鐘嵐珠(ショウ・ランジュ)は、ゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』の登場人物であり、「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のメンバーである。
※以下の内容は『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』メインストーリー2nd Seasonのネタバレを含みます。
プロフィール
名前 | 鐘嵐珠(ショウ・ランジュ) |
学年 | 2年 |
誕生日 | 2月15日(水瓶座) |
血液型 | B型 |
身長 | 165cm |
スリーサイズ | 87-55-82 |
活動媒体 | なし |
ユニット | R3BIRTH |
CV | 法元明菜 |
概要
虹ヶ咲学園に所属する高校2年生。香港からスクールアイドルをするために虹ヶ咲学園に留学してきたお嬢様。中国人と日本人のハーフ。好きな食べ物は肉。口癖は「無問題(モーマンタイ)ラ」。
栞子に次ぐ新たな追加キャラとしてミア・テイラーと同時に発表された。『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS(以下スクスタ)』のメインストーリー19章で初登場し、29章で同好会に入部。2021年8月31日にミアと共に正式加入が発表された。
表記が分かりづらいからか、『スクスタ』のテキストやグッズでの表記は、「ショウ・ランジュ」「ランジュ」とカタカナで表記されることが多い。
幼い頃からランジュはパーフェクトな結果を残しており、一種の天才と言える。その一方で自分の価値観や行動に正しいと思う部分があった上に、自らは手を抜くことが無かったため、周りとの衝突が絶えず、交友関係は幼馴染であり『適性』を重視する栞子を除いて乏しい状況であった。
既にスクールアイドル活動をしていた同好会メンバーのことが大好きであり、仲良くなろうと接近。初めは前述の価値観の問題からうまくいっていなかったが、自らの過ちを謝罪した上でお互いを理解してからは仲は良くなりつつあり、ランジュ自身はとても喜んでいる。
テレビアニメでは2期に登場。にじよんではシーズン4 #44で初登場。
『スクスタ』において
虹ヶ咲学園で開催された「スクールアイドルフェスティバル」の動画を見て、自身もスクールアイドル活動を始めることを決めたランジュは、早速ミアを始めとしたサポートメンバーを引き連れて母親が理事長をしている虹ヶ咲学園に転校してくると、理事長の娘と言う立場を使って同好会とは別に「スクールアイドル部」を設立した。
わざわざ同好会と別に部を設立した理由は、ランジュ自身がプロの力を使った方がいいと考えていたこともあっだが、同好会メンバーが原石であることを見抜いており共に成長する友達が欲しかったからと言うものであった。
部を設立したランジュは早速同好会メンバーを部に勧誘。幼馴染であった栞子、上を目指す朝香果林・宮下愛は 『体験入部』という名目で移籍したが、他の同好会メンバーは考え方の違いから同好会に残った(桜坂しずくも後に一時的に移籍している)。部の練習はハードルが高い、ミアが認めなければ曲として歌えない、レベルを高くしないとバックダンサーとなりまともに歌えないといった活動方針だったのもある。
自分の考えが正しいと思っていたランジュは移籍しない同好会メンバーたちに不満を持ち、生徒会に「監視委員会」と言う役職を与え、同好会が勝手に活動しないように監視していくことになる(同好会のオンラインライブ化で結局監視活動は無意味になったので、監視委員会は解散)。結果として同好会はしばらく活動制限を余儀なくされ、部に移籍したメンバーと同好会に残ったメンバーと溝が深まることになる。
その後は、愛が企画したトーナメント形式の大会には圧倒的パフォーマンスで優勝する一方で、作曲をサポートしていたミアがスクールアイドル活動を始めるとともにランジュに作曲をしなくなると言ったように人間関係が変わっていく。そして、幼馴染の栞子にランジュが考えたパフォーマンス案を「ランジュは『特別』だから出来るけど私にはできない」と拒否され、孤立状態に。
幼馴染にすらランジュは特別であると言われてしまい、虹ヶ咲では受け入れられないことを悟ったランジュは部を解散させ、最後にライブをした後にスクールアイドルをやめ、香港に帰国することにする。
しかし、ランジュの過去・真意を知った同好会メンバーが、ランジュと話がしたい、仲良くなりたいとランジュのための曲を作って気持ちを届けたことで、ランジュは飛行機の離陸直前で香港への帰国を取りやめることになる。そして、栞子・ミアと共に新曲「MONSTER GIRLS」を披露する。
スクールアイドルとして復帰したランジュは、同好会メンバーに謝罪すると共に、自分が求めていたものは部ではなく、「同じものが好きな人が集まる会」・同好会であるのだと気づき、部としてのライブのアンコールで部を解散させた。そして、改めて同好会に謝罪した上で、これからはみんなで話し合う・力を合わせることを約束。部に所属していた果林・愛・栞子・ミアと共に同好会に入部した。
キズナエピソードでは入部後の様子が描かれ、スクールアイドル活動をするためには出来るだけ学園に近い場所にいた方がいいと、今まで一人暮らしの経験どころか家事を何一つ自分からやったことがないにも関わらず、わざわざ学園の隣の駅(=有明)のマンションから寮に引っ越してきた。最初は何一つ出来ず段ボールが廊下にまで溢れるほどであったが、少しずつ自分のことは自分でできるように努力しているようである。
テレビアニメにおいて
スクスタでは上記のように同好会の一時分裂を招くような行動をしていたが、テレビアニメでは大きく改変されている。
スクールアイドルフェスティバルの動画を見てスクールアイドルに興味を持ったところや作曲のためにミアを連れてきたことは同じだが、虹ヶ咲学園には短期留学しにきたことになっており、親の存在については触れられていない。
同好会については会ってはみたものの自分のアイドルとしての価値観が合わなかったことから入部せず、単独でスクールアイドルフェスティバルに出場すると宣言した。あくまでライバルとしての宣言をしただけであり、勧誘するような行為や部活を別に設立するような行為も特に無かった。
こうして同好会とは距離を置いて活動するランジュは独自にスクールアイドルとして活動して評判を上げていった。しかし、100%の結果を出すと自信満々に望んだSIFでは、ソロでもあり一緒に歌うこともある同好会メンバーには敵わないと悟り、帰国することを決める。
ランジュは相手の気持ちがなかなかわからず、幼馴染の栞子以外は友達がいなかった。そのため、相手の気持ちがわからなくてもいいようにとソロアイドル活動をする虹ヶ咲学園に来たのだが、仲間としても活動する同好会を見て同好会に入るのをやめてしまったのである。結果として孤立状態になった上に、栞子がスクールアイドルになりたかったことも見抜けず、自身は気持ちがわからないならスクールアイドルをやめると決意したのである。
しかし、ミアが諦めた夢を目指そうとしてるのにランジュ自身は諦めるのかと言われたことや、同好会メンバーはランジュと仲良くなりたい・気持ちを知りたいと言う思いがあったことに気づき、同好会に入部する。
1人で活動していた時期は、豪華で大きな部屋に1人で住んでいたが(モデルはヒルトン東京お台場のロイヤルガーデンスイート)、同好会入部後は寮に住むようになり、早速エマと一緒に果林を起こしに行った。
補足
- 世間知らずなことや何かあるとすぐ喜ぶところから「大きな赤ちゃん」である。担当声優である法元明菜もR3BIRTHのファンミライブでランジュの特徴として「赤ちゃん」を挙げていた(他は「お嬢様」「ストイック」)。
- 担当声優である法元明菜もランジュと同じく中国人とのハーフであり、一時期は中国に住んでいたこともあって、中国語を得意としている。その一方でダンス経験についてはパーフェクトなランジュに対して、『ラブライブ!』で初めて踊ることになったと言う素人であった。このため、ランジュに追いつくためとして、ライブの開催・出演が決まる前からスタッフに希望して練習を重ねており、相当苦労したようである。
- 中国語圏出身のスクールアイドルとしては、『ラブライブ!スーパースター!!』に登場する唐可可に続いて2人目である。
- 上記にあるようにどう見てもイジメとしか思えない言動やそれに起因して一時的に同好会メンバーが分裂したこと等から『スクスタ』のメインストーリー2nd Seasonについては炎上するほどに批判を受けることになった。なお、問題があるのはシナリオライターを始めとしたスタッフ陣にある。少なくとも担当声優には問題は無いことには留意されたい。詳細についてはスクスタメインストーリー炎上問題を参照。
楽曲
※「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」名義の楽曲は同記事参照。
ソロ
R3BIRTH
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