伝説のスタフィーとは2002年にトーセ開発により任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト、およびシリーズ名である。
概要
テンカイから海へと落ちてしまった、おっちょこちょいでがんばり屋のテンカイの王子、スタフィーが水中を大冒険していくマリンアクションゲームで、海や水中を重点に置いた舞台での2Dアクションゲームとなっている。ちなみに「スタフィー」は「スターフィッシュ」から採られた名前で、モチーフはヒトデである。
一応子供及びアクション初心者向けに作られてあるのだが、2週目のラスボスの強さは半端ない。『3』のイーブルに地獄を見た人も多いのではないか?
なお、スタフィーなどのキャラクターは『大乱闘スマッシュブラザーズX』に「アシストフィギュア」や「シール」として登場している。
アシストフィギュアの効果はモンスターボールからのポッチャマの劣化版という公式からの少々不名誉な成果だった。ふっとばせるし
シリーズ
- 伝説のスタフィー(GBA、2002年9月6日発売)
- かつてはGBC用ソフトとして2000年12月発売予定であった。ちなみに現在とキャラクターデザインが異なる。
- 伝説のスタフィー2(GBA、2003年9月5日発売)
- 伝説のスタフィー3(GBA、2004年8月5日発売)
- 伝説のスタフィー4(DS、2006年4月13日)
- 伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団(DS、2008年7月10日発売)
主なキャラクター
スタフィー
主人公。テンカイの王子でおっちょこちょいでドジだが頑張り屋。身長36センチメートルで7歳(これで標準体型とのこと)。趣味はグラサン集めである。マリオ等と同じく台詞はないがCMや漫画では喋っている。一人称は「ぼく」で、喋る場合は語尾に「フィー」が付く。「1」以降何度も悪を倒した英雄として名を知られているが、性格のせいかあまり特別な扱いはされない。得意技はスピンアタック。しばらく操作しないで放っておくとどこからか布団を出してきて眠ってしまうなど、呑気なところも目立つ。かわいい。
アクションゲームの序盤の大抵はアクションの確認が定番だが、確認どころか前作の簡単なアクションまでも毎回序盤で全て忘れてしまっていてスタピーからもあきれられている。「4」においてアミー王国に住むマテルに恋をする。
テレビCMやダイール(「フィー」という鳴き声)での音声のCVはこおろぎさとみ。
なお、マテルに恋をする以前にかなり濃厚なキスを経験している(詳しくは後述)。
スタピー
「3」以降に登場するスタフィーの妹。家族の中で唯一体色がピンクである。誰に似たのか関西弁でしゃべる。しっかり者でおてんばという兄とは正反対な性格。ストーリーが進むと兄とは異なるアクションを覚え、戦い向きのスタフィーと比べ、どちらかといえば陸における移動向きの性能になる。「4」においてアミー王国の王子、コラルに恋をする。英語版ではStarly。
キョロスケ
「1」以降スタフィーと会ってからスタフィーの大親友。黄色い2枚貝でスタピーから「ハマグリ」と呼ばれている。江戸っ子口調でひねくれ者かなりの毒舌家。だが気の弱い小心者。その性格ため仲間の中で唯一土の中にもぐっていてスピンアタックをしないと話すことが出来ないといった面も多々ある。
だが仲間思いの人情家でもある。スタフィーに攻略のヒントを教えてくれる。3人いる弟と妹を大事にしてる。惚れっぽくてスケベだが、本命がハデヒラリなのは全編通して変わらない。なお、両親とは死別しており、母親は過去に病死、父親のキョロゾウは「3」にてイーブルからキョロスケを庇って死亡している。そのため苦しい生活を強いられており、住んでいる家もクモの巣が張っているようなボロ家である(態度の悪さもこれが影響していると思われる)。弟たちを養う意味でもお金にがめつく、困っている人を見ると初め知らん顔をしながらも、礼を弾むといわれれば途端に態度を変えて協力的になるといったことが多い。英語版ではMoeという名前。
ロブじいさん
海の長老であるロブスター。スタフィーたちにアドバイスをしてくれる。若いころは凄腕の戦士で、現在でもオーグラとは互角に戦える実力を持つらしい。「ダイール海賊団」では条件を満たせば戦える。なお、洞窟がまるまる家だったり、アミー王国に別荘を持っているなど、なかなか裕福であると思われる。趣味は盆栽。
マーメイド
ゲームデータをセーブや体力回復させてくれる人魚。ストーリー自体には関わらない。なかなかいい体。
一応話はする。
ヤドカリタ
きれいな巻貝をかぶっているヤドカリ。スタフィーにスピンアタックを教えたのは彼。作品ごとに何かしら困っているが、その度に毎回アクションを忘れたスタフィーをいいことに、こき使う。なんと都合のいい奴だ…
ハデヒラリ
その名の通り、ピンク色の派手でヒラヒラした外見を持つ美しい女性。物腰はおだやか。キョロスケに好かれており、事あるごとにアタックを受けるも、器用にかわしている。ボンボーンにさらわれたり、プチオーグラ2号に家を滅茶苦茶にされたりと苦労に遭うたび、キョロスケ(主にはその連れのスタフィー)に解決してもらっている。
ただ、そうして自分に尽くしてくれるキョロスケになびくのかといえばそうでもなく、デートに誘われるとやんわり断ったりしているので、キョロスケにとってはまだまだ時間がかかりそうな状態である。ただし、冒険で家を留守にするキョロスケに代わって、彼の弟たちの世話をすることがあるなど、決して悪い関係ではないようである。
ラブリー
大きくて艶のある唇とピンクのアイメイクが特徴的な魚。「~よん」「~ねぇん」などねっとりとした喋り方をする。「2」以降、「ラブリーのおみせ」を開いており、グッズやしゃしんを売っている。キス魔であり、事あるごとにキョロスケにキスしようとして「チューはいらん!」と拒まれるのはもはや茶番。店番の最中も口紅を塗りたくっていたりなど、よほど自分の唇を気にかけているようである(チャームポイントであるらしい)。通常画面時も常にキスをしようとするような動作で、唇からハートを出している。
「2」のCMにおいては、普段はターゲットにしないスタフィーに対し、「チューしたげる」の言葉もなしに無理やり襲い掛かるかのように手を頬に寄せて大きな唇を突き出しながら勢いよくキスを迫る。スタフィーは声にならない声で叫びながらあたふたするものの逃げることができず(避けられる空間くらいあったはずなのだが……)、彼女から熱く、濃厚なキスを受けてしまう。スタフィーが目を回しているのに対し、彼女はその口をご自慢の唇で情熱的に吸い尽くす(この手の子供向け作品にありがちなほっぺにチューとは違い、思い切って口にチューである)。その時、あまりにも大きな唇であるため、スタフィーの顔に収まりきらず、手の先が彼女の唇に当たって食い込んだ状態になってしまっている。口は吸われて口紅や唾液が付くわ、手は食い込むわで完全に彼女の唇の餌食である。そして、唇同士が離れると、口の周りに大きくてきれいな形のキスマークを付けて沈んでいくスタフィーを細目で見つめ、顔を赤らめている。よって、本命はスタフィーである可能性が高い(CM、ゲーム本編含め、実際に誰かにキスをしている描写はこれのみである)。スタフィーにとってはおそらくこれがファーストキスだった可能性が極めて高い。
ちなみにラブリーのおみせにおける彼女のグラはかなり気合いが入っている。
関連動画
初代
スタフィー2
スタフィー3
スタフィー4
ダイール海賊団
CM集
手描き
関連静画
関連お絵カキコ
ピコカキコ
スタフィーダンス |
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 10
- 0pt