LEGGENDARIAとは、beatmaniaIIDXシリーズにおける譜面難易度の名称。21 SPADAより登場した追加譜面で、後に正式な難易度となった。略表記はSPL・DPL。
ここでは、主に22 PENDUALから譜面が追加された楽曲に関して記述する。
SPADAでの初登場時・イベントについては、Spada†leggendariaの項目を参照。
概要・変遷
全般
この譜面の立ち位置は基本的にCSにおける黒譜面と同じものである。新規で手掛けられた譜面もあれば、CS版の黒譜面がそのままACでも実装となった曲も存在する。単純な高難易度だけでなく譜面傾向の変化やソフラン追加など要素が入っているのもある。特別なポジション・追加コンテンツという位置づけもあってか、Vディスクを消費しなければプレイできない曲となっている。
初期はCSシリーズを踏襲してそのまま黒譜面と呼ばれることもあったが、現在では†を墓標に見立てた墓譜面という呼称が定着している。
Rootageまで
曲名表記が「曲名」の後ろに"†LEGGENDARIA"もしくは"†"が付与された、通常の譜面とは別にANOTHER譜面のみを持つ曲として存在するものであり、当初はLEGGENDARIAフォルダからのみ選択できる形でもあった。
当初は2014年4月の消費税5%→8%への上昇の外的影響で「PASELIプレイかつプレミアムスタート」した場合にEXTRAステージにてプレイできた。[1][2]を消費してプレーすることが出来る。さらに毎週金曜日のVディスクボーナスの日に限りコインプレーやPASELIスタンダードスタートでもプレー出来るうえ、このボーナスのVディスクの消費が1枚となる仕様を活用すると、Vディスクが尽きるまで何度でもLEGGENDARIA譜面を選曲できた。
HEROIC VERSEから
LEGGENDARIAが正式に第五の難易度となり、難易度が正式にBEGINNER・NORMAL・HYPER・ANOTHER・LEGGENDARIAの最大五難易度体制となったことで、他の難易度と同じように通常のフォルダからも選曲出来るようになっている。データ上も通常の譜面と同じ楽曲扱いとなったため、これらの表記は廃止となっている。また、SP・DPでのレベル差の違いが大きい曲で、レベル表記が低いプレイスタイルの方にのみ追加される事例が出てきた。この場合、SP側のみとDP側のみで同数ずつ該当曲に追加される形となったが、32 Pinky Crushでそのパターンが崩れた。RESIDENTから人気のある版権曲に追加された例も登場。
Vディスクの消費が4枚に減少したが、譜面難度の統一化に伴い一部楽曲の2人プレイ時の別難易度選択が不可になったり、同一楽曲の連続選曲がDJ VIP PASS BLACKの適用やフリーモード、ステップアップモードを使わない限り不可能になったという側面もある。
RESIDENTでは曜日ボーナスが廃止になった代わりに、Vディスクの消費が曜日を問わず1回選ぶ毎に1枚となった。これにより、プレイ機会を問わずにいつでも挑戦しやすくなったので、クリアマークを付ける機会が増えるだろう。
長らくACのみの要素だったが、コナステ版のINFINITASでも2023/07/26アップデートにて実装され、ついにご自宅でも練習や挑戦が可能となった。LEGGENDARIAフォルダも併せて実装されたので、お目当てが探しやすい。
これだけに留まらず後のアップデートで、ACにまだ登場していないLEGGENDARIA譜面(CS版の黒譜面の流用、2024/04から新規譜面も登場)がINFINITAS側で初めて追加となった。中には登場時点でAC版では削除曲となった曲に追加された例も見られる。
なおINFINITASチケット1枚をLディスク5枚に変換し、Lディスク1枚で1回プレイ可能。
(チケット1枚110円なので、110円で5回プレイというレート、まとめ買いでちょっとお得に)
持て余した配布チケットの使い道ができたと歓喜の声続出。
追加譜面一覧
詳細については記事のあるものは各楽曲の記事にて参照されたし。
また、SPADAでの楽曲についてはSpada†leggendariaの項目を参照。
HEROIC VERSEでは譜面難易度の一種として通常版に統合されたため、†表記は省略。
仮想空間の旅人たち、EBONY & IVORY、TITANS RETURNはHEROIC VERSEからの仕様変更で、2人プレイ時の別難易度選択が不可能となっている。
一部の楽曲は家庭用の黒譜面が移植されたものだが、RootageまではLEGGENDARIAを単独の楽曲として実装しなければならなかった都合上、SPもしくはDP黒譜面が存在しなかった楽曲については新規の譜面が制作されている。
「INF収録」はINFINITASにおいて収録されている場合に◎印。
「譜面」欄に記載している表記の意味は以下の通り。
- CN:チャージノーツ(通常)が存在する
- HCN:ヘルチャージノーツが存在する
- BSS:バックスピンスクラッチが存在する。太い文字はMSSも含まれる
- (黒):家庭用版で登場した黒譜面をそのまま使用
- 黒背景に「なし」:譜面が存在しない
関連項目
脚注
- 2
- 0pt

