概要
自分の意思と良心を放棄し、どんなにつらい状況下でも会社に尽くす奴隷のような人間を表した「会社+家畜」からなる造語。薄給激務な長時間労働やサービス残業などが当たり前になっている悪徳企業でよくみかけられ、現代の日本では囚人よりひどい生き方を強いられている。
社畜の特徴には「仕事を優先してプライベートを犠牲にしている」「台風や病気でも出社する」「NOと言えず上司のいいなり」などがあげられる。
朝から晩まで働き当たり前のように休日出勤が発生し、少ない給料で我慢の生活を送る。その日の天候や体調がどうであれ遅刻は決して許されず、上司の「命令」には絶対服従することにやりがいを感じるよう洗脳錯覚済であるのも特徴。
そうして不当に搾り取ったお金はどこに消えるか…は言うまでもない。
仕事があるためニート・無職ではないものの「こんな仕事/職場は嫌だ」を地で行くこととなる。
類義語
アルバイトで同様の状態となるものはバ畜と呼ばれる場合もあり、大学生や無知な若者などが餌食になりやすく、犯罪行為に晒されていると気付いていない場合もある。
酷いものではテスト期間中にシフトを強制され働かされる実例もある。
ポイント
サービス残業、パワハラ、シフト強制、ノルマの自腹買取、高額の罰金、有給休暇を使わせない、辞めさせない、権利行使に対する妨害・報復・義務のない特殊条件の付与など様々。
- 労働基準法違反は犯罪である。上司がゴネようが関係ない。
- 雇用契約書(労働契約書)に署名捺印してしまっても、違法/悪質な内容は最初から無効である。
- 業務内容や相場に対して、報酬・待遇・休憩・休日が正しいかを調べる。
- 疑う/黙って従わない、インターネットもあるのだから必ず調べる。「調べるのが面倒」とか言わない。
- 転職・退職しても人生は終わらない。
以上を覚えておくとかなり役立つはずである。
見直し…?
近年「ワークライフバランス」という言葉が出てきたように、社畜生活を見直すような動きも出てきている。
しかし、残業を無くしたり休日にしっかり休みを取るなど、表面的な部分を変えても、自宅に仕事を持ち込んだり家でも仕事のことばかり考えるといった、ホワイト企業に見せかけてそう簡単に変えることのできない企業があるというのも実情である。
英語圏では同様の概念として「wage slave(賃金奴隷)」が存在する。
緊急用
…という場合は絶対に出社しないでください。バックレてください。(緊急避難)
いざという場合は退職代行などもあるので利用してみよう。
関連動画
要素
知っておくと便利絶好のカモ |
手法扱い・末路対策 |
- 「あっそれ禁止されてるんだ」っていう規則やルールの一覧 …一部法律が記載されている。
関連項目
- 5
- 0pt