福田屋百貨店宇都宮店とは、栃木県宇都宮市にある福田屋百貨店(FKD)の店舗の一つである。
概要
栃木県を地盤とする総合スーパー(※)、福田屋百貨店(FKD)の本店に相当する店舗である。
※福田屋は百貨店(デパート)を自称してはいるものの日本百貨店協会には加盟しておらず、逆にスーパーマーケットのグループであるCGCには加盟しているため実質的には(イオンモールやイトーヨーカドーなどと同じく)総合スーパーとして機能している。
初代と2代目があり、現在の店舗(福田屋ショッピングプラザ宇都宮店)は2代目である。この項目では両方について解説する。
初代宇都宮店
宇都宮市中心部の馬場通りにあった、福田屋百貨店の最初の店舗。JR宇都宮駅西口と東武宇都宮駅を結ぶ大通りに面していた。近くには西武百貨店宇都宮店(現・MEGAドン・キホーテ宇都宮店)や上野百貨店、宇都宮二荒山神社、オリオン通りなどがあった。
それほど広くはなかったものの地上8階建てで屋上遊園地もあり、高さでは歴代の福田屋の店舗でNo.1だった。
1970年9月10日に大規模火災が発生して全焼し、長期の営業休止を余儀なくされた(しかし発生したのが早朝で人通りが少なかったため、死者が出なかったのは不幸中の幸いである)。半年後の1971年3月に営業を再開した。
現在は存在しない福田屋唯一の都心型店舗で、JR宇都宮駅からも東武宇都宮駅からも徒歩で行けるという強みがあったが、駐車場が狭くて「自家用車でのアクセスが難しい」という弱点もあった。
1994年10月に2代目の店舗(福田屋ショッピングプラザ宇都宮店)に移転し、初代宇都宮店は閉店した。現在は建物も解体され、跡地には野村證券のビルが建っている。
2代目宇都宮店
正式名称は福田屋ショッピングプラザ宇都宮店。愛称は「FKD宇都宮店」。
アメリカ合衆国の郊外型ショッピングセンターを手本として、1994年10月13日に開業した。宇都宮市の車社会に対応した店舗であり、(当時としては)栃木県内で最大規模の駐車場が自慢だった(後にFKDインターパーク店やベルモールに抜かれたが…)。
競輪場通り(栃木県道10号宇都宮那須烏山線)に面しており、近くには済生会宇都宮病院や宇都宮市保健所、栃木県庁河内庁舎、八幡山公園(宇都宮タワー)、宇都宮競輪場などもある。
郊外型店舗ではあるが宇都宮市中心部からはそれほど大きく離れておらず、JR宇都宮駅から20〜30分くらい頑張って歩けば行けない距離でもない。
(インターパークにすら無い)栃木県内で唯一のディズニーストアがあり、2009年5月27日までは北関東唯一のディズニーストアでもあった。ただし現在はイオンモール土浦(茨城県)とイオンモール太田(群馬県)にもディズニーストアがある。
また、スターバックスコーヒーの栃木県1号店(2001年にオープン)もここにある。
フロア構成
- 5階…屋上駐車場
- 4階…立体駐車場
- 3階…日常衣料品(下着、パジャマなど)や生活雑貨(食器など)、寝具(昭和西川など)、スポーツ用品などのフロア。本屋さん(くまざわ書店)もある。大祭事会場もあり、たまに北海道物産展が開催される。
- 2階…婦人服、紳士服、子供服、おもちゃ、ゲームなどのフロア。ディズニーストアや無印良品、ロフトなどもある。
- 1階…食料品売り場、医薬品、化粧品(資生堂、カネボウ、DHCなど)、服飾雑貨(財布、鞄、靴など)、ハンプティーダンプティー(生活雑貨)などのフロア。フードコートや築地食堂源ちゃん(海鮮丼などのレストラン)、喫茶店(スターバックスコーヒー、ハングリーラビット、イタリアントマトカフェ)もある。
- 地下1階…駐車場
交通アクセス
JR宇都宮駅(東北新幹線、宇都宮LRTなど)の西口や大通り(初代宇都宮店付近)から無料送迎バスが出ている。ただし、本数はそれほど多くない。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 3
- 0pt

