ストライクとは、ポケットモンスターに登場するNo.123のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | ストライク | タイプ | むし ひこう |
英語名 | Scyther | 高さ | 1.5m |
分類 | かまきり | 重さ | 56.0kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | むしのしらせ |
♀:50.0% | テクニシャン | ||
グループ | むし | 隠れ特性 | ふくつのこころ |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 45 |
世代 | 第1世代 | 努力値 | 攻撃+1 |
進化 | ストライク→ハッサム(メタルコートを装備して通信交換) ストライク→バサギリ(黒の奇石) |
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図鑑データ | |||
全国図鑑 | #123 | 図鑑の色 | 緑 |
ジョウト | #110 #111(HGSS) |
ホウエン | #― |
シンオウ | #195 | イッシュ | #― |
カロス | #136(マウンテン) | アローラ | #275(アローラ) #090(ポニ) |
ガラル | #118(ヨロイ) | ヒスイ | #072 |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ポケットモンスターファイアレッド、X
- するどいカマで えものを きりさき いきのねを とめる。 ごくまれに ハネをつかって とぶ。
- ポケットモンスター青、リーフグリーン
- ニンジャの ような すばやさ。 あまりに はやく うごいたときは なんびきも いるように みえる。
- ポケットモンスターピカチュウ
- くさむらから いきなり とびだして するどいカマで きりさく すがたは まるで ニンジャの ようだ。
- ポケットモンスター金、ハートゴールド、Y
- きれあじ するどい カマをつかって くさむらを きりすすむ。 あまりに はやい うごきで めがおいつかない。
- ポケットモンスター銀、ソウルシルバー
- うごいても ざんぞうしか みえない。 とまっても くさむらに みをかくすと ほごしょくで わからない。
- ポケットモンスタークリスタルバージョン
- すばやい うごきが じまん。 あいては たおされたことにすら きづかないほど はやく うごける。
- ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- めにも とまらぬ スピードが りょううでの カマの きれあじを さらに するどく するのだ。 ひとふり すれば たいぼくも まっぷたつだ。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール
- りょううでの カマによる こうげきを ふせぐことは ふかのうに ちかい。 その うごきは まるで ニンジャだ。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2
- りょうての するどい カマは かたいものを きればきるほど さらに きれあじを ましていく。
- ポケットモンスターサン
- ニンジャのように すばやい うごきで えものを まどわせる。 いっしゅんの スキに カマで きりさいて しまう。
- ポケットモンスタームーン
- わかいうちは やまおくで むれて くらし カマでの たたかいかたや こうそくいどうを しゅぎょうする。
- ポケットモンスターウルトラサン
- するどい 2つの カマは たんなる ぶきでは ない。 きように あやつり えものを さばいて くらうのだ。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- めにも とまらぬ はやわざは くうきを きりさくほど。 ニンジャと とばれ アローラでは だいにんき。
- ポケットモンスターソード
- たたかいを かさねるごとに カマの きれあじは あがる。 たいぼくも いっとうりょうだんに きりさくぞ。
- ポケットモンスターシールド
- もりの なかで たくさんの きが きりたおされた ばしょを みつけたら そこは ストライクの なわばりだ。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- うでの おおきな カマは きれあじ するどく まさに おそろしき えものなり。 うごき しゅんびんにして えもの にがすことなし。
概要
- 第1世代から登場するカッコいい虫ポケモン。最も「シザークロス」が似合うポケモンだと思われる。
- 金・銀からはメタルコートを持たせて通信交換することでハッサムに進化するようになるが、種族値の合計は同じ。素早さを40削り、攻撃、防御に20ずつ回す(そしてタイプを変える)とハッサムの出来上がりである。
- 初代では、赤(ファイアレッド)版でサファリゾーンに出現する。カイロスと対になる関係で、緑(リーフグリーン)単体では姿を見ることさえ出来ない。出現率が低い上に捕獲するのも難しいが、ゲームコーナーの景品にもなっているため、ケンタロスやガルーラよりは入手しやすい。
- 金・銀ではヒワダジムリーダー、ツクシの切り札。当時は性別が♂だったが、何を血迷ったかリメイク版のハートゴールド・ソウルシルバーでは、他メンバー含め♀に変更された。
野生のストライクは自然公園の虫取り大会で出現する。バージョンを選ばず出現するようになり、入手もぐっと楽になった。 - 『ポケモンスタジアム金銀』ではミニゲーム「いあいぎりがっせん」に登場する(ハッサムを自分が持っていれば、ハッサムを使うことも可能)。
- ポケットモンスターSPECIALでは、グリーンの手持ち(幼馴染み)として登場し、後にハッサムに進化。ゴーストタイプのポケモンを切り裂くなどの活躍を見ることができる。
- 図鑑には「ごくまれに」とあるが、第六世代以降は常に飛んでいる。
- Pokémon LEGENDS アルセウスではくろのきせきを使用するとバサギリに進化する。
対戦でのストライク
- 赤・緑時代は実用的な虫技・飛行技が無かったため、使い勝手は最悪だった。
- ハッサムの持ち味がパワーなら、ストライクの持ち味はスピード。ガブリアスやウルガモスより速い。積み技に先制技と、物理アタッカーなら欲しい要素も一通りそろっているが、技の威力は平凡で、素の火力はさほど高くない。
- 耐久面の種族値自体は平均的なのだが、弱点が多いため能力以上に打たれ弱く感じる。格闘を1/4で受け、地面をすかせるが、サブウェポンのいわタイプ技が4倍、3色パンチも全て2倍で刺さるのでヘラクロス以外の格闘には返り討ちにされやすい。また、ステルスロックで体力が半分になるため注意が必要だ。
- 第5世代で持ち物「しんかのきせき」によってまさかの耐久力底上げという斜め上の恩恵を受けた。しかしポリゴン2などと比べて持久戦には不向き。とは言え、同複合タイプのビークインよりも硬く、いわタイプ以外の攻撃なら一発は耐える場合が多いため「きあいのタスキ」のようなものだと思って持たせる場合が多々ある。また、その場合は「きあいのタスキ」を別のモンスターに持たせられるという利点も発生する。「はねやすめ」「ひかりのかべ」も有効利用する事によって更に耐久力が増す。
- 先制技を多く覚えるが、ストライクがタイプ不一致<でんこうせっか・フェイント・(しんくうは)>なのに対して、ハッサムはタイプ一致のバレットパンチを覚えるので、先制技の使い勝手ではハッサムに劣る。
- 「バトンタッチ」も使えるので、「つるぎのまい」や「こうそくいどう」をつなぐ器用な一面もある。
- 覚えてもおかしくない「アクロバット」だが…ストライクは習得できなかった。なのにハッサムが習得。ハッサムより身軽なストライクにこそ似合う技に思えるのだが……どう考えてもゲーフリの嫌がらせ。
- 第4世代で登場した特性「テクニシャン」は威力60以下の技の威力を1.5倍にする。「むしくい」「つばめがえし」との相性はバツグンで、威力90(タイプ一致込みで威力135)、必中・きのみを奪う効果も持つ優秀な技になる。他にも先制技や「ダブルアタック」などもテクニシャン対象である。「しぜんのめぐみ」で威力90の炎・岩・氷・電気のいずれかを1度だけ出せるので、4倍弱点持ちに不意を付いて打ち込む事もできる(※ただし前世代の技マシンで習得)。
- もう一方の特性「むしのしらせ」は、「きあいのタスキ」や「みがわり」を上手く使う事によって、「テクニシャン」効果を得られない「とんぼがえり」が高火力で使えたり、「シザークロス」の決定力強化につながる。他にも「きあいのタスキ」との相性が良い「カウンター」「きしかいせい」も覚えられるため利用したいところ。
- 夢特性は「ふくつのこころ」。通常特性のほうが利点が大きいため特にパッとしない。
- また余談だが、しんくうは、かまいたち、エアスラッシュを習得できるのに、エアカッターは覚えられない。
- 進化後と同じ合計種族値500にも関わらずリトルカップに出場できてしまう。当然その高い種族値を生かした戦いでゲームバランスを崩壊させるレベルの活躍。正直大人気ないと言わざるを得ない。
- 第8世代にてひこうタイプの一致技「ダブルウイング」を獲得。テクニシャンと併せてメインウェポンが更新された。
- 第9世代では2022年12月現在「ダブルウイング」を覚える手段がないため実質的な弱体化となっている。
アニメでのストライク
- ヤスのストライク
初登場となるカントー編第41話でヤスが所有していたストライク。カズのエレブーと激しく争っていた。エレブーと共に赤色に興奮するという設定があった。 - カオルコのストライク
カントー編第74話でカオルコが所持。ポケモンリーグセキエイ大会4回戦でサトシのフシギダネと激闘を繰り広げた。 - ケンジのストライク
オレンジ諸島編第17話でマーコット島に上陸したサトシ達が出会ったストライク。
野生の群れのリーダー争いに敗れかなり弱っていた所をケンジが保護しようとするも、抵抗したためコンパンのねむりごなで眠らせて止むを得ずゲットし、ポケモンセンターで治療。その後ムサシの長い髪の毛を断髪した事で、ロケット団に捕まった元仲間の群れを助け出すとともにロケット団を全員モヒカン姿にした。以降、ケンジの良きパートナーとしてサトシ達のサポートを務めた。
老齢の個体で、戦闘ではスタミナ切れする描写が多い。また顎の脇にはヒゲのようなささくれがあり、羽も所々痛んでいる。 - ツクシのストライク
ジョウト編第28話で登場。ヒワダジムリーダーツクシの切り札。
ツクシには『華麗なる虫ポケモンの戦士』と評されている。
関連動画
関連静画
お絵カキコ
関連項目
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