ニコニコ大百科

>>29
創作なんて基本オナニーだと思うしそれが評価される世界だと思いますよ
というより大なり小なり自分の意思的な物が無ければ作れないものだと思うし
本気で機械的に作る人も居るだろうけど、基本的にはこういうのが作りたいんだという原動力があって作られるものじゃないかね
そしてその作品を見て納得する人納得しない人が生まれるという話
そういうのが嫌いだと言うのならそれは俺は好きじゃないで終わるんじゃない

思想の代弁に関してはテーマと言う形でそれが必要だと言う人と別にいらんだろという人２つに別れそうだけど

色々議論されてたようですが、のび太が公式アンチヒーローと聞いて、もうなんでもいいような気がしてきました。

>>32
ヒーロー像に必要な身体能力とか知識とかは素のままでは足りないからか？

でも、その辺りは仲間やドラえもんの道具で補ってるから問題ないと思うが
「ヒーローは仲間にも道具にも頼らない」って前提があるのかね？

ごめん、のび太がアンチヒーローという理由分かったかも

『デジタル大辞泉（出典：小学館）』
一般的な英雄像に当てはまらず、むしろそれとは逆の、ごく平凡な主人公。

……つまりだ、日常系、ギャグ漫画などの主人公は
全部アンチヒーローだったんだよ！（少なくとも、小学館の定義において）

アンチヒーローは面白みのない大衆ヒーローと違って影もあるしキャラによっては過去もあるし深みもあるから好評になりやすい
ある種のギャップ人気がある

龍騎の浅倉やワンパンマンのガロウとかデスノートの月とか

>>35
浅倉の過去は触れられたが深くは掘り下げられなかったし、ギャップとは逆に一貫性が魅力だと思うが

大衆ヒーローが面白味が無いってのはよくわからないけど直球なヒーローの勇者シリーズの主人公達ってそれぞれ魅力的だろ

正義の味方とかいい奴を好まない、黒いキャラが好きなんてのは一定数いるし、特に思春期は多いだろう。

もっとも年を取ったりして、黒い＝深みがあるなんて考えもなくなりだすと、ヒーロー、ダークヒーロー、アンチヒーローとかも結局のとこ、その定番・テンプレの域を出ない（別に悪い事ではないと思うんだが）ので、総じて面白みのない存在にしか見えなくなる可能性もある。

逆に年を取ってからそれらのヒーローを再評価することもある。

目的のために手段を選ばない戦い方とか、そういうのがアンチ・ヒーローと呼べる。
または一つのジャンルに対して正統派ではない要素を含む作品は「アンチ●●」と呼ばれる。

ヒットマンやデッドプールがウケてるのもアンチヒーロー要素があるからなのかもな
LOBOはアンチヒーローどころかただの虐殺者だからダメなのかね

う～ん、記事の内容とのび太が例示されてる部分との間に結構な隔たりがある気がしてくるのだが、結局｢悪役たりえないアンチヒーロー｣ってアンチヒーローの範疇に入ってるの？　入ってないの？

悪人は残らず殺す型(更生なんかないぞ)
多少の犠牲はやむなし型(人質とか知らないぞ)
大切な何かに固執型(あの人さえ守れればいいぞ)
恨み憎しみ型(仇を討つことしか興味ないぞ)
一般人型(コスプレだぞ)
正義のベクトルが常識外れすぎ型(死は救済だぞ)
ヒーローっぽい見た目なだけ型(敵だぞ)
犯罪者だけどいい人型(金持ちだけから盗むぞ)
孤独を好む型(不器用だぞ)

>>lv293944984

アンチヒーローの海外での分類　《Ⅱから数字が進むほど悪党度が高い》

Ⅰ型、クラシック・アンチヒーロー　アンチヒーローの原点。優秀で厳格で知的
　　　　なヒーローを真逆にしたタイプ。平凡で臆病で能力を発揮する場もないが
　　　　徐々にヒーローとして目覚める。　

Ⅱ型、ディズニー・アンチヒーロー　　高潔なヒーローの魂を持ちながら、周囲
　　　　からはそう見えない無関心や真逆の言動をとるタイプ。誰かや何かを救う
　　　　時に変身する。

Ⅲ型、プラグマティック・アンチヒーロー　　Ⅱ型の普段の言動をより悪徳方向
　　　　に振った存在で、「現実を知っている」為に多少の悪事に手を染める事を
　　　　厭わないタイプ。

Ⅳ型、ヴィシャス・アンチヒーロー　　どうしようもない環境や生い立ちゆえに
　　　　様々な悪事に手を染め、それが常習化してるものの僅かにでも良心が
　　　　残っているタイプ。

Ⅴ型、名ばかりのヒーロー《Nominal Hero》　　良心の呵責とは殆ど無縁で
　　　　やってることもほぼ悪役であるが、巨悪と戦うことによってヒーロー扱い
　　　　をされるタイプ。

Ⅳ型あたりでもライバルキャラで、最期にはヒーローをかばって盾になり散っていくのもよくいるよね。不器用だけど芽生えた友情に戸惑いながらもそれを尊いものと思ったりとかで。

個人的に一番厄介かつタチが悪いと思うのが
「自分は特別だし、自分は絶対正しいので間違いなくヒーローである」と思い込んでるタイプ
いわゆる自分をスーパーヒーローだと思い込んでいるただのヴィランかスーパーパワーがあるだけの凡人

やっぱのび太がアンチヒーローってのは良くわからないな
周囲の助けを借りて活躍するってことなら黄門様もアンチヒーローになってしまう

>>46
たぶん、のび太は>>43のアンチヒーローの海外での分類のⅠ型。
「優秀で厳格で知的で常に正義にまい進するクラシックタイプの正義の味方」の「反対」である『英雄像の反対（アンチヒーロー）』。正義と悪と英雄的行為がテンプレートな海外らしい分類とでも言うか。

>>46
たぶん、「漫画ののび太」と「映画ののび太」をごっちゃにしている
前者はアンチヒーローで間違いないが、後者はおそらくただのヒーロー

細かい事実関係は分からんがwikipediaによると
藤子・F・不二雄が「のび太は典型的なアンチヒーロー」と発言したとあるね
落ちこぼれ要素や怠け者気質は確かにⅠ型だと思う

>>46
まあ、黄門様も東野英治郎あたりの時代だと
良くも悪くも人間臭く、ダメな部分や癖の強い部分の描写も多かったから
厳しめに見ればアンチヒーローと言えるかも
私見だけど、きりっとした清廉潔白なイメージが強くなるのは西村晃からかな
これ以降で、癖のある部分は年より扱いされると怒り出すとか女好き要素とかがごくたまに描写される程度という印象

藤子・F・不二雄のリンク切れてたからアーカイブで見つけてきたぞ
http://web.archive.org/web/20160409165503/http://dora-world.com/yojigen/int0211_f.html

まずややこしいのが「ヒーロー」という言葉は直訳すれば「英雄」だけど
転じて作劇上の「主人公」という意味でも使われる。
そして「主人公」は必ずしも「英雄」である必要はない。
みんな忘れがちだけど、ドラえもんは基本的に「のび太の失態」を中心にしたギャグマンガだ。

ただまあ、アンチヒーローという用語におけるヒーローは
「英雄」の意味で間違いないだろう。

もっとも、現代的な感覚では完全無欠の英雄物語に魅力を感じない。
結局、現代における創作作品の主人公はアンチヒーローに分類されるのがほとんどという気がする。

海外のアンチヒーローの場合は『英雄』で間違いないだろうね。
『反主人公』の場合は主人公へのアンチテーゼ的な意味合いのキャラになるだろうし、『反ヒーロー（日本の場合、海外の英雄的意味合いのヒーローとは違うヒーローの意味も多すぎるので、その場合の意味合い）』だとまた違うだろうし。

>>52
アメコミとかだと多少の欠点があっても英雄以外の何物でも無いキャラが多い。デップーとかのヒーローなのかヴィランなのかよくわからない存在は別にして（）
対して、日本だと英雄的存在以外のヒーローが溢れかえっている。
この辺のはやっぱり国民性の違いなのだと思う。

個人的にパイレーツのジャックスパロウとかアンチヒーローの良い例だと思う
(海賊にとって)英雄的なことはしているけど、タコに関しては死人を送る仕事をし続けるのは嫌なので偶然死に掛けのターナー君に心臓を刺させたり、黒髭に関しては逆だったとか意図的かどうかは別として汚いやり方だったし

>>52
現代どころか神話の時代から完全無欠の英雄なんかほぼいないぞ

○○へのアンチテーゼ、○○のパロディというものがあった場合
○○は一見すると王道的でたくさん存在するように感じられる物だが
数えてみると実はそんなに多くなく、アンチテーゼやパロディの方が多い

こういうケースって結構ある気がする

>>55
遅レスだが
それはたぶん「完全無欠」の意味を誤解している

正確には
「完全無欠」を目指して行動して（悩んだり壁にぶつかっている）英雄と表現したほうが良いか
日本的には真面目に「正義のヒーロー」になろうとそれに即した行動と努力をしているキャラ

アメコミヒーローや日本の戦隊物とかではこの完全無欠であろうとする系のヒーローが多い印象
もちろん例外も結構あるけど

正直目的をちゃんと達しているなら途中の過程は結構どうでもいいと思っているので、アンチヒーローってヒーローとさほど大差ないんだよな。
「自然を守るために人類を抹殺すべし！」とか目的自体が相容れないならともかく。

もし目的が人類滅亡の回避という巨大な物なら、それこそ1億人の犠牲を出したとしてもまぁ仕方が無いよねむしろその程度で済んで御の字って思う。
まさか人類の滅亡をせいぜい数人程度の犠牲で回避しようなんてそれこそ虫が良すぎるわけで。

>>58
1億人が犠牲になって御の字とかいう輩をヒーローとは呼びたくないです…
他ならぬ自身が犠牲になって1億人を救う、なんて気概があるなら立派なもんだと思うけどね
なんつーかこう、わざわざ「アンチヒーロー」なんて言葉が存在する意味をもう少し考えた方がいいと思う
それもうヴィランじゃね？なんて俺は思っちゃうな
ま、定義の曖昧な言葉ではあるんだけどさ

実際アンチヒーローって言葉の明確な定義なんて存在しないわけで
或いは「例え数億規模の人間が犠牲になっても、大きな目的(人類救済etc)を果たせるのなら仕方がない」なんて思想の人間を、そう呼ぶのかもしれん
そこら辺は個人の捉え方次第だろうな
無論そういった考えにも理はあると思うし、完全に否定はしない、できない
でもそういった思想を掲げる人間を「ヒーロー」といってしまう>>58の感性には、正直ズレを感じざるをえないね
いっそ気になるよ、なるべく多くの人間を救おうとするプロトタイプなヒーローを、彼はどう呼ぶのか
また極端な意見が返ってきそうで怖いところだが