やきそば弁当とは、東洋水産が発売しているカップ焼きそばである。
通称は、やき弁。
なお、ここでは東洋水産にて「マルちゃんのカップ焼そばシリーズ」として一緒にブランド展開されている「焼そばバゴォーン」及び「昔ながらのソース焼そば」についても説明する。
1975年販売開始。
北海道限定発売のため、北海道民以外は知らないことが多い。不定期ではあるが、稀に関東圏内のスーパーやドラッグストアで販売されている場合がある(マルエツ・ドラッグぱぱす・イオンなど)。買う買わないに関係なく、見つけたらラッキーだと思っておこう。他には北海道のアンテナショップや「北海道フェア」などの催事にて販売されていることもある。
逆に東日本で普及しているペヤングソースやきそばは、北海道では基本的に流通していない(ドン・キホーテでは基本販売されているが、コンビニだと激辛などの基本変わり種や増量タイプばかりであり、レギュラータイプがないという状態が多い)。
ちなみに現在では、Amazon対応商品なので、日本全国で手に入れることができる。送料を含めれば若干割高になるのは仕方がないが、中には「ケース買いならお買い得」な価格設定で実は1個や6個売りだったり、法外な送料を別途請求する業者も存在するので注意が必要。
名前の由来は、『スープを入れているため、厚みのある大きなカップの形状から、「弁当箱に似ている」』からだとか。
北海道でカップ焼きそばと言えばこれである。日清食品の日清焼そばU.F.O.も売られているが、やきそば弁当の人気には勝てず、ついには北海道限定のカップ焼そばを出して対抗するようになった(「やきそばできました。」、北の焼そば)。
中華スープが付いているのが特徴であるが、これは必ず湯切りのお湯で作ることをお勧めする。
そもそものコンセプトが“湯切りのついでにスープを作る”ことであることと、湯切りのお湯には麺から出た油分や塩分が混ざっており、それを前提にスープの味付けしているため、別に湯を沸かしてスープを溶かすとコクのない薄味のスープになってしまうからである。ただし、湯切りのお湯全てをスープと混ぜるとお湯が多くなりすぎてしまうため加減が必要(公式では150ml推奨)。
また、作る時は間違ってスープの粉末をソースと一緒に入れてしまわないように注意が必要である。
発売からしばらく、湯きり穴の付いたプラスチックのふたを採用していたが、2000年代になってからシールをはがすことで湯きり穴が出る紙のふたに変更され、2010年代に入ると正方形の一般的なカップ焼そばのパッケージに変わった。
サイズは、通常、大判、でっかいがある。
「でっかい」は、量が通常の2倍であるため、麺が二層に分けて入れてある。
余談だが、「やきそば弁当」は東洋水産の商標登録なので、呼称の利用は常識の範囲内だけにしておこう。
1979年販売開始。東北地方及び信越地方で販売されている。通称は、バゴォーン。
やきそば弁当とは違い、焼そばバゴォーンは元々全国展開だったが、ブランドが定着しなかった地域から順に販売を終了し、結果的にローカル商品になってしまったものであり、ある年代以上なら名前を覚えている人も多いはずである。
やきそば弁当同様、地域外では「東北フェア」などの催事にて販売されていることもある。
そしてこちらも、Amazon対応商品なので、日本全国で手に入れることができる。
名前の由来は、1979年発売当時にアメリカン・コミックスでピストルの発射音として使われていた擬音かららしい。
やきそば弁当とは違い、こちらはわかめスープがついている。
最初からついていたわけではなく、1981年に中華スープがつくようになり、1985年にわかめスープに変更され、現在に至る。
なお、やきそば弁当の中華スープが戻し湯前提なのに対し、焼そばバゴォーンのわかめスープは別途用意した熱湯を用いるという相違点がある。
サイズはやきそば弁当と異なり、大盛サイズ及び超大盛サイズは存在せず、1種類のみである。
1996年販売開始。全国で販売されている。
前述の焼そばバゴォーンが定着しなかった地域向けの代替商品として開発された。そのような経緯から、かつては北海道・東北・信越では販売されていなかった。(それらの地域には「やきそば弁当」ないし「焼そばバゴォーン」が販売されているため。)しかし、それらの地域でも2007年より販売開始となり、全国販売となった。
やきそば弁当と同様、中華スープがついている。
最初からついていたわけではなく、2022年よりつくようになった。それまでは、2010年にわかめスープがついていたことがあったが、基本的には何もついていなかった。
スープの作り方は、やきそば弁当と焼そばバゴォーンの両方の方法を採用しており、気分に応じて戻し湯か別途用意した熱湯のどちらかを用いることになっている。
サイズは焼そばバゴォーンと同様に1種類のみである。
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掲示板
75 ななしのよっしん
2021/06/01(火) 15:58:02 ID: icsOArdmUp
ソースに濃さを求める人はUFO、一平ちゃんで
スパイス命の人はペヤング
どことなく和風入ったソースが合う人はやき弁、バゴォーンだと思う
誰かバゴォーンの記事作ってたもれ
76 ななしのよっしん
2021/07/29(木) 19:25:14 ID: Ja5dht+mui
近くに北海道のアンテナショップが有るからいつでも買える
で、買ってない
食いたくなったから今度買ってこよう…
77 ななしのよっしん
2024/04/01(月) 22:28:02 ID: icsOArdmUp
たまに台所にバゴォーンがストックされてるのが実家の思い出の風景だった
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/04(土) 10:00
最終更新:2024/05/04(土) 10:00
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