カイオーガとは、ポケットモンスターに登場するNo.382のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
---|---|---|---|
名前 | カイオーガ | タイプ | みず |
英語名 | Kyogre | 高さ | 4.5m (通常) 9.8m (ゲンシ) |
分類 | かいてい | 重さ | 352.0kg (通常) 430.0kg (ゲンシ) |
性別比率 | 性別不明 | 特性 | あめふらし |
― | |||
グループ | タマゴみはっけん | 隠れ特性 | ― |
孵化歩数 | 30720歩 | ゲンシ特性 | はじまりのうみ |
世代 | 第3世代 | 捕捉率 | 3 |
進化 | 進化しない | 努力値 | 特攻+3 |
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0382 | 図鑑の色 | 青 |
ジョウト | #― | ホウエン | #198 (RSE) #207 (ORAS) |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #― | アローラ | #― |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #??? |
図鑑説明
- ポケットモンスターファイアレッド、リーフグリーン
- おおあめを ふらせて うみを ひろげたと いわれる ポケモン。 みずを あやつる ちからを もつ。
- ポケットモンスタールビー
- そら いちめんを おおう あまぐもを つくりだし おおあめを ふらせる ちからを もつ ポケモン。 かんばつに くるしむ ひとびとを すくった。
- ポケットモンスターサファイア
- おおあめと おおなみで だいちを おおい うみを ひろげた ポケモンと しんわで かたられている。 グラードンと しとうの すえ ねむりに ついた。
- ポケットモンスターエメラルド
- うみを つくったとして しんわに とうじょう。 ながねんに わたり グラードンと たたかったのち かいていの そこで ねむりに ついた。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、Y、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- おおあめを ふらせる のうりょくで うみを ひろげたと いわれている。 かいこうの そこで ねむっていた。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、X
- おおあめと おおつなみで うみを ひろげた しんわの ポケモン。グラードンと はげしく たたかった。
- ポケットモンスターオメガルビー
- うみのけしんと つたわる ポケモン。 しぜんのエネルギーを もとめて グラードンと あらそいを くりかえした でんせつが ある。
- ポケットモンスターアルファサファイア
- しぜんのエネルギーに よって ゲンシカイキし ほんらいの すがたを とりもどす。 そのちからは あらしを よびよせ うみを ひろげる。
概要
- 海を象徴するホウエン地方の伝説のポケモン。海の化身である。
- 神話では大雨で海を生み出し、大波で海を広げたと語り継がれている。
- 激怒すると天災を起こすが、普段から海溝の底で眠っており性格は温厚である。
- サファイアでは海底洞窟の奥深くで眠っていたが、紅色の珠の力により復活する。
- 能力面は特性、種族値、覚える技がとても優秀であり、最強のポケモンの一角としても知られている。しかしその強さゆえに多くのトレーナーから警戒・対策がなされているため、対人戦で用いる場合はカイオーガの援護ができるポケモンの選別が必須といえる。
- グラードンとは宿敵の関係。エメラルド内でレックウザが対面してきた時は咆哮で争いを鎮めただけで、力量及び格差などは不明瞭である。また、物語が並行世界的な神話であるため、シリーズ内の他ではレックウザと出会っていない。
- オメガルビー・アルファサファイアでグラードンおよびレックウザとの関係はより明瞭になった。
- オメガルビー・アルファサファイアではXYのラプラスよろしく、なみのり・ダイビング時にカイオーガのグラフィックで乗ることができる。ただしなんの嫌がらせか、 カイオーガのダイビング時は他ポケモンのダイビングよりキャラクター判定が大きくなってしまい、狭い通路が通れなくなってしまう。
例:126番水道の海底からひみつの小島に繋がる通路など。
ここが凄いよカイオーガ
特性のあめふらしは、カイオーガが戦闘に出ただけで天気が雨になる。これによりカイオーガは限りなく水タイプの技を2.25倍で放つ事が出来る。特攻種族値は150もあるので並の耐久だと確実に一撃で落とせる。
攻撃技もHPMAXで最高威力[150]のしおふき。高威力[120]のみず技ハイドロポンプ。標準威力のなみのり。雨状態では必中になるかみなり。みず技を半減するメジャータイプのドラゴン狩りにれいとうビームorふぶき。耐久ポケモンや突破することが無理な相手には一撃必殺技のぜったいれいどと充実のラインナップ。
伝説の中では物理耐久がとても低く特殊耐久が高い。加えてカイオーガの弱点を突くタイプは特殊依存の技が多いためちょっとやそっとでは落ちない。めいそうやねむるも自力で覚えるが、禁止伝説戦で使いこなすのは困難である。
第4世代では戦術の広がりによりさらに強化され、こだわりスカーフを用いて素早さを上げ、先制の潮吹きで相手を仕留める「スカーフ型」、こだわりメガネを用いて決定力を高める「眼鏡型」、トリックルーム下の使用を想定し、くろいてっきゅうをもたせた「鉄球型」など様々な戦法が用いられるようになった。
天候は永続的に雨なので、たとえカイオーガがいなくなったとしても雨の状態で素早さが2倍となる特性「すいすい」のポケモンを使い速攻で相手のポケモンを倒したり、雨の状態でHPが回復する「かんそうはだ」「あめうけざら」の特性もちの耐久ポケモンを出し不落の要塞を築くことが可能。また、後続のポケモンにおいてもみずタイプの技を高い威力で繰りだせるほか、高威力のかみなり、ぼうふうを必中で使用することができる。
残念なことに、第6世代からは特性による天候変化も5ターンまでしか保たなくなったため、この使い方は難しくなった。
このように圧倒的な性能を持つため、公式大会などでは他の伝説級のポケモンと同様に禁止されていることが多い。だが、ルビー・サファイア時代の初期の大会や2010年の大会では普通に使用することができた。これらの大会では参加者のほとんどがカイオーガを中心とした雨パを使用する光景が見られた。アオギリさんもさぞや喜んだことであろう。
しかしカイオーガ自身が要注意ポケモンに入っていることもあって、カイオーガ対策があちらこちらで行われていたため、決勝戦に進むことは出来なかった。だがカイオーガが十分強いので、これからも大会では必ずといっていいほど見られるといっていい。そしてカイオーガ対を練ったユーザーと、対策の突破に熟考を重ねたユーザー同士の熱戦が繰り広げられることは間違いない。
ゲンシカイオーガ
2014年11月21日に発売されるアルファサファイアのパッケージに載っていた、いわゆる真の姿のカイオーガ。ゲンシの時代にはこの姿でゲンシグラードンと争っていたと伝承では語られている。見た目は青い皮膚の部分はサファイアのような質感で輝いており、所々が半透明になっている。その部分から黄色い光を放っている。全体的に大きくなっており、高さに関しては通常時の2倍以上となっている。
「あいいろのたま」を持たせた状態で戦闘に出すことで自動的にゲンシカイキする。メガシンカは一度のバトルで一匹までしかできないが、ゲンシカイキはすでにメガシンカ済みのポケモンがいても強制的にゲンシカイキする。
ゲンシカイキさせたくない場合は「あいいろのたま」を外した状態で運用するしかない。
なお「めざめのほこら」ではこのフォルムで戦うことになるので苦戦は必至だと思ったら習得技が「こんげんのはどう」「れいとうビーム」「アクアリング」「のしかかり」であるせいでヌケニン相手に呆気なく止まる。
「ゲンシカイキ」で本来の力と姿を取り戻したことで、特性はあめふらしの上位種である「はじまりのうみ」となった。従来のあまごい状態との相違点は以下の通り。
- 表記が「つよいあめ」となる。
- 天候を変える技及び特性が不発になる。
この例外となるのは、現状ではゲンシグラードンの「おわりのだいち」・メガレックウザの「デルタストリーム」のみ。 - ほのおタイプの攻撃技が無効になる。
- ゲンシカイオーガが場に出ている限り有効。
4倍弱点を克服したゲンシグラードンと比べると、無効になるほのおタイプの技は元々半減であり、カイオーガ単体では従来までの雨状態と比べてそこまでうまみは多くない。しかし、ダブルバトル等においてほのおタイプを苦手とするポケモンとは今以上に並べやすくなり、メガシンカ枠を他のポケモンに分けることが出来るようになった。また、新たな固有技として、威力110の複数体を同時に攻撃できるみずタイプの技「こんげんのはどう」を習得する。「こんげんのはどう」はつよいあめの時に使えば高い火力が期待できる。メガカメックスとブロスターが物欲しそうに見ている。
カイオーガのAA
┌‐、 r-、 _ ,...-: ニ>':=、
_ く`>‐‐.┴‐‐┘、 ,.r':.:.:.| ,r':.:.:,',..:'.:.:, -''"´、 __
.く ><:、,_.>r==┐ヽ /:__....ヽ.ヽ,,,,.r‐,-'--‐'":./ ,..-:''"__...ニ,=--、
`ヽ、`:.:.:ヽ===-:':.,..-‐''" ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/__:.:.:.:.:.∠‐''":., ',......:'":.:.:.:._...二ヽ
``ー―-,.r'":.:.:.:.:.:.__:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:,r‐、:.:.:.:.:ー.':.:.:.:._. ‐''"
/:.:.:.:., ' ):.__:.:.:.:.:ヽ:.:.┌1:「ン´ ``ヽ--‐''"
/:.:.:.:.:.:/ _...::':∠ノ:.:.:.:.:.⊥∠.'-'―――--......、__
ト、_,イテt、:´__...,、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ̄ ̄ ̄)=====.}_ >
` 、 `''''^´ _..∠.-へ:.:.:.:.:.ヽ、__//`>‐-.../``゙''┐
 ̄ ̄`ー' \:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.`:<:.:., ‐<ー‐┘
``' -、:.:.:.>‐‐y'、 >
 ̄\ _ノ ` ´
`
お絵カキコ
関連動画
関連静画
関連項目
- 14
- 0pt