宇宙警察☆ミーティアわんわんとは古賀亮一による漫画作品である。
2013年から2019年にかけて「コミック電撃だいおうじ」にて連載された。
宇宙人の初来訪から数年、宇宙人のいる暮らしにあっという間に馴染んじゃう驚異の適応力を見せた地球。
そんな地球を訪れる宇宙凶悪犯罪者を取り締まるべく地球に派遣された銀河系惑星連邦宇宙警察(通称:宇宙警察)の警察官、ミーティア・プロキオン・かぐやの3人が繰り広げる事件を描いたギャグ漫画。
「スケベな暴走男キャラ+天然のヒロイン」という古賀漫画のお約束的構図が踏襲されているが、『ゲノム』や『シノブ伝』と異なるのはメインキャラが全員ボケというところ。
本来騒動を起こす立場の宇宙凶悪犯罪者たちがツッコミにまわる異常事態が平然と起こるのが醍醐味。
『ゲノム』とは同時発売でコラボをしたことがある、また『シノブ伝』のキャラがゲスト出演する回もあるなど作者の他作品とのコラボが多い。
本作の主人公。肩書は銀河系惑星連邦宇宙警察巡査。
犬星人と呼ばれるタイプの宇宙人だが、外見は犬耳と尻尾の生えた地球人の少女にしか見えない。作中では「ちびっこ宇宙警察」「まだ子供」とまで言われてしまっている。性格も子供っぽく、ピクニック気分で張り込みに出かけようとしたり、犯罪者の口車に簡単に乗せられたりしてしまう。
本来は宇宙指名手配犯108号の地球潜伏情報を受けて派遣されているが、肝心の108号の捜査は遅々として進んでいない。ただし108号と関係のない犯罪者は山ほど逮捕しており、地球の平和には貢献している。
犯罪者に対してはもちろん、怪しいものを見たり驚いたりするとすぐに光線銃(麻痺光線)を撃つ癖があるが、何故か目をつぶって撃ったりするため頻繁に的を外している。あまりに外し過ぎてペナルティとして銃のライセンスを剥奪されたことも。
ミーティアと共に地球に派遣されてきた宇宙警察犬。
見た目は頭にパトランプを乗せてサイバーな感じのサングラスをかけた子犬だが、そのままでは能力が低いということで普段はパワードスーツを着込んでいる。基本のパワードスーツは宇宙警察から支給された全高2mほどのマッチョポリスタイプだが、怪生物としか言いようのない用途不明のパワードスーツも多数所有しており、よくこれらを用いた奇行に走っている。
性格はスケベで常に暴走している。要するにパクマンさんや音速丸のポジション。
犬の姿に弱い地球人の女性の習性を利用してセクハラ行為に及んでいるが、女性の側はまんざらでもない模様。近所の主婦たちとのネットワークの構築にも成功し、これを活用し犯人逮捕にこぎつけたこともある。
ミーティアとプロキオンに続いて補充人員として地球に派遣されてきた宇宙警察の巡査。
ミーティアと同じく犬星人で、やはり犬耳と尻尾の生えた地球人の少女にしか見えない。
優秀な人材でミーティアやプロキオンに比べると冷静で鋭い発言が多いが、根はミーティアに近く子供っぽいところがある。真顔でボケるタイプ。
地球配属が決まる前からミーティアとプロキオンの勤務状況を知っており「このテキトーさなら私にむいてるなと思っていた」らしい。
名前、素顔は一切不明ながら「あらゆる宇宙犯罪の裏には108号あり」と言われているほどの凶悪犯罪者。
ミーティアたちはこの108号が地球に逃げ込んだという情報を受けて地球に派遣されている。
ミーティアたちと同じ宇宙町5丁目交番で勤務する地球の警察官たち。一人称は「本官」。
貴重なレギュラーのツッコミ役だがボケもこなす。
地球の警察官は他の交番に勤務する者も含めてなぜか全員同じ見た目をしているため見分けが付かない。
一応「一郎」「三郎」「女装するとノリノリの人」などがいるが普段は全く判別不能。
『シノブ伝』の忍者軍団のようなシステムだが、忍者装束で見分けがつかない忍者と違ってこちらは素顔なのに見分けがつかない。なんで…?
そのため5丁目交番に何人勤務しているのかすら不明だが、一度に5人登場したことがあるためそれ以上はいる模様。
激似のばあちゃんがいるが、おまわり全員が別のばあちゃんの孫のため兄弟でも親戚でもないらしい。マジでどういうことなの…?
なお、ミーティアたちは同じ交番に勤務(&居候)しているが、交番は元々彼らおまわりの勤務する地球警察の交番である。
本来ミーティアたちの交番と家は宇宙警察が用意するはずだったが、宇宙警察本部の手違いによりそれらがアメリカに作られてしまい、勤務地(日本)から離れすぎて使えなかったため一緒に働くことになった。
交番は元は2階建てで1階がオフィス、2階が仮眠室という作りだったが、ミーティアたちが勝手に3階に自分たちの居住スペースを増築。後に地下会議室まで増築され、交番は着々と宇宙警察に侵略されている。
タコ型宇宙人。記念すべき本作最初の逮捕者。
1話でスーパーで盗み(リンゴのタダ食い)を働いたところをミーティアに光線銃で撃たれ逮捕された。
店長の厚意によりその後はスーパーで真面目に働いているが、登場の度に理不尽に光線銃で撃たれている。
桜子というタコ型宇宙人の彼女がおり、同棲している。
猫型宇宙人の怪盗。猫耳と尻尾の生えたグラマーお姉さん。プレアデス泥棒女学園という泥棒学校出身。
予告状を出して盗みに入る怪盗だが、リサーチ不足やうっかりが原因でいつも失敗している。変装の腕前だけは良いが、妙なアクシデントで変装が解けてしまったり状況に合わない変装をして見破られている。
父親も元怪盗だがやはり予告を出しては失敗を繰り返し、現在は引退して建設会社を経営している。
種族不明の宇宙人の女優。巨乳美少女。
ミーティアたちもハマっている人気テレビ番組「黄色戦隊イエロージャー」に仮面をかぶった悪の皇帝デス山キル太郎役で出演している。
元々女優を夢見て地球に来たが役が貰えず、思い切って悪者の扮装をしてオーディションに行ったらデス山役で受かってしまったという経緯があるため、デス山の中身が美少女であることを世間は知らない。
悪役として迫力がないことで悩んでいたが、履歴書写真からデス山が美少女であることを知っていた共演者たちの発案により、後にイエロージャー6人目の戦士「たんぽぽシックス」として顔出し出演を果たした。
全員イエローの戦隊ヒーロー。ミーティアとかぐやはこの番組の大ファン。
構成員は黄色ワン、山吹ツー、レモンスリー、だいだいフォー、ウコンファイブの5人だったが、後にたんぽぽシックスが加入して6人体制になった。
テレビのヒーローのはずだがプライベートでもスーツは着たまま。レオーネからの緊急コールを受けて銀行強盗を撃破したこともあるなど、現実でもヒーローっぽいことをしている。
必殺技は「黄な粉餅ファイナルアタック」。
宇宙警察署長。プロキオンと同じくパトランプを頭に乗せた子犬の姿の宇宙人。
のほほんとした性格の持ち主で、ミーティアたちの交番を視察に訪れた際もその勤務態度を見逃す超フシアナっぷり。
しかし、短距離ならば目にもとまらぬ速さで動ける能力を持つほか、若い頃は「とびっきり笑顔の甘えんボーイ」の異名で恐れられた敏腕刑事であったりと実はすごい人。
シエルという美人の奥さんがいる。シエルも犬型の宇宙人だが犬耳と尻尾以外人間そっくりのミーティアたちとは異なり、より犬っぽい顔立ちをしている。
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最終更新:2025/12/09(火) 06:00
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