ビーム・ライフル単語

ビームライフル

ビームライフル(メガ粒子砲)とは、SF作品に登場する光線銃、もしくは向性エネルギー兵器のことである。

この記事では宇宙世紀ガンダムシリーズのビームライフル(メガ粒子砲)について説明したい。

メガ粒子砲

メガ粒子を放出する粒子ビーム兵器
ピンポイントでは核兵器級の威を有するとされる。ビームライフルもメガ粒子砲の一種である。

宇宙世紀ガンダムシリーズ兵装で、MAWSMinovsky-theory Applied Weapon System=ミノフスキー理論応用兵器体系)、MBW(Minovsky Beam Weapon)に分類される。

メガ粒子はミノフスキー粒子を縮退させる事で発生する重金属粒子のことである。当初はメガ粒子の存在がビームライフルと関連付けられてなかったようだ。実際、「メガ粒子=重金属粒子」という設定の確立前に書かれた富野の小説だとビームライフルは重金属粒子を射出する兵装としか書かれていない。
メガ粒子とビームライフルの結び付きは、ムックガンダムセンチュリー』の創作設定が元となっている。

地磁気などの磁場や強な電場の影視し、ピンポイント核兵器級の威叩き込める為、宇宙世紀での向性エネルギー兵器どがメガ粒子砲にとって代わられた。

メガ粒子砲の台頭前に開発・ルウム戦役で投入された「ヨルムンガンド核融合プラズマビーム兵器)」を代表例に挙げると、バカみたいにコストがかかるし連射が効かないので、より効率的かつ充分なパワーを有するメガ粒子砲に軍配が上がったのである。

「メガ粒子」の生成

ミノフスキー粒子は静止質量がゼロに近く、正か負の2つの電荷を帯びている。正粒子と反粒子は、一定密度で放置しておくと立方格子状に整列する。これはTフォースという粒子間相互作用(斥)によるものであり、立体格子構造は結晶と呼ばれるが、一般的にはIフィールドという名で浸透している。

Iフィールドで粒子を電磁的に圧縮、粒子間の距離を縮めて結晶構造化、圧縮することでミノフスキー粒子を縮退化させる。圧縮率が限界を越えると正と負の2つの粒子が融合し、メガ粒子となる。

メガ粒子は圧縮でかけられた電磁が質量に変換されており、質量の一部が高い運動エネルギー=見た状の質量となっている。このメガ粒子をIフィールドで収束させ、放出するのがメガ粒子砲となる。

ビーム・ライフル

メガ粒子自体の変換に膨大なエネルギーと相応のチャージ時間が必要のため、当初は戦艦や要塞しかメガ粒子砲を使用できなかったのだが、一年戦争期になると新機軸の人兵器MSMobile Suit)」のオプション兵装として、MSモデルのメガ粒子砲「ビームライフル」が台頭する。

ビームライフルとは、連邦軍が開発したエネルギーCAPを内蔵したのメガ粒子砲である。エネルギーCAPミノフスキー粒子の小貯蔵庫的な物で、あらかじめ縮退直前のミノフスキー粒子をチャージしておいて、解放の為のエネルギーを少し加えるだけでメガ粒子砲を放てるようになった。

光速に近いビーム・ライフルは避けるのがほぼ不可能となっている。理論上これを避ける為には「発射を事前に察知して先に動く」必要がある(しかし、そんなものはエスパーでもない限り不可能である)。亜光速で一撃必殺の破壊を有するため、まさにジオンにとっての脅威そのもの。

これ以外にも収束率が低い簡易モデルの「ビームスプレーガン」や、外部ジェネレーター接続式の広域殲滅メガビームランチャー」、長射程高火力の「ロングレンジビームライフル」に代表される多数の携行ビーム兵器が開発され、一年戦争で猛威を振るった。

MSサイズのメガ粒子砲はU.C.0080年以降、営問わず加速度的に普及していくことになる。
普及に伴い,エネルギーCAPを弾倉化、交換出来る様にしたEパック式へと発展する。これは第1.5世代のジム・クゥエルガンダムヘイズルなどで実験され、グリプス戦役時には標準化している。

ジオンのビーム兵器

連邦軍が開発したRX-78-2ガンダム」のビームライフルは戦艦並と言われており、これを脅威と見たジオン側も同じようにビームライフルの開発に着手する。

ジオンの場合、既製MSのジェネレーター(冷却・出)関係の出不足に直面。ザクグフドムのジェネレーターではビームライフルを扱えないため、再設計の必要に迫られた。
ビーム・ライフルの開発に成功するのは10月頃だが、扱えるスペックを持つMSゲルググ」やビームライフル自体の開発の遅れから、連邦軍に大きく後れを取ってしまう。

携行ビーム兵器ではなくメガ粒子砲を本体に採用した機体に限れば既に多数がロールアウトしている。

  • 全なメガ粒子砲
    ジェネレーター高性化段階で製造されたドムは、出不足とはいえ拡散メガ粒子砲を発射できるが、威が低く、せいぜいくらまし程度にしか使えない。
  • モビルアーマー
    MAは高出ジェネレーターを搭載している。これにより戦艦並に安定したメガ粒子砲の発射が可
  • 冷式の存在
    陸両用機は冷式ジェネレーターを採用している。をジェネレーター冷却に利用するタイプで、高出化とメガ粒子砲の使用を可とさせている(ただし周囲にがある環境に限られる)。

ジオン史上初となるビームライフル標準採用の量産型MSゲルググ」のジェネレーターは、陸両用機のジェネレーターが開発ベースとされる。配置の見直しによる冷却構造の善とジェネレーターの大化によってガンダムを上回る出を実現しており、遅すぎた名機とも言われている。

「メガ粒子砲」のバリエーション

宇宙世紀向性エネルギー兵器どがメガ粒子砲だが、一口にメガ粒子砲と言っても「ナックルバスター」「ビームガトリング」「ビームマグナム」など多数のバリエーションが存在する。

ここで全てを紹介するのは不可能だが、以下のように大別することは出来る。

  • 拡散
    収束率を下げてシャワー状にビームを発射する広範囲殲滅。実弾の迎撃等に重宝される。
  • 収束
    収束率を高めた威重視タイプ

有名どころではサイコミュで操作するの「ビット」タイプ、収束率と射出速度の調整が可なFシリーズの持つ可変速ビームライフル「V.S.B.R(Variable Speed Beam Rifle)」、他にも開放バレルと密閉バレルや、収束拡散の打ち分けが可タイプ等のバリエーションがある。

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16 ななしのよっしん
2017/11/19(日) 19:29:00 ID: IFhUpU2wnC
>>13, >>14
というよりも「細かい設定があるアニメ」そのものの分けだからね…
多人数が関わったから、というよりその多人数による設定を統括できなかったから

それと、センチュリー設定を映像に導入するにあたって、以前の書物とかと矛盾が生じることは充分にわかってたはずだ
それでも科学の充実しているセンチュリー設定の方を採用したのは、
利点の方が大きい、具体的にはその設定の方が今後の作品を支えられると判断したからだろう
そして、結局それが以後シリーズを支えてきた部分もある
17 ななしのよっしん
2018/01/23(火) 11:15:59 ID: cfjnrw5Mvg
ビームライフルコロニー内で使うには強過ぎて危険だからコロニー内ではあえて
実弾のマシンガンを使う様にしてるなんて事あるけど、出を調節してコロニー内でも
大丈夫みたいな仕様には出来ないのかな? それはそれで敵機も撃墜出来くなって大変だからとかかな?
18 ななしのよっしん
2018/01/23(火) 11:34:48 ID: Ys5LSOdPS+
調整弁分の設計・製作メンテナンスにかかるコストネックかな。
19 ななしのよっしん
2018/03/19(月) 01:55:05 ID: IFhUpU2wnC
>>17
ある程度は可だろうけど、どんなに出を絞ってもビームの方が危険じゃないかな…

これまで述べたように、高速ビームならコロニー内から宇宙まで確実に貫通するし
低速ならその部分を消滅させたり、高熱を全部コロニー内に残留させたりする
どんなに小規模でも、その部分だけじゃなくコロニー全体の住民を脅かす可性がある

一方、程度問題はあるが、実体弾ならMSなら稼働不能に潰れるような衝撃でも
コロニーの構造物そのものはひしゃげてもその場に残る
20 ななしのよっしん
2018/04/10(火) 16:13:21 ID: +9FSnz29PR
今は後付で公式設定になってるのかしらんが初代ガンダムビームライフルガンダムと初めて戦った時のシャアが「戦艦にしか使えないビーム兵器MSが使ってる!あのMS戦艦並の火力があるんだ!」と勘違いしただけで本当に戦艦並の威な訳じゃなかったぞ
人間で言えばミニガン持ち歩いて使いこなすに対して「あいつの戦闘力戦闘機並みだ」って言ってる様なもんだ
武器も強いしそれを使いこなす本人(MS)もおかしいのは確かだがそんなと初めて戦ったからちょっとオーバーに見積もっちゃった感じ
21 ななしのよっしん
2018/04/11(水) 19:34:02 ID: IFhUpU2wnC
>>20
戦艦並」というのは単に「MS級の規模ではない」という富野なんだよね
MS以外の機動兵器(MAとか)そのものが非常に例外的で慮外なので、MSというと通常は艦艇という喩になる
それと富野では戦艦バトルシップマゼラングワジン)じゃなく戦闘艦艇全部
なのでオーバーに見積もった等ですらなく、ごく当たり前の喩でしかない
22 ななしのよっしん
2018/04/11(水) 19:41:50 ID: 3DLwt8Uefs
ネェルアーガマのハイパーメガ粒子砲コロニーレーザーに匹敵もよくわからないけど
同じ面積あたり的な話なんだろうか
23 ななしのよっしん
2018/04/12(木) 22:00:40 ID: IFhUpU2wnC
ZZの頭のハイメガコロニーレーザーの2割の威とかもすぎるよね…

ハイパーメガ粒子砲コロニーレーザー並」の初出は、ZZでネェルじゃない方のアーガマに換装されてコロニーの残骸を吹っ飛ばした時にジュドーショックを受けていただと思ったけど
ここでさえどういう意味で言ったのかは不明(論グリプス2並には見えない)

ただ、「艦艇以上の規模の巨大構造物」を一射で破壊した描写は、それまで出ていたガンダム映像ではソーラーシステムやソーラレイ等の巨大兵器とか核とか隕石とかで
「艦艇レベルビーム」でそれをやった描写はこれ以前にはあまり記憶にないといえばない

つまり、コロニーレーザー級=通常は巨大兵器カテゴリが起こす現=単に「艦艇レベル」、という富野だった、とでも読み取るべきかもしれない
ただ宇宙世紀でも以後の作品(ZZ以前の時代含む)、さらにアナザー含むと艦艇級兵器MS搭載例さえいくらでもあるので、今の視聴者には理解しにくい考え方とは思う
24 ななしのよっしん
2018/04/19(木) 09:57:03 ID: RALvSVR7x6
>艦艇レベルビーム
ムサイを簡単に貫通する威はすさまじい
その後の作品のビームってむしろ弱体化してね?と感じるほど
25 ななしのよっしん
2018/04/20(金) 20:27:56 ID: 3wk9q0IX2B
考察サイト考察本の情報なりに解釈すると、発射するタイプビーム兵器は対との距離によって出や収束率を変えてるっぽい。
距離の相手には粒子を一杯収束して対に届くまでに粒子が拡散しないようにと、届くまでにロスする分を考えて出を高めて撃ち出す。

距離では多少粒子が拡散した方がかえって対の被弾率が上がる為に収束は最低限、威も近距離なら出を上げずにすることで自機のジェネレーター等の負荷を抑えてる感じ。

初代ガンダムライフルの付いているレーダーは敵との距離や相対速度を即座に割り出し適切なエネルギー使用でビーム兵器を運用する為の装備だったんじゃないのかな

RX-78ガンダムビームライフルサイド7ではまだ出等の調整がうまくいっておらず、とりあえず最高出で撃っちまえ!って設定のまま実戦に入ってしまったんじゃないのかな

後年の量産機が使う”MSを倒すにはこの程度の威で十分”って感じのライフルの方が運用面では色々と都合がいいのかもしれん