概要
機械族(+《古代の機械混沌巨人》以外は地属性)で統一されており、多くのモンスターが「このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない」という効果を持っている。
簡単に説明すれば、《聖なるバリア-ミラーフォース-》や《攻撃の無力化》などの、攻撃に対して発動するカードを発動される心配がないということである。
しかし攻撃宣言前であれば問題なく発動でき、割と対策されることが多いので油断は禁物である。(《月の書》《エネミーコントローラー》等)5D'sで遊星がハイトマンとの勝負で、バトル前に《チューナーズ・バリア》を使用したのはこのためである。
近年はさらに耐性が強化され、モンスター効果の発動すら許さない大型モンスターも存在する。
ほぼ全てのカードが「古代の機械○○」という名前になっているが、《古代の歯車》等一部例外もある。
カテゴリ的には「アンティーク・ギア」が読みの名前にあるかそのまま名前になっていればいいため、それらの例外カードも問題なく効果を受けられる。
なお、サポートカードは魔法に偏っており、罠カードはARC-Vの時代になって漸く追加されている。
アニメにおいては、GXではデュエルアカデミア教諭クロノス・デ・メディチが使用している「暗黒の中世」デッキの根幹を成しており、彼が【古代の機械】デッキの代表格として扱われる。早期から「嫌味な教師が生徒と共に成長する」キャラクターにシフト、生徒に「光のデュエル」を説いたこともあり、クロノスが実戦的なコンボを幾度となく披露していた実績と相まって、高い人気を持っていた。
5D'sでは同世界におけるデュエルアカデミアの教師であるハイトマンが使用。
ARC-Vにも登場するが、融合次元のデュエル戦士達が一般的に使用する支給カードであり、主に特殊部隊であるオベリスク・フォースが使用。融合次元出身のジャン・ミシェル・ロジェも使用している。これらのキャラクターは、端役以外で過去の古代の機械カードを使用しておらず、主に融合主体の新規カードを使用している。
先述のクロノスのイメージを破壊しないための配慮と思われ、《古代の機械猟犬》はオベリスク・フォースとの絡みに独特の愛嬌があったこともあり、一時期は独自の人気を得ていた。
一方、3年目に「ストラクチャーデッキR -機械竜叛乱-」を元にした(ARC-V世界における天上院明日香に渡るはずだった)支給デッキをユーリが持ち出し改造して使用。この時は過去のカードも使用している。
また、「ストラクチャーデッキR -機械竜叛乱-」のCMナレーターはクロノス役の清水宏が担当。口調はクロノスのものではなく普通のナレーションであり、これもARC-V放送中の発売であるための配慮の可能性があるが、公式宣伝twitterはクロノスの口調を借りて宣伝ツイートをしている。
種類
古代の機械○○(アンティーク・ギア○○)という名前が多い。「トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム」以外のカード名は漢字で、読みはカタカナである。
※以下のカード名では「古代の機械(アンティーク・ギア)」の読みの部分は省略。カード名が「古代の機械」ではないものはフルで。
テキストは遊戯王カードWikiより引用。
融合モンスター
古代の機械究極巨人/Ultimate Ancient Gear Golem
融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4400/守3400
「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが破壊された場合、
自分の墓地の「古代の機械巨人」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。
《古代の機械巨人》版《青眼の究極竜》。
アニメGXで、十代との恩返しデュエルにおいてクロノス先生が初めて生徒に見せた真の切札。
融合召喚でしか特殊召喚できないが、《古代の機械巨人》の効果に加えて攻撃力が4400もある。さらに保険としてこのカードが破壊されても墓地から《古代の機械巨人》を召喚条件を無視して特殊召喚できる。
古代の機械混沌巨人/Chaos Ancient Gear Giant
融合・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻4500/守3000
「アンティーク・ギア」モンスター×4
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードは魔法・罠カードの効果を受けず、
相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、
守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
アニメARC-Vでオベリスク・フォース等が使用する【古代の機械】の真の切札。
《古代の機械究極巨人》と比べると《古代の機械巨人》蘇生効果を失った代わりに攻撃力が《青眼の究極竜》に並び、相手モンスター全てに貫通持ちの攻撃を行え、このカード自体が魔法・罠の効果を受けず、バトルフェイズ中の相手モンスターの効果を封じる強力な耐性を得た。
しかもアニメ版より融合素材がめちゃくちゃ緩くなった上にカテゴリ内唯一の闇属性なので《オーバーロード・フュージョン》で融合召喚出来る。惜しむらくは《リミッター解除》すら受けつけないことか。ただし、《パワー・ボンド》で融合召喚した場合は攻撃力が倍になる。
古代の機械超巨人/Ancient Gear Megaton Golem
融合・効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻3300/守3300
「アンティーク・ギア」モンスター×3
(1):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」の中から
合計2体以上を素材として融合召喚したこのカードは、
その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
(3):融合召喚した表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。 EXデッキから「古代の機械究極巨人」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
『デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-』で登場したカード。
上記二体と比べると攻撃力で劣るものの、条件を満たせば最大3回まで攻撃出来、さらに融合召喚したこのカードが相手のカード効果でフィールドを離れた場合、代わりに《古代の機械究極巨人》が飛び出てくる。
同じパックで登場した《古代の機械融合》を用いれば、事故軽減や手札消費を軽減した上で3回攻撃を実現しやすくなる。
《古代の機械射出機》で《歯車街》を破壊し、《古代の機械巨人》と《古代の機械飛竜》を特殊召喚、飛竜の効果で《古代の機械融合》をサーチすれば巨人3体融合の準備は整う。
古代の機械魔神/Ancient Gear Howitzer
融合・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守1800
「アンティーク・ギア」モンスター×2
「古代の機械魔神」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは他のカードの効果を受けない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手に1000ダメージを与える。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
アニメARC-Vのジャン・ミシェル・ロジェが使用していたカード。アニメでは破壊耐性を与えた上でロックバーン戦術に用いられていたが、OCGでは戦闘破壊された場合、デッキから「アンティーク・ギア」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる効果が追加された(ロジェの戦術がモチーフか?)。
このカードはカード効果を受けない為、基本的に戦闘破壊でしか除去できないのと非常に噛みあっている。《リビングデッドの呼び声》や《リミット・リバース》で完全蘇生可能なのもポイント。
リンクモンスター
古代の機械弩士/Ancient Gear Ballista
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:右/左下】
機械族・地属性モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体または「歯車街」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの魔法・罠カード1枚と、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のカードを破壊し、その相手モンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで0にする。
《古代の機械飛竜》では不可能な《歯車街》のサーチができ、相手モンスターが居る時にリンク召喚出来れば《歯車街》をサーチして自分で割るという手順をこれ1枚で達成できる。一応《古代の機械箱》のサーチ手段としても使える。
最上級モンスター
古代の機械巨人/Ancient Gear Golem
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
ご存知クロノス先生のエースカード。
攻撃時の魔法・罠封じに加えて貫通効果を持ち攻撃力も申し分ないが、特殊召喚出来ない為、「アンティーク・ギア」カードはしばらくの間アドバンス召喚を軸としたデザインをされていた。
現在では召喚条件を無視して特殊召喚する方法が多くなったので、このカードもアドバンス召喚しなくて良くなって来た。
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド/Ancient Gear Golem - Ultimate Pound
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):このカードの攻撃でモンスターを破壊した時、
手札から機械族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードは続けて攻撃できる。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加え、
自分の墓地からこのカード以外の「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで手札に加える。
上記のカードの攻撃技名を与えられたリメイクカード。ちなみにこのカード自身の攻撃名は「アルティメット・パウンド・パウンド」だそうである。……ややこしいノーネ。
モンスターを戦闘破壊する度に手札の機械族を捨てて最大3回まで連続攻撃が可能になる代わりに攻撃時の魔法・罠封じが無くなった。さらに、デッキに《融合》を入れておけば除去された場合(3)の効果を使えるものの、融合手段については《古代の機械猟犬》、《古代の機械融合》、《オーバーロード・フュージョン》等の採用も検討される為、入れるかどうかは構築しだい。
古代の機械巨竜/Ancient Gear Gadjiltron Dragon
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
(1):このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
相手に400ダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。
相手に600ダメージを与える。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
ストラクチャーデッキ「機械の叛乱」で登場した同デッキの看板カード。
《古代の機械巨人》と違って特殊召喚できるが、何故か《グリーン・ガジェット》、《イエロー・ガジェット》、《レッド・ガジェット》をリリースしてアドバンス召喚すると効果が追加される様になっている。それらを適用しないと、特殊召喚出来る点を除けば《古代の機械巨人》から貫通効果を無くした様な性能になる。《歯車街》が出た当初はその効果で特殊召喚できる最大打点でもあった。
古代の機械熱核竜/Ancient Gear Reactor Dragon
効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻3000/守3000
(1):「アンティーク・ギア」モンスターをリリースしてアドバンス召喚した
このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):「ガジェット」モンスターをリリースしてアドバンス召喚した
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
(4):このカードが攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。
フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
ストラクチャーデッキR「機械竜叛乱」で登場した同デッキの看板にして《古代の機械巨竜》のリメイクカード。
相変わらず「ガジェット」モンスターをリリースしてアドバンス召喚すると追加される効果を持つが、こちらは二回攻撃が出来るようになる(「ガジェット」モンスターなら何でもいい)。しかしその効果が無くても非常に優秀な効果封じと魔法・罠破壊効果によって、安全に攻撃しつつ自分の《歯車街》や《古代の機械要塞》を割る事で2体目を呼べる等、【古代の機械】における汎用性の高さは随一。
古代の機械合成竜/Ancient Gear Hydra
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2700/守1700
(1):「アンティーク・ギア」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したこのカードとの戦闘で 相手モンスターが破壊されなかったダメージステップ終了時に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
(2):「ガジェット」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したこのカードは
相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(3):自分の「アンティーク・ギア」モンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
ストラクチャーデッキR「機械竜叛乱」で登場した《古代の機械合成獣》のリメイクカード。
星7になった代わりにアドバンス召喚で「アンティーク・ギア」、「ガジェット」モンスターをそれぞれリリースする事で追加される効果を持ち、リメイク前よりかは強化されているが、このカードの特長は自分の「アンティーク・ギア」モンスター全ての攻撃時に魔法・罠・モンスター効果封じを付与できる点か。
トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム/Toon Ancient Gear Golem
トゥーン・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(4):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
アニメGXでクロノス先生と戦ったペガサスが《古代の機械巨人》をトゥーン化させた時のカード。
OCGでは「トゥーン」サポートを受けられる「アンティーク・ギア」という点を活かして一風変わった構築が可能。
上級モンスター
古代の機械獣/Ancient Gear Beast
効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2000/守2000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが戦闘で破壊した相手モンスターの効果は無効化される。
初期に登場したカードで《古代の機械巨人》同様特殊召喚できないが、攻撃時の魔法・罠封じに加え戦闘破壊したモンスターの効果を封じる効果を持つ。ただし、星6なのに攻撃力が2000しか無いのがネック。
古代の機械合成獣/Ancient Gear Gadjiltron Chimera
効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2300/守1300
(1):このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードの攻撃力は300アップする。
●レッド・ガジェット:このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
相手に500ダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。
相手に700ダメージを与える。
ストラクチャーデッキ「機械の叛乱」で登場したカード。《古代の機械巨竜》同様に《グリーン・ガジェット》、《イエロー・ガジェット》、《レッド・ガジェット》のいずれかをリリースしてアドバンス召喚した場合、それぞれ違った効果が追加される様になっている。正直効果もステータスも微妙で、さらに魔法・罠封じも無いのが痛い。
古代の機械工兵/Ancient Gear Engineer
効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1500/守1500
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードを対象とする罠カードの効果は無効化され破壊される。
(2):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):このカードが攻撃したダメージステップ終了時、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。
その相手の魔法・罠カードを破壊する。
ストラクチャーデッキ「機械の叛乱」で登場したカード。
自身を対象に取る罠への耐性を持ち、攻撃後に相手の魔法・罠を破壊する効果を持つ。しかし攻撃力が星5なのに1500しかないのでそのまま戦うのは厳しい。ただ、ここまで低いと《地獄の暴走召喚》や《巨大ネズミ》等のリクルート対象になれるという利点もあるにはある。
下級モンスター
古代の機械兵士/Ancient Gear Soldier
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1300/守1300
(1):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
最初期からある「アンティーク・ギア」の下級モンスターで、攻撃時の魔法・罠封じも標準装備だがいかんせん攻撃力が低くい。「アンティーク・ギア」は出た当初、星6以下のモンスターの攻撃力不足が長く続いた。
古代の機械騎士/Ancient Gear Knight
デュアル・効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 500
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
「アンティーク・ギア」下級の中ではアタッカーとしても悪くない攻撃力を持っているが何故か「デュアル」モンスター。「デュアル」サポートや通常モンスターサポートの恩恵を受けられる代わりに、そのままでは攻撃時の魔法・罠封じが使えない。盾を構えてるのに守備力500だが、そのおかげで《古代の機械箱》のサーチにも対応する。
古代の歯車/Ancient Gear
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 100/守 800
自分フィールド上に「古代の歯車」が表側表示で存在する時、
手札からこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
クロノス先生が披露した《古代の機械巨人》召喚方法の一つ。
場に居る時、手札から同名モンスターを特殊召喚できる効果を持ち、手札にこれ二枚と《磁力の召喚円LV2》があれば召喚権を残したまま2体のリリースを確保できるといった感じのコンセプトでデザインされたカード。
古代の機械砲台/Ancient Gear Cannon
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 500/守 500
このカードを生け贄に捧げる。
相手ライフに500ポイントダメージを与え、
このターンのバトルフェイズ中はお互いに罠カードを発動できない。
《磁力の召喚円LV2》、《機械複製術》、《古代の機械箱》の効果に対応するステータスで、自身を射出して500ダメージとバトルフェイズ中の罠の発動を封じる効果を持つが、ほぼそれだけと言ったところ。
古代の機械箱/Ancient Gear Box
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法でデッキ・墓地から手札に加わった場合に発動できる。
「古代の機械箱」以外の攻撃力または守備力が500の
機械族・地属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
発動条件がやや特殊だがサーチ、サルベージ手段は事欠かないのであまり問題にならないし、効果自体のサーチ先も豊富。カテゴリ内では《古代の機械飛竜》でこのカードをサーチ、更にこのカードの効果で《古代の機械騎士》等をサーチすればハンドアドバンテージを稼ぐことができ、「アンティーク・ギア」融合モンスターの素材を揃えるのに一役買っている。
古代の機械飛竜/Ancient Gear Wyvern
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1700/守1200
「古代の機械飛竜」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「古代の機械飛竜」以外の「アンティーク・ギア」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はカードをセットできない。
(2):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果を発動できない。
使ったターンはカードをセット出来なくなる代わりにほとんどの「アンティーク・ギア」カードをサーチ可能という【古代の機械】において必須級の一枚。戦闘能力自体もまあまあある。
古代の歯車機械/Ancient Gear Gadget
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
このターン、自分のモンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで宣言した種類のカードを発動できない。
(2):1ターンに1度、「ガジェット」モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
エンドフェイズまで、このカードは宣言したカードと同名カードとして扱う。
「アンティーク・ギア」であり、「ガジェット」でもある。更に名前を別の「ガジェット」モンスターに変える事が出来るので、《古代の機械合成獣》、《古代の機械巨竜》の効果適用にも使えたり、「ガジェット」主体のデッキにも採用できる。
古代の機械猟犬/Ancient Gear Hunting Hound
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1000/守1000
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。
相手に600ダメージを与える。
(2):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、
「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
アニメARC-Vでオベリスク・フォース達が使っていたカード。
自前の効果で「アンティーク・ギア」融合モンスターの融合召喚が出来るという、融合色が強くなって来たARC-V以降の【古代の機械】を象徴する一枚。
古代の機械素体/Ancient Gear Frame
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
「古代の機械巨人」1体または「古代の機械巨人」のカード名が記された
魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
手札から「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を
合計3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。
《古代の機械融合》もサーチできるが、《古代の機械飛竜》と違って《魔法の歯車》や《競闘-クロス・ディメンション》の様な「アンティーク・ギア」でない関連カードをもサーチできる。
魔法カード
魔法の歯車/Spell Gear
通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示の「アンティーク・ギア」カード3枚を墓地へ送って発動できる。 手札及びデッキからそれぞれ1体まで、「古代の機械巨人」を召喚条件を無視して特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「古代の機械巨人」以外のモンスターが存在する場合、
そのモンスターを全て破壊する。
この効果の発動後、自分のターンで数えて2ターンの間、自分は通常召喚できない。
クロノス先生が披露した《古代の機械巨人》召喚手段の一つ。
《古代の機械巨人》を特殊召喚できた貴重な1枚だったが、最近のカードはもっとお手軽になってしまった。
古代の機械城/Ancient Gear Castle
永続魔法
(1):フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターの攻撃力は300アップする。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
(3):自分が「アンティーク・ギア」モンスターを表側表示でアドバンス召喚する場合、
必要なリリースの数以上のカウンターが置かれたこのカードを
代わりにリリースしてアドバンス召喚できる。
クロノス先生が披露した《古代の機械巨人》召喚手段の一つ。
出た当初は貴重な「アンティーク・ギア」の火力底上げカードであり、アドバンス召喚しか出来なかった《古代の機械巨人》の貴重な召喚サポートでもあった。現在では《歯車街》と共存可能な点である程度採用の余地が残っている。
古代の機械戦車/Ancient Gear Tank
装備魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は600ポイントアップする。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、
相手ライフに600ポイントダメージを与える。
攻撃力の低い「アンティーク・ギア」の打点底上げ用装備カードだが、もっと良い装備カードは当時から幾らでもあった。
歯車街/Geartown
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いのプレイヤーは「アンティーク・ギア」モンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくできる。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
「アンティーク・ギア」モンスターのアドバンス召喚に必要なリリースを1体減らすことができ、破壊されても「アンティーク・ギア」モンスターを特殊召喚できる至れり尽くせりなカード。
出た当時のフィールド魔法は新しいフィールド魔法が発動すると古いカードは破壊される裁定だったので、自分ですぐ貼り替えて《古代の機械巨竜》を特殊召喚するのに使われたりもした。
古代の機械掌/Ancient Gear Fist
装備魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターと戦闘を行ったモンスターを、そのダメージステップ終了時に破壊する。
戦闘破壊出来ないモンスターを破壊出来るが、高火力貫通持ちを主力に持つカテゴリなので使い勝手はいまいち。
古代の整備場/Ancient Gear Workshop
通常魔法
(1):自分の墓地の「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
「アンティーク・ギア」版《戦士の生還》。
古代の機械工場/Ancient Gear Factory
通常魔法
手札から「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターカード1枚を選択する。
選択したカードの倍のレベルになるように
墓地の「アンティーク・ギア」と名のつくカードをゲームから除外する。
選択したカードはこのターンに限り召喚時に生け贄は必要なくなる。
クロノス先生が披露した《古代の機械巨人》召喚手段の一つ。
初期に登場した「アンティーク・ギア」の召喚サポートだが、結構な墓地肥やしが必要で蘇生やサルベージにも響く為色々と考えもの。
古代の機械爆弾/Ancient Gear Explosive
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「アンティーク・ギア」と
名のついたモンスター1体を対象に発動する事ができる。
対象のモンスターを破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力の
半分のダメージを相手ライフに与える。
「アンティーク・ギア」モンスターを自爆させてダメージを与える爆弾。
このカードで破壊出来る最大打点は《古代の機械究極巨人》で、2200ダメージ与えた上に《古代の機械巨人》が残る。
《古代の機械巨人-アルティメット・パウンド》なら、1500ダメージ+手札に《融合》と《古代の機械箱》+「アンティーク・ギア」1枚とかも出来るかもしれない。
古代の採掘機/Ancient Gear Drill
通常魔法
(1):自分フィールドに「アンティーク・ギア」モンスターが存在する場合、
手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから魔法カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。
《古代の機械飛竜》と違って魔法カードなら《リミッター解除》だってサーチ可能だが、セットしたターンに使えないのがネック。
古代の機械射出機/Ancient Gear Catapult
通常魔法
「古代の機械射出機」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、自分フィールドに「古代の歯車トークン」(機械族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
(主に)街と要塞を破壊する機械。《古代の機械巨人》を特殊召喚できる貴重な一枚。
古代の機械要塞/Ancient Gear Fortress
永続魔法
(1):自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターは
召喚・特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならず、
相手の効果では破壊されない。
(2):「アンティーク・ギア」カードの効果の発動に対して、
相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(3):魔法&罠ゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで
自分は「アンティーク・ギア」モンスターしか特殊召喚できない。
「アンティーク・ギア」カテゴリのカードを相手のカード効果から守る能力に長ける一枚。さらに、これが割られても《歯車街》よろしく《古代の機械熱核竜》辺りが飛び出してくる二段構え。
古代の機械融合/Ancient Gear Fusion
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
自分フィールドの、「古代の機械巨人」または
「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を融合素材とする場合、
自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。
待望のデッキ融合を搭載した「アンティーク・ギア」用《融合》。
ただしデッキから素材を選択するには、自分フィールドの《古代の機械巨人》か《古代の機械巨人-アルティメット・パウンド》のどちらかを素材にする必要がある。よって《古代の機械混沌巨人》よりか《古代の機械究極巨人》、《古代の機械超巨人》と強くシナジーする。それでも「アンティーク・ギア」としてサーチ可能な「融合」カードなので手札に引き込みやすい。
罠カード
古代の機械蘇生/Ancient Gear Reborn
永続罠
(1):「古代の機械蘇生」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分の墓地の「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は200アップする。
アニメARC-Vでオベリスク・フォース達が使っていたカード。
蘇生の条件的に二度三度と使えるかは微妙なところ。おまけに《古代の機械飛竜》でサーチできるが、そのターンにセット出来ないデメリットをもろに受けている。
競闘-クロス・ディメンション/Cross-Dimensional Duel
通常罠
(1):自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
この効果で除外したモンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドに戻り、
その攻撃力はそのターンの終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
(2):自分フィールドの、「古代の機械巨人」または
「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」が戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
「デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-」で登場したカード。
一説には、このカード名は"教頭"職に就いたクロノス先生のフルネームを捩って付けられたとか。
1体だけだが除外した次のターンは攻撃力が元々の倍になって戻ってくる。《古代の機械究極巨人》なら8800の一撃必殺火力に、《古代の機械巨人-アルティメット・パウンド》なら6000で相手モンスターを破壊しつつ連続攻撃出来る上に(2)の効果で1回は破壊から守れる。
未OCG化カード
GX登場カード
- 狂った召喚歯車(クレイジー・サモン・ギア)
相手に自分のフィールド上のモンスター1体と同じレベル・種族のモンスターをデッキから2体を特殊召喚させる代わりに、自分の墓地から攻撃力1500以下のモンスター1体とその同名カードを手札、デッキ、墓地から全て攻撃表示で特殊召喚する魔法カード。簡単にいえば蘇生内蔵型《地獄の暴走召喚》。
厳密には古代の機械の枠組みに入るのか不明。
5D's登場カード
- 古代の機械像(スタチュー)
5D'sでハイトマンが使用。
このカードを生贄に、《古代の機械巨人》を召喚条件を無視して特殊召喚する効果を持つモンスターカード。《古代の機械巨人》版《正義の味方 カイバーマン》といえる。
ARC-V登場カード
- 古代の機械双頭猟犬(ダブルバイト・ハウンドドッグ)
- 古代の機械参頭猟犬(トリプルバイト・ハウンドドッグ)
- 古代の機械究極猟犬(アルティメット・ハウンドドッグ)
- 古代の破滅機械(アンティーク・ハルマゲドン・ギア)
- 古代の機械混沌融合(カオス・フュージョン)
- 古代の機械廃棄融合(スクラップ・フュージョン)
- 古代の機械双造(ダブルイミテート)
- 古代の機械閃光弾(スパークショット)
- 古代の機械増幅器(ブースター)
- 古代の機械再生融合(リバース・フュージョン)
- 未完の古代の機械(アンフィニッシュド・アンティーク・ギア)
- 古代の機械魔盾(マジック・シールド)
ARC-Vでデュエル戦士達(殆どはオベリスク・フォース)が使用する、《古代の機械猟犬》を中心とした融合主軸デッキ。基本的に効果ダメージに関したカードが多く、モンスターを破壊されたプレイヤーにダメージを与える《古代の破滅機械》や「アンティーク・ギア」モンスターを蘇生する事でダメージを与える《古代の機械閃光弾》など、それまでの「アンティーク・ギア」に存在しなかった永続罠カードが特徴的である。2016年10月現在、それら永続罠の中でOCG化したのは《古代の機械蘇生》のみ。
OCG化されていない《古代の機械猟犬》の融合体も多く存在し、元々《古代の機械混沌巨人》はそれら融合体をさらに融合した最終形態だが、OCGでは融合素材の縛りが緩くなっている。
デニス・マックフィールドも自身のデッキに猟犬タイプを投入しており、その最終形態である《古代の機械混沌巨人》をオベリスク・フォースに先駆け使用した。
一方、ジャン・ミシェル・ロジェは《古代の機械魔神》と《古代の機械魔盾》のコンボによる独自のロックバーン戦術を披露している。
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関連項目
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