赤い刀単語

• 概要
• ストーリー
• システム
• 自機性能
• 自機キャラクター
• 用語
• 関連動画
• 関連項目
• 外部リンク
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赤い刀とは、CAVE製の横スクロールシューティングゲームである。
調整版である赤い刀 真についてもこちらで記述する。

2010年8月19日より全国のゲームセンターで稼働中。
2011年5月26日に移植作「赤い刀 真」がXbox360にて発売。
2012年7月24日からは「赤い刀 真 for NESiCAxLive」がアーケードへ逆輸入される。

概要

CAVE製横スクロールシューティング。
全6ステージ構成。（最終ステージはボスとの戦闘のみ）
真では4面のあとに1ステージ追加される。

ミリタリー色と和風が掛け合わさった、一目見てもわかるCAVEらしいぶっ飛んだ世界観が特徴。
巨大な人に変身する戦闘機と、同じく巨大な人間がさらに巨大な兵器を召喚して戦うと、見た目のインパクトはすさまじい。
しかしCAVEらしい熱さ溢れる作品となっている。
音楽は無印、真ともに故・梅本竜が手掛け、ステージとのシンクロも相成ってすばらしい出来映えとなった。

ぱっと見、同社の『プロギアの嵐』のようだがシステムは最近のCAVE製シューティングを混ぜ合わせた感じ。
無印では自機が非常に強い。最近のCAVEは強力な自機がブームなのだろうか…？

無印で自機が強すぎたと自覚したのか、家庭用では『赤い刀 真』として新生。
こちらも自機は強いが、ゲージの使い方に変更が加わったため一筋縄ではいかない。
が、ハマったときの爽快感は上昇した。
真は家庭用のみの作品であったが、現在はアーケードでプレイできる。
これらは完全に別ゲーレベルでの変更がされており、プレイヤーは事前に要確認すべし。

ストーリー

1960年代、高度成長期時代の日本に似ている、架空の世界が舞台。年号は『大照（たいしょう）』。

いままでの資源に変わる新物質『祈導石（きどうせき）』により、戦艦などを空に飛ばせる強力な動力が得られたが、一方で、人の命を犠牲にしてさらなる力を得る技も編み出された。

その中でも、赤い刀と呼ばれる『血晶刀（けっしょうとう）』を持つ者は、巨大な忍者となって生身で戦艦を蹴散らせる等、超人的な力を得た。

王「芭蕉」は、それを利用し、軍隊『十干十人衆』を組織して、他国侵略を開始する。

しかし、その独裁的な行為に、反乱軍が発生。芭蕉の息子「桔梗」と娘「牡丹」ら、侵略に反対する6人は、
3機の特殊戦闘機『シェイクヴォルト』と三口の赤い刀（血晶刀）を使い、反帝国組織『月華』のメンバーとして、帝国への戦いに挑む。

システム

本作のシステムは複雑なCAVEらしいシステムのなかでも、かなりややこしい部類に入る。
（ただでさえ細かい仕様が多いにもかかわらず無印と真でさらに違う）
特に真のゲージ関連はすべて記述すると大変なことになるので、ここでは最低限遊ぶにはこれで十分といったレベルの解説に留める。

ディフェンスモードとアタックモード

ショットボタン連射時は自機の火力が高く移動速度が速い「ディフェンスモード」、
ショットボタン長押し時はオプションの火力が高く移動速度が遅い「アタックモード」になる。

STGの汎用用語で言うところの「高速状態」「低速状態」にあたる。

念身（ねんしん）

祈導ゲージを使って、一時的にパワーアップできる。いわゆるハイパー状態。
念身中は幻忍の姿になり、祈導ゲージを徐々に消費し、ゲージが空になるとファイター（戦闘機）状態に戻る。

ディフェンスモード時は盾を構えて敵の攻撃を全て無効化し（ショットは弱い）、
アタックモード時は強力なレーザーで敵を攻撃できる。
アタックモード時に被弾してもミスにはならず、祈導ゲージは0になるがファイターに戻るだけで済む。
また、幻忍状態だと敵からのレーザー攻撃を無効化することが出来る。

念身（真）

記述がない部分はおおむね無印と同じ能力を継続している。

無印はディフェンスモードによる無敵とゲージ回収で守るシステムであったのに対し、こちらは攻めのシステムと表現できる変更となっている。

ディフェンスモードの無敵は削除。祈導ゲージに加え、自機回りに表示されるハガネが追加された。

祈導アイテムはアタックモードで、ハガネはディフェンスモードによるショットで回収できる。

念身後、アタックモードを撃つと蓄積されたハガネが発射され弾消ししてくれる。そして命中したハガネはカタナへと変化する。

そして念身を解除すると、今度はカタナを発射する。

カタナはハガネと同じく弾消し効果があり、威力はすさまじく高い。これにより高い爽快感を体感できるであろう。

また、カタナでの出現得点は発生直後をピークとしてだんだんと点数が下がるため、自機をカタナと一緒に進めることで得点を稼ぐことができる。
ハガネもカタナも発射されずに祈導ゲージが切れた場合、両方無意味に消滅するので注意が必要。

ステージ中どのように祈導ゲージとハガネを回収し、どこで使用するのかを考える必要がある。

自機性能

※ 高速時＝ショットボタン連射時（ディフェンスモード）
※ 低速時＝ショットボタン長押し時（アタックモード）
※ 念身時ディフェンスモードの自機ショットに機体差はほとんどないらしい（？）

自機キャラクター

用語

祈導人（きどうびと）

自機に乗ってる人。椿、牡丹、紫苑のこと。

血晶刀で捧魂者の命を奪い封じた人。血晶刀の力でシェイクヴォルトを動かせたりする。
祈導人になるには代償が必要で、牡丹の目が見えなくなったり、紫苑が若さを失ったのもそのせい。

幻忍（げんにん）

ハイパー化したときに出てくる人。菫、桔梗、鈴蘭のこと。

自ら血晶刀に命を捧げた人『捧魂者（ほうこんしゃ）』が、肉体を失うことで強大な力を得た姿。
普段は『幻聖魂（げんせいこん）』という玉ころ状態だが、血晶刀の力を受けると幻忍に念身する。

シェイクヴォルト

自機。金盞花、胡蝶蘭、八重桜の三機がある。

祈導石が内蔵された特殊戦闘機。血晶刀を動力炉として起動する。
幻聖魂を遠隔操作でき、念身時には幻忍を支援する盾やレーザー砲に変化したりするミラクルなマシン。

十干十人集（じっかんじゅうにんしゅう）

「十干の印」を持ち、血晶刀や祈導兵器を操る者。
帝国の長・芭蕉は、彼らを中心に編成された兵器部隊で他国に侵攻していた。

月華側 … 椿、桔梗、紫苑
帝国側 … 柊、秋明菊、石楠花、蘭、菖蒲、芭蕉

牡丹は十干の力を持っているが姫なので十人集ではない。また、秋明菊は十干の力を持っていない。

関連動画

関連項目

• STGのタイトル一覧
• STG
• CAVE
• 十干

外部リンク

• 赤い刀（CAVE公式）
• 赤い刀 真（CAVE公式）