性がある。カエルなので水没してもダメージはない。炎属性のブレスは水面でとまる為、水の中に居ればキメラやレッドバイアの攻撃から身を守れる。
高い防御力を持つ草食獣。生物系で唯一防御力が高いモンスターで、斬撃を殆ど受け付けない。壁役としては優秀な存在だが、精神攻撃にはきわめて弱い。(サウジーネのブレス2発で昇天)
火口に生息するトカゲで耐火性能を持っている。低角度からの射撃を行い、ウィンドバリアを突き抜けてダメージを与える。ダメージの20%は火炎属性によるもの。様々な相手にもダメージが通る上HP・防御もそこそこある。
ヤン・ガン・イ・タン
ハロウィンでよくみる容姿のカボチャ型モンスター。一応妖精。周りのものに手当たり次第火をつけて回るのという物騒な趣味を持つ。口から火属性の炸裂弾を放つ。広範囲に攻撃できる上射程も長く、遠距離モンスターとしてはかなり優秀。水には弱いが、浮遊しているため水地に召喚しても機械系に比べて問題は少ない。
混沌を好む花の妖精。実は巨乳。周囲にパニック効果のあるブレスを撒き散らすが、大抵味方も巻き込まれて収集がつかなくなる。耐精神の防御効果を持っているが、精神異常は防御できないのでショゴス相手だとあっさり負ける。2匹召喚すると互いのブレスでパニックになり永遠とブレスを巻き続ける。とあるアイテムによってフェアリーが大きく見える。これによって巨乳をしっかりと確認し、堪能することができる。
アギゾ・コニア
ステルス機能をもった固定モンスターで自分が攻撃するとき以外は相手に狙われない。打撃を全く受け付けない性質で、防御力は低いもののHPが極めて高いため物理攻撃に対しては非常にタフで攻撃力もそこそこ高い。ヴァンイスの橋のど真ん中に召喚すると次々敵を蹴落として非常に爽快である。攻撃しないかぎり狙われないという特性をいかして、個別に撤退命令を出しておけば巻き添えをもらわないかぎり、相手の攻撃で死ぬことは無く、完全な障害物となる。狭い通路のある場所に召喚しておけばそこから先に敵は侵攻できず、遠距離から好き放題に攻撃することが可能となる。しかしアップバーストというモンスターを遠くに飛ばす魔法を相手が所持しているとこの戦術は崩壊する。COM戦ではかなり有効だが、双方どちらかに精神攻撃をするモンスターがいる場合は要注意。
ノットリア
爆発する種子なるものを撒き散らす浮き草型の固定モンスター。水地にしか召喚できない。種子はランダムに浮遊したあと一定時間で爆発する。近くに敵が来ると敵に向かって飛んで行き着弾後爆発する。普通モンスターは攻撃しても意味の無い敵には、一定回数攻撃した後、攻撃をあきらめるが、このノットリアだけは耐火性能をもった敵にも攻撃し続ける。ノットリア自身には耐火性能がないため、アイテムファイヤーイーターを装備して接近すれば召喚師だけでも倒すことが出来る。ちなみに再生の能力がある。打撃も効かない。
障害物を無視した遠距離攻撃を行う炎の精霊。水没した敵にも有効。基本的に精霊は皆敵に接近されると攻撃しなくなる。(厳密には攻撃対象のモンスターが接近した場合のみで、自分が攻撃をあきらめた敵が接近しても距離をとろうとしない)そのためデアラプールなどが近くに来るとあっさりやられてしまう。その一方で、入り組んだ地形では高い効果を発揮する。フェアリーコキールを装備すれば3.5の消費MPで召喚できる。エレメンタルフォースをかけると威力が上昇するだげでなく、前述の距離を取ろうとしなくなり特攻隊長と化す(が、近づかれると大抵即死する)。
シルフィド
風の精霊。サラマンドラの電気バージョン。機械系にとっては極めて脅威。ハーネット編で出てくるミリィはこの種族。機械系モンスターにとっては怖い存在になる。
ヒゲ大地の精霊。サラマンドラの闇撃バージョン。よく見ると歩き方が愛らしい。
水の精霊。水にしか召喚できないが耐性を持つモンスターが殆ど居ない冷気で攻撃する。かなり小さいので水さえあればどこにでも召喚できる。
クマ。自然系では数少ない近接攻撃を得意とするモンスターで強撃を持っている点は見逃せない。補助魔法でかなり高いダメージをたたき出す。しかしながら、グロッグゴーレム、グラム、スターヴァンパイアといった多系統の近接モンスターに比べやや力不足感が否めない。ガラフォーでは知らない間に水没して死んでいる。ゴーレムとのタイマンは迫力満点(主観視点のみ)。
自然系の最上位モンスターで毒をもった翼竜。それなりに攻撃力は高いがソーラーフラワー1体に撃墜されたりと、MPの割に相手を選ぶ。ただ生物が相手だとかなりの効果を発揮する。ウィンドバリアや攻撃補助で強化したいきたいところ。ブルーバイアに引き分けたり、あわよくば勝つあたりは最上位モンスターの面目躍如といったところか。一応飛行モンスターの中では辛うじて最強クラスの実力を持つ。翼竜とあるが、厳密には龍ではないのでグラブペブルを装備しても消費MPは下がらないし、ドラゴンズロアもかけれない。
異世界から召喚されたということもあってか、容姿が気持ち悪いものが多い。主に生物と虚軸により構成され、他系統よりも精神攻撃に長けている。この種族は説明書のモンスター解説の難解さに定評があり、読んでも全く意味がわからないものが多い。たとえば、ショゴスの解説は以下のとおり
例:それが何なのか知りたかったわけではない。知ってしまったのだ。のそりと動いた。声を出した。ささやいたのか。見たいのか。どこだ。分からない。どうして。何を。いいのだな。そうだ。そう。違う・・・
16種類のモンスター全ての説明がだいたいこんな感じである。恐らくクトゥルフ神話界隈をモチーフにしてると思われる・・・・。(このゲーム自体が全体的にそんな感じだが)大百科の記事をみてもわかるように、クトゥルフ神話ではこういったノリが一般的なようである。
人と同じくらいでかい蟷螂。最弱にして最強のモンスター。スピードと追撃性能に定評がある。しかし最も優れた点は攻撃速度で外来、自然、神族、人造の中で最高である。しかしHPと防御力が低いのでタイマンではあっさり負けてしまい、近接モンスターのなかでは最弱である。・・・・が補助魔法をかけた途端、コイツの本領が発揮される。攻撃速度が速いためライトニングスナップをかけると度重なる硬直で敵がまともに動けない。イヴルフルートをかけると異常な速度で敵のMPを削り取る。またナチュラルパワーをかけると、凄まじい速度で高ダメージを相手にぶち込む。そして極めつけはパルアのライトニングスナップとホイールオブフォーチュンの併用である。具体的に説明するとタダでさえ攻撃速度が速いのにホイールオブフォーチュンでさらに攻撃速度が強化され、ライトニングスナップで攻撃力+電撃+ダメージ硬直の増加が入る。このため相手のダメージ硬直が終わる前に攻撃が入る。早い話が死ぬまで動けない。デアラプール自体の攻撃力も高いため並みのモンスターならば多少タフでも2秒くらいで死に至る。ハシュラスやサイアン・ゲープでさえも何も出来ずに死ぬ。おまけに移動速度もべらぼうに速いので必ず先制できるといった鬼畜ぶり(消費MP4ちょいで)。さらにさらにパルアはホーリーアームも使えるため耐電+装甲の防御特性を持つプロコエールやグラッカ・リンにすら勝ててしまう。ただし機械と生物以外にはライトニングスナップのショックの効果がかからないため、スターヴァンパイアやグロッグゴーレムには歯が立たない。また囲まれて袋にされると、敵1人倒す前にこちらがやられてしまう(敵が散在していれば確固撃破していくが)。ただし、召喚師のHPを上げ、HPの低さをアサンプションで補うことができる。
実用性はともかくHPの高い奴ら+ナチュラルパワー+ホイールオブフォーチュンは爆笑物の強さ。
硬い外皮を持った闇の尖兵・・・というよりも甲虫。HPは低いが、防御力が高く斬撃を殆ど受け付けない。体が小さい割には踏破性能が高い。また水地に召喚するとダメージを受ける。追撃能力も備えている。
ミスリルの甲羅に身を包んだ異界の騎士・・・というよりも蟹。耐電性能を持ち斬撃にも高い防御力を発揮する。攻撃力もそこそこ高い。蟹なので水地にも高い適応能力を発揮する。
狭間の守護者・・・というよりも蜘蛛。外来系の射撃系モンスターでスロウ効果のある溶解液を飛ばしてくる。そのため近づくのがかなり厄介だったりする。複数召喚で相手はまともに動けなくなる。水地に召喚するとダメージを受ける。
蝙蝠と禿鷹と蟻を足して3で割ったような容姿の飛行モンスター。フリーズと悪意(MPにダメージ)の効果を持ち、複数召喚でかなりの効果を発揮する。他系統の飛行モンスターよりもやや厄介な能力が備わっている。ただ如何せんすぐ死ぬのは同じだったりする。虚軸という特殊な性質のモンスターで物理ダメージを軽減するが、聖光攻撃を受けると毒状態になってしまう。
知性が高い古い種族。翼のようなものがあるが飛べるわけではない。高等虚軸体という虚軸体に耐火性能を施した防御特性を持つ。鈍重だがその分タフ。段差をあがれなかったり、遅い頭突きを繰り出したりと、あまり知性が高い印象は無いが、なんと隠しステージにて召喚師として登場する。
隠しステージであるモドキスが出現すると、ヴァンイスで1/100の確率でこのオールドワンが登場する。そこでは召喚術を習得できるほどの知性の高さを見せてくれる。召喚する際に出るマークは他のどの系統とも違っており、その知性の高さを遺憾なく発揮している。
大地を焦がす炎の眷族・・・というよりトンボ。水の民なるものと3年間どんぱちしてたらしい。上空から火炎弾を放ってくる。ステータスだけ見ると弱そうだが、上空からの攻撃ということもあって実際に対峙すると結構厄介だったりする。ただHPが低いので射撃系の敵が相手だとすぐにやられてしまう。
サーヴィター
パニック効果のあるブレス(笛の音)を周囲に撒き散らす。踊り子と説明にあるが我々の美的感覚からすれば気持ちの悪い軟体動物にしか見えない。攻撃時に体をくねくねさせる動作は愛らしくないこともないが・・・。精神攻撃の効果もあるため、MPの低い敵なら数回の攻撃で死に至る。自然系のフェアリー同様、2体以上召喚すると互いの攻撃でパニックになり狂ったように攻撃し合う。
カルディ・リペス
己の快楽のために狩を楽しむサソリ。広い射程を持っており、長距離から毒針を撃ってくる。イブルフルートとの併用が可能でパニックと毒状態に陥れることが出来る。攻撃力自体は高くないが、生物モンスターにとっては脅威。
バシオン
毒を前方に撒き散らす虫。精神にもダメージが入る。生物にとってはかなりの脅威で、カルディ・リペスほどの射程は無いが広範囲に毒効果のあるブレスを撒き散らし、敵召喚師もろともモンスターを毒状態にする。下手をすれば味方も巻き込む。
ゲムラス
溶解液で相手の装甲を溶かすカタツムリのようなモンスター。打撃が全く効かない。さらにHPも高いが、移動速度が極めて遅い。
マ・ノ・ウォー
周囲に電気を撒き散らす海域の監視者・・・というよりクラゲ。水地にしか召喚できない。打撃を全く受け付けない。敵味方もろとも電気属性の周囲ブレスで攻撃するが、自身に耐電特性はない。
地を求める星の精で、タコをより気持ち悪くしたような外見をしている。外来系の上位モンスターで、主力。透明と敵意のアビリティを持ち、物理ダメージを軽減する虚軸を持っており、さらに耐電、吸血の性能まで兼ね備えている。加えて攻撃力とHPも高く、攻撃速度も高いためライトニングスナップなどの補助魔法との相性もいい。イヴルフルートをかけることでダークヤングにも勝ててしまう。電撃の攻略本では「外来系の最高傑作」と評していたがまさしくそのとおりの性能である。ただし相性が存在し、虚軸体のため聖光に弱く、MPを持たず装甲のアビリティを持つグロッグゴーレムなどは苦手とする。ケイスやカルカスのサモナーとの対戦では最初からフィールドに召喚されている場合が多い。このモンスターにトラウマを覚えたプレイヤーも多いのではないだろうか。
直訳するとすごい意味のモンスター。魚の腐った臭いがするらしい。「ゲヒャヒャヒャヒャ」と品の無い笑い声とともに引き寄せ効果のある風を周囲に巻き起こす。この引き寄せ効果により近接主体のモンスターはなかなか狙いが定まらない。さらに摩擦の少ない氷の上でこいつの攻撃を受けると、凄まじい勢いで遥か彼方にぶっ飛んでいく。ヴァンイスでは異常に強く、敵味方もろとも奈落へ飛ばし死亡させるという荒業を見せてくれる(飛ばしすぎて回収不可能になることもしばしば)。防御特性はスターヴァンパイアと全く同じで、補助魔法無しのタイマンではフライングポリープに軍配があがる。冷気と精神の効果があるが、機械系、特に飛行してるタイプのモンスターにはあまり効果が無い。
精神攻撃を得意とするよくわからない何か。サウジーネと同じ性質のブレスを吐きMPを持つモンスターに対して圧倒的な強さを誇る。さらにスライム並に防御力が高いため、物理攻撃で倒すのも一苦労。足もないのになぜかステップ能力が2ある。ただし移動速度が遅いため強力な遠距離攻撃を受けるとたどり着く前に力尽きる。スライムと違い、再生能力はなく、回復手段もない。
全てを大地に返すために闊歩する魔界の木。外来系最上位のモンスターでクソ高い攻撃力を持つ。ライトニングスナップをかければ300近いダメージをたたき出す。おまけに「悪意」の効果もあるためMPが1の敵ならばHPに関係なく2発で倒せる。身長も高いので飛行モンスターも結構な頻度で撃墜する。ステータス画面で移動タイプが四本足歩行とあるがどう見ても3本足・・・ちなみに説明書によればこいつのいた世界ではこんなんが何匹も居て森を闊歩しているそうである。
基本的には隠しモンスターという扱いになる。どの召喚師も同じMPで召喚可能。
ウグトのケモノ
ウグトと同じ姿を持つケモノでステータスもウグトと同じである。スターヴァンパイアを圧倒する実力を持つ。弱点らしい弱点といえば虚軸体質であるため聖光で毒状態になることだろうか。ウルトまたはウグトがプレイヤーあるいは敵である場合、能力が飛躍的に上昇する隠し性能もある。
空飛ぶ鎌。とにかく硬く装甲と金属と魔動という性質を持っている。おまけに攻撃力も高く、汎用性はかなり高い。ワイバーンの地位を脅かす存在。補助魔法をかけられない限り圧勝する。ソーラーフラワーに勝てないのは同じ。
真っ白な愛らしいペンギン。ひょこひょこ歩く。消費MP1にしては高い攻撃力と速い移動速度を持ち、HPも2ゲージある。複数召喚でかなりひどい有様になる。パルアに使わせると大変なことになる。ただし攻撃力はデアラプールに劣るので敵を倒すのにやや時間がかかってしまう。
空を飛ぶ虚軸体。高い攻撃力に加え強撃の効果を持ち、タイマンでは非常に高い勝率を誇る。空を飛んでいるが他の飛行モンスターのように空から一方的に攻撃するのではなく、降りてきてその場にとどまり攻撃する。そのため、対空能力に乏しいモンスターでも応戦することができる。ただ飛行モンスターが相手でもその戦法をとるため、他の飛行モンスターのように鬼ごっこ状態に陥って一方的にやられたりするといったことがなく、非常に安定感がある。そのため飛行モンスターなかでは最強の実力を持つ。ワイバーンェ・・・
胸部(左)・胸部(右)
捕獲することのできないシークレットモンスター。設置タイプでハシュラスなどの高位モンスターと同等の攻撃力を誇り、攻撃相性は強撃と、かなり恐ろしい性能。が、近づかなければ脅威ではない。左右で守っている臓器らしきものの色が違うが、性能に差はない。
脊椎
捕獲することのできないシークレットモンスター。設置タイプでなぜか脊椎のみ機械モンスターである。攻撃性能は打撃。胸部と同じく近づかなければ脅威ではない。
頭部
捕獲することのできないシークレットモンスター。設置タイプでソーラーフラワーの強化版。攻撃は強撃性能に加え火炎性能や闇撃性能など多様な攻撃手段をもつ。射程もかなりのもので、前方180度に立った状態で死を免れるのは至難の業。その一方でHPは少ない。
掲示板
21 ななしのよっしん
2015/03/10(火) 15:44:28 ID: pLuPBaUUrj
>自然系のフェアリー同様、2体以上召喚すると互いの攻撃でパニックになり狂ったように攻撃し合う。
志村ーサーヴィターは虚軸だから混乱せんぞー
22 ななしのよっしん
2015/03/15(日) 15:40:03 ID: Fv8D4EvZb7
ここは攻略サイトかーい!愛は伝わるが。ここまで頑張られると修正も申し訳ないなー
作った方には申し訳ないがちょこちょこやろうと思います。
23 ななしのよっしん
2017/01/25(水) 01:48:44 ID: qzMHT7eQo5
ふらりと寄って来たんだけど書いた人何者なんだ
説明が丁寧かつ面白くて詳しすぎる
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/21(火) 11:00
最終更新:2024/05/21(火) 11:00
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