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野上亮磨(のがみ りょうま、1987年6月15日-)とは、福岡県出身の元プロ野球選手(投手)である。現在は読売ジャイアンツのコーチを務める。
概要
| 読売ジャイアンツ #104 三軍投手コーチ |
|
|---|---|
| 野上亮磨 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | 日本 |
| 出身地 | 福岡県太宰府市 |
| 生年月日 | 1987年6月15日 |
| 身長 体重 |
177cm 71kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 投手 |
| プロ入り | 2008年ドラフト2位 |
| 引退 | 2021年 |
| 経歴 | |
| 選手歴 コーチ歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
神村学園高等部では3年春に選抜大会に出場し、準優勝だった。プロ志望届を提出したが指名漏れとなった。
日産自動車に就職し、2年目には新日本石油ENEOSの補強選手として都市対抗野球大会に出場した。
2008年ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団した。背番号は20。
西武時代
2009年4月30日の対福岡ソフトバンクホークス戦でリリーフ登板してデビュー。5月20日の中日ドラゴンズ戦では3回無失点でプロ初勝利を挙げた。この年は25試合に登板し、3勝5敗1セーブ3ホールド、防御率4.45という成績だった。
2011年6月4日、岡本篤志が打たれ、1-1で同点になったナゴヤドームの中日ドラゴンズ戦で、延長10回に登板。しかし、平田良介にサヨナラ本塁打を打たれ、敗戦投手となった。
2012年は、涌井秀章が二軍調整に入った後は、先発ローテーションの一角を担い、自己最多の8勝を挙げた。
2013年は開幕ローテーション入り。9月26日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦ではアンドリュー・ジョーンズに逆転タイムリーを打たれて敗戦投手となったが、この年は自己最多の11勝を挙げた。
2014年も先発ローテーションを担うが、8勝10敗と負け越した。
2016年は先発ローテーション入りしたが、先発で結果を残せず中継ぎ、中継ぎから先発に戻るの繰り返しで、この年は3勝、防御率3.87に終わった。
巨人時代
2017年オフにFA宣言し、読売ジャイアンツに入団した。背番号は23。
2018年は開幕を一軍で迎える。移籍後初登板となった4月1日の阪神タイガース戦では2点を先制されたが、直後に岡本和真が3ランホームランを放って逆転。5回2失点で移籍後初勝利を挙げた。先発で結果を残せず5月30日に二軍落ち。中継ぎに配置転換された。25試合に登板したが、4勝4敗1ホールドに留まった。
2019年は開幕を二軍で迎えたが、4月下旬に中継ぎとして一軍に昇格した。13試合の登板で1勝2敗1セーブ3ホールドだった。10月、日本シリーズに向けフェニックスリーグで調整登板したところ、左アキレス腱を断裂するアクシデントに見舞われる。
2020年は前年の負傷から6月の開幕前に実戦復帰を果たしたが、二軍でも18試合で3敗、防御率4.98と結果が出ず、一軍登板なしに終わり、日本シリーズ40人枠にも入れなかった。
2021年は中継ぎとして登板していたが、5月18日の広島東洋カープ戦で右肩に異常を覚えて降板。右肩の回復のためにリハビリを重ねたがシーズン中での回復が見込めず、現役引退を表明した。
引退後
2022年からは読売ジャイアンツのチーム戦略室スコアラー、2024年からは巨人の三軍投手コーチを務める。背番号は103。
プレースタイル・人物
球速は140km/h前後だが、縦のスライダーやカーブなど、変化球を操るのが彼の武器である。
2014年に元モーニング娘。の石川梨華との交際が発覚し、石川がブログで認めた。その後は順調にお付き合いした上で2017年に入籍。現在は2児の父。
応援歌
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 巨人 | セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#77 | 16255 |
成績
年度別投手成績
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ | ブ |
ホ | ル ド |
勝 率 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2009年 | 西武 | 25 | 7 | 0 | 0 | 3 | 5 | 1 | 3 | .375 | 56.2 | 60 | 9 | 23 | 2 | 33 | 4 | 29 | 28 | 4.45 |
| 2010年 | 27 | 8 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 1 | .500 | 68.1 | 92 | 9 | 23 | 4 | 40 | 4 | 40 | 39 | 5.14 | |
| 2011年 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 4.1 | 8 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 5 | 5 | 10.38 | |
| 2012年 | 23 | 18 | 0 | 0 | 8 | 5 | 0 | 0 | .615 | 115.1 | 128 | 8 | 36 | 5 | 49 | 4 | 42 | 38 | 2.97 | |
| 2013年 | 30 | 24 | 0 | 0 | 11 | 7 | 0 | 1 | .611 | 152.2 | 141 | 17 | 41 | 8 | 93 | 3 | 71 | 67 | 3.95 | |
| 2014年 | 25 | 21 | 2 | 0 | 8 | 10 | 0 | 1 | .444 | 120.1 | 123 | 15 | 42 | 5 | 68 | 6 | 68 | 60 | 4.49 | |
| 2015年 | 27 | 22 | 0 | 0 | 7 | 7 | 0 | 0 | .500 | 134.1 | 127 | 15 | 46 | 4 | 77 | 1 | 68 | 63 | 4.22 | |
| 2016年 | 22 | 18 | 0 | 0 | 3 | 9 | 1 | 1 | .474 | 107.0 | 112 | 10 | 43 | 5 | 62 | 3 | 56 | 46 | 3.87 | |
| 2017年 | 24 | 24 | 2 | 1 | 11 | 10 | 0 | 0 | .524 | 144.0 | 128 | 10 | 24 | 5 | 113 | 2 | 62 | 58 | 3.63 | |
| 2018年 | 巨人 | 25 | 9 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 1 | .500 | 71.1 | 74 | 15 | 21 | 2 | 54 | 3 | 38 | 38 | 4.79 |
| 2019年 | 13 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 3 | .333 | 18.0 | 19 | 1 | 6 | 0 | 16 | 1 | 10 | 7 | 3.50 | |
| 2021年 | 9 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4 | .000 | 16.1 | 8 | 1 | 6 | 0 | 15 | 0 | 3 | 3 | 1.65 | |
| NPB:12年 | 254 | 153 | 4 | 1 | 58 | 63 | 4 | 15 | .479 | 1008.2 | 1020 | 112 | 311 | 40 | 623 | 31 | 492 | 452 | 4.03 | |
通算守備成績
| 機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 投手 | 254 | 53 | 177 | 4 | 10 | .983 |
記録
| 初登板 | 2009年4月30日 | 対福岡ソフトバンクホークス6回戦 | 西武ドーム |
|---|---|---|---|
| 初奪三振 | 対福岡ソフトバンクホークス6回戦 小久保裕紀から |
||
| 初セーブ | 2009年5月1日 | 対北海道日本ハムファイターズ4回戦 | 札幌ドーム |
| 初勝利 | 2009年5月20日 | 対中日ドラゴンズ2回戦 | 西武ドーム |
| 初ホールド | 2009年5月30日 | 対読売ジャイアンツ1回戦 | |
| 初完投 | 2014年8月22日 | 対北海道日本ハムファイターズ17回戦 | 札幌ドーム |
| 初完封 | 2017年9月23日 | 対オリックス・バファローズ23回戦 | メットライフドーム |
関連動画
西武時代
関連項目
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