グレイ(ボンバーガール)

グレイ(ボンバーガール)とは、ボンバーガールに登場するキャラクターである。担当声優は大和田仁美。

概要

グレイはボンバーマスターを目指す後輩タイプのボンバーガール！
クールを気取っているけど気持ちはホット、先輩であろうと負ける気は一切ありません！

「まったく、やれやれです…よし、決まった。」

趣味：アーケードゲーム、かな？(特に音ゲー！だけど語り過ぎないようにセーブっと…)
好き：楽しい事と、この世の食材全てです。(って大好きな先輩達が言ってたもんね)
嫌い：自分の弱点を晒すほどあたしは愚かではありません。(よし、決まった！)
(公式サイトより)

2019年3月20日から実装されたシロやクロの後輩。
小物やボムについたデコから、『ボンバーマンMAX』のマックスがモデルと思われる。事実、SNSの新キャラヒントではマックスだとはっきり言われている。過去のボンバーマンシリーズモチーフの先駆者で、後にボンバーマンジェッターズモチーフのシロンが続いた。

アカデミア所属ボンバーガールの例に漏れず制服姿。シロやクロよりも等身数が少な目で目が大きく、小柄な印象を受けるが、パーカーに収まりきらないなかなかのBOMBERGIRLである。また、公式Twitterのヘッダー画像ではセンターに収まっている。設定上の年齢では中学生。他のキャラクターより学生としての描写が強いためかマスターの事を「先生」と認識しており、事実彼女のガールランクで手に入る最初の称号も「グレイの先生」になっている。

クールを気取る生意気系と思いきや、心はホット、内心を隠すのが苦手な愛され系後輩。上記のプロフィールは原文ママであり、後半の括弧で隠している(と本人は思いこんでいる)部分もしっかり相手に伝わる。ゲーム本編でも隠しきれておらず、ボイスで内心まで聞こえることも多い。良くも悪くも先輩達の影響を強く受けており、誕生日イベントでも先輩達にならいマスターへの抱きつきを敢行した(その後自己嫌悪に陥ったがそれもしっかりマスターには伝わった)。

登場の遅いキャラクター故に水着アイテムの実装も遅かったが、2019年8月に待望の専用アイテムが登場した。ビキニの上に胸で結ぶシャツとホットパンツ着用というオシャレな装いになっている。

ゲームにおいて

ステータス	HP	BOMB(初期 / 最大)	FIRE(初期 / 最大)	SPEED(初期 / 最大)
	大	2 / 5	1 / 5	2 / 5
スキル	スキル1 (使用可能レベル)	スキル2 (使用可能レベル)	追加スキル1 (使用可能レベル)	追加スキル2 (使用可能レベル)
	ライトニングボム (Lv3)	ハイパープラズマボム (Lv5)	ラインボム (Lv4)	？ (Lv？)

グレイはボマーの中でも、
ハードブロックを貫通するボムスキルを持っているボンバーガール。
高い威力で広範囲を壊せるボムも持っているので、
ベースやタワーを壊しつつ、敵の撃破も狙っていこう！
(公式サイトより)

従来の死角からの攻撃を得意とする対ガール戦寄りのボマー。

特にライトニングボムはボンバーマンシリーズでは例が少ないハードブロックを貫通する特徴があり、工夫次第でゲートの攻略やゲート開通前のベース・タワーへの攻撃と活用の幅が広がる。逆に言えばスキルをそのまま使うだけでは彼女の真価は発揮できず、シロやクロ以上にスキルの理解、活用法を求められることになる。グレイの先生と言い張れるまでの道は遠い。

相手にするときはその貫通力やラインボムによるトリッキーさを見誤ると思わぬ一撃をもらうことになる。

シロやクロ、シロンと異なり、設置したボムを移動させるスキルを持たない。
閉じ込められた時の回避策が事実上存在せず（足元にボムがない場合のハイパープラズマボムの無敵時間しかない）、スキルをチャージしている間は藤崎詩織同様ボマーの本領が求められる。
加えてパニックアイランドの落ちる橋を無傷で渡るのが他のボマーより頭一つ抜けて困難。橋のあるマップではほかのボマーを使用するのが推奨されやすく、また他にもボムを動かせないことで突破が困難になるマップは少なくない。
逆にライトニングボムのハードブロック越しの爆風が特筆して強いマップもあり、グレイを使用する際はマップの特性をよく勉強しておきたい。

パプル同様どのスキルも要求レベルが高い晩成型のため、EXPが少ないマップでは真価を発揮するまでに時間がかかる。特に序盤のアイテム掘りでは先輩であるシロやその妹のシロンに一歩遅れる。
更に、ハイパープラズマボム以外のスキルの性能がステータスに強く依存する(ライトニング：火力数、ラインボム：ボム数)。対応するステータスが最低4以上はないと性能を発揮できないといってよく、アイテム集めは積極的に行いたい。

スキル

• ライトニングボム
  • ソフトブロックはおろかハードブロックや施設等の壁をも貫通するボム。被弾した敵を短時間だがスタンさせる効果もある。
  • 攻撃力はスクリューボム！と同じ隣接ボム1発分（距離減衰なし）。貫通したハードブロックは破壊されない。
  • ハードブロック裏のボムを誘爆させるのは効果的。敵の動きを読み、拘束してこそのこのスキル。
    • ボトルネックで敵のボムブロから通常ボムを介して敵の前で爆発させるなど、誘爆を使いこなせばシューターに近い攻撃も可能。
  • シロのスクリューボム！同様ゲート横で使うことで、爆風が届いた分だけダメージが入る。更にこちらは左右が壁に挟まれていても可能。
    • 火力5ならベース前ゲートにも300ダメージを入れられ、活用次第でウルシ並みの高速開通も狙える。
    • ゲートの真ん中マスに敵ボムがあるとその地点で爆風が止まるため、200ダメージに抑えられる。
  • スクリューボム！等と比べ1.5倍ほどCTが長い。開幕掘りでシロの手順に慣れている場合は注意したい。
  • 高い貫通力は乱戦ではデメリットにもなり、特にベース内ではフレンドリーファイアの危険性が高い。離れていても長スタンするため、味方が気付いたとしても移動を大きく制限することになる。
    • 問答無用で利敵行為と扱われる可能性もあり、ベース内では意識して置かないことが大事になる。
  • 初期CT10秒台の特殊ボムとしては唯一外側からオレン返しを除去することができる。味方にいる場合は意識的に使っていくと良いだろう。
  • 火力5ではベース外からベースを攻撃するのにも使えるが、基本的には素直にベースゲートへの300ダメージや周囲の築城を剥がすのに使った方が良い。
    • ベースインする暇のない時間ギリギリで少しでもダメージを稼ぎたいなら選択肢になる程度。
  • シリーズでは爆ボンバーマン2に同名のボムがあり、障害物貫通と電撃の属性を持つ。設定ベースであるマックスも同様のスキルを持っている。
• ハイパープラズマボム
  • カットインののち、周囲にスタン効果のあるボムを設置する。通称HPB、ハイプラ。
  • 範囲はシロのSUBよりは狭い半径2マス(設置直後に範囲が表示される)であるものの攻撃力はSUB以上の360(隣接ボム3.6発分)であり、攻撃力と範囲だけで言えばSUBとギガボムを足して2で割ったような性能。
    • それゆえギガボム程ではないがラッシュ発動の引き金になる恐れがある。
      • やはりギガボムと同様、相手のラッシュ管理を解消してしまう可能性もあるため、ゲージ不利状態でも注意したい。
    • 範囲が狭く、カットインのモーションもあるので対人攻撃やスタン誘発用としては使いにくい。そもそもこの威力だとほぼ即死、ベース内のブロッカー（ボマー）でも瀕死である。
  • ベース外周の壁に隣接して置くとダメージを入れられないため注意。
    • 当たり前の話のようだが、焦ってなのか置き位置がずれてしまうケースがシロ、クロと較べて多い。
  • パイン、モモコ、プルーンのボイス系スキルをちょうど相殺できる威力。つまり他のボムなどと合わせれば回復しきれないダメージを与えられる。ゲージ量争いの時は覚えておこう。
• ラインボム
  • 自分の正面に置けるだけボムを並べる。現在の設置数上限数に従うため、別の場所に設置した起爆していないボムだけ短くなる。
  • ゲートやベース、ソフトブロック越しに設置可能。ハードブロックから先には設置されない。
    • 敵や敵のボムも無視して設置するため、ブロックの間を通る敵に向けて発動すれば一瞬でボムで挟むことができる。
    • ソフトブロック越しに挟めるため、置き方次第でガチガチに固められたベース周辺のブロックを一掃できる。
    • 相手のボムブロ越しにも設置できるため、ライトニングボム同様ボトルネック裏からの攻撃も使える。
  • 「瞬間的に遠方にボムが出現する」メリットをどう活用するかが焦点。知識がないと持て余す追加スキル。その分知識と応用力を持ったプレイヤーが使うと脅威となる。
    • 味方からもボムの出現は予知できないため、やはりフレンドリーファイアの原因になりうる。敵に夢中になり過ぎて、味方を閉じ込めてしまったのでは笑えない。

SNSの漫画において

参戦に先駆けて紹介された回では本人は沈着冷静で真面目な振りを完璧にこなしていると思っているが、気持ちがフキダシとなって漏れ出る、アホ毛や尻尾が言葉とは裏腹に素直に反応するなど本心を隠すのが苦手。しかし本人はこの自覚がない。ボマー陣の中では年少ながら一番の常識人のため、先輩達にツッコミを繰り出すこともあり、結構辛辣な発言をすることも。更に年下のシロンが登場したときは甘やかしてしまっている。

常識人といってもボマーはボマーであるのか、アクア城がステージ化し、ガールたちに襲撃された際は「何を浮かれているんですか先輩方!!ここは遊園地じゃないんですよ!!」と言いつつそのまま自分もエンジョイしていた。ちなみにその時の本音は(ゆうえんちみたいでたのしそおぉおお♪)である。

記事冒頭にある公式サイトのプロフィールにも本心がうっすらと書かれている他、あまりにもわかりやすいさまはモモコから『具象化』とまで言われる始末。モモコに褒められた時は表面上はポーカーフェイスを装っていたが、本心では叫びながら転がりまわるほどに喜んでいた。それゆえにシロやクロから可愛がられており、他ブランドのキャラクターからも温かく見守られている。2020年正月ではガールを代表して初詣のお願いをしたところいつもの具象化が発動。あまりにも良い子すぎるお願いにモモコが感動し「欲しいものがあったらキャッシュで買ってあげる」と言われ、こちらも具象化でbeatmaniaIIDXコントローラを希望した。

アーケードゲーム、特に音ゲーが好きで、2020年の誕生日にはメンバーから前述のコントローラをプレゼントされ腕前を披露。DPの腕は不明だが少なくともSPは皆伝レベルであり、BEMANI外のキャラクターでは珍しい超上級の音ゲースキルを持つキャラクターとなった。
ゲーム音楽好きで本作のBGMアイテムを気に入っており、音楽好きのウルシと意気投合している。互いにレトロゲーム好きということも発覚、度々ディープすぎるネタを発して周りを困惑させている。この時は本心をしゃべっていることが多いため、具象化はあまり出てこない。2020年誕生日イベントでは彼女たっての希望でBGMアイテムにBEMANIディスクが追加された。イベントのスタンプ画面はまんまbeatmaniaIIDXであり、彼女が譜面を処理しながらスタンプも進むというものだった。結構なレベルのハイスピードオプションをかけている。

パインの登場後密かにアイドルに憧れていることがわかり、ウルシの勧めで配信者デビュー(投稿先はニコニコと思われる)。「ウルシと一緒なら」ということでユニット「灰色うるし」を結成。グレイは両目隠しのゲーム担当「両目ちゃん」として活動している。元々の性格のため初動画の撮影中は終始あがりっぱなしであり、この初心っぷりが逆に好評で人気を獲得し始めている。モモコもプライベートで彼女らの動画を見ており、「これはくる」と評価した。後日配信部屋にアサギが訪ねてきたことをきっかけに新メンバーとして加入し、「新鮮灰色うるし」となった。漫画内でチャンネルも解説しており、それなりに登録者がいる模様。

本作のキャラポップアップストアがオープンしたときは虚勢を張って「ばかばかしいから行かない」と言ってしまったが、内心では行きたくて仕方がなかった。実際SNSでは必死にマスターを誘っている。だがこの発言の引っ込みがつかなくなってしまったため、当日は巨大ミンボー着ぐるみとダブルサングラスという変装で来店。当然ながらシロどころかクロにも一発でばれたが、本人はばれてないと本気で思いこんでいた(シロ曰く「太ぇ根性しとるな」)。なおストアではグッズを全種類3つずつ購入し、更には売り子だったシロのサインも求めていた。

関連動画

良さそうな動画がありましたら掲示板などで推薦をお願いします。

関連項目

• ボンバーガール
• ボンバーガールのキャラクター
• シロ(ボンバーガール)　⇒同ブランド所属の先輩
• クロ(ボンバーガール)　⇒同ブランド所属の先輩
• ウルシ　⇒公式漫画でユニットを組んでいる、中学生トリオの一人
• アサギ(ボンバーガール)　⇒公式漫画でユニットを組んでいる、中学生トリオの一人