「お願い…私たちを勝利に導いて。」
ヘレナ(アズールレーン)とは、セントルイス級軽巡洋艦2番艦『ヘレナ』をモチーフとしたアズールレーンの登場キャラクター、KAN-SENである。
KAN-SEN名 | |
---|---|
ヘレナ USS Helena,CL-50 |
|
基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 軽巡洋艦 |
レアリティ | SR→SSR |
CV | 中条智世 |
イラスト | RJ |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | ニューヨーク州 ニューヨーク市ブルックリン区 |
造船所 | ブルックリン海軍工廠 |
艦級 | セントルイス級軽巡洋艦2番艦 |
進水日 | 1938年8月27日 |
就役 | 1939年-1943年(アメリカ軍) |
最期 | 1943年7月5日(沈没) |
備考 | |
セントルイスの妹で、献身的な性格をしており皆のバックアップが得意。
入隊したての頃は自分の実力に自信を持てずにいたが、SGレーダーの扱いに長け次第に頭角を現し、今では誰からも頼られる存在。
合同大演習にも支援要請を受けて駆け付けた。 演習自体が楽しみなのはもちろんのこと、姉や他陣営のメンバーとも交流できることに期待を抱いている。
ーーーーアズールレーン クロスウェーブ公式サイトより
その性格は優しく献身的。争いの無い平和な世界を望む一方で、艦としてのヘレナがそこそこの不運艦で戦時中に沈んだ影響からか、平和や笑顔に不慣れで、艦隊での日々に困惑することも多々ある様子。
ロード画面ではケーキを作っているところをラフィーに抱きつかれていたり、ハロウィンイベントにおいてはクリーブランドに衣装を作ってあげるなど、家庭的な一面も持っている模様。
ゲーム内ではブルックリン級として扱われているが、これはセントルイス級が本来はブルックリン級8、9番艦になる予定だったことが理由と思われる。
ちなみに、公式PVの最後の台詞「お願い。私達を勝利に導いて」は彼女の入手時の台詞。
薄紫色の入った青髪とマゼンタの瞳、憂いを帯びた表情が薄幸美人を彷彿とさせる。
衣装は、その性格に反して意外と大胆。ブーツや手袋で手足は隠れている(ただし、ブーツはガーターベルト付き)ものの、背中や胸元は大きく開いており、スカート部分にもスリットが入っている。ちなみに黒である(他のブルックリン級も同じ服装なのでブルックリン級軽巡の標準装備と思われる)。
長らく着せ替えに恵まれなかったが、2018年12月27日のアップデートで正月着せ替え「青い鳥の正月」が実装された。1月16日までの限定なのでほしい指揮官は急ぐことにゃ。現在は売り切れ中。次の機会を待つにゃ。
2019年5月30日のアップデートで、大陸版での2周年記念パーティー衣装「君と踊りを」が実装された。
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https://twitter.com/azurlane_staff/status/1132547145859383296
この衣装も6月12日までの限定販売なので、ヘレナと一緒に踊りたい指揮官はぜひとも買うべきにゃ。
スキル1:レーダー探知
20秒毎30.0%(最大で60.0%)で発動。10秒間敵の受けるダメージが20.0%(最大で40.0%)アップ
ゲーム内での性能は意外と武闘派。いわゆる主砲砲座+1の艦であり、高めの主砲補正値も相まって砲戦火力はなかなかのもの。
とはいえ、彼女の真価はその強力な支援スキル「レーダー探知」にある。これは20秒毎に最大60%の確率で発動し、画面内の敵が受けるダメージを最大で40%上昇させるというもの。ヘレナ固有のスキルであり、他の艦が持つバフスキルとは重複しないため、効果を乗算式に増やすことができる。特にクリーブランドの「強襲指令」、ウィチタの「砲術指揮・巡洋艦」との相性は抜群であり、凄まじい火力を叩き出すことが可能となる。誰が呼んだか三幻神のサポート担当。
ただ対空と耐久値が低めであり、少々打たれ弱い。そのため先頭に配置するのではなく、中間か後尾に置くのが吉。
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耳のSGレーダーはインカム風にリファインされ、よりサイバーなイメージに。表情はグッと明るくなり、初期に湛えていた憂いはかなり拭い去られた。
性能面は、弱点が大幅に補正され、耐久値が上昇したばかりか対空はクリーブランド級に伍するほどになった。火力と主砲補正値も少し上がり、もともとの強みである砲戦火力はさらに強くなっている。
スキル1(※改造後):レーダー探知・改
20秒毎30.0%(MAX60.0%)で発動。10秒間敵の受けるダメージが20.0%(MAX40.0%)アップ。自身がSGレーダーを装備している場合、回避が5.0%(MAX10.0%)アップし、このスキルの1回目の発動判定が20秒→16秒に短縮される
改造によってスキル1はSGレーダーを装備することによって発動タイミングを調整出来るようになった。これまでは空母の初回攻撃に合わせやすくなっていたが、初期発動を16秒にすることによって、研究所製の連装砲を装備した戦艦のような初撃が早い主力艦に合わせやすくなる。艦隊の構成に合わせて、うまく使いこなしたいところ。
スキル2:クラ湾の夢
戦闘中、自身が受ける魚雷ダメージが5.0%(MAX15.0%)軽減される 戦闘開始時、味方前衛艦隊の艦船が3隻存在し、かつ最後尾が自分以外のユニオン艦船である場合、その艦船の回避が4.5%(MAX12.0%)アップ。
戦術啓発で習得する新しいスキル「クラ湾の夢」はヘレナ自身の魚雷ダメージを防いでくれる他、前衛艦隊の構成によって味方艦船の回避バフを掛けられるもの。例えば13章のような対空と攻撃力を両立させねばならない激戦マップの場合、1隻目(重巡洋艦)+2隻目(ヘレナ改)+3隻目(サンディエゴ改)というような構成に自然になるため、このスキルを活用できるだろう。
セントルイス級軽巡洋艦は、日本の最上型に対抗して設計されたブルックリン級軽巡洋艦の設計に手を加えたもので、セントルイスとヘレナの二隻のみ。ちなみにクリーブランド級軽巡はセントルイス級をベースに設計されたもので、クリーブランドとの親交はこれが由来かと思われる。
就役後は真珠湾に配備。1941年12月7日の真珠湾攻撃では、係留されていたところを集中攻撃される。これは、日本軍が入手した事前情報では本来戦艦ペンシルバニアが係留されているはずの場所だったため。大きな被害を受けたものの、船員の必死のダメコンにより沈むことはなかった。その後、アメリカ本土に戻り修理を受ける。
1942年に戦線復帰。当時最新鋭であるSGレーダーを装備し、ガダルカナル島やソロモンといった激戦地を転戦することとなる。
サボ島沖夜戦では、そのレーダーによって真っ先に敵味方の判別を付けたものの、味方同士の連絡が上手くいかず、戦闘の口火を切るもグダグダに(詳しくは該当記事参照)。結局、戦闘には勝ったものの日本側の作戦阻止には至らず、勝負に勝ったが試合には勝てなかったという結果に終わる。
ちなみに、この戦いにはラフィーも参加して青葉を攻撃していた。ロード画面の絵はこの時の繋がりが元か。
あの第三次ソロモン海戦では、護衛任務中に戦闘に巻き込まれる。またもレーダーで敵の行動を察知するものの、混戦となり味方の将官2名が戦死。ヘレナ自身も小破してしまう。
1943年、クラ湾の戦いでは第三水雷戦隊と交戦。敵旗艦新月をレーダーで捕捉し、味方との集中攻撃により撃沈するも、中心にいたヘレナに涼風と谷風の魚雷が直撃。船首が吹き飛び、船体がへし曲がって沈没してしまう。
結局、この戦いでは駆逐艦新月と長月を撃沈、それによる第三水雷戦隊指令部壊滅と敵駆逐艦3隻中破、2隻小破の戦果を挙げたものの、最新鋭レーダーを搭載したヘレナを失うという痛い結末となってしまった。ちなみに乗員およそ900人のうち、約750名が僚船による救助作業や近くのベララベラ島にボートが流れ着くなどして救助された。
なお、セントルイス級含むブルックリン級軽巡洋艦で、唯一大戦中に沈没した艦である。
戦闘ではその最新鋭のレーダーを活かし、艦隊の目として多くの功績を挙げた。しかし、アクシデントに巻き込まれたり、沈没する前からも結構被害を受けていたり等、不運の多かった艦でもある。
戦後は、戦争初期から参加したこと、ガダルカナルやソロモンでの緒戦における功績から艦船として初の海軍殊勲部隊章をはじめ、アジア=太平洋戦役章、従軍星章7つを受賞し、武勲艦として讃えられた。
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最終更新:2025/05/24(土) 23:00
最終更新:2025/05/24(土) 23:00
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