ニコニコ大百科

辻あさ美氏は否定おろか特にコメントすら出していないから依然として
詳細は不明だったかと。確かにそっくりなんだよね。文學氏も確かに似ている
と評するくらいだし。

辻あさ美の漫画は今色んな電子書籍になっててサンプルが見れるけど、字体や男性のタッチも全く変わってないし、成人向け漫画だし、言い訳無用というか間違いなくヤマジュンだと思う。
で、伊藤文學氏の「生活に困っていた」「ゲイの本場とは無縁のように見えた」というのはまさに的を得ていて、恐らく元々普通のエロ漫画家だったが売れず、食っていくためにゲイ漫画を描いたということなんだろう。そうでなければ身の内を明かさない訳がない（本当に描きたい分野にいずれ戻る時、経歴に入れたくない仕事だったから）。
画風も所謂本格的なゲイ漫画のような筋骨隆々・剛毛な描き方ではないし、ストーリーは面白いこそすれ終始ユルい展開で（快楽の罠なんて完全にギャグ漫画だし）ゲイ興奮させる漫画にしては距離感があるというか。

どちらも描けるというだけで、最初からヤマジュン名義で出した作品と後々決別することを最初から承知の上で仕事をしていたと思う。ゲイ漫画の文化もまだ黎明期で、当時の漫画家からしても仕事の価値は低かったんだろうし。

そもそも辻あさ美氏は現在活動されているんだろうか？
ヤマジュンと辻氏の漫画の比較画像が上がっているけど
耳の書き方と横顔の輪郭が完全に違うことを除けばほぼ同じ
月日が経てば書き方の一つや二つ変わってもおかしくないから、やはり辻あさ美が山川純一の正体なのかな

ウホッ!! いい男総選挙
http://www.fukkan.com/c/special/e-mens-vote/?tr=t

ふと冷静に考えると、後年の「正当な評価」って正直疑問
実際ネタとして広まってるだけだし

視点が女になってるけどコマの間取りや男の描き方はモロにヤマジュンだね
ツイッタでも擬音とか兄キの表現の一致とか指摘してる人がいるし
https://twitter.com/810_iiotoko/status/547171797687209984

伊藤文學が言う男であればレディコミに男が描いてるという話になるけど
証言自体が嘘かもしれないし、実は女でその男は替え玉かもしれない
ただしヤマジュン作品には拘りが見える毛深さとか女には考え辛いギャグセンス等があるので
もし女であればその替え玉（彼氏？）に毛を参考にしたりアイディアを出してもらったと推測も出来る
原稿も出さないのに原稿料を渡され続けて気に入られたと感じた時点で引き際だと悟り身を引いた
と考えると辻褄が合うのではないか

ただし生活の為とはいえゲイ漫画を敢えて描く必要があったのか？
と言われると801感覚で自分が描きたいねちっこい作風を描けるからと理由は捻り出せる。

最後に書いた行で思ったけどヤマジュンはギャグ調の作品が目立つけど
ドロドロと暗い話の作品は辻あさ美氏の作品と良く似ている。
その為、後期になるに従って本来描きたかった物を描いたのではないか　とも思える

>>126
男がレディコミに書いてる話は岡田斗司夫か誰かの武勇伝にある。
それを信じるなら、特に昔はさほど珍しい事じゃなかったみたい。

>>128
まあ男であればすんなりと収まって伊藤文學の話を疑う必要もないのだが
ヤマジュン本人が著作、金銭面でスッパリ関わってないと思われる意思表示の現状ならば
敢えて触れずにそっとして、好き者同士でヤマジュンをこれからも嗜む形で良いと思う。

本屋に行ったら金箔押しの豪華なヤマジュンの作品集が売っててびっくりした

山川純一という名前自体が伊藤文学さんの命名とはたまげたなあ…
いいネーミングセンスしてますよねえ？

>>128
昔はレディコミ以前に少女漫画を初めとする女性向け漫画は男性作家が担い手だったんだよなあ…
そこから徐々に女が女向け漫画を描き、やがて立場が逆転して女性作家が男向けに侵食してるのが現状ゾ

野獣先輩ヤマジュン説

>>131
思い出したけど（岡田斗司夫でなく）唐沢俊一のレディコミ編集の話によれば、レディコミバブルのときは
女性向け作家では頭数が揃わないので男性作家を連れてきて女性向けの線や絵でかけるように指導したらしい
だから時代的なずれもあるんだろうけど、そんなに単純な流れじゃないっぽいね
そもそも唐沢俊一の話に誤認識が多いのがあれやけどｗ
あと、レディコミには男女共作も多いらしいので、レディコミに女性名で書いてても性別は確定しないんじゃないかな。

結局先生の消息は不明なままなのですか
新作を描いてもらうことは不可能なのですか

今どこで何してらっしゃるんだろう。本当に亡くなってるのかな
初めてくそみそを目にした時の衝撃が忘れられない
今でも幾つかのコマがまなかいに蘇るよ
誰か本腰入れて探してくれないかな。

今日誕生日のハマジュン…は別の作家だったな
じゅん○○という名前はホモ文化と親和性が高い…?

>第二書房スタッフからヤマジュンの少女マンガ的な画風が嫌われるようになり、事実上仕事を干された状態となる。

読者人気が高く少し先の未来でネット界隈でも大人気になり単行本がバカみたいに売れるというのに
スタッフは屑で無能だな

薔薇族の編集は実質的な編集長だった藤田竜も、パートナーだった表紙担当の内藤ルネも少女雑誌畑の
出身（と言うか、ルネなんて一般じゃあむしろ少女漫画の源流としての活動の方が有名）だから、
理解出来ないと言うより性的な嗜好として本当に駄目だったんだろうね。

多分だけど読者の人気ってのは「ギャグ漫画」としてであって、編集が求めていた（必要だと思っていた）ものは「抜けるエロ漫画」だったんじゃないかな

>>137-139
亀レスかもしれませんが、話自体は陰影に富んでて面白いのですが、ノンケの自分でも「これどこでヌくんだ」とエロマンガとしては疑問を感じます。
名作は名作なのでしょうが、たしかにエロマンガとしては不適でしょうね。
不適切な例えかもしれませんが、少年誌のお色気漫画を成人誌にもっていっても歯牙にもかからないわけで。

ぼくらのスゴイやつなんかいざ三連結って場面であの展開だしね
漫画としてはきっちりオチがついて面白いけど

つまり後代のノンケたる我々が「ヤマジュンおもすれー」って読んでしまうのは当然なのか

「待ちたまえそんな格好で！」のシーンとか
全裸の男が映ってなければ少女マンガのひとコマと紹介されても違和感ないしな

せめて誕生日だけでも教えてくれたら
毎年その日をヤマジュン・デイとしてみんなから祝福されたり
関連グッズがもっと作られるのに。

ホモのゴッホ

>>141-142
山川先生の漫画家としての能力は高かったと思います。
でなければ十数年後に発掘されて今日までの人気にはつながらなかったでしょうね。

>>143
>>全裸の男が映ってなければ少女マンガのひとコマと紹介されても違和感ない
もともと少女漫画畑の人ではないかと言われていますね。『快楽の罠』などレディコミっぽいですし、ヤマジュン女性説が生まれた原因だと思います。

連絡が取れないまま復刊てできるもんなんだ

>>147
著作財産権は原稿ごと買い取り式だったんでしょ。

住所とか明かさないで持ち込みや原稿料の受け取りが出来てたって点が一番驚きだ。

漫画持ち込みなんてした事ないからよく分かんないけど
自分が昔読んでた漫画雑誌の漫画投稿コーナーは応募用紙に住所と名前の記入は必須だったし
給料手渡しの短期バイトだって大抵は身分証提示しなきゃいけない所が殆どなのに
編集者にも本名も住所も明かさずに持ち込んで原稿料受け取れる事なんて出来たりするんだなぁ。

>>149
山川先生が活動されていたのが80年代ですから今よりも身元確認が緩かったんでしょうね。原稿料も手渡しだったら口座情報も必要ないでしょうし。
とはいえ山川先生を巡る言説には謎が多くて「伊藤文学氏が山川純一ではないか」という説もあったはずです。伊藤氏が原作を担当して作画を別の人間に任せれば作品を作れるでしょうし、山川氏を巡る謎（所在・印税など）にも一応の説明が着く。