ニコニコ大百科

記事作成乙
旧劇の記事ってまだ作られてなかったのか

「……気持ち悪い（終劇）」のあとに明るくなった映画館内で、
一緒に観に行った友人とポカーンとしながら顔を見合わせた日が懐かしいw
もうそろそろ20年経つんだねえ

それでも、シンジを自分の目的を果たすための道具として扱う人がいなくなったから、ネルフにいたころよりは幸せなんだろう。全人類と断絶しないとこの幸福が得られないのは納得しがたいけど

当時劇場でコレを見た14歳の俺もぽかーんだったな。
エヴァってのは作画が凄くて演出も格好いいロボット物という認識だったし、
別段人生に悩んでもいなかったからシンジらに共感する要素がなくて尚の事意味不明だった。
「なんでコイツらこんなにグチグチしてんの？アニメなのになんで実写？結局なにがどうなったん？」

だが俺以上に混乱してたのは、一緒に連れて行った友人だった。
なんたって彼はTV版も見ていなかったからｗ

情報が豊富な今でこそ理解もある程度できるし共感できる点も多いと感じるけれどさ。
世界が滅ぶ系は精神的にしんどい時に見るといくらか楽になる。

シン・ゴジラで庵野が鬱から脱出したとかいう論調になってるけど、どうもよくよく分析すると別の罠に絡め取られちゃっただけに見えるんだよね
人類補完計画って全世界・人類規模だったから、ああいうちょっと抽象的な描かれ方になったわけだ
で、それこそ「宇宙人が攻めてきたら人類は一つになれる」論じゃないけど、
ゴジラが攻めてきたから日本人がシン・ニホンジンという一種の怪物に進化して、歴史的にも現実的にもありえないような団結力と英知を発揮してゴジラを打倒する、でもゴジラは完全に撃滅されず活動が停止するだけだから危機は継続する
すなわち、非常時がいつまでも続く、ドリーミングな翼賛体制も続行するということ
日常と非常時の違いは何かというと、日常は「自分の考えが常に他者に承認されるとは限らない」不安にずっと苛まれるのに対し、非常時は「自我が国家的目標達成のために歯車と化す」ので悩む必要がないということやね
EOEでは最終的に「気持ち悪い」っつって、我と汝に線引きして、不安な日常に戻ってくる勇気を取り戻したけど、シン・ゴジラは戻ってこれてないやん
ね？悪化してしまってるよね・・・

視点を変えると、シンジはゴジラに当てはまるから、言わんとしてることはそんなに変わってないかと。ただ、旧作は互いに害するものを排除する関係から、完全排除できないからうまく付き合うしかないに変わってはきてる。

>>5
え、なにこの考察(ドン引き)
この記事でこれを書く必要も感じないし、深読みすぎな考察で頭に「？」が浮かんだぞ。

だからみんな、死んでしまえばいいのに...から転送されました。

馬鹿野郎！ なんでこんなリダイレクト追加した！ 言え！

サブタイの「Air」って、主人公の存在感のことじゃなかったのね

>>5
根本に結束主義（ファシズム）的な発想があるところは、この映画もシン・ゴジラも似ていると思うけどな
リリスとして単一の状態に結束する人々
日本人として単一の状態に結束する人々
しかしどうしても消えない不安（シンジやゴジラ）も残っている、と

当時もだけど何故シンジがミサトの十字架見て人類補完計画つーか
要は自分が楽になりたい選択破棄したかというのを理解してない奴多すぎ
あのレイとの騎乗位という自我と他者との境界線が曖昧な場面で
あの十字架こそ「他人」の象徴なのにな

印象的だったのはネルフのスタッフが虫けらのように虐殺されていくシーンと、弐号機の無双シーンからの、って所だったなあ
それ以外は正直あんまり
今思えば、何がやりたいのかは何となく分かったが、他にやりようがなかったのかって首をかしげるしかなかった感じ
当時はポカーンだったし、ただショックだった

>>9
フフンってなった‥ｗ

>>11
徹底的にこちらに不快感を与える作り(グロ、エロ、メタ、鬱…)になっているけど、冷静に見ればわりかし(？)きちんとしてるよねこの映画
なんだかんだでブームが再熱したのもそこいら辺もあるかと

「いつまでもアニメばっか観てるんじゃないよ！」という意味合いも込めて創られた本作から20年。
あれから我々は進化したのだろうか。



…もはや退化しかしてないとしか思えんのだが。

今なんてたーのしー！だもんな

BSプレミアで再放送が終了
相変わらず訳分からんけど、作ってるほうも訳もわからず作ってるからな
理解するほうが無理なのか・・・

謎の白い液体はアリなのかNHK。
日テレでやった時はどうだったのかな

途中からTV版25話＆26話とシンクロしだして、軽くヒェ…って思ってしまった。真の最終回じゃなくて、別視点の最終回なんだね。

そんで、シンジ君の物語としてはTV版最終回が一番分かりやすかった。
だから、一番わかりやすい視聴順は24話→劇場版→TV版25・26話なのかもしれない。
問題は、当時の劇場版公開がTV最終回から１年後だったことだろう。

>>刺激的なシーンが多い作品だけに、長きにわたってテレビ地上波で放映されることはなかった。

ここにBSプレミアム版についても触れて欲しいのでできれば加筆してほしい
内容としては
･Air部分での修正は光を抑えてポケモンフラッシュの対策基準に沿った
･まごころを、君にであや並みの手首や首筋が切れる表現にはモザイクが入る(伊吹マヤの手が飛んできた部分はほぼ無修正)

唯一無二の作品というだけで価値がある

個人的にこれはテレビ版25 26話のシンジの外側で起こったことだと思ってた

公開２０周年か
あっという間だな。

昨日は色んな２０周年が重なってさぞかし盛り上がっただろう

今更ながら見直したら感想が変わったていう定番のあれがおきたのでカキコ

自分の中で一番印象的というか気づいたのはシンジを俯瞰して見れたことで普通にかわいそうだなと自分と重ね合わずに思えたことと、同時に死にたいとはシンジからなかなか口にしなかったこと（最後には言ってたけど）が意外というか最後にユイの言うように生きていれば幸せになれるかもしれないという前に進む資質というか強さの持ち主だよなと気づけた。
だから補完された状況から戻るという選択が出来たんだろうなと

あと庵野はあれをつくって鬱になったんじゃどうしようもないというか、寂しいものだなとも思った。自分を削らんとあれは描けなのもわかるが、最後二人の状況で首絞め始めたのを見たときは「おまえ悲観的な気分になりすぎだろｗｗ」って流石に感じた。こりゃまずいなと。
ユイのセリフでいいこと言って締めに向かって行くとおもったら、まだそのレベルで葛藤してるのかよと庵野が心配になった。（20年前の話だけど）
まあ創作するにはそんぐらいの感性がいいのかもしれないが。
エヴァ本編でも語られるが、人はどこまでいっても一人であると受け入れることが大人になるきっかけで、幸せになる秘訣なんじゃと思うが、いい作品を作ろう、より共感を集めよう、そのために自分をさらけだそうというのは作ってる側自身は一人でいることから逸脱する必要が出てきてそこが作る側のジレンマになるのかもしれないのかなとおもうとこの作品を甘受する側としては心苦しいものがあるな。
こちらの身勝手な考えでもあるが、そうして作られたからこそこうして見直したりしてそのたびに心打たれるわけだけど、受けてのジレンマもまたあるのだなと思った。

これといい劇ナデといいリア厨には刺激が強すぎた

昔どっかのサイトで「当時アスカの中の人にフラれた庵野が逆切れして、アスカを残虐に痛めつけるシーンを入れた」って書いてあったけどあれってホント？
もしそうだとしたら胸糞悪いな...私情をアニメの作中に入れるなよと

>>26
もしそうだとしたら～とかいう推測の話はやめといたほうがいい
あと、私情を廃して小説や漫画や映画やドラマを作っている人なんぞどこにもいないからね。製作者の私情がないと作品は完成しない

ゲンドウがシンジの気持ちを（遅すぎるとはいえ）理解して謝罪するところとエヴァに喰われる（断罪…？）されるシーンが印象的だった。

>>28
そのシーンいいよね
親父の心情は理解が遅れたとかじゃなくて、不器用故にシンジに優しくできなかった（接近することで逆に傷つけるてしまう）からわざと突き放していたことに対する謝罪の気持ちではないかと思われ。
ユイさんを横取りされたよな嫉妬と、父親としての愛が混じり合った複雑な人なんですよ

個人的には、ファンが色々深読みしてるけど、意味ありげに作ってるだけで作品には特に意味がないってのが正解だと思うわ
考察し続けるファンで上手いこと商売しようって腹だから、むしろしっかりとした意味があっちゃ困るんだろう