ななしのどうくつとは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する洞窟である。
ゲーム中、以下の二箇所登場する。この項では両者について扱う。
概要
カントー地方
「ハナダのどうくつ」とも呼ばれる、ハナダシティの北西にあるダンジョン。「ハナダのどうくつ」の方が正式名称と思われるが、初代のみタウンマップ上では「ななしのどうくつ」と表示される。
『赤・緑・青・ピカチュウ』とそのリメイク版『ファイアレッド・リーフグリーン』、並びに『ハートゴールド・ソウルシルバー』で訪れることができる。『金・銀・クリスタル』には登場しない代わりに、入口があった付近に超希少な隠しアイテム「はかいのいでんし」が落ちている。
内部構造は『赤・緑』と『青』と『ピカチュウ』の三バージョンで大きく異なる。『FRLG』は『赤・緑』のものをベースにしているが、『HGSS』ではまたも一新された。
あまりにも強いポケモンが生息しており危険なためポケモンリーグの管理下に置かれているという設定。ゴルバットやメタモン、パラセクトをはじめ、多くのバージョンでユンゲラーやレアコイルが生息。他にも多種多様なポケモンが生息しているが、バージョンや世代によってころころ生態系が変わっている。初代ではバージョン限定でラッキーやガラガラといった他所での入手が困難なポケモンが出現したり、近年では初代ポケモンに混じって何故かソーナンスがいたり。
そして最深部には、初代最強ポケモンのミュウツーが佇んでいる。
洞窟内のBGMはロケット団アジトと同じ。HGSSではイワヤマトンネルのものに変更された。
カロス地方
中に入るとすぐそこに、やはりミュウツーが背中を見せて佇んでいる。ミュウツー以外の野生ポケモンは出現しない。BGMも無音(環境音のみ)。
カントー・カロス共通
両者ともに「ななしのどうくつ」という名前を持った洞窟だが、以下のような共通点が存在する。
- 固定シンボルのミュウツー(Lv.70)が登場する。
- 内部を探索できるようになるのは殿堂入り後。
- ストーリー攻略中、殿堂入り前でも洞窟前まで訪れることができるが、洞窟の前で男が入口を塞いでおり優しく追い返される(しかも台詞の内容が地名以外一字一句同じ)。殿堂入りすると男がいなくなる。
- 「なみのり」で川を渡った先に洞窟がある。
このように明らかな共通点が多く存在するが、カロス地方が舞台の『ポケットモンスターX・Y』には初代のネタが多くちりばめられ類似点が多いことが特徴となっており、ななしのどうくつもその一つと考えることができる。
関連動画
関連項目
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