- プロ野球選手一覧 > 吉田輝星
吉田輝星(よしだ こうせい、2001年1月12日-)とは、秋田県出身のプロ野球選手(投手)である。現在はオリックス・バファローズに所属。
概要
オリックス・バファローズ #23 | |
---|---|
吉田輝星 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 秋田県秋田市 |
生年月日 | 2001年1月12日 |
身長 体重 |
175cm 84kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2018年ドラフト1位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
金足農業高等学校では1年からベンチ入りし、2年秋の地区大会ではノーヒットノーランを達成。3年夏の甲子園(第100回全国高等学校野球選手権記念大会)では、エースとしてチームを牽引し、チーム初、秋田県代表としては103年ぶりの決勝進出に貢献。大阪桐蔭高等学校との決勝戦では5回12失点と力尽きたが、“金足農旋風”で世間の注目を集めることになった。大会後はU-18ワールドカップの日本代表に選出された。
2018年ドラフト会議では根尾昂の外れ1位として北海道日本ハムファイターズに指名され、11月15日に仮契約を結んだ。背番号は18。
日本ハム時代
2019年はキャンプから二軍で鍛錬を重ねる。6月12日に一軍登録され、その日の広島東洋カープ戦(セ・パ交流戦)でデビュー。5回1失点4奪三振で2015年の安楽智大以来19人目の高卒新人初登板初勝利となった。しかしその後の3度の先発機会はいずれも炎上、1勝3敗、防御率12点台で終える。二軍では主に先発として18試合に登板、2勝6敗、防御率4.35。
2020年は開幕からしばらく二軍だったが、二軍では防御率2点台、イースタンリーグ奪三振王の60奪三振と結果を残し、一軍では9月以降5試合に先発。2度QSを達成したが援護も少なく、最終登板では山賊打線に2回途中8失点とボコボコにされ、0勝2敗、防御率8点台に終わった。
2021年は1試合の登板に留まり、契約更改で初めて減棒となった。二軍では6勝8敗と負け越した。
2022年は新型コロナウイルスに感染し、キャンプは二軍で迎える。藤川球児から指導を受けた後、BIGBOSSが称賛するほどの成長を見せる。開幕3戦目の福岡ソフトバンクホークス戦で先発したが勝敗は付かなかった。その後は中継ぎで起用され、4月27日のオリックス・バファローズ戦でプロ初ホールドを記録した。その後は先発と中継ぎで転々と起用され、先発では結果を残せなかったが中継ぎでは防御率3.31と好成績を記録。51試合の登板で2勝3敗5ホールド、防御率4.26を記録した。
オリックス時代
2023年11月24日にトレードでオリックス・バファローズに移籍した。背番号は23。
2024年は開幕を一軍で迎えたが、15試合投げて防御率6.57と結果を残せず、5月27日に二軍調整となり、6月4日に昇格した。その後は16試合連続無失点と好投した。50試合の登板で4勝14ホールドを記録した。
プレースタイル・人物
- 21世紀生まれ初のプロ野球選手である。指名順ではオリックス1巡目の太田椋の方が先だが、仮契約を結んだのは吉田の方が先である。
- 直球の最速は152km/h、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットなど自己申告で8種類投げる。
- マウンドでは「侍ポーズ」がルーティンとなっていたが、3年夏の甲子園大会とU-18ワールドカップでは使用が禁止とされた。プロでは日本ハム監督の栗山英樹が条件付きでの使用を許可している。
- 同期ドラフト5位入団の柿木蓮は大阪桐蔭との甲子園決勝で投げあったライバルで、U-18侍ジャパンではチームメイトだった。入団後は寮で相部屋となり、奇妙な縁が続いたおかげか仲が良い様子である。
成績
年度別投手成績
年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 日本ハム | 4 | 4 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 11.0 | 7 | 13 | 15 | 15 | 12.27 |
2020年 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 20.1 | 12 | 11 | 22 | 19 | 8.41 | |
2021年 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 2.0 | 3 | 2 | 7 | 2 | 9.00 | |
2022年 | 51 | 4 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 5 | .400 | 63.1 | 23 | 40 | 30 | 30 | 4.26 | |
2023年 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 3.0 | 2 | 2 | 3 | 3 | 9.00 | |
2024年 | オリックス | 50 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 14 | 1.000 | 40.2 | 14 | 30 | 15 | 15 | 3.32 |
NPB:6年 | 114 | 14 | 0 | 0 | 7 | 9 | 0 | 19 | .438 | 140.1 | 47 | 98 | 92 | 84 | 5.39 |
記録
初登板・初勝利 | 2019年6月12日 | 対広島東洋カープ2回戦 | 札幌ドーム |
---|---|---|---|
初奪三振 | 対広島東洋カープ2回戦 西川龍馬から |
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初ホールド | 2022年4月27日 | 対オリックス・バファローズ5回戦 | 東京ドーム |
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