「これは、ゲームであっても遊びではない」
茅場晶彦とは、川原礫著のライトノベル『ソードアート・オンライン』(以下SAO)に出てくる登場人物の1人である。CVは山寺宏一。
またSAO1巻・アインクラッド編のラスボス的な位置にたっていた者でもある。
概要
作品名のSAOであるが、これは茅場晶彦が作品内で作ったVRMMORPG(仮想空間を舞台とした大規模多人数同時接参加型RPG)の名前をそのまま流用している。
SAOを世界初のVRMMOから、プレイヤー10000人の意識を閉じ込める、ゲームという名の檻に変えた張本人。本人曰く、SAOは10000人を幽閉することで完成する。幽閉した10000人を人質として利用しようなどとは毛頭思っていなかったらしい。
また、作品内で幾度となく登場するフルダイブシステム、言うなれば仮想空間への感覚全投入のシステムを作り上げた人でもある。このフルダイブシステムは後にも形を変えて、それこそシリーズ全部にかかっていくかのように登場していく。フルダイブシステムを作る前にも、様々なゲーム用のプログラムなどを組んで特許を取得するなどしており、後に所属しSAOを作る会社となるアーガスには高校卒業とともに管理職待遇で迎えられた。
ゲーム内に幽閉されたプレイヤーをより近くで観察するために自らもゲーム内で『ヒースクリフ』というキャラを使用。もちろん自分はログアウトできるが、それでもフルダイブは連続一週間にものぼることがあったらしい。フルダイブの間、自らの身体の管理は大学時代の後輩である神代凛子の体に爆弾を埋めつけ無理やり行わせていた(ということになっている)。もともとは100層でのボス、ゲーム内でのラスボスとして君臨するつもりであったが、75層ボス攻略時にキリトに正体(ヒースクリフ=茅場晶彦)を見抜かれ、その場でデュエルに突入。そのデュエルに敗北(相打ちに近い)し、生存者を解放した。その後、自らの脳を高出力のマイクロ波でスキャニングし、自身の電脳化に成功。電脳空間をさまようことになり、後々の作品にも多大な影響を及ぼしていくことになる。
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt