ニコニコ大百科

「機械文明の行き着く先」ではなく「バイオテクノロジーの進化の果て」というテーマは割と珍しい気がする。
「ロボットの人」もどちらかと言うと人造人間だし、巨大化した作物や街頭植物や、人型キノコ、ターポンも軌道変える時に生物的な描写があるし。

アニメ版（最初のほう）の監督が安濃高志さんだと知って凄まじく納得。あの丁寧な演出は名作「マジカルエミ〜蝉時雨」に通じるものがある。

なんというか登場人物がその世界で生きてる感じが伝わってくる気がしますね
あとコーヒーが飲みたくなる

連投失礼
新装版では何が変わったのか知りたいです
表紙だけですかね

旧装版14巻→新装版10巻と一冊あたりの
収録数が増えたのが一番の違い。
連載時のカラーページ収録。
連載終了後に描かれた「峠」も収録。
P&Rだっけ？回数記念マンガもカラー収録されてる。

>>35
ご回答ありがとうございます
今度新装版も買ってみます
そして想像だけどA７型ロボットの自我についてのアプローチは自我を「感覚の束」として見るヒュームの懐疑論に何か似てる気がする
作中に出てきたレコードやカメラも聴覚や視覚に関するものだと思う

田舎に戻って親の金で生活しているが
のんびりて～ろてろ散歩しているよ
ちなみに近所の人達には親の介護のために実家に戻ったと言っている

こういう世界でゆるゆるなサバイバルするゲームどっか作らないかなー

絶体絶命都市、Fallout、東京ジャングル、FRAGILEあたりから
戦闘とシリアスな空気取っ払う代わりにこのてろてろを突っ込んだようなの

コーヒーは苦手
バイクは嫌い（スクーターくらいならいいけど）
写真に興味ないしカメラもわからない
でもこの作品は大好きなの

>>38
自分もこういうてろてろ雰囲気の作品もっと欲しい
ゲーム漫画問わず
ガチガチに考察するのももちろんアリだけど「これなんなんだろ。不思議だなあ」で済ませられるような

2016年夏アニメ「あまんちゅ！」と「planetarian」観たら
この作品のことを思い出した。
（前者はゴンチチの音楽と主人公の髪色。後者は女性ロボットやその他の設定で）
DVDとコミック新装版は全部持っているので、また観たい読みたい気分です。

少女終末旅行に近い作品を探したらたどり着いた
終末旅行を初めて読んだときはBLAMEに近いなと思ったが、
買い出し紀行を読んでみたらBLAMEよりよっぽどこっちのほうが近い。
あと、買い出し紀行を読んだら大石まさるのおいでませりを連想した。
おいでませりは買い出し紀行と違って未来あふれる世界だけど、
田舎を舞台にしたほのぼのSF、明るい女性主人公の一人暮らし、
キノコ的な生物などいろいろ共通点が多い。

>>42
大石まさるさんの作品だと、あと水惑星年代記も引き合いに出されるね。
ただ、ヨコハマ買い出し紀行は1994年開始なので、それらすべての作品より前から連載されてる。

当時、本当に何も劇的なことが起こらない形で、ポストアポカリプス後の日常を描く作品は衝撃的だった。

雰囲気を楽しむ作品だと思っているけど、
最近読みかえして1話の拳銃のくだりは何だったんだろう。
スタンドのおっちゃんも普通に応対してたしココネも持ってたことから法的に許されてるんだろうけど、そこまで武装する必要があるのかしら？

あの世界にもマッドマックス並みに物騒な時期があったのかもしれない。

衰退していく世界に悲観的に描くのではなく
黄昏の雰囲気を味わおう・・
そんな感じの作品かな

ある意味、今の日本社会は
こんな世の中を目指した方がいいのかと思う。

とりあえずサントラ再発してください（懇願）

少女終末旅行がアニメ化されますね。
OVAも大変素晴らしいものでしたが、今こそヨコハマ買い出し紀行をTVアニメ化して欲しいなぁ。

紙の単行本だと揃えるだけで中古の全巻セットを漁るしか確実に手に入れる術がない上に
ネットの情報もどれも更新が途絶えてたりファンサイトの跡らしき一部が眠ってる状態とか
1巻と14巻の裏表紙体現するような切なさ感じたわ。もっと早く知ってれば…

ネタ切れになる勢いでアニメ作りまくってる時代なんだからこういうのアニメ化すりゃいいのになぁ

少女終末旅行を見た流れで読み直してるけど、最終巻当たりの、何ていうかこう、終わりとか時の流れを強調してる所を見るとなんとも言えない気持ちになるな
それまではただただ穏やかな話だったのになんか急に終末へ向かって行ってる感じで
昔はなんか癒やされる話だとだけ思ってたけど、時をおいてこう見ると割りと救いのない話でもあるんだなと

最近は過去にアニメ化された作品の再アニメ化の流れがあるから
…と言うには渋すぎるチョイスだとは思う

アルファさんとココネはこの後のさらに人が減った世界も見ていくだろうし
タカヒロとマッキの子供はてろてろな時間が過ぎた世界を生きるかもしれないもんな
一気に話が進んだように感じるのはタカヒロがいつのまにか父親にまでなってたからな気もするね

最後まで見たし面白かった。けど結構気持ち悪いと思った。
もちろん気持ちよく衰退していくさまをぬるま湯に浸るがごとく読者に体験させるコンセプトの精神的ポルノ漫画という機能に特化させてるのは理解できるし効果は出てる。

てろてろと呼ばれる人類絶滅が確定してる世界で資源とかのリソースが枯渇しなさすぎてる割にみんなそこそこ生活できちゃってるのがどうかと思う。まじで滅亡する気はなさそう的な。　

人類は衰退しましたもその兆候はあったけど、画期的なエンディングのおかげですげえ徹頭徹尾気持ちいいぬるま湯になってていい感じ。

いろいろ抵抗を試みたけど結局無理だなと感じるところまでやった後なら後は滅亡までをのんびり生活できる程度に暮らしそうな気はするな
それが科学者では無く一般市民レベルならなおさら早々に抵抗する事自体は諦めそうだし
絶滅は確定してても作中見る限り作物は育ってるから贅沢をしたりしなければ緩やかに住めそうだしね
これがもうちょい進んで来ると資源問題が本格化するんだろうけど

>>53
ノベライズはそういう考察の基に書かれてるよね
散々混乱があって疲弊した後の時代
原作者がどこまで資料渡してるかは知らないけど

この作品、初めて読んだ。
買ったのは中古本だけど、紙がセピア色に変わっている。
この作品のテーマに沿っているような気がする。ｗ

最初の頃はすごく未来の話で水位の上がり方もゆっくりで
百何年くらい経ってあのあたりまで水没したのかと思ったけど
子海石先生の回想とか見るとかなり早いペースで沈んでいってるのかな？
いきなり消える町とかもあるみたいだしみんな定期的に住まい移してそう

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33789250

MMDあるのか…

>>56
作中時間でもカフェアルファのある丘がどんどん侵食されて、気づかなかったアルファが崖から落っこちてカメラなくす話があったりしてかなり早いペースで海面が上昇し続けてるようだ。

今はそっと眠らせておいて、いつの日か「あぁ、こんな作品もあったんだなぁ」と振り返ってもらいたい作品。
タイムカプセル的な。