(ラテン文字転写:Candeloro、カナ表記:キャンデロロもしくはカンデローロ)は、『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女。PSP専用ソフト『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』で初登場。
概要
おめかしの魔女。その性質はご招待。理想を夢見る心優しき魔女。寂しがり屋のこの魔女は結界へ来たお客さまを決して逃がさない。(『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』の魔女図鑑より)
PSP版の発売前に『巴マミの魔女』として最初に公式発表されたゲームオリジナル魔女。
薄い青緑色のおしゃれなワンピースに身を包んだ人型をしている。体系は「ボン、ギュッ、ドカーン!」といった感じで、ヒップがかなり誇張されている。腕はリボン、頭部は黄色い花の形になっており、巴マミの特徴をいくつか受け継いでいる。結界内にも、ティーカップやケーキなど巴マミを連想させるものが随所にある。
その体は非常に小さく、結界内の他のポリゴンオブジェクトと比較するとおそらく手乗りサイズ。Charlotteの第一形態と背比べをしたとしても負けるほど。
使い魔は二種類確認されており、ピンク髪のツインテールをした弓使いの『ももいろさん』と、赤髪のポニーテールをした槍使いの『あかいろさん』に分かれる。両者とも手足がリボンで縛られており、これは魔女図鑑によれば逃げられないようにCandeloroによって拘束されているとのこと。Candeloroにとって『大切なお友達』であるらしい。
Candeloroはこれらの使い魔のアクセサリーに擬態して姿をくらませることを得意とする。
名前
魔法少女まどか☆マギカに登場する魔女の名前はドイツ由来の女性名が多いが、“Candeloro(カンデローロ)”はイタリア系の姓である。(ラテン系に同じ語源を持つ似た綴りの名前が多い)
「ティロ・フィナーレ」「レガーレ」などイタリア語の技を多用する巴マミを意識したネーミングと思われる。
ファンの間ではこの魔女のカナ表記を『カンデローロ(カンデロロ)』ではなく『キャンデロロ』としていることが多い。“ca”の読みが『キャ』に近い発音(kæ)に聞こえる言語があるがイタリア語ではみられない。
公式イラストにてCandeloroにネームタグのような物が付いており、それには「Candeloro du Polignacと記されている。もしかしたら、これがCandeloloのフルネームかもしれない。
ドッペルでは
ご招待のドッペル
その姿は、おめかし
この感情の主は、ドッペルを信用せず、普段通り戦い続ける。
他と比べると非常に小柄であるこのドッペルは、頭上に位置するため、主にその姿を認識されることは滅多にない。
意志の疎通が取れているかも怪しいため、主はいつもどおり戦い続けるが、このドッペルはそれを支援している。
通常時のドッペルをみる限りでは小ぶりで頼りないが、その蔦は相手を貫くだけの破壊力を十分に持ち合わせている。礼拝のドッペル
その姿は、光輪
この感情の主は絶望の果てで差し伸べられた救いにしがみつき、抱えきれぬ恐怖と不安を乗り越えるための新たな奇跡を手に入れた。
また、その姿は主の精神面の変化によって従来と違ったものへと変異し、この哀れなドッペルもまた主を救えるつもりでいる。
ティロ・セントドッペリオンとは心折れた少女たちへ新たな希望を告げる祝砲である。常夏のドッペル
その姿は、陽気
この感情の主は共に戦う仲間たちができたことに上機嫌である。
模範的な先輩でありたいという心情から、普段通りの冷静さを保とうとしているが、
その反動からか、ドッペルは情熱的でトロピカルな外観を隠せないでいる。
ドッペルの奔放な爆発力と主の冷静な照準制御が危ういバランスを保つことにより、
結果的に類を見ない戦闘能力を有するに至っている。(『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』での超必殺技・魔女が具現化して強力な一撃を与えるドッペルはマミも使えるのだが、マミに関して言えばいろいろと説明が面倒である。と言うのも真名はCandeloroで共通なのだが実装形態によって名称と姿が変わりすぎだからである(他の魔法少女のドッペルは姿は変わっても基本的に名称はまどかの「慈悲のドッペル」、環いろはの「沈黙のドッペル」のように統一されている。ほむらは特殊なので割愛)。
通常版の「ご招待のドッペル」は上記おめかしの魔女をそのまま具現化した形で、マミがつぼみの生えたバイザーを付けた感じとなっており、つぼみから生えているリボンのような両腕を伸ばして敵を貫き攻撃する。とはいえマミの頭部にある関係でマミ自身はドッペルを認識していない。なので感覚としては普通に戦っているなかでドッペルが支援している感じとなる。
マギウスによって洗脳され神浜聖女のウワサが憑依し強化されたホーリーマミになると、つぼみが大きくなり、さらに光背が付けられた「礼拝のドッペル」と化している。マギウスからの洗脳や教育もあってドッペルを使いこなしており、マミは「フローレンス」と呼んで可愛がっている。攻撃の際はつぼみが開花すると巨大な砲塔が出現、「ティロ・セントドッペリオン」と呼ぶ巨大な球体を発射し敵を一網打尽にする。ホーリーマミが敵として出てきた場合初手からいきなりこれをぶっ放すこともざらであるため、かなりの難敵となる。テレビアニメ第1期第13話でもわずかにドッペルが姿を見せている。
第2部に入って、頼もしい後輩たちとともにプールをエンジョイしたときに登場する水着ver.では「常夏のドッペル」となり、つぼみの大きさは礼拝のドッペルと変わらないが、カラーリングがトロピカルでギターまで持って浮かれてしまっている。水着ver.のマミのマギアはロケットランチャー型花火を乱射する「フィオレ・フィナーレ」だが、それを踏襲してかドッペルも巨大な砲塔から打ち上げ花火を発射、炸裂させて火の粉を敵に降り注いて攻撃する。
関連動画
魔女結界最深部のみ
道中の魔女結界つき
道中の魔女結界のみ
関連静画
本物
二次創作
ロロマミさん
関連項目
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- 魔法少女まどか☆マギカ ポータブル
- 魔女(魔法少女まどか☆マギカ)
- 巴マミ
- 鹿目まどか / 佐倉杏子
- Oktavia von Seckendorff / Kriemhild Gretchen / Ophelia(魔法少女まどか☆マギカ) / Homulilly
- 魔法少女まどか☆マギカの関連項目一覧
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