グリッドレイとは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時のアメリカ海軍所属グリッドレイ級駆逐艦1番艦〈USS Gridley,DD-380〉をモチーフにしたサラトガちゃんのおっかけカメラガール キャラクター(KAN-SEN)である。
はじめまして、指揮官!グリッドレイだよ。サラトガちゃんの護衛なんだ~!彼女って超かわいいんだよ!
KAN-SEN名 | |
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グリッドレイ USS Gridley,DD-380 |
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基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 駆逐艦 |
レアリティ | R |
CV | 篠原なるみ |
イラスト | 神北小毬 |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | カリフォルニア州 サンフランシスコ |
造船所 | ベスレヘム造船 |
艦級 | グリッドレイ級駆逐艦1番艦 |
進水日 | 1936年12月1日 |
就役 | 1937年-1946年(アメリカ軍) |
最期 | 1947年8月20日(解体) |
備考 | |
ユニオン(アズレン世界でいうところのアメリカ)所属の駆逐艦。アプリサービス開始初期から実装されており、小型艦建造の他に通常海域の2-2等あちこちでドロップしていた。現在は2019年6月13日のアップデートの伴い建造からは排出されなくなったが、それでも入手できる機会は非常に多い。
金髪ツインテール(毛先がややロールしているが、いわゆる縦ロールほどではない)に青い瞳の活発な少女。グリッドレイ級姉妹の服装は共通のセーラー服っぽいジャケットを着用すれば、中に着るものは割と自由らしく、グリッドレイの場合は「CV-3」の文字とハートマークの書かれたピンク色のノースリーブを着用している。また、腰にはどこかで見たようなキャラクターの人形を提げている。
そんな彼女の趣味は「サラトガちゃんの追っかけ」。セリフの半数以上に「サラトガちゃん」が登場しており、サラトガちゃん写真を800ドル(クリスマス限定写真に至っては1000ドル)で指揮官に売りつけようとする。と言っても彼女の場合、純粋にサラトガちゃんの布教が目的な模様。普段は「えへへ~」と可愛い笑い声なのだが、サラトガちゃんのことを考えているときは「ぐへへ~」と奇声を上げることもある。
もう一つの趣味は写真撮影。おそらく最初は単にサラトガちゃん目的で写真を撮りだしたと思われるが、今では風景写真を撮ったり自分で現像したりと、既に「追っかけの手段の一つ」の域を超えるのめり込みようであり、指揮官からクリスマスプレゼントでカメラを貰って喜んでいる。
なお、このようにグリッドレイからサラトガへの言及は多々あるが、肝心のサラトガからグリッドレイへの言及はまったくなかった……。後日実装されたサラトガのキャラストーリー「ベストピクチャーズ!」で準主役と言える活躍を見せ、さらにサラトガちゃん本人から「商業利用はNGだけど私的利用ならOK」をもらい、さらには一緒に写真に写るという、一ファンとしては破格の扱いを受けることになる。
2017年12月に行われたイベント「愛と平和の聖夜祭」ではなんと主役に抜擢。指揮官に依頼されて、皆の聖夜の思い出を撮ることになるが。主役とはいっても、皆のエピソードを展開させるための狂言回し的な役割な上に肝心のサラトガちゃんも出てこない(基本的にはクリスマス衣装持ちのエピソードなので)ので、グリッドレイファンとしてはちょっと微妙ではあるが、それは贅沢というものかもしれない。
なお、このイベントの任務報酬として、着せ替え『聖夜撮影会!』が頒布されている。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/azurlane_staff/status/939403928805941249
ちなみに2018年には復刻どころかクリスマス関連のイベント自体が無かった。このため、非常に希少な着せ替えの一つといえる。持ってない人は復刻を待つにゃ
後日実装されたデューイとはレキシントン姉妹推し仲間ということで仲が良く、デューイはグリッドレイと編成すると能力が向上するスキル持ちである。
余談だが、手にしているカメラは有志による調査によればドイツのライカIIIb(1938年発売)で、レンズはズマール50mmF2.0ではないか、とのこと。ちなみにカメラの上にくっついているのは、イマレクト・ファインダーという外付けファインダーである。詳しくは調べるのが面倒なので専門的な分野に入っていくので、興味を持った指揮官は適宜調査していただきたい。
(グリッドレイは最新の防水カメラって言ってる? 明石の脅威のメカニズムだよきっと)
相手は止まっちゃってるよ~、発射~!
ステータスはユニオン駆逐艦の中でも雷撃に秀でた性能。雷装値が姉妹艦のモーリーに次ぐユニオン中第2位で、これは基本的に雷撃特化である重桜陣営にも迫る。所持しているスキルも雷撃に関連するものであり、特に前衛艦を駆逐艦で固めたい場合は重宝する。比較的序盤に入手できる上に限界突破も容易であり、所持するスキルから高難度海域ではサポート役としても使えるという、逆レア度詐欺艦の筆頭でもある。
スキル1「雷撃指揮・駆逐艦」は、同じ艦隊に編成されている駆逐艦の雷撃値を強化するバフスキル。強化率は最大で15%であるが、駆逐艦は基本的に雷撃をダメージソースとする艦種であるため強化の実感を得やすい。通常の雷撃の他、綾波改やジャベリン改といったスキル発動で発射される雷撃にも効果が乗るため、彼女らのサポート役としても使うことができる。勿論自分自身も効果の対象であるため、自己強化バフとして使うことも可能。
スキル2「次発装填」は、自身の魚雷発射時に確率でもう一発発射することができるというスキル。確率は最大30%と少々控えめだが、発動すれば連続で雷撃を行うことができるため恩恵は大きい。また前述のスキル1の効果も当然のるため、両方当てることができれば敵に大ダメージを与えることができる。なお1射目と2射目には若干のラグがあるため、オートの状態だと位置がずれて外してしまうことがある。このため運用する場合は敵との軸を合わせやすい手動操作が望ましい。
ぐへへ、サラトガちゃんの写真がいっぱい…1枚800ドルだよ!(史実)
グリッドレイ級駆逐艦は、前級であるマハン級(カッシン・ダウンズなど)の改良型として建造された。特筆すべきは機関部の改良で、当時最速の駆逐艦であった。また魚雷も4連装533mm魚雷発射管を4基16門と充実させた(ちなみに重雷装駆逐艦と言われる日本の島風でも5連装3基15門である)のだが、トップヘビーになってしまい、後に対空機銃を増設しようと思っても出来なかったという欠点もあった。これらの問題点のせいか、アメリカとも思えない数の僅か4隻で建造は完了となっており、またフレッチャー級など後継の駆逐艦が充実してくると最前線からは引き上げられることにもなったが、それが幸いして全艦終戦まで生き残っている。
そのネームシップが〈USSグリッドレイ〉である。艦名は米西戦争(1898年)で活躍した海軍軍人チャールズ・グリッドレイに因む(ちなみにこの人はフィリピンで病気にかかり、帰国中の神戸で客死し、その場で荼毘に付されている)。なお、このグリッドレイ大佐はアジア方面戦隊旗艦〈オリンピア〉の艦長だったが、その戦隊の司令官が、ファラガット級駆逐艦〈デューイ〉の艦名の元ネタであるジョージ・デューイ提督であった(アズレンでデューイと親交があるのはこれが元ネタか?)。
建造はサンフランシスコのベスレヘム造船(ちなみにグリッドレイ級4隻はすべてここで建造された)。1936年12月1日進水、1937年6月24日竣工。慣熟航海後は、ハワイを母港として活動することになる。
1941年11月28日、〈エンタープライズ〉を旗艦とするハルゼー艦隊の一員として訓練のため真珠湾を出港。滞りなく訓練を終え、帰還の途に就いた12月7日に、艦隊はその知らせを受け取った。
「真珠湾が奇襲を受けた。これは訓練ではない」
〈グリッドレイ〉はまだ火災も収まらぬ翌8日には真珠湾に入って警戒にあたり(日本軍は一撃を加えてそのまま撤収したのだが)、その後も真珠湾の警備任務を翌1942年5月まで務める。
それから9月までアラスカ方面で日本に占領されていたアッツ島やキスカ島の偵察任務を行った後、今度は護衛任務についてハワイからソロモン、ガダルカナルまで忙しく働いた。このとき護衛に着いた艦には〈サラトガ〉のみならず、〈ロング・アイランド〉や〈ヨークタウン〉〈ラングレー〉(この2隻はアズレンに登場している方ではなく、その次世代の方)の護衛も行った。
マリアナ沖海戦、沖縄戦にも参加した後、補修のために本国に帰還、そしてそのまま終戦を迎えた。派手な武勲を挙げたわけでもない〈グリッドレイ〉だったが、その地道な活動は評価され、バトルスターを10個受章している。
その後、1946年4月18日付けで退役。その翌年の1947年8月20日にスクラップとして売却された。
指揮官、わたしとサラトガちゃんの関連動画、撮ってくれない?
グリッドレイ(アズールレーン)に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
指揮官さぁ、サラトガちゃんの静画を見たくない?ふっふん、じゃあ見せてあげる!嬉しいでしょう~(グリッドレイの関連静画)
より遠くまでサラトガちゃん追っかけに行けるね!(関連項目)
- アズールレーン
- アズールレーン(陣営) / ユニオン
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