ダークドレアム![]() |
登場作品 |
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ドラゴンクエストのモンスターテンプレート |
ダークドレアムとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。声優は若本規夫。
概要
ドラゴンクエストVI 幻の大地の裏ボス。大魔王の力を遥かに凌駕する伝説の悪魔。自らを破壊と殺戮の神と称し、魔王をも糧とするその絶対無比の力は、何者をも寄せ付けない。それ故に、かつてグレイス城の王は魔物の軍勢への切り札として彼を召喚するが、意に反したドレアムによってグレイス城は滅びる事となった。名前の由来はDark Dream(ダークドリーム)から来ていると思われる。
ステータスはHP:13000、MP:800。多彩かつ強力な攻撃をしてくるので高レベルでなければ倒すのが難しい。パーティーのHPが高くタフでなければ攻撃に耐え切れない場合もあるので、HPの低い仲間は必然的に馬車に押し込んでおくべきである。また倒したときに1/16の確率で”はぐれの悟り”を落としてくれる(パーティーを全員盗賊にすることで入手確率を高めることができる)。
20ターン以内に倒すと、強制的にイベントが始まり自動でデスタムーアをフルボッコにしてくれる。そうなってしまうと、そのままセーブされずエンディングになってしまうので注意が必要(ノ∀`)せっかくはぐれの悟り落としたのにアチャー
DSリメイク版ではクリア後にセーブできるのではぐれの悟りを落とした場合でも安心だが、エンディングを一通り見なければならないので時間がかかってしまう。
なおデュランを倒す前だと、どんなに早く(たとえ2ターンでも)倒しても21ターン以上で倒したのと同じ扱いになりイベントは発生しない。デスタムーアのことを教えてくれるのがデュランであり、その前の段階では誰が黒幕なのか主人公たちは分かっていないというのが理由だろう。もっとも、実際にこれを試す場合はデュラン戦前にセーブした後はノーセーブでクリアする必要があるが。
「特定ターン内に倒すと隠しボスが仲間になる」と言うネタは、もともとはDQ5でまことしやかにささやかれたデマのひとつだったのだが、それを面白いと感じた製作サイドが実際にゲームに取り入れたのがダークドレアムである。実際、ダークドレアムを20ターンキルできる実力があればデスタムーアなんざ楽勝になっているはずであり、製作者の心憎いおまけ要素といえるだろう。
ちなみにグラフィックはデュランとサタンジェネラルの色違いであったが、リメイク版にてポーズが変更された。
同作本編ラスボスであるデスタムーアをノーダメージでフルボッコにするその容姿から、最早言うまでもないがデスタムーアの評価がラスボス(笑)になってしまったことは周知の事実。実際にデスタムーアを討伐最小限レベル状態のステータスのままで挑むと確実に出直しを食らってしまう。
他社作品で例えるならストリートファイターシリーズでラスボスのベガを葬って登場する豪鬼に非常に似ておりドラクエ界の豪鬼と称されることも少なくない。(尚、豪鬼の方がこちらよりも登場が早い1994年でこちらは1995年)
その他
- 近い時期に発売されたリメイク版DQ3の裏ボスである神竜も、特定ターン以内に倒す事で様々な特典を与えてくれる似たような存在である。
- 初代ドラゴンクエストモンスターズでは????系(≒魔王系)最強、つまり作中最強のモンスターとして登場している。
耐性を強化すればマダンテ以外のあらゆる呪文や特技を無効化できるという最強の特技耐性を持つが、魔王系で唯一、耐性無強化の状態だとたまにザキが効いてしまうという奇妙な耐性の穴がある。 - DQ9では他の魔王同様、魔王の地図のボスとして登場する。(以下、ネタバレのため反転)
猛攻型最強の魔王エスタークと双璧をなす戦略型最強の魔王。Lv57以降の「バイキルト→マダンテ→祈り→スカラ→いてつくはどう」のパターン行動に要注意。 - モンスターバトルロードでは魔王討伐後にランダムで出現。弱点がないのでノーマルでもかなり強いが、通称「赤目」の真ドレアムの強さは半端ではない。どんなものかは関連動画でチェックしてみよう。肩書きは「魔神ダークドレアム」。
- 神崎まさおみ作の漫画版「ドラゴンクエスト 幻の大地」では6同様グレイス城の儀式によって召喚される様子が描かれている…のだがその姿がどう見てもゲームのダークドレアムと全く違う。多分多くの人が見た瞬間「誰だお前は!」と叫びそうになるに違いない。同作のモンスターは概ね原作異なるオリジナルとも言うべきデザインがされているのだが、それでも大体の面影は残してある。しかしこのダークドレアムに関しては完全に別物になってしまっている。どのような姿になっているかは是非その目で確かめていただきたい。
関連動画
関連項目
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