てつくずおきば体験版とは、せらみかるがニコニコ静画で連載している漫画である。
概要
せらがニコニコ動画と出会い、「エアーマンが倒せない」の作曲や様々なニコニコユーザーとの交流を経て「ニコニコ大会議2010秋」への出演を果たすまでの軌跡を描いたノンフィクション漫画。
ニコニコを代表する様々なクリエイターが多数登場し、(部分的ではあるが)古参ユーザーには昔を懐かしみ、新参ユーザーはニコニコの歴史を知ることができる。
登場人物
ノンフィクションであるため、当然のことながら本作に登場する人物は基本的に実在する人物である。
せら一家
- せら みかる(せら)
言わずと知れた本作の作者にして主人公。
漫画家を目指し、専門学校の卒業後アシスタントをしていたが、心身ともに限界を迎えボロボロになる。
アシスタントを辞め、その後の方針を決めかねてたところニコニコ動画の存在を知り、自身も動画制作を開始する。
後に様々なニコニコユーザーとの交流を深め、クリエイターとしての活躍の場を広げていく。
- めろん
せらの妹。
せらが漫画家として活躍することを期待しており、時折り兄をけしかけることもある。
- メット
せらの弟。
兄が実家に戻ってもそっけない態度をとるなど、かなり冷たい。
勉強と言いつつネトゲしている。
この他、せらの実家には母、祖父母、叔母が同居していることが確認されている(父親が未登場であるが仕事に行っていたのであろう)。
ニコニコユーザー関係者
各人物の詳細なプロフィールについてはそれぞれの個別記事及び「てつくずおきば体験版」の人物紹介を参照。
ここでは本作品内でのキャラクター設定や、せらとの関係を中心に簡単に記述する。また()内には登場した話数を記述。
一部の人物にはその人物を象徴するシンボルやロゴが描かれていたりする。
(なお、各人物の記述について記事作成者は「てつくずおきば体験版」内での人物像をベースに書いてあるため、実際の人物とは異なる可能性があります。)
- nyanyannya(ねこ) (2話、3話、6話)
音楽ユニット「Team.ねこかん[猫]」のボーカル。 ネコミミが生えてる
せらが作曲した「エアーマンが倒せない」を気に入り自身の手でアレンジする。
それを基に、せらに合作を持ちかける。
「エアーマンが倒せない」の大ブレイクのきっかけを作ったとも言える人物。
- sham(3話、6話)
音楽ユニット「Team.ねこかん[猫]」のギタリスト。 サングラスをかけている。
本作ではほとんどセリフがない無口なキャラとして描かれている。
- かにぱん。( (V)・∀・(V) )(2話、4話、7話、8話)
ニコニコを代表する歌い手・動画投稿者。
スランプに陥ったせらがかにぱん。のライブを観に行ったことで知り合う。
せらの作品にアレンジを加えた動画も投稿している。
- 苦い人(2話)
歌い手。
「エアーマンが倒せない」を気に入り、替え歌を作る。
- モスコミュール師匠(4話、5話、7話、8話)
ニコバー「Hermate」のオーナー。
かにぱん。のライブの打ち上げにてせらと知り合う。
出会い頭にダイビングヘッドをぶちかます危険人物。
- どや(4話、7話、8話)
歌い手。
ラジオドラマ「いおりんラジオ」でニコニコデビューし、その際に演じたキャラクター「スパーキン」として有名。
モスコミュール師匠と同様、かにぱん。のライブの打ち上げでせらと知り合う。
- かにみそ(4話、7話、8話)
かにぱん。の後輩。
イベントではかにぱん。のマネージャー的存在でもある。
- 5月病マリオ(4話、5話、6話、9話、10話、11話、番外編)
ドSな絵師・漫画家。 代表作は「ぶたボット」。
ニコニコユーザーらのオフ会にてモスコミュール師匠の紹介でせらと知り合う。
絵師仲間と言うことでせらとは絡む機会が多く、共にイベントへの参加やニコラジへの出演なども行う。
彼との出会いがせらの絵師としての活躍の場を広げるきっかけとなったが、同時にそれはせらにとって悪夢のような日々の始まりでもあった。
ちなみにせらより5歳ほど年下である、
挨拶代わりにドロップキックをぶちかます危険人物。
- 朧月(ろうげつ) (7話、8話)
歌い手。「いおりんラジオ」の脚本家でもある。
どやとは雰囲気が似ており、並ぶと兄弟のように見えるらしい(どちらが兄かは不明)。
- まげわっぱ(4話、7話、8話、9話)
さいたま芸術劇場で開催された合唱祭の主催者。将棋好き。
ニコニコ生放送を使ってせらと将棋対決をしたこともある。
- 居酒屋ボンバー(7話、8話)
踊り手。
合唱祭に出演。
- 居酒屋マドンナ(7話、8話)
踊り手。
合唱祭に出演。
- 阿部ダンサーズ超監督(7話、8話)
踊り手。
合唱祭に出演。
- メイドガイ(8話)
踊り手。
合唱祭に出演。
モスコミュール師匠からマイミクの誘いを受ける。
- ちょうちょ(11話)
歌い手。
「ニコニコ大会議2010夏」に出演。
- 蛇足(11話)
歌い手。
「ニコニコ大会議2010夏」に出演。
- clear(11話)
歌い手。
「ニコニコ大会議2010夏」に出演。
- ぽこた(11話)
歌い手。
「ニコニコ大会議2010夏」に出演。
- みーちゃん(11話)
歌い手。
「ニコニコ大会議2010夏」に出演。
- しも(12話、13話)
メドレー制作者。ニコニコメドレーの第一人者。
「ニコニコ大会議2010秋」に出演。「ニコニコ動画流星群」のライブアレンジver.を引っさげての登場となる。
「UNKO」のロゴが入ったジャージを着ている。
- リモーネ先生(12話)
歌い手。
「ニコニコ大会議2010秋」に出演。
せらに似顔絵をリクエストし、それをきっかけにせらのイラストが大会議のパンフレットに掲載されることとなる。
- ゴム(12話)
歌い手。
「ニコニコ大会議2010秋」に出演。
- デッドボールP(12話)
VOCALOIDプロデューサー。
「ニコニコ大会議2010秋」に出演。
- 鋼兵(13話)
歌い手。
「ニコニコ大会議2010秋」に出演。
AR技術による演出のテストもしていた。
- ヒャダイン(12話、13話、14話)
歌い手であり、プロの音楽プロデューサーでもある。
ユーザーにもファンが多い。
「ニコニコ大会議2010秋」に出演。
せらが所属するサークル「てつ×ねこ」プロデュースのCDにアレンジ曲の提供をしたことがある。
- DNA氏(13話、番外編)
FLASH職人。
「ニコニコ大会議2010秋」の楽屋へヒャダインのもとへ挨拶に来た際に居合わせていたせらと知り合う。
- 流星ヤロウ(番外編)
踊り手。
ニコニコ本社のカフェ「TEA ROOM 2525」の店員として登場。
せら曰く「にじみ出るヘンタイっぽさ」が特徴。
- 海賊王(番外編)
ギタリスト。
ニコファーレの完成披露記者発表会に出演。
- 春原ロビンソン(番外編)
漫画家。
「ドリームクリエイター」に出演(ただし顔出しなし)。
運営・ドワンゴ関係者
- 齋藤P(3話、12話、13話、14話)
ドワンゴ所属プロデューサー。
「エアーマンが倒せない(Team.ねこかん[猫]ver.)」の人気ぶりを受け、同曲の着うた配信をせら達に持ちかける。
大会議のプロデュースも行っている。
- 百花繚乱(番外編)
未来検索ブラジル所属。
ニコラジ木曜パーソナリティ及び「ドリームクリエイター」のMCを務めている。
- やまだん(番外編)
ドワンゴ所属。
本作ではニコニコ本社ショップの店員として登場。
- Fooさん(9話、10話、12話、番外編)
CELL所属の音楽プロデューサー。
ふえのおにいさん(ニコニコ動画の時報や削除動画で流れるリコーダーの奏者)として有名。
せらと5月病マリオをニコラジの絵師としてスカウトする。
顔出しNGとのことなので本作では常に黒のベタ塗りによるシルエットでしか登場していない。
- あべちゃん(12話、番外編)
ドワンゴ所属。ユーザー文化推進部部長。
大会議の控え室にてせらの似顔絵を見て、パンフレットへの掲載を提案する。
- J(番外編)
ニコニコ漫画編集者。
せらと5月病マリオの担当編集。
- Y(番外編)
ドワンゴ所属。
ニコニコ本社の取材に来たせら一行を案内する。
- 山田P(番外編)
「ドリームクリエイター」のプロデューサー。
- 黒田D(番外編)
「ドリームクリエイター」のディレクター。
- 夏野剛(11話、番外編)
ドワンゴ取締役。
- ひろゆき(11話)
ニワンゴ取締役。
その他の登場人物
- やまだひさし(10話)
ラジオパーソナリティ。ニコラジの月~木曜のメインパーソナリティ。
かつて自身がパーソナリティを務めていた「やまだひさしのラジアンリミテッド」にせらとTeam.ねこかん[猫]がゲスト出演したことがある。
- 白石小百合(番外編)
テレビ東京アナウンサー。
百花繚乱と共に「ドリームクリエイター」のMCを務める。
- 水野らむね(番外編)
声優志望の一般人。「こえ部」の声優コンテストにて公募で選ばれた。
ドリームクリエイターのマスコットキャラクター「くぎうまちゃん」の中の人。
- マスク姫(番外編)
ドリームクリエイターのAD。
番組中に水野らむねと共にCDデビューすることが突然決定される。
- 稲船敬二(番外編)
ゲームクリエイター。現在は株式会社コンセプト代表取締役を務めている。
元カプコン常務執行役員で「ロックマン」の生みの親。せらの憧れの人。
コンセプト社オフィスでのせらとの対談を経て、ニコラジにもゲスト出演した。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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