中退とは中途退学、つまり卒業せずに途中で学校をやめることを意味する。
概要
詳しくはWikipediaを参照してください。
自主退学の理由としては学費が払えない、人間関係の問題などで学校に行けなくなった、病気等が挙げられる。懲戒処分は非行(犯罪や社会的規範に反した行為)などで与えられる罰である。
もちろん公立の小中学校は義務教育なので中退することはできない。但し、学校側が他の学生に迷惑をかける学生と判断したら、授業に出席できなくなる処置を行うことがある。義務教育でなければ停学・退学といった処分が待っている。
中途退学することは「レールから外れる」ことを意味しており、人生に多大な影響を及ぼすことになる。特に高校中退者の貧困が問題視されている。学校側も将来の進路に関わるため、懲戒処分を決めるときは慎重に議論を行う。もし学校になじめず中退を考えてる読者がいたら、必ずやめた後をどう生きていくのかを考えてから選択してください。
中退してから数週間は学校に行かなくて良い解放感と自由感を感じられるかもしれない。
ただし、遅かれ早かれじわじわと焦りと不安が迫ってくるのが実感できるはず…
活動のため
芸能活動に専念、起業するためなどの理由で一流とされる大学を中退し、社会で活躍している人が高学歴として話題に挙がることがある。むしろ中退した方が一流とされる大学があるとか。きちんと教育しろよ。
しかし就職活動において大学中退なら高卒扱いとなり、評価されることはない。履歴書に書く必要性があるのは、大学に編入し仕事に必要な資格を取って退学した場合くらいである。
いじめなど
陰湿ないじめや最低最悪な教師など、自殺するくらいなら中退もありである。
「逃げるは恥だが役に立つ」というが、そもそも逃げる=全部恥ではない。
心身や財産を脅かす対処不能な危険な存在からは逃げなくてはいけない。(緊急避難)
ただ中退しても面白くないため
犯行の様子や残虐性さ、有耶無耶に済まそうとする教師や教育委員会の態度などを
ガッツリ録音・録画などの記録・公開をすれば、必殺の一撃を顔面にぶち込む事も可能。
ICレコーダーを録音をONにして複数忍ばせておくだけである。(→記録)
証拠がドッサリあれば裁判もスムーズである。
ネットに公開するのは最後の手段ではあるが、傲慢な態度や横柄な態度から
ネットその他で袋叩きにされ、逃げ場がなくなり一転平謝りなどはよくあるパターン。
もちろん悪人は証拠隠滅に走るため、反省の涙など信用して記録情報を渡してはいけない。
必ずコピーしてバックアップを取っておこう。
辞める理由
やむを得ない理由を除くとして…
「なんかダリィから高校やめたろwww」
「勉強なんてかったるい!高校辞めて××になるぜ!」
「Youtuberなら家に居ながらでもできる」とか言ってるあなた…
例:(入社条件)高卒以上
夢を叶えたい
「××に俺はなる!」…と勉強よりも夢を叶えるために中退するあなた…
(中卒者を除いても)同じことを考えてる人間は大勢いるため
あなたにしかない、特別な技能や強みがなければ速攻で埋もれるので要注意。
凡人が思いつくような事は誰かがやっていたり、後出しジャンケンで誰でもできてしまう。
相手に才能があれば、あなたのアイデアだけ奪い取って儲けてしまうかもしれない。
中二病を除いても、自分に謎の万能感・特別感を持ってしまう時期もあるものだが
才能どころか中途半端な腕前で挑めば、痛い目に遭うのは避けられない。
華々しい世界は才能や金・コネ、運すらない凡人のために用意されてはいない。
一時的に軌道に乗っても、市場や顧客のニーズを見誤れば借金まみれの樹海行きもありうる。
芸能界に入りたい
芸能人・俳優・女優・声優など。
現在は様々な専門学校・養成所/スクールも各地に存在する。
元々芸能活動をしており、巨額の利益を得ながら中退する場合は別として
大手有名芸能事務所だろうが声優事務所だろうが、利益にならない奴は舞台に上げてはくれない。
「いつかなれる」と夢を見せて養成所などの生徒として、延々と授業料を取られ続ける場合もある。
実際に採用するかは上の人間の気分次第、胸先三寸で決められるし、なれなくても何の保証もない。
どう転んでも向こうの懐は痛まないのである。
レッスン授業料のために必死でアルバイトして、授業を受ける暇がないなど本末転倒な場合も。
「夢は叶う」「頑張っていればいつかは」「俺は違う」…と
現実を見ない/疑わない人間、過信・慢心する人間は絶好のカモである。
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もちろん目指すなとは言わないが、多額の金と時間を存分にシュレッダーに掛けるつもりで。
それでも辞めたい
もちろん「絶対中退するな」と在学・卒業を推奨するわけでではないし
親を泣かせるなとか、誰の金で学校へ行ってるんだとか、綺麗ごとを並べるつもりもない。
(もちろん中退したからといって、入学金や授業料は返還されないが…)
いい加減な理由だろうが、辞めるのは個人の自由である。
突然社会に放り込まれる事になるため、 →就職活動 の百科項目なども参考にされたし。
社会や学校は中退者の面倒なんて見てくれないため、情報収集を怠ってはいけない。
悪徳企業には絶対に気をつけて。そこらじゅうにある。
「自分には関係ない」とか考えないように。対岸の火事ではない。
→ブラックバイト →ブラック企業 (+対策法)
資格を取ってもいいが、名前だけで使えない資格も多いので要注意。
→ 資格
やっぱり高校続けようかな…
勉強が苦手だったり、超かったるいかもしれないが、少しだけ勉強しておこう。
学年1位やオール100点を取ろうとする必要はない。
仮に取っても貰えるのはペラペラの賞状と数日間「すごいね」と言われる程度である。
いい点が取れた教科だけ頑張ってみてもいい。他は50点くらい取れれば御の字である。
しいて言えば、超一流企業に入れなくなるくらい。
数学の難しい定理や関数だったり、分かりづらい内容をyoutubeで分かりやすく解説してる場合もある。
文明の利器を使ってみよう。ネットが使えるなら情報は金持ち同然である。
社会人になってからも物事を覚える必要があるため
「勉強の仕方・覚え方」を学ぶのも勉強である。
ぶっちゃけ夏休みの宿題や読書感想文なんてやらなくて処分とかない。
適度に手を抜く、頑張りすぎない才能も必要である。(日本人は特に苦手)
高校卒業という資格に有効期限はないため、とりあえず取っておけば汎用性は高い。
でも前述のブラック企業には注意しよう。
良かったら暗記法もどうぞ。(→記憶)
上手くいくようなら、高みを目指すのも自由である。
でも、なるべく遅刻欠席と悪い事はしないように。
ぶっちゃけ勉強できなくても、何だかんだでいい思い出になるぞ。
やめたけど卒業資格欲しい!
通信制高校、定時制高校に入りなおして、卒業するという手もある・・・が、主流から外れた人間だとか、定時制=クズという偏見もまだまだ世の中にはあるので、よく考えてから中退しようね!
その他には、高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験、旧大検)という資格試験を受験し、合格すれば普通の高卒者と同じように大学に行けたり、就職できたりするので検討してみましょう。
関連項目
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